スポーツ
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スポーツ 2019年02月17日 17時00分
イチロー「3月22日引退」米報道いよいよ日本球界復帰②
日本球界、復帰否定発言の真意 昨年末、郷里で主催する少年野球大会の式典に出席したときのことだ。少年から日本復帰の可能性を問われたイチローは「日本でやることはないと思います」と否定したが、彼の言葉には独特な言い回しがある。 まず、「ない」と断定はしていない。また、このときマイナー契約の下交渉が始まっていた。「メジャー昇格を勝ち取り、日本開幕戦後も生き残ってみせる。日本球界への復帰ウンヌンが話題にならないよう頑張る」という意味で、野球少年たちに答えたのだろうか。「いったん、マイナー降格を受け入れた45歳の選手がメジャー復帰を果たすのは並大抵ではありません。マ軍は今季の優勝を諦め、チーム再建のため、若手起用の方針を貫くとも明言しています。メジャーにこだわるのなら、別の球団をあたったほうがまだ可能性がある」(ベテラン記者) 昨季同様、会長付特別補佐を務めるのか。それとも、現役にこだわり、マイナー落ちと他球団移籍を天秤に掛けるのか…。 ここで急浮上してくるのが、日本球界への復帰だ。現在も友好的な関係を持ち続けるオリックスが最有力先となる。昨季、獲得を明言した郷里の球団・中日、巨人も挙手してくるだろう。 「オフの期間、NPB所属選手以外は球団施設を利用できない規則になっています。事前に許可を取れば日本人メジャーリーガーも日本の球団施設を使えるんですが、手続きをしなければなりません。イチローが使いたいときに、自由に好きなだけ使えるようサポートしてきたのが、古巣のオリックスです」(球界関係者) マ軍は開幕戦前の3月17、18日に巨人との親善試合が組まれている。その巨人には元同僚の岩隈久志がいて、原辰徳監督とも第2回WBCを戦った間柄だ。当時を知る選手もまだいる。 また、’18〜’19年オフ、国内でFA選手の獲得を見送ったソフトバンクが補強費を余らせているのも見すごせない。当時、メジャーリーガーの松坂大輔を一気に囲い込んだ交渉力も健在だ。 「日本球界で『まだできる』ということを証明し、再びメジャーに挑戦する方法も考えられます。特別補佐の肩書でチームに帯同し、練習だけをこなす虚しさは繰り返したくないはず」(同) 冒頭のコラムには〈キャリアを傷つける選手を見たくない〉とあった。しかし、来年には東京オリンピックも控えており、マ軍を見返すことも可能だ。“決断のとき”が迫りつつある――。
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スポーツ 2019年02月17日 06時00分
「目を覚ませ!」天山広吉が“友情”を取り戻せるか?飯塚高史引退試合のカードが決定!
21日に後楽園ホールで開催される『NEW JAPAN ROAD 〜飯塚高史引退記念大会〜』の全カードが決定した。飯塚はメインで、鈴木軍の鈴木みのる、タイチとトリオを結成。かつて所属していたCHAOSのオカダ・カズチカ、矢野通、そして本隊の天山広吉という飯塚にとってゆかりのある選手たちと対戦する。60分1本勝負という、通常のメインイベントと変わらぬ試合時間が設定されたことからも、飯塚が“動けるうちに”引退していくことが分かる。 引退が発表されてから、試合数は限られているが飯塚は元気だ。先シリーズでは3日の札幌・北海きたえーる大会で、タイチ戦に向かう内藤哲也を花道で襲撃。1984年2月3日に札幌中島体育センター別館で、藤波辰巳(辰爾)と対戦する長州力を襲撃し、“テロリスト”の異名を持つことになった藤原喜明を35年ぶりにオマージュした形になった。内藤はこれで戦闘不能になり、いったん控室に運ばれるほどのダメージを負った。 またヒール転向のキッカケ作りのため、一時的に“友情タッグ”を組んでいた天山からは2日の札幌大会で「オイ!飯塚!今度引退するらしいやないか!辞める前に俺ともう一回、マジメに戻って、俺と友情タッグ復活させようやないか!」と変わり果てた飯塚にアピールした。翌3日の札幌大会、そして11日のエディオンアリーナ大阪大会では、レアな友情タッグTシャツを見せてまで更生させようとしたが、引き裂かれてしまう始末だった。 天山と同じく、矢野も飯塚に裏切られた選手。むしろタッグ歴は矢野の方が長く、新日本ではIWGPタッグ王座を、プロレスリング・ノアではGHCタッグ王座を戴冠するなど名ヒールタッグだった。この2人が同じコーナーに立つというのは違和感があるが、飯塚のココロに変化は訪れるのだろうか。 タイチは「“飯塚のココロ”は等々力渓谷のどこかに封印されている」と天山に対して謎かけを送っており、天山は21日までに「等々力渓谷まで行くしかないか…」と頭を悩ませ12日に大阪から帰京後、直行したことをツイッターで明かしている。何か見つかったのだろうか?試合中、飯塚のファイトスタイルに異変が起こるかどうかが鍵になりそうだ。 また、因縁があるテレビ朝日の野上慎平アナウンサーは実況するのか、引退セレモニーや10カウントゴングは鳴らされるのかなど、ここまで予測不可能な引退大会はなかなかない。かつて、闘魂トリオとして組んでいたAKIRAやエル・サムライが駆けつけたら、90年代のファンは歓喜するだろう。それも天山が言うところの「マジメな飯塚」に戻らなければ意味がない。前代未聞の引退大会に注目が集まっている。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2019年02月16日 17時50分
「実績のない張本」セルジオ越後の毒舌に乾貴士が噛みつき場外乱闘!
サッカー日本代表の乾貴士が、解説者・セルジオ越後氏の辛口コメントにツイッターで反論をして注目を集めている。 事の発端は、セルジオ氏が12日付『テレビ東京スポーツ』の記事で「海外移籍するなら試合に出ろ!」という主旨でコメントした内容。記事では出場機会に恵まれず、ドイツの強豪『ドルトムント』からトルコの『ベシクタシュ』に移籍した香川真司の境遇などを引き合いに、試合に出場し続けることの重要性を語っている。 その中で、「海外に行ったから(だけで)レベルが上がると思っている」「海外に行っても試合に出れていない選手が結構いる。これは移籍(海外組)の中に絶対入れちゃいけない」「レベルの高いチームで(試合に出れなくても)練習すればうまくなるとかは大きな間違い」と辛口の批評をした。 すると乾は記事を添付して、自身のツイッターで、《誰も海外に行っただけで満足してる選手はいません。W杯で戦ったり、世界のほんまにすごい奴とやったり、憧れのリーグでやるために、皆んなどうなるか分からん挑戦をしてるんです。もちろん試合に出れる事が一番やけど、そこでもがいて頑張ることも必要になることはある》 と真っ向からセルジオ氏に反論。このツイートは2月15日現在、6400リツイートされ、2万5000以上の「いいね!」を獲得している。しかも乾の意見には、岡崎慎司も同調。乾のツイートを引用リツイートして、《セルジオさんの立場だからこそ責任ある発言してほしいというのはあるな。選手はプレーや結果で証明しなきゃいけないけど、それ以上に高いレベルに身を置きたいというのはある。そこでもがくことがその先につながることもあるはずやし。それを踏まえた発言なら多分選手だって納得する》 とツイートした。 「乾は以前からセルジオ氏に嫌悪感を抱いていることで有名。ロシアW杯直後に乾が『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)出演した際、セルジオ氏について聞かれると『めっちゃ嫌いです。俺あの人イヤなんですよね』『いつか言いたいと思ってた』と包み隠さず吐露しています」(スポーツ誌記者) 今や日本の選手も海外で多くの実績を積み、セルジオ氏の現役時より結果を残しているのは明らか。サッカーファンたちも《セルジオ越後とかいう何の実績も持たないやつをメディアが重宝するのがそもそもの間違いでしょ》《セルジオ越後は実績のない張本》と声を上げており、反論されても当然だろう。
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スポーツ 2019年02月16日 17時30分
胴上げ翌日にクビ、元ホークス寺原、五十嵐 新天地・ヤクルトでベテランの意地を見せる
プロ野球は、キャンプが中盤に差し掛かっている中、各球団とも様々な新しい顔ぶれもみられる。 例年の様に数多くの選手が所属球団から戦力外を言い渡された昨年のシーズンオフ。その後、現在までに再びNPBのユニフォームを身につけることが出来たプレーヤーは数えるほどしかいない。何人もの野球人が球界を去った中、新たなチームに移り今シーズンもグラウンドに立ち続けるベテランもいる。■現役に固執、新天地で再起を 今月4日、オリックスバファローズは一人のベテラン選手の獲得を発表した。昨シーズン限りでヤクルトスワローズから戦力外通告を受けていた成瀬善久がキャンプ先で2019シーズンの選手契約に至った。千葉ロッテからFA移籍したヤクルトでは期待通りの活躍を見せられず、昨年はキャリアで初めて一軍のマウンドに登ることが出来ずにシーズンを終えた。2000年代、ロッテでタイトル獲得や日本代表にも選ばれた実力者でヤクルト退団後にトライアウト、入団テストを経て今季もプレーする機会を手繰り寄せた。 かつての指揮官・西村徳文新監督のもと、再び舞い戻ったパリーグを主戦場とし、今なお健在の制球力を武器に再起を図る。 指導者への転身の打診を断わり現役続行を選んだ男もいる。前楽天の細川亨だ。 西武ライオンズ時代には球界No.1といわれたリードを発揮し、以降、ソフトバンク、楽天でプレー。あくまでも現役に拘り、パリーグ4球団目となる千葉ロッテのユニフォームに袖を通す。今季6人中、自身以外の5人が20代という若いロッテ捕手陣、積み上げられた経験を伝えることでの全体の底上げが期待される。「若いキャッチャーに勉強してもらえるように頑張る。日本一になる為、チームに貢献したい」 18年目を迎えるベテランは来るべき新シーズンも捕手としてグラウンドで躍動する。■日本一の翌日に戦力外を通告されるも ヤクルトスワローズには二人のベテラン右腕が加わった。前ソフトバンクの寺原隼人と五十嵐亮太だ。 両投手在籍の6年間、ホークスは4度の日本シリーズ制覇を成し遂げている。常勝軍団において様々な場面でマウンドに登り続けたベテランの存在価値は極めて重要だったものの、ともに昨年の日本シリーズ優勝の翌日、球団より戦力外を通告された。それでも「血の入れ替え」を受け入れ、さらなる新天地を求めた。 新たなユニフォームで先発にも意欲をみせる寺原、5月には40歳を迎える五十嵐も古巣へ10年振りに復帰、二人ともに一軍キャンプのブルペンで汗を流している。武器として鳴らした豪速球に加え、経験とともに類まれな投球術も身につけた両右腕の加入はスワローズに4年振りの優勝をもたらすか。 キャンプでは各球団とも主力や期待の若手、そして希望に満ちてプロの世界に足を踏み入れた新人選手の話題が溢れる。反面、キャリアを重ね、いくつもの球団を渡り歩き、それでもプレーすることに拘ったプレーヤーの姿もやはり魅力的であることに変わりはない。そう多くはないであろう、与えられるプレーの機会において、全力でそれぞれの役割を果たそうとするベテランがこの上なく頼もしいことも我々は知っている。 今月末からはオープン戦も始まる。2019年シーズンの開幕はもうすぐそこだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年02月16日 17時00分
今年も続く「敢闘精神あふれる力士」アンケート 初場所の登場回数トップ3は?【幕内編】
昨年11月29日付配信記事など、これまでに複数回取り上げた「敢闘精神あふれる力士アンケート」。日本相撲協会が来場者、公式サイト有料会員を対象に行っているこのアンケートに、今年も初場所から多くの票が寄せられた。 初日から千秋楽までの15日間、1日ごとに結果が公開された初場所のアンケート。その中で最も多く登場している力士はいったい誰なのか。今回は幕内で選出された総勢15名の内、トップ3に入った力士を下から順に見ていこう。■3位:玉鷲(6回/1位2回・2位2回・3位2回) 御嶽海(6回/1位2回・2位1回・3位3回) 「13勝2敗」で初優勝を果たした関脇玉鷲と、怪我からの再出場を経て「8勝4敗3休」と勝ち越しをマークした小結御嶽海が共に3位にランクイン。見ての通り、お互い成績は異なるものの、懸命に目標を達成したことが票を集めた要因となっているようだ。なお、玉鷲は9日目終了時点では1度も登場していなかったが、10日目以降は千秋楽まで6日間連続の登場を果たしている。優勝争いに参戦したあたりから、ファンの支持も急速に高まっていったということが伺える。■2位:遠藤(7回/1位2回・2位2回・3位3回) 昨年の“年間最多登場力士”である平幕遠藤が、3位を僅かにかわし2位に選出。元々の人気に加え、「10勝5敗」と成績も良好だったことも数字を伸ばした理由となっている。なお、遠藤が2ケタ勝利を挙げるのは、「10勝5敗」だった2017年9月場所以来のことである。■1位:貴景勝(10回/1位5回・2位4回・3位1回) 昨年は前述の遠藤にわずかに及ばず、惜しくも年間登場回数2位となっていた関脇貴景勝。初場所は昨年11月場所に続く優勝に加え、大関獲りも期待されていたということもあり、序盤、中盤、終盤とコンスタントに数字を伸ばした。 以上が、初場所における登場回数トップ3の力士たちである。果たしてこの3名は来場所もランクインを果たすことはできるのか、それとも他の力士が割って入るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年02月16日 06時00分
ジャイアント馬場追善興行、アントニオ猪木氏来場!ドリー・ファンクJr.&馳浩氏も!
サプライズはまだ用意されていた。 19日に両国国技館で開催される『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』の実行委員会は、同興行にアントニオ猪木氏、ドリー・ファンクJr.、馳浩氏が来場すると発表した。 猪木氏は馬場さんと同日にデビュー。日本プロレス時代はBI砲のタッグで、インターナショナルタッグ王座(現在、全日本プロレスが管轄している世界タッグ王座の2本のベルトのうち1本)を獲得するなど、日本中にBI砲旋風を巻き起こした。 1972年に日本プロレスを追放された猪木氏が新日本プロレスを旗揚げすると、翌73年に馬場さんが全日本プロレスを旗揚げ。以降、両者はライバル団体の代表として激しく対立。79年8月26日に東京スポーツが主催した『プロレス夢のオールスター戦』では、BI砲が復活。新日本のリング、キャンパスを使用したため、馬場さんが新日本のリングに上がったように見えて斬新だった。 しかし、試合後に猪木氏が馬場さんに対戦アピールを“フライング”したことから、馬場さんの猪木氏への不信感が深まり、1980年代は新日本と全日本の間で外国人選手を中心とした引き抜き合戦に発展。馬場さんは日本プロレス時代にかわいがっていた坂口征二氏が新日本の社長に就任する1989年まで、新日本とビジネスをしなかった。 ただ、一説によると興行のバッティングを避けるため、2人はたびたび会っていたという話もある。今年、猪木氏が出演した番組で「亡くなる数ヶ月前に偶然会って『お前はいいなぁ』と言われた。それが何を指していたのかは分からないけど、それが最後の会話になった」と明かしている。また馬場さんが猪木氏の引退試合の際、電報を送ったが読まれなかったという話もある。このあたりのエピソードが当日どこまで語られるのかも注目だ。 猪木氏は「元気ですかー!元気があれば、オールスター戦も出来る!馬場さんと一緒に闘った1979年のプロレスオールスター戦を今でもよく思い出します。こうして多くの団体が揃ってプロレスの大会を行う事は、業界にとって良い事だと思います。2月19日にはお集まり頂いたプロレスファンの皆様とともに、元気に大会をスタートさせたいと思います。行くぞー!1、2、3、ダァー!!」とコメントした。 当日はオープニングに登場予定とのこと。腰の手術を受けてからプロレスファンの前に現れるのは初めて。またメインイベントでは、新日本プロレスの前IWGPヘビー級王者で、道場から猪木氏のパネルを外した棚橋弘至が登場。アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーにはかつての右腕、新間寿氏が登場することが決定しており、猪木氏との対面が実現するのかも注目される。 またブッチャーの引退セレモニーには、ドリー・ファンクJr.、馳浩氏の来場が決定。スタン・ハンセン氏も含めて歴代のPWF会長が並ぶこととなった。ブッチャーにとって因縁があり、馬場さんとの関係も深いテリー・ファンクはスケジュールが合わなかったという。これは残念なニュースだ。 またブッチャーが大日本プロレス時代にパートナーを務めたアブドーラ小林が、ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤルに参戦することも決定。デスマッチなど変則マッチを除く全試合で、場外カウントが10までのPWFルールを採用することも発表された。日本では新日本をはじめ場外カウント20までのルールが主流となっていることから、戸惑う選手がいるかもしれないが、棚橋を含めてほとんどの出場選手が全日本マットを経験しているだけに、問題ないだろう。 いよいよ大会まで1週間を切ったが、まだサプライズは用意されているのか?平成最後のオールスター戦は、猪木氏の来場決定でさらに“オールスター感”が増してきた。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月15日 21時30分
オリックス西村監督、紅白戦途中切り上げに「怪我は避けなければならない」
オリックス春季キャンプ第3クール3日目▽15日 宮崎・清武SOKKENスタジアム白 0-1 紅(6回制)※雨天のため4回で打ち切り 「野手はまだ機会があるから大丈夫だけど、先発ピッチャーがね。ピッチャーは投げたがってましたけど、怪我は避けなければならない」 若手中心のチームに生まれ変わった西村徳文監督率いる新生オリックス。2日間連続の紅白戦は小雨の中決行された。一時は日差しも見えたが、すぐに雲行きが怪しくなり、雨が強くなってきたため、首脳陣は4回で打ち切りを判断した。 白組先発は今季から先発再転向が予定されている“神童”山本由伸。前回の登板では、先発用に準備していた変化球を披露し好投。開幕ローテーション入りへアピールしている。この日も鋭い変化球を織り交ぜながらのピッチングだったが、2回、先頭のマレーロがレフト前に運ぶと、続く西野真弘、白崎浩之が連続の併殺崩れで走者が1人残る。白崎が盗塁すると、後藤駿太がライトへタイムリーヒットを放った。 由伸は2回を2安打、1奪三振、1四球、無失点の内容。西村監督は「(由伸は)順調に来ているけど、3ボールという不利なカウントになると打たれてしまう」と由伸のピッチングを振り返り「先発として通用するのか、球数や回数をこれから増やして見ていきたい」とした。 逆に打った後藤については「あそこでよく打ちましたよね。あの場面は(白崎の)スチールが効いている」と述べると「白崎は去年よりも成長してきてる。足も使えるというところを見せてくれたのは、本人にとっても大きい」と連日にわたり白崎を評価。その白崎をセカンドの守備に回したことについては「内野手はいろんなポジションをやらせながら、打つことで結果を残した選手はチャンスが広がる。チームにとってもシーズン終盤を考えると大きい。外野手も含めて多くのポジションで守れる選手が増えてきた」と説明。守備陣の強化に手応えを得た様子だった。 試合は、白組は由伸の次を吉田一将が、紅組は先発の東明大貴と松葉貴大がそれぞれ無失点に抑え、0-1で紅組が勝利。「3クール目で疲れも出てくる時期ですから」 指揮官はこう言いながら「雨やんでないよな?こういう時はやめた後にやむからね」と笑い、監督室へ入っていった。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月15日 17時30分
メジャースカウトが日ハム・清宮を無視!最も印象に残ったのはあの新入団選手
メジャースカウトの視線を集めたのは、清宮ではなく、台湾の英雄・王柏融(ワン・ボーロン/25)だった。 米アリゾナ州でキャンプを張る北海道日本ハムファイターズが対外試合に臨んだ(2月11日/現地時間)。初回、一死一塁の場面で王に打席が回り、いきなり結果を出した。右中間フェンス手前まで飛ぶ大飛球。その打球の速さに対戦相手の韓国・NSダイノスのベンチからも驚く声が漏れたほどだ。 「日ハムからすれば、対戦相手は格下のチームということになります。でも、結果を出したことに変わりはありません。王は実戦向きの選手のようです」(特派記者) 王は台湾プロ野球・ラミゴからやってきた。一昨年まで2年連続で打率4割超えを果たし、日本からも複数球団が視察を続けていた。しかし、実際に獲得に名乗りを上げたのは、日本ハムだけ。17年よりも打撃成績が落ちていたからだ。 日本ハムの選択は正しかったようだ。この試合にはメジャーリーグ数球団のスカウトが視察に訪れたが、「最も印象に残った選手」として、王を挙げていた。 「メジャースカウトは日本球界の事情を知りません。清宮幸太郎のメジャー志望は知っていますが、先入観ナシで見て、現時点で清宮よりも王のほうを評価していました」(前出・同) 単にパワーのあるところを見せつけただけではなかった。栗山英樹監督が感心したのは、“日本球界向き”だということ。右中間を割った大飛球は変化球をすくい上げたもので、同9日の紅白戦では直球をレフト方向に流し、四球も選んでいる。 力任せにバットを振るのではなく、流し打ちもできる。四球を選んだ点からして、選球眼も高いことがうかがえる。 「王は、メジャー志望はないと聞いています。台湾時代、『海外の野球に興味がある』と口にしていましたが、それは日本のことを指していました。台湾は学生野球も盛んですが、王は高校時代は無名で、大学で急成長したクチです。遠回りをした分、現実的な選択をするようになったのでしょう」(台湾球界を知る関係者) 右投げ左打ちのスラッガー。タイプは清宮幸太郎とかぶる。清宮は自主トレ期間中に右手首を痛めたため、アリゾナでは急ピッチの調整が続いているという。 守備位置の話をすれば、一塁には中田翔がいて、指名打者の筆頭候補は近藤とされている。外野手枠に王が加わったとなれば、レギュラー確保はさらに厳しいものとなるだろう。自主トレでの出遅れも気になるが、今回、視察に訪れたメジャースカウトたちは清宮にさほど興味を示さなかったそうだ。メジャー志望のない王が注目されたのは皮肉としか言いようがないが、清宮は猛アピールを続けていかなければ、今季も一軍と二軍を行き来することになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年02月15日 11時40分
阪神から移籍の竹安大知、オリックス紅白戦で2回無失点も「反省だらけ」ブルペンへ直行!
オリックス春季キャンプ第3クール2日目▽14日 宮崎・清武SOKKENスタジアム白 3-1 紅(6回制) 宮崎で春季キャンプを行っているオリックスが14日、紅白戦をメイン球場で行った。 白組の先発は、先発の準備を進めている小林慶祐。小林は立ち上がりから2三振を奪うなど、角度のかかったフォークボールが冴え渡り、2回を無失点で抑えた。小林は「スライダーとカーブのコントロールがイマイチ。変化球の精度を上げていきたい」としながらも、「前回に比べて力みもなく下半身が使えたと思う」と手応えを感じた様子だった。 紅組先発は、竹安大知。前回の登板が良かっただけに、期待されての登板だったが、2回を無失点に抑えたものの、ランナーを出しピンチを招くなど球数が増えてしまい、課題が残る結果になってしまった。登板後、竹安は「全然ダメでした。反省だらけです」とだけ話すと、そのままブルペンへ直行している。こういった姿勢は次に繋がるだろう。 打線は育成の稲富宏樹がタイムリーを放ち、白組が先制すると、直後に白崎浩之がレフトへ同点ホームランで紅組が同点に追いつく。しかし5回、吉田正尚が2点タイムリーで白組が再び突き放し、3-1で白組が勝利を収めた。 試合後、西村徳文監督は「(小林は)投げるたびに良くなっているのは感じる。ああやって結果を残してくれれば、チャンスは広がっていく」と小林の好投を評価。竹安については「竹安は前の登板よりは悪かったというのはあるけど、真っ直ぐがこの前より良くなかったかな。きょうは制球難だったから、ストライクを取りに行く、置きに行ったからそう見えたのかもしれないけど。もっとガンガン投げればいい。まだまだチャンスはあります」と苦言を呈しつつも、次回登板に期待を寄せた。また、白崎は「体が絞れているので、守備もいい。変化球を打った。動きはいいですね」と評価。吉田に関しては「正尚は何も心配してない。いいヒットを見せてくれた。怪我なく1年間1軍でやってくれれば」と満足した表情を浮かべた。 さらに、昨年の秋季キャンプから監督が掲げている「アグレッシブさ」として、積極的な走塁についても触れ、「走塁はチームのテーマとしてやっている。失敗してもいいから積極的に走塁してもらいたい」としながら、「ただ、明らかなストライクを見逃すのは…。ああいうのはファールにして欲しいですね。若い選手は特に。ああいう見逃しは見たくない」と西浦颯大の積極的な走塁を評価するだけではなく、バッティング面での注文も忘れなかった。そして、出場した新外国人メネシスをはじめとする外国人選手に関して、「今、外国人は打席に立つだけで充分」と早い段階から紅白戦に出場している外国人選手の気持ちを受け止めているようだ。 今クールはあと2回の紅白戦が予定されている。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年02月15日 11時30分
自分の数倍大柄な力士に勝利! 大相撲顔負け、「白鵬杯」少年同士の名勝負がSNSで話題沸騰 現役力士も称賛
横綱白鵬主催の元、東京・両国国技館で11日に行われた「第九回白鵬杯」。日本全国、世界各国から相撲少年たちが集まったこの大会のとある取組が、SNS上を中心に大きな話題を集めている。 今回大いに注目を集めているのは、YouTube上にアップされている公式動画「第九回白鵬杯−世界少年相撲大会−」内で、スタート後6時間32分頃から映し出されている一番。土俵に上がったのは小柄な少年と、彼より一回りも二回りも大柄な少年だった。 自身を体格差で上回る相手力士に立ち合いからつかまり、すぐに土俵際まで追い込まれてしまった小柄な少年。しかし、彼はこれを凌ぐと両まわしをつかんだまま足をかけ、逆に対戦相手を振り回していく。 相手の股下まで頭をつけ、両手で相手の左足を掴むなど、懸命な粘りを見せる小柄な少年。ただ、それでも相手力士を崩すことはできず、遂には両まわしを掴まれ、投げを打たれてしまった。 熱戦を見守る観衆の誰もが、「万事休す」と思ったであろうこの場面。しかし、窮地の少年は両膝をくの字に曲げ、投げをこらえると、ブリッジのような体勢から逆に投げを敢行。驚異的な粘りで対戦相手を先に土俵に這わせ、大逆転での勝利を収めた。 圧倒的な体格差の中、見事に“ジャイアントキリング”を成し遂げた小柄な少年。この取組を受けたSNS上では、「マジですごい、ファンになってしまった」、「大相撲の本場所でもこんな勝負は観れない」、「2人とも真剣に取り組んだから起こった名勝負だな」といった称賛のコメントが数多く寄せられている。 また、今回の一番にはSNSユーザーだけではなく、現役力士の照強や俳優の笹野高史といった著名人も反応。照強は「素晴らしい!」、そして笹野は「応援してます!」と、どちらも惜しみない賛辞を送っている。 小柄な少年も大柄な少年も、勝利に向けて全力を出し切った今回の一番。相撲の醍醐味の1つである“小よく大を制す”を、これ以上ないくらいに体現した名勝負といって全く差し支えはないだろう。文 / 柴田雅人記事内の引用について第九回白鵬杯 -世界少年相撲大会-の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCB9GFkg_KyHXOXIQ065gfiQ照強翔輝の公式ツイッターより https://twitter.com/syoukiterutsuyo笹野高史の公式ツイッターより https://twitter.com/sasano61
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