せきや氏はXで、「今日TVerで『笑点』を視聴していたら『エバース』と言うコンビの町田和樹氏が『女性は体温が高いから寿司職人になれない』と発言されてましたが、それは昔の偏見です」と批判した。
せきや氏は、「日本には沢山の女性すし職人が今日もすしを握っております」とした上で、「地上波放送でこのような偏見が流れた事にとても残念な気持ちでいます」と苦言を呈した。
また、次のポストでは、「すしをテーマにした漫画を描いてるので取材で沢山の女性すし職人のすしを食べて来ました」と明かし、「昔の偏見が今も定説のように語られてしまう事が、ただ、悲しいです」とつづっていた。
この発言にXからは、「とうの昔に否定されてる説ですね」「制作サイドも問題意識がなかったのかもしれません」「お笑いだからといってそういう古いネタを使うのは頂けませんね」という声が集まっていたがーー。
実際に「笑点」で流れたのは、エバースのトークではなく、漫才のセリフ。番組冒頭で披露された漫才の中に、「女の子とデート中に『好きな食べ物はなに?』と質問されたときの対応」という下りがあった。
これに対して、町田が「俺だったらおすし」「板前さんってほとんど男性の方しかいないじゃん。なんであれ女性いないか知ってる? 女性って男性より体の体温が高いの。だからおすしを握ったときにお寿司が温かくなっちゃう」と発言するという、偏見をネタにした明確なボケだった。
そのため、せきや氏の元には、「そのマインドでお笑いを見るのは精神衛生上かなり良くないので、お笑いに物申すよりお笑いを見るのをやめた方が手っ取り早くてよろしいかと」「コンプラに配慮しすぎた時代の悪いところ出た」「例えばコントで人が酷い目に遭うネタだったら、あの人酷い、最低とでも言ってみんなで叩くのか?」という批判の声が多く集まっていた。