宮崎祐は、ファンあってのプロ野球とした上で、サインを書いてもらえなかったと言って、カードを破り捨て大学の敷地内に投げ捨てたファンに苦言を呈した。練習前の宮崎敏選手に対して『死ね』と罵声を浴びせかけたことも伝えた。そのことについて“間違っている”と強い怒りを表し、大学の敷地内にゴミを捨てることについても腹が立つと、憤る気持ちを吐露。また、この投稿に添付された写真には、ビリビリに破かれたDeNA・宮崎敏のカードが映し出されていた。
その後、自身も時間が無い時はサインや写真を断る事があるとを投稿。サインにはできるだけこたえているが、できないことがあることもわかって欲しいと訴えた。最後には、他のファンがが来れなくなることを心配し、やめて欲しいと切実に訴えた。
上記の他にも、破った色紙を宮崎敏の車に投げつける人間がいたとの情報もある。とうてい許されるべきではないこれらの悪質行為に対し、ファンから「どうせ転売目的だろ、マジでしょうもない連中」、「こんな非常識な奴はファンでもなんでもない、人としてどうかと思う」、「選手にこんなこと書かせるなんて何考えてんだ」といった批判が数多く寄せられている。
今月10日配信記事でも触れた通りだが、昨今は今回のような事例が頻発している。自己中心的な考えを持つ一部のファンによって、何の罪もない選手やファンに迷惑がかかっている現状は非常に残念と言わざるを得ない。
こちらも10日配信記事に記したことだが、改めて述べたい。“自分が良ければそれでいい”などと考えている一部の人間には、今一度節度や自覚を見つめ直してもらいたい。
文 / 柴田雅人
写真 / 萩原孝弘