スポーツ
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スポーツ 2019年03月05日 06時00分
RIZIN榊原信行実行委員長、ミルコ・クロコップの引退表明を受け詳細を発表
2日に事実上の引退を表明したクロアチアの総合格闘家ミルコ・クロコップ。先月の25日、トレーニング中に倒れ脳卒中と診断されたことを自身のインスタグラムで明かし「これまで何度もこれが最後だと言いながらも復帰してきたが、これが本当の終わり」とし、「私の顔は麻痺や変形することがなかったが、3ヶ月後に回復して、トレーニングを続けたとしても、再び頭に衝撃を受けることはできない。これが現状です。非常に厳しいことだと受け止めている。いままで支えてくれた方々に感謝したい」と述べた。 本来であれば昨年の大晦日に日本で引退を予定していたが、ミルコが怪我をした関係で引退ロードを1年間先送りにしていた。今回の発表を受けて、日本で最後に主戦場としていた総合格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長が自身のツイッターで、詳細を説明している。 「今週月曜から次戦に向け軽いトレーニング再開したところ頭痛が続き病院でMRI含め精密検査を受けました。診断の結果、脳内血管から微量の出血痕が確認され、正式に医師から引退勧告を受け、引退決意したとのことです」 最後の試合は今年2月16日。『Bellator 216: MVP vs. Dale』で行われたロイ・ネルソン戦で3-0の判定勝ち。日本最後の試合は昨年9月30日で、『RIZIN.13』のロッキー・マルティネス戦。圧巻のTKO勝ちを収めている。 ミルコといえばK-1ファイターだった2001年8月、猪木軍の藤田和之がタックルに行ったところを膝でカットし、藤田を大流血させたところから、総合格闘家としての才能が開花したと言ってもいいだろう。 PRIDEで行われた高田延彦戦は高田が何もできないままのドローだったが、同年大晦日には、新日本プロレスの永田裕志をKO。プロレスハンターとして、誰がミルコを止めるのか?とプロレスファンからも注目されるようになった。その後も桜庭和志、藤田との再戦で完勝しており、結果的にミルコに“負けなかった”プロレスラーは高田だけとなった。 2003年からはPRIDEに本格参戦。エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとともにPRIDEの黄金時代を築いた。2006年、アメリカUFCに移籍。その間、PRIDEは消滅してしまうが、後継イベントであるDREAMで日本マットに復帰。2008年の大晦日にはハッスルに“公認凶器”としてサプライズ登場。クロダーマンをフロントスープレックスで投げ、キンターマンを右ハイキックで沈め、Dynamaite!!でチェ・ホンマン戦とダブルヘッダーもこなした。その後はUFCへの復帰を繰り返しながら、日本では古巣のK-1に復帰した他、猪木ルートでIGFにも参戦。石井慧を破りIGF王者を獲得している。 2015年に肩の負傷を理由に引退を表明したが、2016年RIZINのオファーを受けて来日。引退を撤回し、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメントに出場。見事、優勝を果たしている。 昨年5月に左足前十字靭帯を損傷し、7月大会を欠場。昨年末の引退試合を1年間スライドさせると榊原委員長が明らかにしていた。9月大会で復帰を果たしたがこれが日本ラストマッチになった。今でも根強い人気を誇るだけに残念だ。まずは治療に専念し、元気になったら日本格闘技界の功労者として、日本で引退セレモニーを行ってもらいたい。文 / どら増田写真 / 山内猛
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スポーツ 2019年03月04日 21時10分
他球団の半分以下!井口ロッテの短期間キャンプは吉と出るか
千葉ロッテが優勝戦線に食い込めば、「井口イズム」がクローズアップされそうだ。 2月1日、紅白戦 同月11日、キャンプ打ち上げ 3月8日、本拠地でオープン戦 これが就任2年目、井口資仁監督(44)が変更した主なキャンプ・オープン戦のスケジュールだ。キャンプ初日にいきなり”実戦”となったことにも驚いたが、他11球団にも衝撃を与えたのは2月11日にキャンプを打ち上げてしまったこと。通常、プロ野球のキャンプ期間は1カ月ほど。井口監督は半分以下で終了させてしまったのだ。 年長のプロ野球解説者がこう言う。 「キャンプ初日に紅白戦をやるのは、ある意味、指揮官として理想的とも言えます。実戦に対応できない選手が出たとすれば、その選手はオフの自主トレをさぼっていたわけですから。落合博満氏が中日の監督に就任した最初のキャンプも、初日に紅白戦を行ったはず」 日本のプロ野球を長く見てきた者とすれば、半分以下の日数でキャンプを切り上げたのは、衝撃的だった。日本的な発想だと「キャンプ=練習」。若手、中堅にとって、キャンプは技術的な向上を目指す期間であり、この間に養われた体力が長いペナントレースを戦い抜く礎になると思われてきた。 「練習不足」という意味ではないが、千葉ロッテのキャンプは、全体練習の時間が短い。ボビー・バレンタイン氏が指揮官だった時代からそんなスケジュールとなり、春季キャンプは鍛える期間ではなく、「調整」と捉えられてきた。 「チーム全体の練習が終わった後、選手が自発的に居残り練習するかどうか。やるかやらないかは本人の勝手。やらないで成績が落ちてクビになったとしても、全て自己責任ですから」(前出・同) ひと昔前のプロ野球選手は、オフに入ると同時に「ゴルフ三昧」になっていた。しかし、近年は違う。オフも個人的にトレーナーを雇うなどして、練習を重ねている。シーズン中も、午後6時が試合開始なら、正午過ぎには球場入りして個人練習をし、その上で、午後3時過ぎから始まる全体練習もこなしている。 そういう状況から考えると、あえて全体練習のキャンプ期間を長くする必要はないとした「井口改革」は、時流に適したものなのかもしれない。 しかし、こんな指摘もあった。 「個人練習をする施設があるかどうか、です。ロッテは本拠地に帰還するまでの間、沖縄など各地を転戦します。その間、練習施設を確保できたのかどうか。試合が行われた球場内の施設を借り切って、出場予定のない選手は打撃練習をしていましたが」(スポーツ紙記者) ピッチャーが投げるボールと、打撃マシンでは「感覚」が違う。そういう点では「練習不足」に陥るのではないかと思われる。 一般論として、キャンプ期間が1カ月あれば、シート打撃などの実戦形式の練習スケジュールを十分に組み込むことができる。キャンプ・自主練習、実戦形式のシート打撃等、そして紅白戦・対外試合へ――。井口監督は2段階目の「実戦形式のシート打撃等」を省略したのだ。 18〜19年オフ、千葉ロッテはFA宣言した丸佳浩外野手との交渉に失敗したように、目立った補強は行っていない。しかし、井口監督は試合と球場施設内での練習を並行させる独自の調整に手応えを感じているという。本拠地帰還後は練習時間も増えるだろう。 「メジャーリーグのキャンプ・スケジュールに似ていると思います。井口監督は米球界を経験し、日本式の長丁場のキャンプを変えたいと思ったのでしょう」(前出・同) ロッテが躍進すれば、日本のプロ野球界はキャンプ・スケジュールを根底から考え直すことになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年03月04日 17時30分
元貴乃花親方&元稀勢の里「もう一つの人生」の意外な評価
「横綱はなった時よりもなった後の方がとてつもなく大変」と引退時の稀勢の里の心中を慮った元貴乃花親方(46)が、荒磯親方(元稀勢の里=32)と共に新たな一歩を踏み出した。 依然として参院選出馬の噂が絶えない元貴乃花親方。このほど芸能事務所とマネジメントの業務提携をしたことが公になったが、なんと契約先が長男・優一氏(23)が去年の9月に契約解除された事務所だったのだ。不仲が囁かれる親子ではあるが、なぜ“いわくつきの事務所”と契約することになったのか。 「もともと、ここの代表と元貴乃花親方とは昵懇の間柄。その縁で優一氏も面倒を見てもらっていたんですが、本業の靴製造をめぐってクレームを持ち込まれたり、金銭トラブルなどもあってクビになりました。その尻拭いの意味もあって、父親が業務提携を結んだようです。相撲協会を退職して、もう5カ月。バラエティー番組も嫌いではないようですから、今まで以上にテレビなどにも出演するんじゃないか」(芸能記者) この芸能事務所との業務提携を「参院選出馬のシグナル」と受け取る関係者も多い。メディアへの露出を増やすことで存在感を強め、参院選を有利に進める戦略ではないかというのだ。 「出馬すれば当選確実ですが、バッジをつけても国会で何ができるのか。そもそも組織になじまない人ですからね。当選後に評価を落としてしまう恐れもありますよ」(政治部記者) 一方、荒磯親方の評価はうなぎ登りだ。現役時代は口の重さで定評があり、担当記者たちを泣かせてきた荒磯親方だが、解説で才能を発揮しているのだ。 2月10日に東京・両国国技館で行われた「日本大相撲トーナメント」でテレビ中継のゲスト解説を務めた際も、現役時代に対戦した感想などを交えて、見事にその役割を果たした。「出来ですか? 自己採点はしませんので、どうぞ、紙面で酷評してください」 出演後の荒磯親方は苦笑いしていたが、「あれなら十分、使える」 と関係者たちは揃って二重丸を出していた。 晩年はケガに苦しんだが、スポーツニッポンの評論家になることも決まり、未来は明るい。 いずれにせよ、両者ともこれまで非協力的だったメディアにすがる格好になったわけだ。元貴乃花親方にいたっては、前妻の河野景子さんが『踊る!さんま御殿‼』で、さんまに「(元貴乃花と)連絡取ってる?」と聞かれ「「取ってますよ、用事があるときに。いろいろ連絡が必要なことがあるから」と、離婚後も元横綱の存在をアピールしている。元2横綱の「もう一つの人生」に“桜咲く”か。
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スポーツ 2019年03月04日 17時30分
阪神、貧打でオープン戦4連敗 「まるで去年のような試合」虎党も不安の声
3日に行われた阪神対ソフトバンク(福岡・福岡ヤフオク!ドーム)の一戦。ここまでオープン戦未勝利の阪神は、この日も「2-7」で勝利を掴めず。先月23日のオープン戦開幕からこれで4連敗となった。 4番に座った大山悠輔が1回に2ランを放ち、幸先よく先制に成功した阪神。しかしその直後、先発ランディ・メッセンジャーが松田宣浩に痛恨のグランドスラムを浴び、2点リードから一転して2点ビハインドとなってしまう。 何とか差を詰めていきたい打線は、2回に二死一、二塁、5回に二死満塁のチャンスを作るもいずれも無得点。一方の投手は6回、3番手の西勇輝がジュリスベル・グラシアルに3ランを被弾し、その差をさらに広げられてしまう。 前日の6安打を下回る5安打に終わった阪神は、冒頭で述べた通り「2-7」で敗戦。得点力不足の不安が拭えないまま、福岡の地を後にすることとなった。 全12球団(オリックスは試合未消化)の中では、埼玉西武(0勝2敗)と並び、オープン戦白星無しとなっている阪神。今回の試合を受けたネット上には「まるで去年のような試合やった」、「いくらオープン戦とはいえ、貧打で4連敗は深刻な気がする」、「開幕までこの流れ続きそうで怖い」といった不安の声が挙がっている。 昨年のオープン戦では開幕6連敗を喫し、そのまま最下位となった阪神。その後迎えたシーズンでも17年ぶりの最下位に沈んでいるだけに、ファンが不安を抱くのも致し方ないのかもしれない。 ただ、だからといって明るい材料が何一つないという訳ではない。打者では共にルーキーの近本光司(ドラフト1位)、木浪聖也が出色のプレーを続け、投手では新加入のオネルキ・ガルシアが今回の試合で2回0封と実力を披露。ここに糸井嘉男、福留孝介といった主力が合わされば、流れが変わる可能性も十分だろう。 今後のオープン戦では、13試合を予定している阪神。スロースタートとなった現状から、尻上がりに調子を上げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月04日 12時20分
『Mr.サンデー』、石川佳純優勝なのに伊藤美誠の特集 八代弁護士「VTR作るの早すぎ」に称賛集まる
3日に放送された情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)でのある特集が物議を醸している。 この日は卓球のジャパントップ12大会が行われ、女子決勝では石川佳純選手と伊藤美誠選手が対戦。石川選手が伊藤選手を下し、2年ぶり4回目の優勝を果たした。 同日夜に放送された『Mr.サンデー』では、ジャパントップ12について扱われたが、その特集の内容は2位の伊藤選手のこれまでの功績や歩んできた卓球人生をまとめたもの。石川選手についてはほとんど触れられず、テロップには「2位 伊藤美誠(18)知られざる苦悩と成長」と記されていたものの、伊藤選手が優勝したかのような扱いだった。 これに対しネットからは、「伊藤選手優勝を見越してVTR作ってたとしか思えない。失礼だよ」「伊藤選手に勝って欲しかったの?やっぱり勝った人を一番に報道してほしいわ」「ふたりのどちらかが悪いわけではないから余計モヤモヤする」という声が殺到。違和感を抱いた視聴者が続出していた。 また、番組内ではコメンテーターとして出演している八代英輝弁護士が「この番組、VTR作るの早すぎますよ。勝ったの石川選手ですからね」と苦言を呈す一幕も。番組内ではほぼ反応されずスルーされていたものの、ネットからは「言いたいこと言ってくれた!」「正論。決め打ちでビデオを作り始めるの問題。なぜ、別の予測も並行して進めなかったのか」「八代弁護士がキレたの分かる。これ石川選手も伊藤選手も可哀想だわ」といったコメントに対する称賛の声が多く寄せられていた。「『Mr.サンデー』は、昨年12月にもフィギュアスケートの全日本選手権女子フリーについて、坂本香織選手が優勝したにも関わらず紀平梨花選手の特集を流し、視聴者から批判が殺到していました。同じことを繰り返す『Mr.サンデー』に対し、『またかよ…』『スポーツ舐めてない?』という声も上がっています」(芸能ライター) 誰が優勝するか分からないスポーツの大会ではあるが、視聴者からは「事前に優勝候補何人か分のVTR作っておきなよ」「優勝した選手にも、優勝してないのに特集組まれた選手にも、どちらにも失礼」といった指摘が寄せられていた。
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スポーツ 2019年03月04日 12時00分
張本氏、カープ小園に「指を遊ばせてバット持つな」と指摘し物議 同日ホームランを放ち強烈な返礼
3日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が広島東洋カープの新人小園海斗について、「バットの持ち方が悪い」と一喝し、野球指導者に苦言を呈するシーンがあった。 番組では、2日に行われたプロ野球オープン戦の模様を放送。西武ライオンズ対広島東洋カープの試合では、広島のドラフト1位ルーキー小園海斗(報徳学園高校)が二塁打を放った様子が紹介された。 スタジオで関口宏が「ハリさんが注目した小園くん」と水を向けると、張本氏は「小力はあるんですけど、バットの握り方が悪いわね。人差し指を2つとも遊ばせているから」と指摘する。 その上で、「やっぱり10本の指を利用しないとね。インパクトの時にズレがあるし弱くなるんですよ」とデメリットを語る。関口は「なんで遊ばせてるんですか?」と聞くと、張本氏は、「子供の頃からそういう握り方をしとる。すごく多い、今の子供たち。10本の指を利用しなければいけない。今すごく多い、足を上げている子と、指を遊ばせている子。あれをなぜ子供の頃から指導者は指導してやらないのかと思いますよ」 と少年野球指導者に苦言を呈した。 この発言に、視聴者の反応は賛否両論。「さすが打撃の職人言うことが違う」「確かに指を遊ばせているのは好ましくない」と張本氏の意見を称賛する声も多かったが、「それで打てているのだから問題はない」「何でも型にはめようとするな」という声もあった。 実際、指を遊ばせていることに意味はあるのだろうか?野球経験者で現在少年野球のコーチを務めているS氏はこう語る。 「指を遊ばせるのは力を入れすぎないためです。子供の頃はどうしても打席で力が入ってしまうので、指を遊ばせることによって力が抜かせる。そのため、シャープなスイングできると考えています。張本さんのようなプロの目から見ると、けしからんのかもしれませんが…。 あと今は、野球をやってくれる子が少ないので、なるべくいじらないようにするというのもあります。親御さんが教えてる場合もありますから。指を遊ばせて打てるなら、別に直す必要もないでしょう。(福岡ソフトバンクホークスの)柳田悠岐選手のアッパースイングも長年プロ野球から否定されていましたが、今では一般的です。可能性を摘むような指導は、少なくとも少年野球の段階では必要ないかと」 「指を遊ばせるな」と指摘された小園だが、3日の西武戦で「指を遊ばせた」打法でライトスタンドに叩き込むホームランを放っている。「問題なし」をプレーで回答した形だ。 「指を遊ばせている打法」で小園が今シーズンどこまでやれるのか注目したい。
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スポーツ 2019年03月04日 06時00分
新日本MSG大会、第1弾カードはG.O.D 対 ブリスコ兄弟のIWGP&ROHタッグ王者対決!
新日本プロレスはアメリカROHとの合同興行『HONOR RISING:JAPAN 2019』を22、23日の2日間、東京・後楽園ホールで開催した。 同シリーズは2016年から4年連続の開催。Codyやヤングバックス、ケニー・オメガら、新日本とROHを主戦場にしていた選手が、アメリカの新団体AEWに移籍し今年は心配する声もあったが、2日間とも満員。リングのターンバックルもキャンパスも、場外フェンスもROH仕様にした上で、試合は新日本勢が“サポート役”に徹し、ROH色が強い大会になりファンも酔いしれていた。 新日本とROHは、日本時間4月7日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で合同興行『G1 SUPERCARD』の開催が決定している。MSGはROH単独では到底、たどり着けない会場。WWE以外でプロレス興行ができるアメリカの団体はないと言われていた中、新日本とタッグを組みWWEの“お膝元”に進出することができた。しかもチケットは現地販売分が発売と同時にほぼ完売したというのだから驚きだ。主力選手はAEWに引き抜かれてしまったが、ROHにはまだまだいい選手が残っており、新日本やメキシコCMLLとの提携を強化している効果も出始めている。 今回のツアーの初日には、タマ・トンガ&タンガ・ロアのG.O.Dと、ジェイ&マークのブリスコ兄弟が同じコーナーに立つカードが組まれた。このカードが発表された時から疑問に感じたファンは多かったはず。なぜなら、G.O.Dはバレットクラブ、ブリスコ兄弟はCHAOSとして、IWGPタッグ王座を争う関係だったからだ。しかし、試合前から同じコーナーに立ちながらももめ始め、試合では同士討ちのオンパレード。最後はマークがフォール負けを喫すると、バレットクラブがブリスコ兄弟をめった打ちに。 そして2日目、セミファイナルで、G.O.DがEVIL&SANADAからIWGPタッグ王座を奪取。メインイベントで、ブリスコ兄弟が、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーを下しROH世界ヘビー級王座を防衛すると、ブリスコ兄弟がG.O.Dをリングに呼び込んだ。 「さっきG.O.DがIWGPタッグ王者になったな。俺たちは4月6日(現地時間)にニューヨークで大会がある。だから俺たちは宣言する。IWGPタッグ王座に、俺たちはマディソン・スクエア・ガーデンで挑戦する!」 リングに上がったG.O.Dは対戦を受諾し、4人はそれぞれのベルトを掲げて最強タッグをアピールした。試合後、バックステージでは両チームともにダブルタイトルマッチをアピールしており、正式発表が待たれるところ。記念すべき新日本初となるMSG大会の第1弾決定カードは、内容が“ハズれる”心配がないタッグマッチとなった。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年03月03日 21時10分
日本女子プロレス界“近未来エース”Sareeeがデビュー8周年記念大会を開催!
日本女子プロレス界“近未来エース”ディアナに所属するSareeeのデビュー8周年記念大会が10日、地元の東京・板橋区立グリーンホールで開かれる。 Sareeeは31日で23歳を迎えるが、デビューは2011年。なんと15歳(高校1年生)の若さだった。アニマル浜口ジムでのトレーニング、団体を主宰する井上京子、伊藤薫らの指導のもと、センダイガールズの里村明衣子を相手にデビュー。女子プロレス未来のエース候補筆頭として、メディアにも取り上げられ注目されていた。 昨年7月に師匠・井上京子から、W.W.W.D世界シングル王座を奪還し、悲願の“京子超え”を果たしたが、12月にアジャ・コングに敗れ陥落。今年2月11日にデスマッチルールで行われたリターンマッチでは、大流血の末に敗戦。挑戦者決定リーグ戦にエントリーし、ベルトの奪還とともに、女子プロレス界のエースになるには避けられない“アジャ超え”を狙っている。 8周年記念大会では、練習生だったはるかをパートナーに、ライバルのマーベラス彩羽匠、そして星月芽依を相手にメインイベントを行う。はるかにとってはこれがデビュー戦。8周年&デビューのダブル記念マッチとなった。長与千種の弟子・彩羽とは“新世代”として、同じコーナーに立つこともあったが、短期間Sareeeが所属していたシードリングのリングでは激しい闘いを繰り広げていた。Sareeeが再びベルトを巻くことがあれば両者がタイトルをめぐり対戦する可能性も高い。負けん気が強いSareeeにとっては、ベストな対戦相手になりそうだ。 セミファイナルでは、井上京子、アジャ・コング、伊藤薫の全日本女子プロレス出身トリオが実現。第2試合では、W.W.W.D世界シングル次期挑戦者決定リーグ戦の佐藤綾子対 橋本千紘(センダイガールズ)が、第1試合では、ジャガー横田と旧姓・広田さくらによるシングルマッチが組まれた。ジャガーは現在、Sareeeと敵対するヒールユニット、クライシスを率いているが、Sareeeの潜在能力を評価。近未来の女子プロレス界を引っ張っていく逸材として期待を寄せながら、対角線に立ってSareeeの壁になっている。 日本女子プロレス界もWWEから常に狙われている状況。だが、Sareeeにはデビュー10周年までに日本女子プロレス界のトップに立ち、新時代をけん引してもらいたい。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年03月03日 17時30分
侍ジャパン、東京五輪へ「全力疾走」!プロ野球選手が日の丸を背負うきっかけは?
2024年のパリ五輪で実施されないことが決定的となった野球・ソフトボール。選手としても五輪出場経験を持つ日本代表・稲葉篤紀監督はこれを受け「金メダル獲得という目標に変わりはない。残り1年半を全力疾走したい」とコメントを残している。 現在でこそ代表チームが常設され、WBCや今秋に行われるプレミア12など国際大会が定期的に行われるようになり、多くのプロ選手が代表チームで活躍を見せているが、プロが日の丸を背負うきっかけとなったのはオリンピックを勝ち抜くことを目指したのが始まりだった。■歴史的なプロ・アマ合同チームも プロ野球選手の出場が解禁となった1999年のシドニー五輪予選には8人のプロ選手が参加。史上初のアマチュア選手との合同チームが結成され大きな話題を呼んだ。古田敦也や松坂大輔らが送り込まれ、予選では韓国には敗れたものの台湾との死闘を制し、危ぶまれていた五輪切符を手にした。 翌年のシドニー五輪でもプロ選手が日本代表として出場、プロ・アマ合同チームで挑む。予選に続き参加の松坂、中村紀洋や田中幸雄、黒木知宏といったパ・リーグの主力を中心が名を連ねた。しかし、メダルを争った上位3チーム(キューバ・アメリカ・韓国)には一度も勝利を挙げられず、4位に終わる。 2004年のアテネ五輪はメンバー全員がプロ選手。監督も長嶋茂雄氏(本大会では中畑清氏が代行)が指揮を執り、「オールプロ」で悲願の金メダルを狙う。予選リーグにおいて宿敵キューバを破って突破し一気に金メダルへの期待が膨らんだが、準決勝で伏兵のオーストラリアに苦杯、3位決定戦でカナダを破り銅メダル獲得にとどまった。さらに2008年の北京五輪でもプロ選手のみ、かつ、1チームから招集できる人数制限もなくなり万全の態勢で北京に乗り込んだ。だがここでもライバル国との直接対決ではことごとく星を落とし、メダルなし。ベンチワークも含め勝負所での凡ミスが相次いだ。■永く記憶に残る戦いとプロの技術を 日本は公開競技として行われた1984年のロス大会以降、来年の東京も含めると世界で唯一、連続で出場を果たすことになる。それでもプロ参加となってからはシドニー、北京と2大会でメダルを逃すなど思うような結果を残せていない。それどころか、苦戦を強いられた場面ばかりが思い浮かんでしまう。 ただ、今後、五輪競技として定着せず、さらにこの先もその舞台で競技が開催されない可能性が高くなってしまったことで、かえって選手たちには来年の東京での戦いが地元開催という意味合い以外でも重要度が増したことは間違いない。 これまで多くの競技がそうであったように、五輪の舞台で心を揺さぶるような場面が、来年の東京五輪の野球競技でも見られることを願わずにはいられない。金メダル獲得の他にも、日本のみならず世界中の野球ファンの記憶に残り続ける「プロの技」を見せつけてもらいたい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年03月03日 17時00分
オリックス新エース候補、山岡泰輔が念願の“アパレル”をプロデュース!
「アパレルには興味があるんですよね」 2016年12月に行われた『新人選手発表記者会見』終了後の報道陣との雑談タイム。オリックスからドラフト1位で指名された山岡泰輔は、アパレルなど自らのグッズをプロデュースする意向を明らかにし、報道陣を驚かせていた。 ルーキーイヤーには京セラドーム大阪で販売する選手プロデュースのメニューに、フレンチトーストを第1希望にリストアップ。「オリ姫、フレンチトースト食べないですかね?」と話していたが、フレンチトーストではなく、第2案が採用されたこともあった。山岡のモットーは自らも楽しみつつファンにも喜んでもらうこと。エンターテイメント性に長けたプロ野球選手なのだ。 「今度パーカーを出すんですよ」 春季キャンプで山岡を取材している時、グッズの話をしていると、ついにアパレルグッズをプロデュースするという話を聞いた。山岡らしく細部にこだわり、完全プロデュースしたという。 この日の夜、山岡は自身のインスタグラムで、先輩の岸田護に着てもらいパーカー姿のツーショットをアップ。球団公式マスコットのバファローブルを“被った”山岡のかわいいイラストをあしらった。ネイビーとホワイトの2色展開。ベテランの岸田が着ても違和感がなく、ファンの間では「いつ発売するのか?」という声が殺到。山岡は翌日からキャンプで着用し、プロデューサーとしての役割をしっかりと果たしている。 関係者の話によると、5日から販売が決定した今回のパーカーは売り切れ御免の予定。シーズン中に違うアイテムをプロデュースする可能性もあるようだ。 「ついに初めてのプロデュースグッズを作ることができました!大満足の仕上がりになったので、たくさんの方に着てもらえるとうれしいです!」 山岡はこう話す。今シーズンは、日本ハムに移籍した金子千尋に代わる新たなエース候補として、ファンの期待も大きい。侍ジャパンのトップチームにも初選出され知名度を上げるチャンス。山岡のファッションや髪型に憧れる若い男性ファンも多い。素材にもこだわったプロデュース商品を着用したファンが京セラドーム大阪や、ほっともっとフィールド神戸のスタンドで多く見られることだろう。取材・文 / どら増田写真 / ©︎オリックス・バファローズ
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おんな残酷物語
2009年09月01日 15時00分
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