崔の真・夏男決定戦にかける思いは相当なもの。試合に向けて韓国での直前合宿を敢行し、コンディションを整えた。格闘技のKTT(コリアントップチーム)に参加し、関節技や締め技から打撃まで総合的な特訓を受けてきたという。
さらに、和歌山では世界遺産の那智の滝に打たれ、京都では清水寺、金閣寺など、7カ所の寺院を1日で歩いて回る“荒行”に打ち込んだ。「集中力がついたし、その場所のパワーをもらうことができた」とメンタル面にも磨きをかけた。
この夏の大一番に向けて万全の体勢を整えたとあって、もし今回敗れるようなことがあれば「もう火祭り刀を持たないで入場するつもりです」と宣言。火祭り優勝者としての“ケジメ”もつけるつもりだ。
火祭りで関本大介と佐藤耕平を病院送りにした崔。今回も「ただじゃリングから下ろさない」となんでもありのケンカファイトで、真壁を血祭りにあげる。