スポーツ
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スポーツ 2019年02月19日 17時00分
松井秀喜が原巨人と決別! 次期監督が完全消滅
ポスト原辰徳監督(60)の筆頭候補とみられていた松井秀喜氏(44)が宮崎キャンプの“臨時コーチ”を断ったことで、物議を醸している。師匠である長嶋茂雄終身名誉監督も、胆石の治療で昨年7月から年末まで入院した影響で宮崎入りを断念…。近年、キャンプの盛り上げに一役買っていた両雄が揃ってキャンセルしたことで選手も地元ファンもいささか意気消沈――。「巨人軍の選手をはじめ、コーチ、監督が一緒になって頑張ってもらいたい。今年は新たな巨人軍になると思う」 これは巨人の山口寿一オーナーが2月9日の練習前、2万4000人が詰めかけたサンマリンスタジアム宮崎で、長嶋氏のメッセージとして代読したものだ。異例のメッセージは、順調なリハビリで長嶋氏が回復に向かっていることをアピールする狙いもあるが、“全権監督”となった原監督の「ミスター&ゴジラ」を排斥する動きを牽制する目的も込められているという。 ある巨人OBの野球解説者は、松井氏の「宮崎入り断念」の背景にあるのが、GM兼任で絶対的指揮権を手にした原監督の“踏み絵”とし、次のように明かす。 「ファン同様に原監督も、松井臨時コーチの到来を期待していた。松井氏がメディアやファンの前で原監督の下で指導すれば、2人の立つ位置が分かる。その延長線上で、今シーズンのオフにコーチ就任を正式に要請し、一軍総合コーチなどを経て2年目にヘッドコーチに昇格、そして3年目に、監督禅譲と考えていたようだ。しかし、松井氏は『若手選手の打撃指導を優先させたい』と、現職であるヤンキースのGM特別アドバイザー続投を発表。その結果、臨時コーチを断念したのが真相だろう」(前出・OB) 原監督が「帝王学を授けたい」と願う根底には、巨人へのチーム愛がある。スター選手だった原監督自身、現役引退後はNHKキャスターとしてスポーツ全般を見て回った後で巨人に戻ったように、即監督には就任していない。読売新聞グループの意向に沿い、長嶋監督の下で野手総合コーチとヘッドコーチを1年ずつ経験し、3年目でようやく監督に就任した経緯がある。 球団も引退後、「即監督」で結果が残せなかった高橋由伸前監督の反省から、次期監督には巨人の伝統、指導を継承してもらい、「その後で監督を」と考えているのだ。「今回、監督を引き受けるにあたり、原監督は山口オーナーに『前回やり残した仕事が一つある。次の監督を育てなかったこと』と話したそうです。自分が長嶋さんの下で学んだように、次の監督にノウハウを授ける。これが、原監督が思い描く監督禅譲なのでしょう」(原監督と親しいテレビ局幹部) さらに、今シーズンの布陣で、あえて「ヘッドコーチを空席にしている」のは、次期監督のためだという。 要するに、2年間服従すれば次期監督を約束するという“踏み絵”…。しかし、引き留める巨人首脳を振り払うようにメジャーへ転身し、名門球団の4番を務めたほか、ワールドシリーズでMVPに輝いた松井氏は、これを拒否。次元の高いプライドから、原巨人と袂を別つ道を選んだようだ。「そこに、ここぞとばかりに割り込んできたのが、捕手に戻った阿部慎之助です。宮崎キャンプでは、昨季までとは一転、模範選手に変身しています」(前出・テレビ局幹部) メーン球場のサンマリンスタジアムでシートノックまでを終えた阿部は、捕手道具を手に小走りで隣接する新ブルペンへ直行。“バッテリーコーチ”として若手投手を指導しているのだ。「次期監督争いで目の上のたんこぶだった松井氏が巨人と決別し、原監督の不満分子と目されていた内海哲也と長野久義は容赦なく放出された。機を見るに敏な阿部は『ここが勝負』と原監督にすり寄ったのです。原監督も、チームのボス猿を手懐ければ、あとの選手はもれなくついてくる。思惑が合致したのです」(ベテラン巨人担当記者) 今季の巨人は、昨季119試合でマスクを被った小林誠司、西武からFAで獲得した炭谷銀仁朗、そして4年ぶりに捕手復帰した阿部が正妻を争う図式だ。2年目の大城卓三、4年目の宇佐見真吾も成長している。「横一線からのスタートと言いますが、原監督の頭の中で正妻は強肩の小林と決めています。エース菅野智之の信頼が厚いのに加え、炭谷の昨季打率は2割4分8厘で小林と五十歩百歩。そこに割って入るのが強打の阿部ですが、監督の意を汲んで『自分は3番手でいい』と引いた。終盤に代打の切り札で登場し、そのまま捕手に就く作戦です。そうすれば球団が3年総額6億円の大枚をはたいて獲得した炭谷は2番手で済み、面子が保てるからです。まさしく処世術。出世が近づくと急に組織に従順になるという典型的パターンです」(スポーツ紙デスク) 阿部は今年1年を“兼任コーチ”で費やし、来季は空席となっているヘッドコーチに就任。東京五輪明けの2021年シーズンに監督就任を思い描いている。これなら丁稚奉公が実質1年で済み、最短コースで監督の座が近付く。 巨人ファンが心待ちする松井監督は消滅した……。
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スポーツ 2019年02月19日 11時50分
楽天イーグルス、新応援曲が「ダサい」「前のほうが良い」と非難殺到 急な刷新の思惑とは
18日、東北楽天ゴールデンイーグルスが選手応援歌を刷新すると発表し、ファンから非難が殺到している。 球団によると、刷新の理由は「著作権などの問題」とのことで、私設応援団と協議を重ね、これまで使用していた応援歌を刷新するのだという。発表に併せ、東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイトで新応援歌が公開された。 応援歌刷新については、16日に既にアナウンスされており、拒否反応が続出。この日開催された舞台上では、東北楽天ゴールデンイーグルス応援プロデューサーのジントシオ氏らが新曲を披露したが、突然「刷新」を伝えられたファンの動揺は激しく、応援を拒否する人が出るなど不満の声が上がっていた。 また、球団創設から応援を担当していた私設応援団についても「解体」の噂があり、非難殺到中。現在のところ私設応援団が、「解体させられたのか否か」については正式なアナウンスはされていないが、解散したと見る人もいる。 突然の「応援曲刷新」に、「なぜ刷新するのか」「意味がわからない」「前のほうが良かった」など、不満を訴えるイーグルスファンで溢れている状況だ。 今回の楽天球団が刷新の根拠とした「著作権」についても、異論が続出しており、楽天応援団が使用していた「青葉城恋唄」や「八木山ベニーランドテーマソング」などを応援曲として使用することについて、「著作権法違反にはあたらないのではないか」との声がある。穿った見方をするファンからは「楽天が応援曲を一括管理してCDを販売し収益を上げたいのではないか」との指摘も上がっている。 さらに、「新曲の出来」にも不満の声が。全体的に「オオオオ」や「打て」「ホームラン」というフレーズと選手名を組み合わせたものばかりだったため、プロデューサーのジントシオ氏に対し、「やっつけ仕事すぎる」「手抜き仕事」と不満が続出する。 ジントシオ氏は千葉ロッテマリーンズ応援曲もプロデュースしていただけに、「全部ロッテに聞こえる」という声もあった。ただし、新曲については決定から発表まで時間がなかった可能性もあるだけに、「ジントシオ氏を責めるのは酷」という声や、「急ごしらえでもなんとか形にしてくれたことを褒めるべき」「ジントシオ氏に責任はない。悪いのは球団」「決起集会で不満が出るのは目に見えていた。それでもステージに上がった彼に罪を着せるのはかわいそう」という擁護の声も出た。 また、オコエ瑠偉選手は自身のインスタライブで「応援歌気に入っているよ」などと発言しているほか、千葉ロッテも応援団の不祥事によって旧応援団が解体し、ジントシオ氏主導で応援歌が刷新され、現在は定着しているだけに「決まったことは仕方ない。時期が来れば慣れる」という声や、「チームそのものが好き。応援なんぞどうでもいい」「いっその事、鳴り物応援を排除してもらいたい」という意見もあった。 現在のプロ野球では、鳴り物応援を楽しみに来場するファンが多く、球団もファンサービスのツールとして考えている様子。あくまでも「私設応援団」ではあるのだが、公式サイトやオーロラビジョンに歌詞を出すなどしており、半ば公認状態となっている。 そんな応援団についてはトラブルも多く、千葉ロッテマリーンズや中日ドラゴンズなど、旧応援団が不祥事によって事実上の解体となっている。いずれも新応援団となった際、応援歌が刷新されているほか、阪神タイガースも曲を一新したことがある。刷新自体はさほど珍しいことではないと言っていいだろう。 しかし、楽天の私設応援団にトラブルなどの情報は入っておらず、特に必要性があったわけではないと思われることや、新規球団としてダントツの最下位に沈んだ苦難の時代から使用し続けた応援曲だけに、ファンは不満だった様子。 楽天球団は本拠地の楽天生命パーク宮城を完全キャッシュレス化する方針を示し物議を醸しており、相次ぐ改革を「改悪」と感じる人も多い。仙台では絶大な人気を誇っているが、それにあぐらをかいた「殿様商売」を続ければ、ファンは確実に離れていくことだろう。文・櫻井哲夫
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スポーツ 2019年02月19日 06時00分
WWE戸澤陽、クルーザー級王座再戴冠失敗も「絶対に諦めない!」
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間18日、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターでPPV『エリミネーション・チェンバー』を開催した。軽量級ブランド205Liveで活躍する日本人スーパースター戸澤陽が先月の『ロイヤルランブル』に続き、PPVという大舞台でクルーザー級王者バディ・マーフィーに挑戦した。 闘志むき出しの戸澤はスープレックスからシャイニング・ウィザードを放つなど、ジャパニーズスタイルで攻め込んでペースをつかんだ。トップロープからフランケンシュタイナーでマーフィーを投げ飛ばすもカウントは2。勢いに乗った戸澤は打撃の攻防からトペ・スイシーダ2発を決め、ロープに倒れ込んだマーフィーに必殺のダイビング・セントーンを浴びせた。必勝パターンに持ち込んだ戸澤だったが、なんとこれもカウント2で返されてしまう。唖然とする戸澤に最後はマーフィーがマーフィーズ・ロウを決めてカウント3。マーフィーが王座防衛に成功した。 戸澤はダイビング・セントーンで試合を決められず、無念の敗戦。今後は新たな試合展開を考えるべきだろう。 試合後、戸澤は「負けてしまいました。でも、クルーザーウェイトのベルトを獲るという夢は絶対に諦めないので、これからも応援よろしくお願いします」と2度目の王座奪取をファンに約束した。 WWEは2大会連続でPPVにクルーザー級王座選手権試合を組んでおり、連続挑戦した戸澤への期待も高い。日本を離れた“あの”男の合流もささやかれる中、1日でも早く再びベルトを巻いておきたいところだ。文・どら増田写真・©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2019年02月18日 21時30分
巨人・菅野と小林の「スガコバ」コンビ解体の危機? 原監督の“捕手サバイバル”方針にファン動揺
「しっかりとしたレギュラーキャッチャーが出てきてほしい」、「併用する考え方は今年やりたくない」、「ピッチャーがキャッチャーを選ぶのは許さない」。 17日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)で、このような言葉を口にしたのは巨人・原辰徳監督。チーム内競争で勝ち抜いた捕手を、今季の正捕手として起用すると明言した。 119試合に出場した小林誠司を筆頭に、大城卓三(66試合)、宇佐美真吾(21試合)といった選手がスタメンを争った昨季の巨人。迎えた今季はFAで加入した炭谷銀仁朗(前埼玉西武)、今季から捕手に復帰した阿部慎之助ら実力者も、この争いに割って入るだろう。 昨季以上にポジション争いを激しくさせ、正捕手を決める方針を打ち出した原監督。しかし、この発言を受けネット上からは「リードの相性考えて柔軟に起用しろよ」、「強いところは捕手併用してるのになあ」、「ここまで断言するってことは誰か干したいのか?」などと疑問視する声もある。 昨季リーグを制した広島と埼玉西武は、前者が會澤翼(103試合)と石原慶幸(57試合)、後者が森友哉(81試合)、岡田雅利(49試合)、炭谷(47試合)といった選手をそれぞれ併用している。 また、2位から日本一となったソフトバンクは主に甲斐拓也(133試合)をスタメンに据えているが、試合後半は高谷裕亮(73試合)を“抑え捕手”として起用している。先に書いたネット上のファンの疑問が、この3チームの捕手事情に影響されたものであることは想像に難くない。 また、寄せられた疑問の中には「スガコバも解体するのか」といった内容のコメントも散見される。“正妻”小林とコンビを組み、2年連続で沢村賞を獲得したエース・菅野智之への悪影響を懸念しているファンも少なくない。 原監督の意向により、にわかに風雲急を告げた巨人の“捕手サバイバル”。果たして、ファンの心配は杞憂に終わるのか、それとも…文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年02月18日 21時10分
オリックス成瀬善久、紅白戦好投で24日ソフトバンク戦に先発登板決定!
オリックス春季キャンプ第3クール5日目(最終日)▽17日 宮崎・清武SOKKENスタジアム白 7-0 紅(9.5回制=10回表で終了)オリックスが春季キャンプ第3クール最終日を17日、宮崎・清武SOKKENスタジアムで行った。この日は首脳陣の発案により、朝10時40分から清武第二球場で、ファームの紅白戦を、12時30分からメインスタジアムで一軍の紅白戦をそれぞれ開催。野手はほぼ出場するとあってファンには堪らない1日となった。ファームの紅白戦では、ドラフト1位の高卒ルーキー太田椋が先制のタイムリーを含む2安打の活躍で、自軍の勝利に貢献。1軍の紅白戦出場も期待されたが、今回は見送られた。だが、ドラフト2位の頓宮裕真らファーム出場組の何人かは、1軍の紅白戦にも途中出場という形でダブルヘッダーを敢行している。1軍の紅白戦は紅組がディクソン、白組が山岡泰輔と、開幕カードの先発が濃厚な2人が紅白戦初登板。2人とも2イニングを無失点に抑え、順調な仕上がりを見せていた。山岡は「球種とか確認出来ればと思っていたので、いいところがハッキリしてきた」と登板を振り返っている。白組2番手はベテラン成瀬善久。このキャンプをテスト生で参加し、新加入した成瀬の登板に注目が集まる中、主砲の吉田正尚、T-岡田を三振に斬って取るなど、健在ぶりを発揮。成瀬がロッテのエース時代に監督を務めていた西村徳文監督は「いいものを見せてもらった。まだまだイケる!持ち味のコントロールが良かった」と高評価。次回登板について、「24日のソフトバンク戦(アイビースタジアム)で先発させます。対外試合にどこまで対応出来るのか早く見極めたい」とし、3イニングの登板を予定しているという。投手陣に関しては「富山(凌雅)以外は良かった」と2イニング目が終わる前に7失点を喫し、コントロールが定まる傾向がなかったことから、異例のイニング打ち切りをした富山以外の投手には手ごたえを感じた様子。富山と打撃不振の宗佑磨を第4クールからファームに降格させることを決定した。一軍昇格について、「そろそろ考えなきゃいけない」としている頓宮が昇格するかどうか期待が高まるところ。ルーキーでは左腕の左澤優が「一軍に近い」とこの日アピールに成功しており、同じく好投した山崎福也と左腕枠を競うことになりそうだ。19日から始まる第4クールからは、オープン戦1軍出場に向けた争いが激化するのは間違いないだろう。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年02月18日 17時40分
長州、藤波に前田もやってきた!武藤軍VS蝶野軍、ドン・フライがまさかの…!【プロレスリング・マスターズ】
<2月16日 後楽園ホール> 武藤敬司がプロデュースする「プロレスリング・マスターズ」の第5回大会が行われた。“プロレスの達人“が集結する“レジェンドだらけ“の興行は過去の大会でも札止めを記録。世間の注目度は高く、今回もチケットは早々にソールドアウト。超満員の後楽園ホールは、開始前から熱気であふれていた。 セミは”往年の新日本プロレススーパースターズ”獸伸サンダー・ライガー、長州力、藤波辰爾の3人と、”UWFの遺伝子”冨宅飛駈、長井満也、藤原喜明。セコンドに”格闘王”前田日明がつく豪華な6人タッグが組まれた。 試合は序盤から長州のサソリ固めがさく裂。藤原はコーナーのガードを外して自らヘッドバットをし、石頭ぶりを見せつけた。その後もライガーの掌底、藤波のドラゴンスリーパーなど、オールドファンにとってはヨダレものの攻防が続いた。途中、藤原がコーナーの椅子に座り込む前田にリングに上がるよう促すと、会場は大「前田コール」に包まれ盛り上がったが、前田が試合に介入することはなかった。 最後は6月26日に引退を決めている長州が、冨宅に渾身のリキ・ラリアットを叩き込み勝負あり。最後の参戦になるマスターズのリングで、有終のスリーカウントを奪った。 試合後、リングに上がった前田はマイクを持って観客に「ありがとう」とあいさつ。しかし長州はラリアットを仕掛けるふりをし、幾度となく復帰を促している藤波は”ジャケットを脱げ”とアピールするなど、元気な先輩たちに押され気味の前田は苦笑いを浮かべリングを後にした。 試合後の囲みで藤波は「リングには上がった。もうちょっとで背広を脱がせる。リングに上がったら目つきが変わった」と、引き続き復帰させる考えを示したが、前田は「俺は引退試合をやったんで…」と前向きな言葉は聞かれなかった。 メインでは武藤敬司率いるBATT、大谷晋二郎、新崎人生、太陽ケア、ドン・フライ組と、蝶野正洋率いるTEAM2000、ヒロ斎藤、スーパーJ、小島聡、天山広吉組が対戦。この試合もセミ同様、ヒロのセントーン、天山のモンゴリアンチョップ、人生の拝みロープ渡り、小島の”行っちゃうぞバカヤロー”エルボー、大谷の顔面ウォッシュなど、懐かしのテクニックが目白押し。セコンドの両雄も黙っているわけがない。蝶野はケンカキック、武藤もドラゴンスクリュー、シャイニング・ウィザードなどを繰り出し試合に介入。会場は大いに沸いた。 しかし最後は、椅子を手にしたフライがまさかの味方のケアに攻撃。それを受けて小島がラリアットを炸裂させ3カウント。17分強の熱戦に終止符が打たれた。 リングで蝶野は「かつて新日には神がいた。マスターズにはキング武藤がいる。キングとは詐欺師だ!お前らはだまされている」と時事ネタをぶっこみ「T2000がマスターズを防犯する。武藤をしっかりとチェックする」と宣言した。 囲みで武藤は、フライの裏切りについて「俺の人望のなさ」と自嘲気味に話しながらも笑顔で「エネルギーをもらった。早く復帰したい」と前を向いた。 一方蝶野は「ドンはもともとT2000の立ち上げメンバー。絆がある」と裏切ったのではなく戻ってきただけと強調。武藤に関しては「(手術後の)膝の経過も良さそう。リングに上がってほしい。選手は純粋だが、裏方に行けば行くほど悪くなる」と言いたい放題。「T2000はまだまだメンバーがいる。何かあれば顔を出す」と、今後も活動を広げる考えを示した。 まだまだ元気なリビング・レジェンドたちによるプロレスリング・マスターズ。プロデューサーの武藤は「夏にもう一発やりたい」と発言。次回も達人による奥深いプロレスが見られそうだ。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2019年02月18日 17時30分
大谷翔平は不振スタート必至?オープン戦もマイナー調整も
大谷翔平(24)が日米報道陣の要請に応じ、練習再開と実戦復帰の時期について答えた(2月17日/現地時間)。淡々と語っていたが、その復帰計画は大胆なものであることも分かった。 「ある程度、来週やりながら、ティー打撃ができればいい。今週、(ティー打撃が)できればいい」 昨年10月に右肘にメスを入れた影響で、今季は「投手・大谷」は見られない。二刀流はいったん封印となり、19年シーズンは打者専念となるが、この時期に「ティー打撃のみ」ということは、試合復帰は当初の予定よりもかなり遅れそうだ。 「古巣の日本ハムが米アリゾナでキャンプ前半の日程をこなしていたとき、大谷が表明訪問しました。Tシャツ姿だった大谷の右肘は丸見えで、手術痕がクッキリと残っていました」(特派記者) エンゼルスのビリー・エプラーGMも同14日、記者団に囲まれ、大谷の回復状況が遅れていることを明かしている。同会見で興味深かったのは、スロー調整となるキャンプ後の実戦復帰プランだ。 「マイナーリーグでは調整させない」 つまり、フルスイングできるようになったらいきなり、大谷をメジャーリーグの公式戦に出すというのだ。 日本、アメリカでも変わらないと思うが、普通、故障で出遅れた選手は実戦感覚を取り戻すため、二軍戦(マイナーリーグ)に出る。そこで何試合かこなし、メジャー復帰するものだが、そういう計画は立てていないそうだ。いくら大谷でも、いきなりのメジャーリーグ復帰はキツイと思うが…。 「いきなり、スタメンで試合に出るのは考えにくい。たぶん、代打での途中出場を何試合かこなしてからになると思いますが」(前出・特派記者) 代打かスタメンか。そのあたり、同GMははぐらかしていたが、時期的には「5月上旬」だと言う。約1カ月遅れての公式戦、対戦投手は肩が温まるころであり、苦戦を強いられるだろう。 しかし、こんな見方もある。 「リハビリ中心の現在の練習は完全非公開なんです。ひょっとしたら、エプラーGMがメディアに話している以上に回復していて、対戦チームを驚かせようとしているのかもしれません」(米国人ライター) 投手・大谷の封印に伴い前年オフ、エンゼルスはそれなりの補強は行ったという。また、打者・大谷の出遅れをカバーする指名打者も獲得している。無理をする必要はない。だとすれば、メジャー公式戦の中で打者・大谷を“調整”させるくらいの余裕はあるということなのか…。 「幸い、4月下旬から5月のエンゼルスの試合はホームが多いです。マイナーは試合日程を消化させるため、長距離移動を強いられます。そのあたりに関する配慮もあるのでは」(前出・米国人ライター) いきなり、実戦に復帰させるのと、移動で伴う疲労を天秤にかけたのかもしれない。いずれにせよ、実戦感覚がないまま公式戦に突入するリスクは大きい。今季の大谷は“苦戦スタート”となる。バットから快音が聞かれるのはさらに先になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年02月18日 12時00分
「アッパレをけしかけないで」 張本勲氏と関口宏に不仲説? コーナーを外された競技も
17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏と張本勲氏がまたも一触即発となるシーンがあった。 問題のシーンには伏線がある。スポーツクライミングの大会「第1回スピードジャパンカップ」で、野中生萌選手が優勝する場面が放送されたシーンだ。関口は同じスポーツクライミングの五輪種目である、ボルダリング、スピード、リード競技についてそれぞれ説明を加えると、「アッパレ?」と張本勲氏に促す。これに対し張本氏は、 「まだアッパレあげないよ」とコメント。 関口は「厳しいなあ」と呟いてしまう。続いて話題は、女子ジャンプの高梨沙羅選手が出場したノルディック女子ジャンプへ。高梨選手がようやく今季初優勝する様子が放送される。 これを見たゲストの元阪神タイガース・掛布雅之氏は即座にアッパレ。すると関口は「ハリさんは?」と催促。張本氏は「もちろんアッパレでしょう」と話した後、怪訝そうな顔をしながら、 「あんまりけしかけないでよ、『アッパレ』は私が言いますから」と怒る。関口は「言わないと私が言わないといけない」と返すと、張本氏は「止めてくださいよ、けしかけないで」と憤った。掛布氏が笑い飛ばしたため険悪なムードではなかったが、一触即発となった。 さらに、番組に変化が見られたのが、「週刊御意見番」終了後。これまでXゲームやレッドブル・ランページなどの話題は御意見番コーナーで取り上げられていたが、張本氏が去った後、チリ・バルパライソで開催された、マウンテンバイクで街の屋根などを飛び跳ねながら走りゴールを目指す「街中ダウンヒル」を紹介したのだ。 張本氏は日頃から高所から飛び降りる競技や、マウンテンバイクで走る競技に不寛容で、「何が面白いのかねえ」「危ない」と繰り返していた。どうやら、「週刊御意見番」コーナーでは、危険を伴う飛び降り系の競技は取り扱わないことにしたようだ。 一触即発となった関口と張本氏、そして微妙な変化。番組視聴者も「けしかけないで」と話す張本氏と、「言わないから」と返す関口の2人のやり取りには驚き、「やっぱり不仲なのかな」と感じる人が多かった。一方で、「じゃれ合ってるだけ」「信頼しあっているからこそのやり取り」という声もあった。 そして、街中ダウンヒルが御意見番を外れたことについては、「妥当な判断」「勝手に取り上げられてdisられてはたまらない」「危ない、何が面白いのかと言うに決まっているからコメントから外れてよかった」との声が。また、「サッカーも外してほしい」「サッカーは中西哲生にコメントさせろ」など、他の競技も外してほしいという声も出た。 番組に若干の変化が出た今週の「週刊御意見番」コーナー。リニューアルの布石なのか、単なる気まぐれなのか。今後が注目される。
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スポーツ 2019年02月18日 11時45分
車から降ろされ強制ランニング? 有名選手の「卓球スパルタ教育」にネット上から疑問の声も
「ニュースターが続々 卓球SP」と題し、17日に放送された『ジャンクSPORTS』。張本智和、水谷隼、吉村真晴、森薗一家(美咲、政崇、美月)の6名の卓球選手が出演し、様々な内容のトークを繰り広げた。 先述の6名を含めた選手たちが多数結果を残していることもあり、人気や注目度が高まっている昨今の卓球界。今回の放送ではそんな競技が大々的に取り上げられたということで、「今日のジャンク卓球SPは激アツだった」、「1時間丸々卓球は嬉しいなあ」、「これで卓球に興味持つ人が増えてくれたらいいな」といった声がネット上には寄せられている。 一方、今回の放送を受けたネット上からは、とある内容に対する疑問のコメントも少なからず寄せられている。その“とある内容”とは、吉村と森薗一家が明かした幼少期のスパルタ教育だ。 元卓球選手である父の元に生まれた吉村が、「THE スパルタですね」と語る父の指導。練習中に物を投げられ、移動中の車内で説教をされ、さらには車から降ろされて強制的にランニングをさせられた吉村は、その後、反動で練習に身が入らない時期もあったという。 親が双子同士という森薗美咲、政崇と森薗美月も厳しい指導を受けており、森薗美月は吉村と同じように助手席で説教を受けていたという。また、森薗美咲は「なるべくお父さんを遠ざけたくて」という理由で、中学校入学と同時に青森に移ったとも語っている。 この一連の流れに寄せられたのが、「スパルタエピソードを笑い話として扱うのはよくない」、「結果論として良かっただけで、普通の指導からは逸脱してない?」、「間違った指導を美化するな、一歩間違えれば虐待だぞ」といった厳しい内容のコメント。今回紹介された数々のスパルタ指導を、“前時代的”だと感じた人も少なくないようだ。 卓球に限らず、様々な競技で今なお根強いスパルタ信仰。ただ、卓球界に関しては、水谷いわく「今は恵まれた環境になってきたので、スパルタじゃなくても勝てる時代になってきた」とのことだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年02月18日 06時00分
“とばっちり”は大嶺兄弟だけじゃない? 巨人・陽岱鋼が元ホークスの実兄と「絶縁」したワケ
13日、元ロッテのプロ野球選手で無職の大嶺翔太容疑者が、知人のスポーツライターに対する恐喝未遂の疑いで警視庁に逮捕され、球界に衝撃を与えた。ネットでは、選手生命の危機に瀕している実兄のロッテ・大嶺祐太選手を心配する声が相次いでいる。 1988年生まれの“ハンカチ・マー君世代”に属する祐太選手は、2006年、ドラフト1位でロッテに入団するも、昨季は12年以来となる1軍登板なし。右肘痛に悩まされ、今年1月17日には右肘手術を受けたと発表。全治は12カ月で今季中の復帰は絶望的となった。 「大嶺兄弟はもともと地元の石垣島の大スターで、祐太選手は2009年に沖縄県警の防犯ポスターモデルに抜擢されました。兄が警察広報のモデルで、弟は警察に捕まったとは皮肉ですね」(スポーツライター) それに対し、ネットからは「元所属球団と兄の顔に泥を塗ってしまった」「何やっているんだ?兄がかわいそうに」「お兄さんはちゃんとやってるのになぁ」などと、祐太選手に同情する声が上がった。 兄弟の一方が不祥事を起こし、もう一方がとばっちりを受けるというのは、プロ野球界では大嶺兄弟だけではない。 2015年に野球賭博問題で巨人を解雇された笠原将生元選手に関しても、現役選手の実弟が迷惑をこうむった。同年10月6日、弟のソフトバンク・笠原大芽選手が『デイリースポーツ』の取材に応じ、「ニュースで初めて知って驚きました。(野球賭博のことは)何も知りません」と話した。事件が影響したわけではないが、弟・大芽選手は2018年11月に戦力外通告を受け、育成で再契約した。 「大芽選手は当時、マスコミに追いかけ回され、ネット掲示板でも『賭博弟』と呼ばれるようになってしまい、すっかり悪いイメージがついてしまいました」(前出・同) また、巨人・陽岱鋼選手は実兄から直接被害を受けていたという。兄・陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)選手は2006年から2013年までソフトバンクに在籍。現在は台湾プロ野球リーグ・ラミゴモンキーズで活躍中だ。兄・陽耀勲選手は2017年11月、借金問題が台湾国内の各誌で報じられ騒動となっていた。 それを受けて同年11月15日、弟・陽岱鋼選手が自身のフェイスブックに投稿し、中国語で兄夫婦に対し、「今後は一切金を貸さない…女と酒にまつわるスキャンダルも私と関係ない、家族の借金も肩代わりしない」と宣言したことが話題となった。 「陽兄弟は、両親への仕送りと金の貸し借りで関係が険悪になったといいます。兄の酒癖の悪さは有名で、2005年、台湾代表候補に選ばれた時、酒の席で他の客と殴り合いになり、除名されたこともあります。とにかく、酒を飲んだ後のもめごとが多いそうです。週刊誌でも兄の不倫LINEが公開され、陽兄弟の母は相当悩んでいたようです」(台湾スポーツライター) 兄弟の縁は簡単に切ることができず、ましてや同じ業界で働いているともなると、関わらないということは不可能だ。とばっちりを受けた側の選手は気の毒でならない。文・内木未希
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インパクト編 ボールより頭は後ろ、手は前に
2009年08月06日 15時00分
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IGF 小川 凶獣サップ退治“一本”
2009年08月06日 15時00分
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DREAM ドリームタッグが実現
2009年08月06日 15時00分
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新日本プロレス 棚橋 TAJIRIに報復予告
2009年08月06日 15時00分
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渋谷淳の渾身のローブロー
2009年08月06日 15時00分
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清原氏 西武復帰?
2009年08月05日 15時00分
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IGF 猪木 それより8・9有明で面白い事やるよ
2009年08月05日 15時00分
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スポーツ
ノア 青木“スッポン戦法”
2009年08月05日 15時00分
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スポーツ
K-1 前田慶次郎から京太郎に改名後8・11代々木競技場初試合
2009年08月05日 15時00分
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スポーツ
メジャーリーグ極秘情報 マリナーズ・イチロー編
2009年08月05日 15時00分
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スポーツ
早大・斎藤佑めぐる争奪戦狂騒曲
2009年08月05日 15時00分
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スポーツ
総合格闘技に“乱入”騒動 ボクシングトレーナー山田武士氏の罪と罰
2009年08月04日 15時00分
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スポーツ
メジャーリーグ極秘情報 レッドソックス・松坂編
2009年08月04日 15時00分
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スポーツ
戦極 藤田に非情な通告「もう出なきゃいい」
2009年08月04日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 小島8・30小橋戦前に“恋人”探し
2009年08月04日 15時00分
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DDT 8・23両国に進出
2009年08月04日 15時00分
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スポーツ
えっ!興毅 内外タイムスに入社?
2009年08月04日 15時00分
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全日本プロレス 河野真幸 諏訪魔のバックアップ約束
2009年08月04日 15時00分
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驚異の17歳“新怪物”石川遼 今季2勝目
2009年08月03日 15時00分