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都道府県魅力度ランキングで埼玉県が最下位に 「観光するところではなく住む場所」との声も

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埼玉県の公式Xより

ブランド総合研究所は、日本最大規模の消費者調査「地域ブランド調査2025」の結果をこのほど発表した。

2006年から毎年調査を行い、今回で20回となる。調査は1047の地域(1000市区町村、および47都道府県)を対象とし、それぞれの地域に対して魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージなどを質問。項目は全90項目で、各地域の現状を多角的に分析できるとしている。

調査結果によると、トップの全国で最も魅力的と評価された都道府県は17年連続で北海道に輝いた。2位京都府、3位沖縄県と続く。神奈川県は調査史上初の4位に食い込み、代わって東京都は5位に転落した。関西万博が開催された大阪府の順位は8位と一つランクを下げたが、隣接する奈良県、兵庫県は順位が上昇している。

一方で、毎年最下位争いが話題となる同調査。今年は最下位から47位が埼玉県(昨年46位)、46位茨城県(同45位)、45位佐賀県(同47位)となっており、毎年この3県の最下位脱出、回避と様相を呈している。

今回、最下位の埼玉県は項目別で、観光に行きたい「観光意欲度」が最低で、特に「食事がおいしいイメージ」では6年連続で最下位となっている。ブランド総合研究所は「埼玉にはウナギ料理店など名物グルメがあり、アピールが必要だ」と指摘する。

埼玉県が最下位になったことを受け、X(旧Twitter)では、「我らが埼玉県に一度足を運んでほしい。秩父・長瀞、川越、越谷、狭山、入間、さいたまなど、観光名所はたくさんある」「埼玉は観光するところじゃなくて住むところだから」など県民からと思われる意見であふれた。

一方、「最下位とかネタになるから埼玉県にとっては最高でしょ。むしろ中途半端な30位台が話題にすらならないから一番つらい」と埼玉県以外からの“励まし”のコメントもあった。

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