試合が本格的に組まれ始めるのは、5試合が予定される今月2日から。ただ、オープン戦自体は先月23日に既に“開幕”を迎えており、順位表を掲載しているメディアも複数。今回はそんなオープン戦の“暫定”順位を、下から順に以下に見ていこう。
■試合未消化:埼玉西武・ソフトバンク・オリックス・ロッテ
以上に挙がった4球団は、まだ“開幕戦”を迎えていないため順位無し。なお、ソフトバンクとオリックスは先月24日に対戦が予定されていたが、天候不良のため試合前中止。また、オリックスはこれにより、初戦が5日までずれ込むことになった。
■6位:広島・阪神・日本ハム(0勝0敗1分・0勝2敗・0勝1敗)
順位が同じ一方で、残した成績はそれぞれ異なっているこの3球団。首位とのゲーム差もバラバラだ。
■同率3位:ヤクルト・巨人・中日(1勝1敗)
同23日、24日の試合を五分で終えた、セ・リーグの3球団が揃って3位にランクイン。ヤクルトは23日、巨人、中日は24日に初白星を手にしたことで、とりあえずは一安心といったところだろう。
■同率1位:楽天・DeNA(2勝0敗/1勝1分)
現時点で首位に立つのは、23日の巨人戦で菅野智之に土をつけた楽天と、2試合連続2ケタ安打中のDeNA。どちらの球団も、充実したキャンプを過ごしたということなのだろう。ちなみに、楽天は28日に台湾で行われたラミゴ・モンキーズ(台湾プロ野球)との親善試合でも、「3-1」で勝利を飾っている。
今月24日の最終日までに、合わせて101試合が予定されている今年のオープン戦。シーズンを見据えた12球団の戦いは、上記の順位表にどのような変化をもたらすことになるのだろうか。
文 / 柴田雅人