今大会では、“ハセケン”神奈月(馳浩)&ザ・たっちたくや(佐々木健介)VS“闘魂三銃士”原口あきまさ(蝶野正洋)&ザ・タッチかずや(橋本真也)など、普段では見られない豪華カードばかりが出揃った。
メーンではイジリー岡田扮(ふん)する三沢VSダチョウ倶楽部・肥後克広のジャンボ鶴田のカードが実現。実況は若林健治アナウンサーが担当し、1990年6・8日本武道館大会の再現。試合途中に岡田の高速ベロ攻撃なども飛び出したが、最後は、鶴田のバックドロップを三沢が切り返してフォールを奪取。19年前と同様の鶴田超えを果たした。
三沢さんがリング禍でこの世を去ってからわずか2カ月。岡田は悩んでいたが、神奈月や原口から「絶対やった方がいい」と後押しされ、出場を決意。後楽園のファンに「芸能生活が終わるまで三沢さんのマネと高速ベロはやめません」と誓っていた。