ドロドロの恩讐劇が繰り広げられる。7・20札幌大会でのIWGPヘビー級王座初防衛戦直後にTAJIRIから毒霧で奇襲された棚橋。右ひざ負傷のため欠席したノア杉浦貴と音信不通の飯塚高史を除く出場全選手が一堂に会したこの日は、怨敵TAJIRIと“舌戦”を展開した。
会見ではケンカ腰のTAJIRIから「握手しましょう」と振られて緊張感が漂ったが、握手に応じて気丈に振る舞い「このあいだ社長もグリーンミストを浴びせられたので、社長にはセコンドについてもらってその前で社長の分も借りを返す」と勧告。13日愛知大会では「リングに緑の血が流れる」ほど残虐に葬るつもりだ。
「全勝優勝するしかない」。新日プロを背負うチャラ男はリーグ戦でTAJIRIとの借りをチャラにし、2年ぶり2度目の真夏の頂に立つ。