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張本勲氏、中田翔に「お前の給料私が払ってやる」 “日本一の指導者”として助言も「中田全然聞いてない」の声

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張本勲

 24日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が北海道日本ファイターズ・中田翔の打撃フォームに苦言を呈した。

 番組では、張本氏が広島・中日・巨人・日本ハム・ロッテなどのキャンプを訪れ、若手選手に熱血指導を行った様子を紹介。中でも気にしていたのが、北海道日本ハム・中田翔だ。

 キャンプ地を訪れた際は「3割30本100打点を約束した。オフに達成しなかったら大喝を入れる」と話した張本氏だが、スタジオでは「あの形では打てない」と断言。その理由について、

 「ステップが広い。何十回、何百回言ってるがなかなか直らない。反っくり返っていから、重心が後ろに乗っているから、それを狭くして、打った後の重心を6分、体重を乗せないと」と指摘。

 その上で、「この形で打てと。打てなかったら、お前の給料(推定2.8億円)私が払ってやるからと。日本一のバッティング指導者が言ってるんだから、間違いないと。打てなくてもその形で打てと言っていますからね」

 と発言する。それから、張本氏は中田が納得しないと変えないとして、40分間説得したとのこと。なお、「バッティングコーチの許可はもらってますからね、越権行為になりますから」と注釈を入れた。

 さらに、張本氏は「歩幅は狭いほうが得だ」と繰り返し、中田と同じ大阪桐蔭高校出身の中日・根尾昂も「スタンスが広い」と苦言を呈した。

 張本氏の「独自理論」と中田への情熱、そして「日本一のバッティング指導者」と自ら断言したことについて、「3000本安打の説得力は凄い」「打撃理論はさすがだと思う」など、称賛の声が上がる。

 一方で、「バッティングコーチになったことがないのに日本一って」「中田、全然聞いてないじゃん」「相手にされていないと思う」「もうちょっと謙虚になろうよ」「名選手だから名コーチってわけじゃない」などと、批判的な声もあった。

 張本氏と自分と同じ広島県生まれで、大阪の高校に野球留学し、日本ハムファイターズ(前身は東映フライヤーズ)に入団するなど、共通項の多い中田に目をかけており、大いに期待している様子。そろそろ中堅に差し掛かる中田だが、勝負強さはあるものの打率については低調が続いている。そんな彼を放っておけなかったようだ。

 「日本一のバッティング指導者が言うフォーム」を中田は採用するのか。今後の試合が注目される。

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