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岡田オリックスが矢野トレードを再検討!?

 キナ臭いトレード話が再燃してきた。
 岡田彰布監督(52)が阪神・矢野燿大捕手(41)の獲得を再検討しているという。オリックスは7カード目を迎え、9勝9敗(4位)。開幕4連勝を含む好スタートを切ったが、4月2日からの千葉ロッテに3連敗を喫すると、その後は負けが込み、Aクラスからも転落…。ここ最近、岡田監督が繰り返し嘆くフレーズは、「工夫がなさすぎる」「交流戦で4試合しか戦わんオレの方が(パ対戦チームを)よう知っとるよ」。チーム失速の敗因は先発投手陣の不甲斐なさにあるが、「捕手の配球がワンパターンで工夫がない。だから打たれる」という見解は間違っていない。

 「控え捕手の鈴木(郁洋)もテストしてみましたが、岡田監督の嘆きは変わりませんでした。もともと、捕手難のチームでしたからね」
 ネット裏のライバル球団スコアラーたちも、岡田監督には同情的だ。そこで再浮上して来たのが矢野獲得である。
 球界関係者の1人が「一般論」と前置きしたうえで、こう分析する。
 「城島(健司)のリードだって褒められたモンじゃない。他球団の首脳陣が『ホークス時代と変わっていない』と言いきっているからね。ただ、真弓(明信)監督は場数を踏ませることで解消できると思っています。負けが込むようなら、試合途中で矢野にマスクを被らせることもあると思うので、精神的支柱でもある矢野は手放せないでしょう」

 矢野はここまで4試合に出場しているが、マスクは被っていない(13日時点)。城島の阪神入りが決まった直後、矢野も出場機会を求め、移籍も視野に入れていたとされるが、星野仙一シニアディレクターが説得したという。「スタメンを外されたときこそ、人間性が問われる」とし、「将来の監督手形も切った」なる情報も聞かれるだけに、岡田監督のもとに送り出すとは思えない。しかし、
 「岡田監督の阪神批判は筋が通っています。貸しを作って、岡田監督を黙らせるという駆け引きも考えられなくはない」(前出・スコアラー)
 といった読みもされている。

 「いや、原(辰徳)監督とのネットワークを活用するのではないだろうか。巨人には鶴岡(一成)、市川(友也)、星(孝典)など控え捕手陣のメンツも多い。パ・リーグ出身の實松(一成)もいる。育成の河野元貴捕手を早く支配下登録したいのに、人数の関係でそれもできないでいる。投手を交換要員に挙げれば、巨人の控え捕手はすぐに獲れる」(関係者)
 岡田監督は『第2のカンフル剤』投入も示唆している。最初はカブレラのワガママを許さず、開幕スタメンかさら外したこと。次は、誰もが驚くような放出トレードで成立させ、チームに緊張感を与えるという。古巣・阪神との政治的駆け引きか、それとも原巨人を相手に行うのかはまだ分からないが、岡田オリックスは“正捕手探し”に動き出す。

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