スポーツ
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スポーツ 2019年02月03日 17時30分
過熱する報道陣に苦労しそうな中日・根尾昂 「長い目で見るべき」との指摘もメディアはお構いなし
2月1日からプロ野球各球団は一斉にキャンプイン。報道陣も現地に駆けつけ、取材体制に入っている。取材陣が多いほど注目度が高いといわれるが、一挙手一投足をマークされることで、練習に集中できないと言う弊害もある。 そんな記者たちの対応に苦労しそうなのが、大阪桐蔭高校から2018年ドラフト1位で中日に入団した根尾昂だ。 根尾は中日のお膝元岐阜県出身で、中学時代からその名を全国に轟かせ、高校でも活躍しスターダムにのし上がった選手。スター不在の中日としては喉から手が出る程欲しい存在だった。それだけに、ドラフト会議で与田剛新監督がクジを引き上げた瞬間、ファン・関係者は歓喜の声を上げた。 それと同時に、名古屋圏のメディアは異常とも思えるほどの「根尾フィーバー」をスタート。高校生であるにもかかわらず、連日テレビ出演させ、11月には1日で5番組をはしごしたほど。 番組や新聞紙上では「1年目からレギュラー」「立浪和義(元中日)超えは間違いない」などと美辞麗句が並べ立てられており、OBの立浪和義氏が「この段階でレギュラーとして期待されていることがちょっと気の毒」と慮ったほど、名古屋圏マスコミの報道は過熱している。 どこに行っても報道陣の目を気にしなければいけない根尾はオーバーワークになったのか、23日の合同自主トレで下半身に違和感を訴え、病院で検査を受けた結果、右足の肉離れを起こしていることが発覚。以降の合同自主トレは別メニューとなり、2月1日のキャンプも、2軍スタートとなった。 それでもマスコミは根尾を追いかけ、連日のインタビューを敢行しており、自主トレ後に囲み取材を受けることもしばしばだ。医師を目指していたという根尾は極めて大人の対応をしているが、一部ファンからは「ストレスを掛けるな」「無理矢理スター選手に仕立て上げるな」など批判の声が上がっている。 プロ野球記者は、現在の状況をこう分析する。 「中日には全国に通用する生え抜きスター選手がおらず、全盛期を過ぎた松坂大輔を前面に出さねばいけない状況だった。甲子園のヒーローで知名度の高い根尾は喉から手が出るほど欲しかった選手ですから、名古屋圏のメディアはこぞって持ち上げています。しかしかなり露骨で、京田陽太や高橋周平など若手選手は面白くないと思いますよ」 さらに、前出のライターは続ける。 「根尾が素晴らしい才能を持った選手であることは明らかですが、1年目から立浪のような成績を残せるとは思えません。(日本ハムの)中田翔や清宮幸太郎でも1年目はプロのスピードと変化球に苦しみ、成績を残せていない。高校とプロでは投手のレベルが違います。 しかし、それは当然のことで、ゆっくり実力をつけていけば良いと思いますが、名古屋圏のメディアとファンが許さないでしょう。持ち上げるだけ持ち上げて、ダメと見るやボロクソに責め立てるのがやり方です。また、二軍の本拠地ナゴヤ球場は不甲斐ない選手に厳しいヤジが飛び交う球場。根尾が餌食になる可能性も十分あります。 中日に限らず、ドラフト1位で指名され、メディアからいろいろと書きたてられ、実力を発揮できず球界を去った選手はかなり多い。特に高校生は若いうちから持ち上げられると勘違いし、天狗になり遊んでしまう。根尾もそうなる可能性はあります。話題がないのでしょうが、メディアはもう少し冷静になるべきでしょう」 まだ18歳と若く、将来が嘱望されている根尾昂。「1年目からレギュラー」を期待するのではなく、将来を背負って立つ存在として長く温かい目で見るべきだろう。文・櫻井哲夫
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スポーツ 2019年02月03日 15時00分
ジャイアント馬場最後の弟子、丸藤正道のカードが決定!ドラゴンゲート勢と対戦!
2月19日に両国国技館で開催される『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』の第7弾の参加選手と決定カードが発表された。 今回発表されたのは、既に参戦が決定していたプロレスリング・ノア丸藤正道のカード。丸藤は馬場さんとも対戦経験がある、新崎人生(みちのくプロレス)とタッグを結成し、望月成晃、シュン・スカイウォーカーのドラゴンゲート勢と対戦することが決定した。望月も全日本のジュニア戦線に参戦した経験があるが、この組み合わせは新鮮。オールスター戦ならではのカードと言ってもいいだろう。 丸藤のキャリアスタートは馬場さんが社長時代の全日本プロレス。馬場さんが存命中、最後にデビューを果たした選手ということもあり、「ジャイアント馬場最後の弟子」と呼ばれている。実際には、故・三沢光晴さんに師事し、全日本時代は付き人を務め、三沢さんが全日本を退団し、ノアを設立した際には行動をともにしているが、ノア移籍後も全日本マットにはたびたび上がっていた。所属時代には手が届かなかった世界ジュニアヘビー級王座も獲得しており、ノアのGHC、新日本プロレスのIWGPとともにメジャー団体のジュニア王座を完全制覇する偉業を成し遂げている。 人生は、1997年に全日本マットに突如現れ、馬場さんに合掌すると継続参戦。馬場さんの付き人だった大仁田厚とのホットラインから、全日本参戦が実現した“盟友”大仁田の弟子である故・ハヤブサさんとタッグを組んだ。2人はアジアタッグ王座を獲得するなど活躍。東京ドームで馬場さんと対戦した際には、馬場さん相手にロープの拝み渡りを成功させ、その後、馬場さんとタッグを結成するなど、高く評価されていた。 また、ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤルに、故・馬場元子さんが社長の時代、全日本マットに上がっていたヤス・ウラノの参戦が決定。また追突事故の被害に遭った折原昌夫は全治2ヶ月と診断されたため、正式に欠場が決定した。実行委員会は「現在は意識もはっきりしており、自宅療養中ですが、担当医師から全治2ヶ月との診断をされたことから、本大会を欠場となります。折原選手の試合を楽しみにされていたファンの方々にはお詫び申し上げるとともに、ご理解のほどよろしくお願い致します」と述べている。 これで7試合が決定。アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーも開催されるだけに、残り試合は1〜2試合とみられる。メインを務めるのは棚橋弘至か?宮原健斗か?どちらも防衛戦を控えているだけに、その結果を待って、カードが発表される可能性が高い。まだまだ楽しみは残されているようだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月03日 06時00分
「圧倒して勝つ」シュートボクシングの“若きイケメンエース”海人の2019年がはじまる!
2月11日に東京・後楽園ホールで開催するシュートボクシング『SHOOT BOXING 2019 act.1』のメインイベントに、シュートボクシングの“若きエース”海人(かいと・TEAM F.O.D)が出場する。大会ポスターには海人がメインでデカデカと掲載されており、大阪が生んだ21歳のイケメンエースに対する期待の高さがうかがえる。 今回の対戦相手は、元ルンピニースタジアム認定ウェルター級王者ポンシリー・ポーシリポン。タイの強豪だ。ザカリア・ゾウガリーと、チャムアトーン・ファイタームエタイへのリベンジを誓う海人にとっては負けられない闘い。昨年11月から12月にかけて両国国技館という大舞台を続けて経験しただけに、この経験をプラスにしたいところ。 「今回もタイ人選手で強い人なので、どんな展開になったとしても圧倒して勝ってシュートボクサーの強さを見せたいと思います」 今大会でチャムアトーンへのリベンジ戦を希望していたが、チャムアトーンのスケジュールが調整できず、ポンシリーとの対戦が組まれただけに、負けられない気持ちはさらに強くなっている。ただ勝つのではなく「圧倒して勝つ」という発言は、そんな気持ちの表れなのだろう。 「取り組んでることは、しいて『この技を鍛えてる』っていうものはないですが、全体的なレベルアップを意識してます!」 海人といえばヒジのイメージが強いが、ボクシングジムへ出稽古するなど、パンチにも磨きをかけており、もちろんキックも鋭さを増している。「調整は順調」と本人は話しているが、まだまだ成長期で可能性を秘めているのが、海人の魅力であるのは言うまでもない。 「シュートボクシング(SB)を改めて背負って戦うことになるので、これからもタイ人に限らず世界の強い選手と闘ってSBの強さを見せていかなければいけないという気持ちがさらに強くなりました。一般的にムエタイは世界最強の立ち技格闘技と言われているので、僕がヒジ、ヒザなど、どの技でもムエタイ選手を上回って勝つことでSBが最強ということを証明していきます」 昨年11月に開催された『S-cup 65kg 2018』に優勝し、世界王者になった。シュートボクシングの“エース”としての意識も芽生え、明確なビジョンも描けるようになった。昨年はRIZINやKNOCK OUTなど、SB以外の格闘技イベントにも出場。S-cup優勝後に出場したKNOCK OUTでは、KNOCK OUTの番人・水落洋祐を相手に激闘の末、3RTKO勝ちを収め、「これが立ち技最強のシュートボクシングです」と高らかに叫んだ。初めて海人を見たKNOCK OUTファンの心をつかんだことだろう。 プライベートでは「メガネやサングラスが好きなのでいろいろ見て買ったりしてますね」と話す海人だが、特にサングラスにハマっているそうで、「40個以上はありますね」という。甘いマスクに177cmと長身で。スタイルもいい。格闘技界のファッションリーダーの一人として、SBや格闘技を見るキッカケになるような存在になれる逸材でもある。 「今回のポンシリー戦で去年よりもっと強くなった姿をお見せしたい」 “SBの若きイケメンエース”海人の2019年が2月11日から始まる!取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月02日 21時10分
【DeNA】“マルハ” IS BACK! 再び横浜に帰って来るインパクト
ベイスターズは「70th ANNIVERSARY PROJECT」のスポンサーとして、マルハニチロが就任すると発表した。1949年から2002年にTBSへ譲渡するまでの53年間球団経営をしてきた、ファンには馴染み深いあの「マルハ」がDeNAとタッグを組むこととなった。 スポンサードされる内容も様々で、大洋ホエールズ生誕の地、山口県・下関で、更に生誕の日の3月10日にオープン戦を開催。その際には当時のユニフォームの一日限りの復活や、当時の“ベビーハム”の復刻などが用意される。 そして、“70th ANNIVERSARY GAME”も開催。その際のスペシャルユニフォームが、とても特徴的なデザインとなっている。 ベースの青を基調に、胸の“B”は初代ホエールズの“W”を反時計回りにしたもの。横の“YOKOHAMA”のフォントは初代、レイアウトは1998年優勝時のビジターユニフォームにちなんでいる。袖とパンツのラインは川崎時代に静岡県出身の山下大輔氏の入団にちなみ変更された“お茶とみかん”のカラーリングを採用。背番号は横浜大洋時代の字体を使用し、その上のネームは、1964〜1972年の川崎時代に選手名ではなく本拠地の“KAWASAKI”と記してあったことから“YOKOHAMA”にモディファイして採用。ベイスターズ岡村信悟社長は「下関・川崎への敬意と感謝の念」をもっての言葉通りのデザインといえる。 マルハニチロ株式会社伊藤滋代表取締役社長は「社内には1998年の優勝時に、ベイスターズが縁となって結婚した社員がいる」とのエピソードを披露し、自らもベイスターズファンで去年も観戦した際は3戦全勝と、熱い思いを語るなど、大洋時代に愛のある経営で有名だった名物オーナー“中部一族”のDNAが感じられた。 中部オーナーといえばメジャーリーグに倣い、日本球界初となるチーム名から親会社名を外し、より一層の地域密着を掲げた功労者。マルハの大洋漁業は神奈川の地方局TVKのホエールズ、ベイスターズ戦中継でのCMで“パッ缶”、“牛丼・中華丼“や“ちくわ”などの商品を盛んに宣伝していた事を思い出されるファンも多いだろう。そんなマルハが70周年のメモリアルイヤーに、再びベイスターズにエールを送りに帰ってきてくれた。心強い援軍を得て、2019年シーズンのベイスターズは悲願のペナントを獲りに出航する。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年02月02日 17時30分
ロッテ、藤原恭大など高卒3年目まで“大谷ルール” 炎上ルーキー、楽天オコエ化防ぐ?
千葉ロッテマリーンズはコーチ会議(1月24日)で、高卒3年目までの選手について選手寮、球場、遠征宿舎以外での外食を禁止とし、休前日と休日は許可制で「行き先、食事内容、帰宅報告」の義務化を決定したと27日、各スポーツ紙が報じた。ドラフト1位のイケメン外野手・藤原恭大選手ら”金の卵”を、北海道日本ハムファイターズの「大谷ルール」をモデルとした英才教育で鍛えるつもりのようだ。 「大谷ルール」といえば、日ハムが現エンゼルス・大谷翔平選手を含め、20歳以下の選手の外食を原則禁止としたもの。「外出許可制」を採用し、外出する際に、どこで誰と会うのか、球団スタッフへの申告するよう課した。さらに、車の購入や運転や禁止し、野球に集中できる環境づくりを徹底。現在でも、日本ハムの期待株、清宮幸太郎選手や吉田輝星選手らに、このルールは適用されている。 「当時、大谷選手は試合前にアイスクリームを食べるのが日課でしたが、いちいち報告するのが面倒だったらしく、大谷の代わりにコンビニでアイスを買うのは先輩の鍵谷陽平選手だったようです」(スポーツ記者) ロッテ新人の「大谷ルール」に対し、野球ファンからは「3年って地味にキツいな」「先輩と交流できないじゃん」などと疑問視する声も上がっているが「プリンスに変な虫が付いたら大変だからね」「このルールは全球団採用してほしい」と賛同する声も見られた。 「藤原選手の出身校・大阪桐蔭高では「大谷ルール」が日常で、寮も外出禁止です。野球部唯一の楽しみは、月に一度の“コンビニ旅行”。寮長の引率でバスに乗り、近場のコンビニに出かけること。1年生は500円、2年生は1000円、3年は1500円と予算が決められているので、藤原としては今までの生活がプロでも続くだけです」(前出・同) 一方で、大物新人に厳しいルールを設けていない球団もあるようだ。 「楽天のオコエ瑠偉選手は、2年目のオフに、恋人とのハワイ旅行を週刊誌に報じられました。そして3年目のオフには、未成年の後輩選手を居酒屋に連れて行き、泥酔状態でインスタグラム動画を配信して炎上。すっかり楽天球団から“問題児”扱いされるようになってしまいました。ロッテ球団は大物新人の“オコエ化”を避けたいのでしょうね」(前出・同) 2018年末、ロッテは公式インスタグラムで、12枚で1つの写真が完成する「インスタアート」を作成。藤原選手の後ろ姿に「新たなる希望」と銘打った斬新な画像をアップした。それほどに大きな期待が寄せられるスター候補。それくらいのルールも必要だったのではないだろうか。
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スポーツ 2019年02月02日 12時00分
「大坂なおみは米国代表で東京五輪に出場する」『毎日新聞』編集員が大炎上
『毎日新聞』客員編集委員・潮田道夫氏が、テニスの四大大会、全豪オープン女子シングルスで優勝した大坂なおみ選手へのツイートで炎上騒ぎを起こした。 潮田氏は大坂選手が優勝を決めた翌日にツイッターで《大坂なおみの国籍選択の期限が来る。五輪もあるし、多分米国籍を選択すると思うが、そのときの日本人の失望はすごいだろうな。政権が倒れるぞ、下手すると。マスコミも困るだろうな。どうする諸君》 とツイート。日米国籍を持つ大坂選手が、米国代表として2020年の東京五輪に出場するとの見方を示した。 しかし、大坂選手はかねて日の丸を背負って東京を戦うことを明言しているため、潮田氏の的外れなツイートに数多くの批判が殺到。《大阪さん本人が、東京オリンピックは、日本代表で出ますって以前言ってたのに部外者が全否定ww 新聞ちゃんと読もうね》《毎日新聞が売れない理由がわかるな。もっともっと妄言を吐き続けて下さい》《大坂なおみ選手を、どうしても政権批判に繋げたいみたいですね。もういい加減やめて下さいよ》 などといったコメントが寄せられている。 その後、潮田氏は大坂選手が東京五輪に米国代表として出場できないという事実をソース付きで紹介されると、「そうなんだって。知らなかったなあ」と素直に無知を認めた。 しかし潮田氏は続けて、《大坂さんの国籍問題に関してツイットしたら、それを有名ブロガーの池田信夫さんがリツイートしたからだと思うが、ああでもないこうでもないと、大勢が言ってくる。ツイッターは脊髄反射のレベルの低い人が多い。評論家とされている人も話にならない。くだらないのは全部ブロック》 と負け犬の遠吠えを放った。 大坂選手の件での炎上は表向きは収まっているが、これ以降、潮田氏がツイートするたびに、批判や悪口が飛んでくるようになった。潔く間違いを認めるのは、プライドが許さなかったのだろうか。
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スポーツ 2019年02月02日 06時00分
波紋を呼ぶ鳴戸部屋力士の暴力 鳴戸親方に落ち度もあったのでは?
「なぜ何度も同じようなことを繰り返すのか」。おそらく、多くの相撲ファンが同じような思いを持ったことだろう。兄弟子が弟弟子へ暴力を振るい、いじめを繰り返していた、大相撲・鳴戸部屋の話である。 ささいなミスにいら立った兄弟子が何度も何度も柔道の絞め技をかけ、弟弟子が失神することもあったという。これを受けてネット上からは、「また暴力問題かよ、もういいよ」、「結局何も変わってないじゃないか」、「本当にウンザリする、なぜなのか」といった失望の声が続出している。 今回の一件において最も非があるのは、もちろん加害者側の力士である。しかし、筆者個人としては、部屋を預かる鳴戸親方の管理不行き届きも一因だったのではとも思う。 各メディアの報道を総合すると、今回の一件を鳴戸親方が把握したのは、部屋のマネージャーから報告を受けた際、とされている。鳴戸親方がこれを迅速にコンプライアンス委員会に報告したこと自体は評価されるべきだろうが、自身の目が届かないところでのいじめ・暴力を許したという点については“甘い”と言わざるを得ない。 一昨年から昨年にかけて、相次いで角界を揺るがした暴力問題。これを重く見た協会は昨年12月に暴力禁止規定の制定や、前述のコンプライアンス委員会の新設など、暴力根絶の姿勢を強く打ち出していた。 世間から厳しい視線が向けられていることも含めると、普通ならば弟子に対して今まで以上に気を配った指導を行うはず。もちろん、鳴戸親方も親方なりの考え方・やり方で指導をしていたのだろう。ただ、今回のような一件が起きてしまった以上、それらの方針は間違っていたと言われても致し方ないのではないだろうか。 現役時代から現在に至るまで、根強い人気を誇っている鳴戸親方。これまで積み重ねてきた評価をフイにしないためにも、鳴戸親方には今回の一件を教訓とし、新たな「親方像」を模索・確立してもらいたいと切に願っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年02月02日 06時00分
二重国籍の大坂なおみ選手、日本とアメリカどちらを選ぶ?
プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手の国籍に注目が集まっている。大坂選手は日本人の母親と、ハイチ系アメリカ人の父親を持ち、現在は日本とアメリカの二重国籍保有者となっている。 日本の法律においては、多重国籍の保有者は満22歳の誕生日までに、いずれかの国籍を選択するよう定めている。大坂選手は1997年10月生まれの21歳。今年10月16日の誕生日までに選択が迫られる形だ。ここへ来て、大坂選手に限り多重国籍を特例で認めてはどうかといった声もある。だが、元タレントの蓮舫参議院議員の台湾と日本の二重国籍をめぐって大バッシングが起きていることもあり、ネット上では「蓮舫はダメで大坂はいいっていうのはダブルスタンダードでは」といった声もある。 国籍付与に関しては国ごとにさまざまな条件がある。日本の場合は、原則的に父母両系の血統主義を採用している。両親のいずれかが日本人の場合は、日本国籍が得られる。 一方で、アメリカやカナダでは出生地主義が取られている。両親がアメリカ人やカナダ人でなくとも、同地で生まれた場合には国籍が付与される考え方だ。 日本の有名人でも二重国籍保有者はいた。タレントのベッキーはイギリス人の父親と日本人の母親を持ち、イギリスと日本の二重国籍であったが20歳の誕生日に日本国籍を選んでいる。 春香クリスティーンも、スイスのチューリッヒ生まれで日本人の父親と、ドイツ系スイス人の母親がいるため、日本とスイスの二重国籍であったが日本国籍となった。 女優の韓英恵は韓国人の父親と、日本人の母親を持つ二重国籍保有者だったが、韓国籍を選んでいる。その選択に揺れる様子は、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)においてドキュメンタリー番組として放送された。 大坂選手は現在アメリカに在住しており、日本語よりも英語の方が母国語に近いといえる。彼女がどういった選択をするのか気になるところだ。
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スポーツ 2019年02月01日 21時30分
新日本、2日から札幌2連戦で棚橋&オカダが本格始動!ロスインゴと鈴木軍が決着戦!
新日本プロレスは2月2、3の2日間、札幌の北海きたえーるで『THE NEW BEGINNING in SAPPORO 〜雪の札幌2連戦〜』を開催する。雪の札幌は昭和のころから恒例の大会で、2017年に復活。昨年から2連戦に拡大した。 今年は初日の目玉が、昨年末から対バレットクラブで越境合体した棚橋弘至とオカダ・カズチカの初タッグだ。棚橋、オカダはこれまで6人タッグや8人タッグで同じコーナーに立っているが、2人だけで組むのは初めて。1.30仙台サンプラザ大会では、オカダのツームストンパイルドライバーから、そのまま棚橋が“受け取る”形でスタイルズクラッシュを決める強烈な連携を見せ、2人が同じコーナーに立ってから初勝利を挙げている。 オカダは「もう変な距離感もない。棚橋さん、やってやりましょう!」と棚橋とガッチリ握手。2日の対戦相手はエディオンアリーナ大阪大会(11日)でそれぞれがシングルで対戦するジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ。バレットクラブ最強コンビで難しい対戦になりそうだが、棚橋&オカダは爆発的な強さでバレットクラブを圧倒するつもりだ。 また2日間、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、鈴木軍の果てしなく続く全面抗争の決着戦が組まれている。 初日ではEVILとザック・セイバーJr.、SANADAと鈴木みのるがシングルで対決。EVIL、ザック戦は昨年10月の両国国技館大会で実現しているが、試合前にクリス・ジェリコがEVILを襲撃し、不完全燃焼な試合となっている。今回は純粋なシングルが楽しめるのではないだろうか。SANADAとみのるはシリーズを通して大乱闘を演じており、こちらにも期待したい。 そして2日目にはEVIL&SANADAのIWGPタッグ王座にみのる&ザックが、BUSHI&鷹木信悟のIWGPジュニアタッグ王座の2人に金丸義信&エル・デスペラードが挑む。また内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル王座にはタイチが挑戦する。 注目はやはりタイチ。昨年の『G1クライマックス』、今年の1.4東京ドーム大会に出場できず、ハロルド・メイ社長が就任してから“冷遇”されていると思い込んでいる“フシ”がある彼のうっ憤が、内藤戦で爆発するのだろうか。内藤は既に「史上初のIWGPヘビー級とインターコンチネンタル王座の二冠獲り」を目標として明言するなど、この試合の先を見据えているが、最近負けが込んでいる鈴木軍にとっては、ここで巻き返しておきたいところ。 今年も雪の札幌で何かが起こる予感は大。最後まで気が抜けない大会になりそうだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月01日 17時30分
日本球界復帰を否定したイチローに侍ジャパンが接触?
45歳、イチローの周辺が騒がしくなってきた。イチローがマリナーズとマイナー契約を交わし、「招待選手」として春季キャンプに参加することになったのは既報通り。3月20、21日の日本開幕戦に向け、日本のファンへのPRを兼ね、イチローを打席に立たせるとの見方が支配的だ。 「日本開幕カードの2試合だけ、イチローとメジャー契約を交わし、帰米した後はマイナーに降格させる、と。米国内では、日本での試合を引退の花道とみる向きも強まっています」(特派記者) マリナーズのチーム編成を担うジェリー・ディポトGMは各メディアにこうコメントしている。 「彼がマリナーズで成し遂げたことを顧み、我々は尊敬、そして感謝の念を持って対応していきたい」 帰米後、イチローはメジャーにとどまるのか、そして、マイナー降格となっても現役を続けるのかの問いに対する回答だ。 これに関連してささやかれていたのが、日本球界復帰の可能性だが、イチロー本人は否定している。しかし、日本開幕戦後、日本球界との関係が一気に深くなっていきそうだ。 「マリナーズは日本開幕戦の前、巨人とオープン戦(プレシーズンマッチ)を2試合戦います。マ軍対戦チームのアスレチックスも日本ハムとのオープン戦が組まれています。イチローと原辰徳監督をはじめとする巨人関係者との接触にも注目が集まっています」(スポーツ紙記者) 原監督とイチローは、第2回WBCでは指揮官、選手の関係でもあった。旧交を温める場面もあるだろう。また、日本ハムのアスレチックス戦も含め現・侍ジャパンの指揮官、稲葉篤紀監督も視察を予定しているという。NPB関係者は「イチローが現役にこだわっても尊重する」と前置きし、こんな話をしてくれた。 「たとえば、東京五輪ですよ。メジャーリーグはテレビ放映権などの縛りがあるため、五輪の野球競技に選手を送ることはできないと回答してきました。メジャーリーガーはそうかもしれないが、マイナー選手はその対象ではありません」 東京五輪に「マイナー選手・イチロー」を招集することは可能だというわけだ。イチローは日本球界復帰を否定したが、侍ジャパン再合流には触れていない。また、若手に機会を譲ると言っても、WBCをともに戦った稲葉監督が協力を求めれば、アドバイザー的な立場での後方支援は支援を惜しまないだろう。 「イチローは日本開幕戦後もロースター枠(メジャー選手出場登録枠)に残れるよう、調整するつもり。マリナーズは若返りを改めて強調していたのでチャンスは少ないと思うが、今は現役生活を続けようとしています」(前出・特派記者) 原巨人には、マリナーズで同僚だった岩隈久志もいる。和やかなムードでの再会となるだろう。イチローは帰還こそ否定したが、日本球界を敵視しているわけではない。話の切り出し方さえ間違わなければ、今後、侍ジャパンの強化にも協力してくれるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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