20日の大阪府立体育会館大会で中西学を倒し、王座戴冠を果たした棚橋。「熱愛が発覚しました。(ベルトと)ヨリが戻りました」とチャラ男らしく、棚橋節でベルト奪取の喜びを表した。
だが、休んでいる暇はない。次の防衛戦の相手に対抗戦でしのぎを削るノアの杉浦貴が名乗りをあげてきたのだ。
この日の会見では、杉浦とのV1戦が決定。「今はプロレス界全体が非常に大事な時期。ノアの選手の思いや気持ちをすごい感じます。本音を言うと、オレは新日本が一番じゃないとイヤ。それを証明する」と防衛を誓った。
さらに王者としての注文も忘れなかった。「後藤(洋央紀)を倒したとはいえ、ノアで“手土産”をもってくるのが筋じゃないかと。ノアのヘビー級の選手の首を2、3個とってきて欲しい」と実績作りを厳命した。
「(ベルトという彼女と)仲良しぶりをアピールしていきたい」。4度目の戴冠となった棚橋が今度こそ長期政権を築く。なお、邪道&外道のデビュー20周年記念興行(8月30日、後楽園ホール)も決定した。