2007年9月にデビュー15周年を記念して地元でプロモーターとして初の興行を開催した永田。大盛況で幕を閉じた前回大会から2年、この日は第2弾興行を手がけることになり「2年前にやって好評でまたやってほしいという声があった。昨年病に倒れて復帰したけど改めて健在ぶりもみせたいし」と抱負を語った。
今大会は横綱の手綱を握る。2年前は同期のZERO1大谷晋二郎を呼び寄せたが、今回は「地元の人にプロレスのすごさを伝えたいので曙選手を特別にブッキングした」というように、曙の招へいが決定。現時点で対戦カードは未定だが「せっかく2年ぶりに新日本に上がってもらうなら、僕は組んだ方が良い。敵対してる方だと横綱のスケールを殺してしまう」と横綱との共闘を示唆する。
「この大会をレスラー永田裕志のリスタート地点としておもしろいことをやっていく」とは永田。ミスターIWGPは横綱との合体を機に、プロモーターの権限を最大限に活用し、虎視眈々と新たな仕掛けを企てている。