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驚異の17歳“新怪物”石川遼 今季2勝目

 石川遼が王、長嶋、青木を超えた。石川は2日サンクロレラC最終日、驚異の17アンダー(通算)をマーク、初日から逃げ切りの完全優勝。ツアー4勝目をあげた。この結果、国内賞金王争いもトップに立ったが、この超怪物の注目度は、いまや日本国民すべてが集中するほどの“凄さ”である。17歳の現役高校生が、この先どんな進化をみせるか? 過去のスーパーヒーローを一気に抜き去った男の注目度はさらにアップする。そしていよいよ次は13日からの「全米プロ」である。

 遼は近代スポーツ界の歴史に残る超スーパーヒーロー14人を超えた。弱冠17歳の現役高校生が日本国民の注目度ナンバーワンの怪物になったのだ。
 力道山(プロレス)、王、長嶋、イチロー(プロ野球)、大鵬、貴乃花(大相撲)、山下(柔道)、高橋(マラソン)、北島(水泳)、そして同じゴルフ界の帝王といわれた青木、尾崎将、中島、丸山茂、片山らそれぞれの時代の超ヒーローたちを遼を超えたといえる。

 2日の録画(一部)とわかっていてもテレビ中継に全国民がクギ付けとなってしまったのだから驚きだ。中でも終盤に入って17歳差の“外敵おじさん”B・ジョーンズを最終ホールで劇的バーディーを奪い競り落とし、初日から逃げ切りの完全優勝(ツアー4勝目)を決めた瞬間、街頭でテレビを見ていた人たちが大歓声をあげた。「最終ホールの最終パットで決めるなどは持って生まれたスターの器だね。あのWBCのイチローのように。遼は怪物だよ」(ゴルフ関係者)というほどだ。
 前出の超ヒーローたちとは賞金的には、もちろん及ばない(遼はキャリアが浅い)が、年間の契約料、CM料、稼いだ賞金(今回は3000万円)などでは十分に迫る“実力”を併せ持っている。この先どんな怪物に育つか予測もつかない。
 それこそ若い時のタイガー・ウッズと比較しても全くそん色ないどころか超えているといっても過言ではないだろう。
 13日から開幕するメジャーの「全米プロ選手権」でウッズと対決するが、ここで優勝でもするようなことになると、一気に国民栄誉賞の声も出るだろう。
 子供のころから英才教育を受けていた、強い精神力、ゴルフの天才肌などといわれても遼は現役の高校生である。キラ星のように光る前出の日本の国民的ヒーロー14人に迫り、超える17歳が今後どんな進化をみせるか、それこそ日本中が注目している。

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