スポーツ
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スポーツ 2019年01月23日 06時00分
那須川天心リベンジのつもりが…宿敵ロッタンがRISE世界トーナメント欠場!
キックボクシングイベントRISEは、3.10大田区総合体育館大会から開幕する『RISE WORLD SERIES』に参戦予定だったロッタン・ジットムアンノン(タイ)が58kgトーナメントを欠場すると発表した。ロッタンは昨年6月に那須川天心を最も追い詰めた男として、天心とともに優勝候補に挙げられていた。 ロッタンの欠場についてRISEの伊藤隆代表は「ロッタン選手の欠場についてファンの方々には大変申し訳なく思います。今後ロッタン参戦が全くなくなったわけではなく、タイミングを見てONEと協議してオファーしたいと思います」とコメントしている。 今後もロッタンにオファーをしていくことを強調したが。現在ロッタンはシンガポールの格闘技団体ONEチャンピオンシップ(ONE)と契約を結んでいる。ONEは3.31両国国技館大会で日本に初進出することも決定。今回、RISEとロッタンは昨年末にジムレベルで参戦に合意し、先日行われた会見でもロッタンから「決勝で天心を倒す」というコメントが寄せられていた。しかし、ONEとの話し合いがうまく進まず、今年に入り数回協議したがスケジュール調整がつかず、参戦不可能となったとRISEは説明している。 天心は「ロッタン選手をしっかり倒さないとスッキリしない」と意気込んでいた。微妙な判定勝ちとなった昨年6月のリベンジを今回のトーナメントの決勝で果たしたかっただけに、残念なニュースだ。 代替選手としてタイのラジャダムナンスタジアム王者、ルンキット・モーベストカマラーの参戦が決まった。ルンキットは昨年10月にロッタンとラジャダムナンタイトルマッチで対戦し判定勝利し、新王者となった18歳の新鋭。天心戦の後にロッタンに勝った選手ということだけでも十分な実績であることが分かるが、天心よりも若いというのも大きなポイント。またこれでルンピニースタジアム王者のスアキムに続き、タイの二大殿堂スタジアムの現王者が58kgトーナメントに参戦することとなった。天心にとっては個人的なリベンジはお預けとなってしまったが、世界一を決めるトーナメントとしては、それにふさわしいメンバーがそろったのではないだろうか。 若き王者・ルンキットは「タイでも話題になっていたRISEに出場できることになりとてもうれしい。ロッタンが日本で有名になったみたいだけど、そのロッタンも僕には勝てないからね。このトーナメントで僕が負ける可能性は0パーセントだ」と「負ける可能性がない」、つまり優勝宣言をしている。 ルンキットを招聘したMuayThai Super Fightの佐藤孝也代表は「ルンキットは18歳ながら、昨年10月にロッタン・ジットムアンノンとラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級タイトルマッチを行い5R判定勝利。同じくこの58kgトーナメントに出場するスアキムには昨年のラジャダムナンスタジアム生誕記念興行で大接戦の末敗れているものの、2月1日に再戦が決まっています。サウスポーからの左ミドルでどんな相手でも冷静にコントロールし冷酷にとどめを刺す、“灼熱の国のアイスマン”。現在、セクサンとともに最もタイで注目を集めるヨード・ムエ(超一流選手)です」とルンキットの実力に太鼓判を押している。2月1日に行われるスアキムとの頂上決戦の再戦を制するようなことがあれば、ロッタン以上の難敵になるのは間違いない。 天心が当たるとすればお互いに決勝まで勝ち上がるのが条件となるが、天心とスアキムは同ブロック。昨年2月に「今までで一番強かった」と言わしめたスアキム戦の再戦が準決勝で実現する可能性は高い。ルンキットとスアキムの2.1決戦の結果が、RISE世界トーナメントに影響を与えるのは必至。天心が世界一のキックボクサーであることを証明するために、格闘技の神様は天心に新たな試練を与えたようも見える。ただ、天心は「強いヤツ」と試合をするのが本望。この試練を楽しみながら乗り越えてくれるだろう。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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スポーツ 2019年01月22日 22時10分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ビル・ロビンソン」“正統派外国人”として日本マット界に多大な貢献
ヨーロッパ式のレスリングテクニックに定評があり、晩年には東京の杉並区高円寺でトレーナーを務めていた“人間風車”ビル・ロビンソンは、日本のプロレス界に多大な足跡を残した名選手である。※ ※ ※ アントニオ猪木の失神KO敗戦という衝撃的結末となった1983年の第1回IWGPリーグ決勝戦。 今では「失神は猪木個人で仕組んだフェイク」というのが通説とされ、さまざまな推測がなされてきた。そうした中で、これまであまり取り上げられてこなかった、しかし、真相に近い裏事情があったのだという。「猪木はあそこでホーガンに勝ちを譲ることで、新日本プロレスのエースに据えようという考えだったのです」(新日関係者) この当時、40歳を迎えた猪木は選手としてのピークをすぎ、重度の糖尿病など体調面の不安も抱えていた。また、自身の手掛けたアントン・ハイセル事業などの不調から、ビジネスに注力したいとの思いもあった。そのため、タイガーマスク人気で新日が好調な今こそ、後継者づくりのチャンスと考えたわけである。 キャリアからすれば藤波辰爾や長州力がその最右翼ではあったが、ライバル団体である全日本プロレスの次期エース・ジャンボ鶴田と比較した際、体格面で引けを取りスケール感で劣る。 そこに登場したのが海外武者修行帰りの前田日明だったが、まだエースとするには実績も知名度も伴っていない。そこで、一時的な“つなぎのエース”として、ホーガンを抜擢しようと目論んでいたのだ。「この時期のホーガンはアメリカではWWF(現WWE)を離脱し、AWAに参戦していたものの、決してトップの扱いではなかった。そこに新日が目をつけて、すでに前年12月のMSGタッグリーグ戦では猪木&ホーガン組が出場して優勝するなど、エース禅譲への道筋はつけられていた。入場時の一番ポーズやその関連グッズなども、日本におけるホーガン人気を定着させるために、新日側が主体となってプロデュースしたものです」(同) 結果的には出演映画『ロッキー3』の公開以降にアメリカで人気が爆発し、ホーガンも古巣のWWFに戻ることになったが、その後の人気ぶりからも新日側の狙いは決して間違ってはいなかったと言えよう。★全日では鶴田の育成が役どころ さて、前置きが長くなったが、新日においては外国人エースはなじみがなかったものの、他団体では以前から存在していた。その代表格が’68年から’69年にかけて、国際プロレスのエースの座を担ったビル・ロビンソンである。 力道山の死後、’66年に日本プロレスから離れた当初は、所属選手を抱えずシリーズごとに選手を招聘していた国際プロだが、’67年後半にTBSの後援を得て団体の形式になると、エースの座には新人のグレート草津が抜擢された。 しかし、草津は初のTBS系列による全国放送が実施された試合で、ルー・テーズに惨敗。サンダー杉山や豊登らベテラン勢も振るわず、日プロから大木金太郎を引き抜く計画も失敗してしまう。 そんなところへ初来日となったロビンソンは、未知の必殺技だったダブルアーム・スープレックスで注目を浴びると、2度目の来日時にはIWAワールドシリーズに優勝して初代IWA王者に認定される。以後も継続参戦して王座防衛を重ね、その防衛回数は28回にも及んだ。 外国人エースが外国人を迎え撃ってメインイベントを務めるなどは、日本ではまったく初の試みであったが、これを成立させたのはひとえに、ロビンソンの卓越したテクニックによるものであった。また、この時期のロビンソンはリング外でもトレーナーとして、まだ若手だったアニマル浜口やマイティ井上らを指導している。 ’70年以降はアメリカに主戦場を移したものの、ロビンソンの国際プロへの参戦は続き、’74年の蔵前国技館大会でもバーン・ガニアのAWA王座に挑戦するかたちで、やはり外国人対決によるメインイベントを実現させている。 ’76年から参戦した全日では、ジャイアント馬場が絶対的エースだったため、ロビンソンは鶴田のライバル役としてポジションを与えられた。当時の全日において鶴田の育成は最大の課題であり、ロビンソンはその指導者に見込まれたわけである。 日本人のヒーローが外国人の悪役を倒すというのが定番であった日本のプロレス界において、正統派外国人として長く第一線で活躍を続けたロビンソンは、まったくもって希少な存在であった。「結局、アメリカで主要タイトルを取れなかったロビンソンですが、これは“正統派の外国人”という側面が大きい。関係者からの評価は高かったものの、アメリカの一般大衆からすると、英国紳士然としたロビンソンは、どこか気取っているふうに見えて、大きな人気は得られなかった」(プロレスライター) そんなロビンソンを早くから受け入れてきた日本のプロレスファンは、世界基準から見ても相当意識が高かったと言えようか。ビル・ロビンソン***************************************PROFILE●1938年9月18日〜2014年2月27日、イギリス・マンチェスター出身。身長185㎝、体重113㎏。得意技/ダブルアーム・スープレックス、ワンハンド・バックブリーカー。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年01月22日 21時30分
映画『パパはわるものチャンピオン』の世界が現実に!ゴキブリマスク再登場を示唆!
新日本プロレス『NJPWプレゼンツCMLLファンタスティカマニア2019』▽21日 東京・後楽園ホール 観衆 1,582人(札止め) 新日本プロレスの棚橋弘至が主演を務めた映画『パパはわるものチャンピオン』を記念したスペシャルタッグマッチが21日、後楽園ホール大会で行われた。 棚橋はかつてライオンプロレスのエースだったが、膝の怪我により悪のマスクマン、ゴキブリマスクとなる役柄。田口隆祐演じるギンバエマスクとヒールタッグを結成した。一方、ライオンプロレスのチャンピオンで人気選手のドラゴンジョージはオカダ・カズチカが、『G1クライマックス』をモチーフにしたトーナメントに出場していたスイートゴリラ丸山を真壁刀義がそれぞれ演じた。 今回のスペシャルタッグマッチでは、ジョージ&丸山 対 ゴキブリ&ギンバエがライオンプロレス提供マッチとして実現した。現在、新日本本隊とCHAOSが対バレットクラブで休戦状態にあることから、実現できた夢のカードである。 「ゴキブリ帰れ!」 先に映画と同じくアルミのバケツに詰め込んだ凶器を持参し、ゴキブリとギンバエが入場すると、場内は大ブーイングに包まれ、「ゴキブリ帰れ!」の大合唱。続いて現れたジョージ&丸山には黄色い歓声が飛んだ。ジョージはリング中央で、人差し指を立てる決めポーズを決めてみせる。腰にはライオンプロレスのチャンピオンベルトが巻かれていた。コアなファンが集まる後楽園が会場だったこともあり、観客の8〜9割は映画を鑑賞していたもよう。試合は、映画で繰り広げられた試合よりもファンの熱量を感じる好勝負になった。 特にゴキブリはヒールファイトに徹しており、ギンバエのコミカルヒールともスイングしていた。またジョージもスーパーベビーフェイスとして、“久々に”輝いて見えたのが印象的だった。丸山とのタッグもスムーズ。ゴキブリ&ギンバエの殺虫剤攻撃や、凶器攻撃に苦しんだ場面があったものの、最後はジョージがギンバエにレイン…いやドラゴンメーカーを決めて、ジョージ&丸山が新日本マットデビュー戦を勝利で飾った。ジョージと丸山はポーズを決めてから退場。ギンバエは若手に抱えられながら退場、ゴキブリは若手に凶器をバケツに入れさせると、それを抱えながら退場した。 先にインタビュールームに現れ「ジョージ!ジョージ!」と叫びながら長椅子に寝転んだギンバエだったが、ここでIWGPジュニアヘビー級王者の石森太二が現れギンバエに殺虫剤攻撃。するとマスクを剥ぎ取り、次期挑戦者であるギンバエ…いや田口隆祐を挑発した。 石森が去った後、ゴキブリが現れ「ギンバエ!大丈夫か?」と声をかけると、素顔のギンバエは「やられたあ」と力なく言葉を発するのが精一杯。ゴキブリは「いいか!よく聞けよ!ゴキブリはな、しぶてぇぞ!何度だって戻ってくるからな!」と“続編”を示唆。一方の丸山も「これ、続きあるかもしれねぇぞ」再来を匂わせ、ジョージも「新日本プロレスには素晴らしい選手がたくさんいる。オカダ・カズチカ選手と対戦したい」と再登場も否定しなかった。 映画『パパはわるものチャンピオン』は3月6日に映像化が決定しており、1000件を超えたという同映画のプロモーションをこの時期に再び行うことが決定している。3月6日は新日本プロレスの旗揚げ記念日。旗揚げの地、大田区総合体育館での記念大会開催が今年も決定している。「後楽園以外の会場でどこまで響くか」という課題はあるかもしれないが、ゴキブリマスク、ギンバエマスク、そしてドラゴンジョージを1回で終わらせてしまうのはもったいないと思わせるような試合だっただけに、新日本マットでの続編に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月22日 17時30分
「どっちを見ればいいんだ…」共に激闘のサッカー・テニスにファンもおおわらわ?
21日に行われた、サッカー・アジアカップラウンド16の日本対サウジアラビア。日本が1−0で見事勝利を収めたこの一戦だが、思わぬ“板挟み”の中で、この試合に声援を送っていたファンも多かったようだ。 今回の一戦が開始されたのは、21日の午後8時。勝てばベスト8進出、負けたらベスト16敗退となるこの試合は、日本、サウジアラビアのどちらにとっても絶対に負けられない一戦。試合は日本が前半20分にDF冨安健洋が貴重な先制点を挙げたものの、ボール支配率で上回るサウジアラビアも攻勢を見せるなど、一進一退の攻防が展開された。 一方、そんな重要な試合の裏では、もう一つの負けられない戦いが壮絶な展開となっていた。それは、同日の午後4時過ぎから行われていた、テニス・全豪オープン4回戦の錦織圭対パブロ・カレノブスタ。第1セット(6−7)、第2セット(4−6)を連取された錦織が、驚異的な巻き返しを見せたことで試合は長期戦に。その結果、両試合はサッカーの試合開始から1時間ほど“バッティング”することとなった。 かたや注目の前半戦、かたや勝負の終盤戦となった同時進行の両試合。どちらも観戦したいファンにとって、この状況はある意味“戦い”だったようで、同時間帯のネット上には「一体どっちを見ればいいんだ…」、「サッカーもテニスも気になるから交互に見ないと」「テニスとサッカーの二刀流は忙しい」、「どっちも捨てがたいから2画面視聴にした」といったコメントが数多く寄せられていた。 その後、午後9時過ぎに錦織が5時間5分、フルセットタイブレークまでもつれた死闘を制したことにより、テニス、サッカーの“同時開催”は終了。“単独開催”となったサウジアラビア戦も、日本が前述の先制点を最後まで守りきり、見事にベスト8進出を決めることとなった。 「スーパームーン」と呼ばれる満月が、列島各地で観測された日でもあった21日。交互に声援を送り続けたファンの心も、夜空のお月様のように明るくなったことだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月22日 17時10分
阪神 矢野監督が契約最終年・鳥谷に肩たたきと英才教育
阪神を長く支えてきた鳥谷敬(37)に、「決断の時」がきた。慣れ親しんだショートのポジションへの再挑戦が認められた背景には、矢野燿大監督(50)の真意が他にあったのだ。「最も影響力の大きいベテランですから、鳥谷の不振がそのままチームの低迷に繋がると言っても過言ではありません。鳥谷がショート奪回に必死になれば、自ずとチームにも活気が戻ります」(在阪記者) 年齢のことや近年の打撃成績を考えれば、「北條史也(24)有利」と言わざるを得ない。それに鳥谷を優先すれば、世代交代は遅れる。また、チームを活性化させるだけの再コンバートだとすれば、功労者の晩節を汚すことにもつながる。「鳥谷にとって、’19年は進退のかかったシーズンとなります」(ベテラン記者) 5年総額20億円(推定)の大型契約は今季で満了する。来年以降も契約を望むのであれば、2割3分台まで落ち込んだ打棒の復活は必須だ。そんな厳しい状況下で、あえて茨の道であるショート再奪取に挑戦したことになる。「元気な鳥谷が戻ってくれば御の字。指揮官として、『死に場所』を与えてやったということでしょう。ただ、矢野監督はベンチスタートとなったときの鳥谷の対応策にも着手するつもりです」(球界関係者) スタメンを外された金本政権下でのこと。鳥谷は眉間に皺を寄せ、グラウンドを見ていた。身を乗り出し、声も出していたが、矢野監督はそれだけでは物足りないとしている。「ベンチの中央付近に陣取り、戦況を見つめていました。矢野監督は自分のすぐそばに座らせ、直接話し掛ける」(同) 最終的な采配の決断は矢野監督が下す。参謀役の清水雅治ヘッドコーチも真横に陣取るだろうが、その前に鳥谷にも意見を語らせる場面も作る。指揮官となる将来に備えての“帝王学伝授”である。「矢野監督は捕手も育てていく。また、組織としてのチーム改革も視野に入れています。鳥谷は球場一番乗りの練習熱心さなど、背中でチームを引っ張ってきましたが、言葉で後輩に伝える場面がなかった」(同) 控えにまわった鳥谷はその経験を指導者となったときに生かす。主に精神面での話だが、この時に試合展開を読む力を養えるかどうかで大きく変わる。 定位置奪回は、個人の話。複数年契約を無事に終えたとき、鳥谷には別の肩書も加わりそうだ。
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スポーツ 2019年01月22日 06時00分
蝶野正洋「よく見とけガッデム!」2.15プロレスマスターズTEAM2000選抜を発表!
2月15日に武藤敬司プロデュースの『プロレスリングマスターズ』後楽園ホール大会が開催される。メインイベントの『BAT vs TEAM2000』の8人タッグマッチに出場する蝶野正洋のTEAM2000の選抜メンバー4選手が発表された。 昨年2月16日の後楽園大会以来、1年ぶりの復活となるTEAM2000だが、前回はAKIRA、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤が登場。蝶野正洋がマネージャー役としてセコンドにつき、藤波辰爾、長州力、武藤敬司、獣神サンダー・ライガーの90年代新日本プロレスドリームチームと対戦すると当初は発表されていた。しかし昨年は小島が負傷欠場したため、かつてnWoスティングのリングネームで、新日本やアメリカWCWで活躍したスーパーJが久々に緊急来日。90年代のファンを喜ばせている。 今回は、新日本から天山と小島のテンコジタッグが参戦し、ヒロ斎藤、スーパーJを加えた4選手が選抜メンバーとなった。前回欠場した小島は昨年9月に復帰し、コンディションは絶好調。元気な姿を見せてくれることだろう。ちなみに天山、小島、ヒロは、2017年1.5新日本後楽園大会で、前日の1.4東京ドーム大会の『ニュージャパンランボー』のため来日したスコット・ノートン、そして新メンバー?チーズバーガーとのタッグで、蝶野がいないTEAM2000を復活させた。ケニー・オメガ、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ボーン・ソルジャー(初代)のバレットクラブとの時空を超えたユニット対決に快勝しており、その続きが期待されていた。 今回、メンバーを選抜した蝶野は「オイ、プロレスリング・マスターズ! 2月15日後楽園ホール!TEAM2000のメンバーは天山!小島!スーパーJ!そして、ヒロ斎藤!このメンバーだ!武藤!BATT?本当にメンバー集まるのか?顔じゃねぇんだよ!いいか、TEAM2000は絆が違うんだよ。プロレスリング・マスターズは俺達、TEAM2000が仕切る!よく見とけガッデム!」とコメントした。 一世を風靡したnWoジャパンから分裂する形で誕生したTEAM2000だが、当時武藤が率いていたnWoジャパンとの生き残り軍団抗争を制したTEAM2000が、nWoジャパンの天山、小島、ヒロらを吸収。1人となった武藤はグレート・ムタとしてWCWと契約し、日本マット復帰後、BATTを結成したという経緯がある。 TEAM2000に所属したメンバーはBATTに比べるとはるかに多い。今回はオリジナルメンバーであるAKIRAが外れ、nWoジャパンから“引き抜かれた”メンバーだけを選抜された。武藤としてはBATTの選抜メンバーに、TEAM2000のオリジナルメンバーでもあるドン・フライを是が非でも招聘したいところ。馳浩が国会会期中で出場できないだけに、マスターズのリングを黒に染め上げられることをいかにして阻止するのだろうか?あとはBATT選抜メンバーの発表が待たれる。 現在も新日本の所属選手として活躍中のテンコジが揃い踏みする。単なる同窓会のような試合ではなく、これが平成最後の結成になるであろうTEAM2000のさらなる進化に期待したい。取材・文 / どら増田写真 / ©︎プロレスリングマスターズ
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スポーツ 2019年01月21日 21時30分
「ベンチ裏でコソコソ話して…」西武・熊代聖人の声出しに隠された秘密とは?
埼玉西武ライオンズの熊代聖人が、チームメイトの山川穂高、森友哉、金子侑司、山田遥楓と共に20日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演。自身が担当する試合前の声出しについての秘密を暴露された。 昨シーズン、パ・リーグを制したチームについて「僕の声出し、訓示で優勝できた」と自身の存在をその一因に挙げた熊代。番組ではその一例として、「ライオンの雄は狩りをしないでどっしり構えている。それが俺じゃ! ベンチは俺が温めるから、お前ら行ってこいや!」、「サメは認識した獲物に飛びかかる。まさにサメ打線や! やっぱりなんと言っても、熊代の訓示はおジョーズ!」といった言葉も紹介された。 「試合に負けたら交代していくルールがあったんですけど、熊代さんが始めてからいつの間にか独占するように」と金子も語る通り、今や選手のみならず、ファンの間でも“熊代劇場”として定着した熊代の声出し。しかし、その声出しについて森は「実はゴーストライターがいる」と衝撃の一言を口にした。 熊代のゴーストライターとして名前が出されたのは、今オフにFAで巨人に移籍した炭谷銀仁朗。森によると、この両者は「ベンチ裏でコソコソ話して、(熊代が)嬉しそうに『分かりました!』」といった流れで内容を練っていたようで、話がウケた時に炭谷の顔を見ると、「めっちゃ嬉しそうにしていた」という。 炭谷との“合作”で、チームの雰囲気作りに貢献していた熊代。炭谷不在となる今シーズンについても「もし行き詰まったら、すぐに電話します」と話し、スタジオの笑いを誘っていた。 今回の放送を受けたネット上には、「やっぱり熊代の訓示は面白いわ」、「まさか炭谷が熊代のブレーンを務めていたとは」、「今シーズンの訓示も楽しみだなあ」といったコメントが寄せられている。番組の最後には出演者全員の前で声出しを披露する場面もあった熊代だが、今シーズンはどのような言葉でチームの士気を高めていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月21日 20時00分
DeNA宮崎選手にサイン断られファンが「死ね」の暴言 オリックス選手がSNSで告発し波紋
プロ野球・オリックスの宮崎祐樹が、自身のインスタグラムを更新。母校・亜細亜大でともに自主トレを行うDeNA・宮崎敏郎に一部ファンが働いた悪質な行為を告発した。 宮崎祐は、ファンあってのプロ野球とした上で、サインを書いてもらえなかったと言って、カードを破り捨て大学の敷地内に投げ捨てたファンに苦言を呈した。練習前の宮崎敏選手に対して『死ね』と罵声を浴びせかけたことも伝えた。そのことについて“間違っている”と強い怒りを表し、大学の敷地内にゴミを捨てることについても腹が立つと、憤る気持ちを吐露。また、この投稿に添付された写真には、ビリビリに破かれたDeNA・宮崎敏のカードが映し出されていた。 その後、自身も時間が無い時はサインや写真を断る事があるとを投稿。サインにはできるだけこたえているが、できないことがあることもわかって欲しいと訴えた。最後には、他のファンがが来れなくなることを心配し、やめて欲しいと切実に訴えた。 上記の他にも、破った色紙を宮崎敏の車に投げつける人間がいたとの情報もある。とうてい許されるべきではないこれらの悪質行為に対し、ファンから「どうせ転売目的だろ、マジでしょうもない連中」、「こんな非常識な奴はファンでもなんでもない、人としてどうかと思う」、「選手にこんなこと書かせるなんて何考えてんだ」といった批判が数多く寄せられている。 今月10日配信記事でも触れた通りだが、昨今は今回のような事例が頻発している。自己中心的な考えを持つ一部のファンによって、何の罪もない選手やファンに迷惑がかかっている現状は非常に残念と言わざるを得ない。 こちらも10日配信記事に記したことだが、改めて述べたい。“自分が良ければそれでいい”などと考えている一部の人間には、今一度節度や自覚を見つめ直してもらいたい。文 / 柴田雅人写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年01月21日 17時30分
丸佳浩の獲得失敗でロッテが大型トレードに出る?噂の移籍候補はあの投手
ロッテオリオンズ誕生から50年。その記念イベントを今シーズンも予定している千葉ロッテマリーンズが“巻き返し”を図る。 「昨年末は広島からFA宣言した丸佳浩外野手の獲得交渉に臨んだものの、巨人にさらわれてしまいました。外野手の補強を予定していたので、このままキャンプインするということはないと思います」(プロ野球解説者) そもそも、千葉ロッテは打線強化の意味合いも兼ね、「強打の外野手」を探していた。甲子園を沸かせた大阪桐蔭高の藤原恭大外野手を指名することには成功したが、それで補強終了とは見ていなかったようだ。 「時系列で振り返ってみると、千葉ロッテがまだ補強を続けたいと思っているのは一目瞭然です。ドラフト会議が昨年10月25日、丸と交渉したのはその後の11月22日でした。藤原は将来のクリーンアップ候補ですが、1年目から結果を求めるのは厳しいと判断したんじゃないですか」(前出・同) 丸との交渉失敗後、千葉ロッテは16年の本塁打王で、昨季も26アーチを放った前日ハムのブランドン・レアード(31)を獲得した。日本での実績も十分であり、打線強化は確実だが、問題は守備位置。レアードは内野手であり、日本ハムでは主に三塁を守ってきた。千葉ロッテの三塁にはチームリーダーの鈴木大地がいる。17年ドラフト1位の安田尚憲も控えている。レアードを含めたこの3人の起用法は決まっていない。生かすも殺すも、井口資仁監督の手腕にかかっている。 「昨季獲得した助っ人のドミンゲスも、本職は三塁手でした。4番として期待し獲得したのに、日本の野球に慣れる前に井口監督が我慢しきれず、結局、鈴木に任せる格好となってしまいました。鈴木を外せば、チームの士気に影響するし、レアードを使わないのは愚策。レアードを一塁か指名打者に回す策もあるが、新加入のバルガス、昨季チーム最多アーチを放った井上とポジションが重複してしまう」(ベテラン記者) どのポジションも競争。チームに緊張感を与えるのは間違っていないが、またもやポジションがかぶるレアードの獲得に批判的な声は多く聞かれた。 「その一方で、外野手が手薄なんです。誰かをコンバートするのかなあ?」(前出・同) こうしたチーム事情もあって、「千葉ロッテが新たな外野手を補強する」との情報があるのだ。 「いや、昨年末にエースの涌井の放出トレードを画策しているとの情報もありました。涌井は現状維持の2億円で契約を更改しましたが、ロッテでは『割高の選手』ということになります」(球界関係者) 涌井は7勝9敗と成績はイマイチだったが、打線の援護に恵まれなかった“不運”もある。契約更改時には背番号を「18」に変更すると同時発表された。エースナンバーである。トレード説が本当なら、放出要員に18番は渡さないはずだ。もっとも、涌井は17〜18年オフに米球界挑戦を前提に海外FA権を行使したが、失敗。“出戻り感”やいづらさもあるのかもしれない。また、涌井が交換要員なら、レギュラークラスの外野手放出に応じる球団も出てくるはずだ。 「昨季、ロッテは初の経営黒字を報告しました。チーム全体が活気づいていたのに、丸の交渉失敗で一変してしまいました。国内トレードで『打てる外野手』を補強するとしたら、ネームバリューのある選手を獲らないと…」(前出・同) トレードによる補強でチームの活気を取り戻すとしたら、それ相応の選手を放出しなければならない。“18番”の実績を惜しむのなら、藤原に賭けてみるしかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年01月21日 17時10分
中日 松坂大輔「200勝」優先にチームが空中分解危機
ゴールデンルーキー・根尾昂が連日メディアで取り沙汰されている中日だが、新たな難題に直面していた。“平成の怪物”こと松坂大輔(38)の扱い方だ。「’18年の中日は若い選手が育ち、チーム再建に希望の持てるシーズンとなりました。観客動員数もアップしました。その最大の功労者は松坂です」(名古屋在住記者) 右肩痛の癒えた松坂は昨季、11試合に登板し、6勝を挙げた。しかも、松坂が登板する試合は大観衆となり、ファン投票1位で球宴にも選ばれた。中日経営陣はホクホク顔だったが、喜んでばかりはいられない。「背中を痛め、1カ月ほど投げられない時期もありました。先発投手なのに、登板間隔がバラバラ。1度投げたら、10日以上空けなければならないし、『休みながら使う』というのが、与田剛新監督(53)の見解でしょう」(同) ところが、だ。昨季の勝ち頭(13勝)であるガルシアが契約延長の交渉でモメて退団。これで「6勝」の松坂がチーム勝ち頭タイとなり、数字上「開幕投手候補」となったのだ。「松坂は日米通算170勝となりました。200勝達成に色気を示しており、自分では復活を遂げたと思い込んでいます」(球界関係者) 昨季の数字を見る限り、「あと30勝」を達成するには5年が必要。“エース松坂”という扱いに営業サイドは大賛成だろうが、現場を預かる与田監督はたまったものではない。ローテーションが不規則なロートルが稼ぎ頭では、6年連続Bクラスのワースト記録を更新させるだけだ。「松坂と同じ6勝を挙げた笠原祥太郎とは、中身が全然違います。笠原は3勝が広島からで、唯一、広島に勝ち越す原動力となりました。笠原を主軸に、ドラフト2位の梅津晃大、昨季後半戦でローテ入りした藤嶋健人など若い投手で先発陣を固めたいと与田監督は思っているはずです。松坂は先発枠の争いで負けてしまうかもしれない」(同) かといって、肩に不安を抱える松坂にリリーフ登板はさせられない。若手が順調に育てば二軍落ちだろう。「谷間の先発となっても、営業サイドは許しませんよ」(前出・名古屋在住記者) 与田監督は侍ジャパンの投手コーチ時代、若かりし頃の松坂を見ている。「何とかしてやりたい」とは思っているものの、シビアな評価を下しているという。 だが、松坂は完全復活を自負している。ローテの谷間扱いとなれば面白くない。「伊東勤ヘッドコーチは西武監督時代に松坂を指導してきました。伊東ヘッドが松坂を叱ったり宥めたりしていくのでは」(同) 荒木雅博、岩瀬仁紀、浅尾拓也らのレジェンドが引退した今、松坂はチームの精神的支柱にならなければならないが、善くも悪くも投げたがりの性格。ローテ入りがアブないと分かれば、後輩たちの面倒など見ていられない。“反乱分子”と化すおそれもあるのだ。「昨季の松坂は、自己申告で投げるか投げないかを決められました。森繁和前監督が特別扱いし、周囲もそれを許していたからです。営業は松坂と新人・根尾で集客アップを狙いたいところ」(前出・球界関係者) 実力主義の采配にムクれなければいいが…。「根尾の起用法も難しい。ファン、経営サイドは’88年の立浪和義以来となる開幕スタメンを期待していますが、ショートの守備力は、現時点で京田陽太のほうが上。根尾を優先すればチームは崩壊してしまう」(同) チーム浮上のカギは、2人の“大物の処遇”にかかっている。
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スポーツ
猪木が東国原知事に闘魂エール
2009年06月25日 15時00分
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スポーツ
日米格闘技界“選手争奪”の舞台裏
2009年06月25日 15時00分
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スポーツ
戦極 石井慧 デビュー戦8・2回避へ
2009年06月25日 15時00分
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スポーツ
野球 ドラフトの目玉・菊池雄星めぐり泣く人笑う人
2009年06月24日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 永田 曙かつぐ!!
2009年06月24日 15時00分
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スポーツ
戦極 石井慧 藤田に猛“口撃”
2009年06月24日 15時00分
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スポーツ
ノア 三沢さんお別れ会は馬場形式
2009年06月24日 15時00分
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スポーツ
球界因縁のライバル(20) 長嶋VS川上(下)
2009年06月24日 15時00分
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スポーツ
本紙独占 猪木吠えた!! 世直し闘魂節
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
ボクシング 辰吉 もうやめてくれ
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
ノア 森嶋がGHCヘビー級王者・潮崎に挑戦状
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
ノア “鉄人”小橋が惜別チョップ
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
ノア 秋山が再起を誓った
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
ノア 横浜・仁志&内川が哀悼の意
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 棚橋が杉浦に挑戦ノルマ要求
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
WBCを恨んでいる男
2009年06月23日 15時00分
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スポーツ
球界因縁のライバル(19) 長嶋VS川上(上)
2009年06月23日 15時00分
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野球 松坂大輔 西武逆戻り情報浮上
2009年06月22日 15時00分
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スポーツ
綱とりに燃える日馬富士
2009年06月22日 15時00分