「2013年に結成したミセスは今年7月にデビュー10周年を迎えました。デビュー5周年の2020年7月には『フェーズ1完結』を宣言して、約2年間の活動休止を経ました。そして2022年に5人組から3人組となり『フェーズ2』を始動させ、その年の日本レコード大賞にて『優秀作品賞』を受賞するなど、大人気バンドとして一気にその名を知らしめました」(芸能ライター)
冒頭の「大切なお知らせ」について告知した際、複数の報道各社が活動休止を示唆するなど、ファンに大きな不安を抱かせた。だが、配信の中身は今後の活動について言及したもの。ファンは安堵の胸をなでおろす一方で、「わざわざ、含みを持たせて宣伝する内容でない」「夏休みの事前告知じゃん。心配して損した」「ファンを不安にさせて笑っている姿が想像できる」といった波紋を集めた。
また、新バンドデザインも発表。バンド結成時(フェーズ1)のロゴ、フェーズ2のロゴを掛け合わせたもので、「フェーズ3」の“象徴”とした。大森は「バンド結成時の初期衝動を大切にしながらも、フェーズ2で得たものをしっかりと守り、フェーズ3で現在地を確かめながら、活動を進めていければと思っております」と伝えた。
さらに、ファンクラブ「Ringo Jam」が開設10周年を迎えることから、期間限定でアプリを通じて新たなサービスを提供すると発表。テレビ局や音楽専門誌など媒体などの協力を得て、「フェーズ2」のコンテンツを閲覧できる企画とした。
ミセスといえば、今年7月にも騒音騒動でも話題に。
「2日間で計10万人を動員した神奈川・山下ふ頭特設会場での野外ライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE 〜FJORD〜』の最終公演を迎える中、X(旧Twitter)上では、ミセスの野外ライブによる騒音があったとして、一部の住人から批判の声が上がり、『ミセスの騒音』がトレンド入りする事態になったのです。そのクレーム内容はというと、『ほんとにうるさくてキレそう ミセス好きだけどこのクッソうるさい騒音のせいで嫌いになりそう 普通、近隣住民にスタッフからの説明があったりする 売れるとこうも天狗になっちゃうの』『興味ない人からしたら暴走族の騒音と同じ』『重低音って家屋に振動を与えるから結構苦痛。タダでライブ感味わえるとは全く違う!』といった騒音を訴えるレベルでした。その最中に、当時第5子妊娠中のタレント・辻希美夫妻が来場しており、場外でも炎上を巻き起こし、大きな話題となりました」(前出・同)
今年のミセスは、初の韓国単独公演や野外ライブ、5大ドームツアー開催を予定し、さらには6カ月連続でシングルを発表するなど、多忙を極める。トップアーティストに上りつめ、初心に戻る暇さえないだろう。来年の活躍も大いに期待したい。