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DREAM ドリームタッグが実現

 DREAMが5日、都内ホテルで会見を開き、“人類最強の男”エメリヤーエンコ・ヒョードルと契約したばかりの米・金網格闘技ストライクフォースと選手交流などを含む全面提携したことを発表。地上波テレビ放送されている団体同士“日米地上波タッグ”が結成されることになった。

 これまでも選手の交流などで良好な関係を築いてきた両団体だが、今後は選手の貸し借りをはじめ、将来的に統一タイトル戦開催など、全面的に提携していくことで合意。
 その第一弾としてこの日はDREAMライト級の石田光洋が、現地時間15日のストライクフォースに乗り込み、ギルバート・メレンデスとライト級暫定世界選手権に臨むことを発表した。

 DREAMサイドとしては今回の提携の狙いはもちろんヒョードルにある。笹原圭一イベントプロデューサーが「時期は決まってないですが、10月とか大みそかに呼べたらと思います」というように、人類最強の男を引っ張り出すことが最大の目的。
 ただ、メリットはヒョードルだけではない。「うちがTBSさんで放送していただいているように、向こうはCBSさんで地上波放送されています」(笹原P)。
 ストライクフォースはペイパー・ビューで放送される米UFCにはないネットワーク網があり、そこと手を組むことでいままでにない展開を見出そうとしているのだ。
 なお、この日は同ライト級の青木真也が10・6「DREAM.11」で王者ヨアキム・ハンセンの王座に挑戦することも決定した。

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