スポーツ
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スポーツ 2019年03月03日 17時00分
巻き起こるアニキ金本カムバック待望論と掛布SEA院政②
成績不振なら掛布登板へ「掛布SEAはセ・リーグ5球団のキャンプを視察しました」(スポーツ紙記者) 掛布SEAは立場上、オーナーを始め球団幹部に直接意見できる。ライバル球団の戦力分析は矢野監督にとってもプラス材料となるが“副産物”もあるようだ。「矢野監督を支えるコーチの大半は二軍指導者でした。二軍監督だった矢野監督と一緒に昇格してきたんですが、元を正せば、『掛布二軍監督』を知るスタッフでもあります」(前出・関係者) そう言われてみれば、「選手の自主性」なる改革案も、掛布氏が二軍監督だった時代に提唱されたものだ。ここに的確なライバル分析が加われば、チーム再建の最大の功労者は掛布SEAということになってしまう。「掛布氏がセ5球団すべての視察を終えたのは15日でした。最後に広島を見て、『投手力№1は、阪神』と言い切りました。うがった見方かもしれませんが、新聞などに掲載された自身のコメントを“誰が読むのか”察しているのかもしれません」(同) こうした掛布SEAの動きに重なってくるのが、岡田彰布氏(61)だ。岡田氏は新聞紙上で藤川とのロング対談を実現させた。藤川は「監督・岡田」の時代を知るベテランの1人。 再建のカギを握る鳥谷をルーキーイヤーからスタメンで使ったのも岡田氏だ。新人を最重要ポジションであるショートで使い続けた采配が今日に繋がっているのだから、その功績と影響力はやはり無視できない。「金本前監督の時代、優勝を知る元指揮官として、岡田氏の再登板も予想されていました。その真偽はともかく、昨年末のOB総会で掛布、岡田両氏は会話がなかったとも伝えられています。古参の虎OBたちの間には、2代続けて外様指揮官となったことに割り切れない思いがあるとされ、矢野監督、フロントを牽制していくようです」(前出・在阪記者) 岡田氏は最大OB派閥である吉田義男氏のグループ。掛布氏は東京圏での仕事が多かったため若干の隔たりもあるようだ。「掛布氏のキャンプ視察ですが、DeNAの筒香嘉智が打撃スタイルを微妙に変えていること、ノーマークだったヤクルトの打線が好調なことなどを的確に説明していました。開幕カードでぶつかるヤクルトの情報は貴重で、フロントも一目置いていました。ペナントレースは混戦、投手力がカギというのが掛布氏の展望です」(前出・関係者) 岡田氏は、影響力の大きくなった掛布氏の情報をどう思うのか。こうしたOBたちの動向で、矢野監督は采配に集中できないだろう。
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スポーツ 2019年03月03日 13時00分
一部相撲ファンに蔓延る複数の悪質行為 再考の余地があるのでは?
先月度々報じられた、一部プロ野球ファンによる悪質行為。サイン転売や松坂の“右肩破壊”に、マナーや民度を考えさせられた人も多いことだろう。 ただ、ファンの民度が問われているのは、何もプロ野球に限った話ではない。大相撲もその1つだ。本場所の客席を見ると、今もなお複数の悪質行為を確認することができる。 例えば、客席の座布団を土俵に投げ入れるいわゆる“座布団投げ”。主に横綱戦で頻発する行為だが、投げられた座布団の多くは土俵まで届かず他の客席に落ちていく。これが他の観客、特に子供やお年寄りの首などに当たったらどうなるか、深く考えなくても分かることだろう。 本場所での悪質行為というと、コールを交えた手拍子や、花道での過度な接触も目に余る。前者、後者のどちらも力士の集中力を著しく乱す蛮行であり、日本相撲協会が定める観戦約款第8条(禁止行為)や第9条(応援行為)に抵触する。ただ、本場所の観客の中には、これを理解していない人も多いのが現実だ。 また、誠に悲しいことに、昨今は白鵬をはじめとした外国人力士に対し、差別的表現を交えた罵詈雑言をネット上で浴びせるとんでもない輩も存在する。以上のような悪質行為を目にするたびに、筆者は角界の将来が心配になってくる。 差別的表現はもちろんいけないが、先に述べた本場所での悪質行為は古くから多発しているものである。恐らく、今その“担い手”となっている人たちも、「昔からやってるから」、「みんなやってるから」という些細な気持ちで手を出すに至ったのだろう。 ただ、そんなスピード違反者のような言い分を許すと、これらの悪質行為が今までと変わらず後世まで受け継がれることになってしまう。また、それにより何らかの実害や規制がもたらされた場合、未来の力士、未来の相撲ファンが割を食うことにもなりかねない。 冒頭で触れた松坂の一件のような事態が起こる前に、当事者の方々には自らの振る舞いについて、今一度強く再考してもらいたい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月03日 06時00分
世界注目のONEがついに日本上陸!3.31両国国技館大会全カード決定!
世界中の格闘技関係者が注目する「格闘技界のビンス・マクマホン」こと、チャトリ・シットヨートンCEO率いるONE Championship(ONE)が、いよいよ日本に上陸する。 これまで世界最高峰とされる米・UFCがたびたび日本で大会を開催し、日本ではAbemaTVの格闘チャンネルで気軽に見られるとあって知名度を上げてきた。一方、シンガポールのONEはアジア最大のワールドスポーツメディアとして、2011年に設立。アジアの格闘技団体や選手を傘下に収め、提携する形で規模を拡大していった。 キックボクシング団体KNOCK OUTの木谷高明オーナーも、昨年の戦略発表会で「K-1やRIZINよりもONEの方が脅威。チャトリはかなりのやり手」と話している。実際、MMA、キックボクシング双方の日本人選手が「ONEに上がりたい」と口にする。那須川天心のようにRIZINと複数年契約を結ぶ選手や、K-1に所属している選手以外の動きは流動的。現時点で、ONEの日程さえ優先させれば日本の他団体への出場を認めていることもあり、しばらくは日本で知名度がある国内外の選手をうまく使っていくものと思われる。 天心を追いつめたロッタンは、RISEの世界トーナメントをキャンセルして、今大会に参戦する。ただRISEとONEは話し合いを続けていくとしており、交流はあるようだ。日本初となる今大会のタイトルは『ONE:A NEW ERA-新時代-』。メインイベントは、ONEライト級世界王者のエドゥアルド・フォラヤンと、元同世界王者で日本格闘技界のレジェンド、“跳関十段”青木真也の因縁対決。青木は日本で2年ぶりの王座獲得を目指す。 「グローバル格闘技ルール」のもと、選手たちはさまざまな格闘技と打撃、グラップリング技を駆使しフルコンタクトで競い合う。名誉ある伝統の格闘技、オリンピックレベルの身体能力を持つ選手たち、ロックコンサートのような興奮、目の前で観戦する臨場感。それら全てを兼ね備えるというのがONEのコンセプト。ルールにも独自色を出しており、1月にはテレビ東京で特番も放送されている。新たな黒船はどんな世界を見せてくれるのだろうか?注目していきたい。文 / どら増田写真 / ©︎ONE Championship
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スポーツ 2019年03月02日 17時30分
大谷に“移籍”浮上!エンゼルスがビミョ〜な駆け引きを展開中
大谷翔平をめぐる本格的な駆け引きが、ついに始まった。 ロサンゼルス・エンゼルスが本拠地のエンゼルス・スタジアム・オブ・アナハイムを所有するアナハイム市に対し、長期のリース契約を破棄、2020年までの暫定契約としたのは昨年10月だった。 大谷の取材で現地入りした日本人メディアの一人がこう説明する。 「球団とアナハイム市、同市議会議員たちとの駆け引きが『20年までの暫定契約』となった時点でスタートしました。球団の要望は、老朽化が激しいこの球場の早期の改修工事であり、その確約を求め、これに対し、アナハイム市側は改修工事の予算がないので理解してほしい、と」 球団とアナハイム市側との議論は、その後しばらく進展ナシ。目下、球団はキャンプ中ではあるが、第2弾となる”剛速球”を行政側に投じた。 アナハイム市から西へ約30キロ、同じカリフォルニア州のロングビーチ市がエンゼルスの新本拠地として立候補を表明したのだ(米国時間2月25日に報道)。ロングビーチ市はかなり積極的だという。 「2028年、ロサンゼルスが夏季五輪の舞台となります。カリフォルニア州のいくつかの自治体に分かれて競技会場を設けるのですが、ロングビーチ市もそのひとつとなっています。その競技施設を新設する一環で新球場を建設したい、と」(前出・日本人メディアの一人) ロングビーチ市の地元紙であるロングビーチ・ポスト紙によれば、同市長が球団に招致する旨を伝えたそうだ。そうなると、アナハイム市はエンゼルス球団を喪失することになる。 「エンゼルスが球場を所有するアナハイム市側に要求していたのは、球場の改修工事だと聞いていましたが、新球場の建設だったようです。現球場を壊して、そこに新しく造り直すのか、それとも、市内で別の場所を見つけるのか、どちらかにしても莫大な費用がかかります。エンゼルスには全米が注目する大谷がいるので、かなりの集客が見込めますが」(米国人ライター) 改修工事ではなく、新球場建設という無理難題を最初から押しつけていたとなれば、話は違ってくる。ロングビーチ市はロサンゼルスが五輪開催地に立候補していたときから、競技場建設の準備に入っており、国からの助成金などを含め、資金的な準備を進めていた。 ロサンゼルスの五輪招致だが、そもそもは2024年大会を目指していた。近年、五輪開催地が莫大な費用をかけるため、立候補する国、自治体が少なくなっており、IOCは2020年・東京五輪の次大会への立候補を目指していたパリ、ロサンゼルス双方に持ちかけ、24年大会と28年大会にそれぞれ振り分けている。五輪施設の関連で新球場を造るとなれば、準備期間も十分にあるので資金調達にも困らないだろう。 「エンゼルスはこうしたロングビーチ市の動きを知っていたのではないか。そういうふうに勘繰る声も出ています」(前出・同) ロングビーチ市が積極的でエンゼルスが“強気な交渉”を続けることができるのは、二刀流・大谷という「金の卵を生むニワトリ」がいるからだ。 大谷がようやく軽めの打撃練習を開始した。メスを入れた右肘に痛みを再発させないよう、球団も神経質になっている。その理由は、大谷の将来性への配慮だけではないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年03月02日 17時00分
プレミア王者・マンCだけじゃない?今夏来日予定のビッグクラブ
イングランド・プレミアリーグの強豪チームが、今夏日本にやって来る――。そんなニュースが複数メディアによって報じられ、サッカーファンの心をワクワクさせている。 今回はるばる日本を訪れるのは、昨シーズンのリーグ王者であるマンチェスター・シティ(マンC)。同じくシティ・フットボール・グループに所属する横浜・F・マリノスと、7月27日に日産スタジアムでフレンドリーマッチを行う予定となっている。 現在得点ランキング1位タイ(17得点)のセルヒオ・アグエロを筆頭に、数多くのスター選手を擁しているマンC。今回の一件を受けたネット上には「シティ来日は激アツすぎる」、「すごい!マジで行きたい!」、「見たい選手が多すぎる、絶対チケット取ろう」といった内容のコメントが多数寄せられているが、ファンがこのような反応を見せるのも当然だろう。 ただ、今夏日本を訪れるビッグクラブは何も、マンCだけではない。嬉しいことに、今回の一件の前には、既に以下の2チームの来日も発表されている。■バルセロナ(スペイン) 言わずと知れた、世界的名門チームであるバルセロナ。昨年10月中旬に、今夏日本と中国でプレシーズンツアーを行うと発表した。現時点では詳しい内容はまだ明らかとされていないが、胸スポンサーの楽天が保有するヴィッセル神戸と対戦する可能性も指摘されている。■チェルシー(イングランド) 一昨年のリーグ王者であり、24日に行われたカラバオ・カップ(国内リーグ杯)ではマンCと決勝を戦ったチームでもあるチェルシー。このまま予定通り来日すれば、2012年のFIFAクラブワールドカップ以来の出来事となる。 これらの予定はあくまで現時点でのものであり、今後、後に続くビッグクラブが登場する可能性は十分。また、一部メディアからは、バルセロナとチェルシーがNACK5スタジアム大宮で試合を行う可能性も報じられている。海外サッカーファンにとって、この夏は大いに忙しい季節となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月02日 17時00分
巻き起こるアニキ金本カムバック待望論と掛布SEA院政①
かつて“タテジマ”に袖を通した男たちの影がちらつき、矢野阪神の内側は「崩壊寸前」だ。今季から指揮官に就任した矢野燿大監督(50)は、この状況をどう打開していくのか――。 2月17日、ベテラン・鳥谷敬が遊撃手としての再デビューを果たした。シートノックや紅白戦では軽快な動きを見せていたが、対外試合となれば話は別だ。「まだ動ける」 ショート再コンバートを許した矢野監督もひと安心といった心境だったはずだ。 「昨秋のキャンプ前、鳥谷から再コンバートを矢野監督に申し出たことになっていますが、厳密に言うとちょっと違います。矢野監督が鳥谷を呼び出し、『どうするんだ?』と切り出したんです。2人の間で明確な言葉のやり取りはなく、そういう流れになっていきました。だから、チーム内には、『矢野監督が決めた』と見る向きもあります」(関係者) 鳥谷は影響力の大きいベテランだ。「背番号1」の復活こそが、チーム再建の最良手段と判断したのだ。「選手の動きは良好。藤浪晋太郎にも明るさが戻り、ベテランの藤川球児もクローザー復帰の手応えを掴みつつある。打撃陣では大山悠輔、糸原健斗がいい。期待ではなく確実に計算できそう。キャンプ前半を見る限り、成功と言えるのでは」(在阪記者)“鳥谷効果”とも言えるかもしれない。しかし、選手の内面は複雑。実は矢野監督になって、練習スタイルが少し変更された。 その一つが「自主性」だ。「去年と比べ、声が出ていないような気がする」 偵察に現れたライバル球団のスコアラーからは、そんな声が聞かれた。「阪神のキャンプ地は、ホテルと球場がやや離れている。バス移動はどの球団も同様だが、阪神の場合は40分ほどかかってしまい、渋滞に巻き込まれると1時間近くを要する。矢野監督は球場行きのバスの時間帯を3つに分け、7時、8時、9時台のどれに乗るか、基本的に選手の自主性に任せている。早出して自主練習するかどうかは本人次第」(前出・在阪記者) 実際、7時台のバスに飛び込む選手が多いそうだ。しかし、それは不安に駆られてのことだという。 昨季までは容赦ない猛練習を強要された。矢野監督は「自分の意思で動かなければ意味がない」と突き放したわけだが、今まで上から命じられたメニューをこなすだけだった虎ナインは、練習が足りているのか否か、分からなくなっている。「マジメにやってはいます。だけど、客観的に自分を判断できないようです。お目付役が必要だとの声もあり、猛練習を強要していた金本知憲前監督の名前も囁かれています」(前出・関係者) “アニキ金本”への、まさかのカムバックコール。自主性は、プロ野球選手にとって当たり前のもので、最下位脱出の解決策として欠かせないものだが、矢野監督以下、首脳陣を悩ませる問題はそれだけではない。掛布雅之シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(以下=SEA/63)の動向にも注意を払わねばならない。(明日に続く)
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スポーツ 2019年03月02日 13時00分
成績次第では即大関?“ディフェンディングチャンピオン”玉鷲が臨む春場所
先の大相撲初場所で13勝2敗の成績を残し、初めての優勝を飾った関脇玉鷲。次の春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)では2場所連続優勝に加え、大関獲りへの足固めも大いに期待されている。 玉鷲の15日間がどのような結果となるのかは、もちろん場所が始まってみないと分からない。ただ成績次第では、場所後の状況が大きく変化することも予想される。■7勝以下 万が一7勝以下で負け越しとなった場合、当然ながら大関獲りへの挑戦は即座に白紙。また、初場所の優勝に関しても、「まぐれ」、「確変」といったレッテルを貼られることになるだろう。せっかくの評価をフイにしないためにも、この数字だけは回避したいところだ。■8〜9勝 15日間の数字としては、一見すると最低限のようにも思われる。ただ、仮にこのような成績となった場合、翌場所は「11勝〜12勝」を挙げないと昇進目安をクリアすることはできない。なお、平成以降に大関となった力士のうち、2場所目を1ケタ勝利で昇進したのは曙(元横綱)と豪栄道の2名のみである。■10〜12勝 初場所で見せた好調ぶりをキープできているのならば、十分に達成可能と思われる数字。このあたりまで星を伸ばすことができれば、おそらく夏場所は大関獲りの場所となる。2場所で「23勝〜25勝」ならば、さすがに“物言い”がつくこともないだろう。■13勝〜 冒頭にも書いた通り、初場所の玉鷲は13勝で初優勝を飾っている。また、昨年1年間の優勝力士は、平均して「13.7勝」(13勝3回・14勝2回・全勝1回)を挙げている。このことを考えると、13勝以上をマークした場合は賜杯を手にする可能性が非常に高くなる。仮に2場所連続優勝となれば、夏場所を待たずに即大関ということもあり得るかもしれない。 初場所では34歳という年齢を全く感じさせなかった玉鷲。果たして、来月10日に初日を迎える春場所では、どこまで賜杯、そして大関に迫ることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月02日 06時00分
新生ノアvsノアの象徴!新たな方舟の顔、清宮海斗のGHC王座に、丸藤正道が挑戦!
プロレスリング・ノアは25日、3.10横浜文化体育館大会のメインとなるGHCシングル選手権試合、清宮海斗対丸藤正道の調印式を都内で開いた。 ノアは今年1月29日、長州力プロデュース興行などを手掛けるリデットエンターテイメントによる新体制を発表。今回の横浜大会は新体制のもとで開く初のビッグマッチとあって注目が高まっている。 新生ノアの22歳の若きエース清宮は、ノアの創設者である故・三沢光晴さんに憧れて2015年にノアに入団。同年12月、三沢さんの最後の試合でパートナーを務めた潮崎豪と対戦しデビュー。180cm、100kgの恵まれた体格から、新日本プロレスから2年間殴り込みに来ていた鈴木みのるの鈴木軍にもまれた。2017年のカナダ遠征から帰国すると、ビジュアルもあか抜け、GHCタイトル戦線に抜擢される。 昨年12月16日の横浜大会で杉浦貴を破り、史上最年少、デビューから史上最短でGHCシングル王座を奪取し、晴れて第32代王者に輝く。緑のショートタイツにサポーターをまとう清宮はタイガー・スープレックス・ホールドが必殺技。三沢さんと重ねて見るファンも多いが、本人は『脱・三沢』を掲げ「新しいノアを背負っていく」と覚悟を示しており、新体制の顔として期待は大きい。 そんな清宮の壁になるべく「待った」をかけたのが、今やノアの象徴と言ってもいい丸藤正道だ。丸藤はかつて三沢さんの付き人を務めており、丸藤がGHC王座を獲得した際には、三沢さんが挑戦したことがあった。清宮が入団するとき丸藤は試験官を務めていた。似たようなシチュエーションに「時代は繰り返す」と苦笑いを浮かべた丸藤だが、「あの時は負けたけど今度は勝ちます」と、あの時の三沢さんのように、清宮の勢いを止めると誓った。 清宮は王座獲得後、ノア以外のマットで、長州力や藤波辰爾、越中詩郎といったレジェンドとも対戦。「まだまだ吸収すべきことがあった」と言いながら、GHCシングル王座のベルトを巻いて、“新しい”ノアの顔としてお披露目してきただけに、ここで負けるわけにはいかない。「腕が折れようが、足が折れようが、横浜文体の最後に俺がマットに立ちたいと思います」と話す清宮は目をギラつかせていた。前哨戦では丸藤の余裕を崩せていないが、タイトルマッチでは清宮が見せる“方舟”の未来に期待したい。文・写真 / どら増田、舩橋諄
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スポーツ 2019年03月01日 21時10分
いよいよプロ野球オープン戦が始まる ここまでの“暫定”順位は?
先月1日のキャンプインから、今日でちょうど1か月となったプロ野球の世界。予定通りにキャンプを消化した12球団は、これからオープン戦を重ねて開幕戦に向けた最終調整を行っていくことになる。 試合が本格的に組まれ始めるのは、5試合が予定される今月2日から。ただ、オープン戦自体は先月23日に既に“開幕”を迎えており、順位表を掲載しているメディアも複数。今回はそんなオープン戦の“暫定”順位を、下から順に以下に見ていこう。■試合未消化:埼玉西武・ソフトバンク・オリックス・ロッテ 以上に挙がった4球団は、まだ“開幕戦”を迎えていないため順位無し。なお、ソフトバンクとオリックスは先月24日に対戦が予定されていたが、天候不良のため試合前中止。また、オリックスはこれにより、初戦が5日までずれ込むことになった。■6位:広島・阪神・日本ハム(0勝0敗1分・0勝2敗・0勝1敗) 順位が同じ一方で、残した成績はそれぞれ異なっているこの3球団。首位とのゲーム差もバラバラだ。■同率3位:ヤクルト・巨人・中日(1勝1敗) 同23日、24日の試合を五分で終えた、セ・リーグの3球団が揃って3位にランクイン。ヤクルトは23日、巨人、中日は24日に初白星を手にしたことで、とりあえずは一安心といったところだろう。■同率1位:楽天・DeNA(2勝0敗/1勝1分) 現時点で首位に立つのは、23日の巨人戦で菅野智之に土をつけた楽天と、2試合連続2ケタ安打中のDeNA。どちらの球団も、充実したキャンプを過ごしたということなのだろう。ちなみに、楽天は28日に台湾で行われたラミゴ・モンキーズ(台湾プロ野球)との親善試合でも、「3-1」で勝利を飾っている。 今月24日の最終日までに、合わせて101試合が予定されている今年のオープン戦。シーズンを見据えた12球団の戦いは、上記の順位表にどのような変化をもたらすことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月01日 17時30分
巨人・炭谷も危ない?リーグ間移籍のFA捕手に待ち受ける苦難の翌シーズン
今オフにFA権を行使し、埼玉西武から巨人に移籍した捕手・炭谷銀仁朗。小林誠司、阿部慎之助、大城卓三といった生え抜きと共に、現在は熾烈な正捕手争いの真っただ中に身を投じている。 「年俸1億5000万円・3年契約」という契約条件で、巨人のユニフォームを着ることとなった炭谷。23日のオープン戦(対楽天戦)では先発に起用され、エース・菅野智之とバッテリーを組むなど、今のところは首脳陣に期待されていることが伺える。 ただ、2年目、3年目はともかく、1年目に関しては過度な期待をしない方がいいかもしれない。なぜこのようなことがいえるのか。それには、過去炭谷と同じようにリーグ間移籍を果たした4名のFA捕手が関係している。実はこの4名、そのほとんどが移籍1年目のシーズンで苦しんでいるのだ。 2017年オフに日本ハムから中日に移籍した大野奨太は、直前のシーズンでは83試合に出場。しかし、移籍1年目は手術した右ひじの状態が思わしくなく、出場数は63試合と前年より減少。また、打撃3部門全てで数字を落としてもいる。 パンチ力を武器にオリックスで活躍した日高剛は、2012年オフに阪神に移籍。ただ、迎えた翌シーズンの7月初旬、味方野手と交錯したことにより戦線を離脱。これが長引いたことにより、結局は44試合の出場に留まっている。 ロッテで長らく里崎智也と正捕手を争った橋本将は、2009年オフに横浜(現DeNA)に移籍。前年オフに相川亮二(横浜→ヤクルト)が去ったこともあり、新天地でいきなり正捕手となる可能性は十分のようにも思われたが、骨折の影響もあり、その座を掴むことはできなかった。 残る1名であり、2010年オフに楽天から阪神に移籍した藤井彰人のみは、「8試合→99試合」と出場試合数を大きく伸ばしている。ただ、これを含めても、移籍1年目が失敗に終わる可能性は依然「75%」。先輩捕手たちが苦しんできた歴史を考えると、これから炭谷が迎えるシーズンも決して安泰とは言えないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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