同ライブは26、27の2日間実施。公式サイトには「必ずご一読ください」と注意書きがしてあり、「音漏れ目的の来場禁止」となっている。詳しく読むと「公演中、音漏れを目的に、チケットをお持ちでない方が会場周辺に集まる行為は、会場周辺や近隣施設、一般の通行人の方々へのご迷惑となるほか、天候によっては体調を崩される原因にもなりかねません」としている。
しかし、近隣住民だけでなく、15キロメートル離れた地域まで音漏れしていた。遮蔽(しゃへい)物が少なく、音が広域に飛んでしまったのだろう。ライブ時間になると近隣住民がXに「川崎なのに横浜のミセスの音が」「窓を閉めてテレビをつけても歌詞がわかる」などと投稿。トレンドには「ミセスの騒音」が入った。
ネット上では、「ミセス好きだけどこのクッソうるさい騒音のせいで嫌いになりそう」「ミセスの騒音、公式が早々に謝罪した方がいいんじゃないか」「ファンの民度も最悪」「相当な音漏れと光でした」「10周年のライブで周りに配慮できなかったのは運営やアーティスト側の責任」といった非難が殺到している。
10周年という記念すべきライブだったが、騒音については近隣ならびに迷惑と感じた人たちに謝罪をするべきだろう。人気バンドで、これから先も話題になることは間違いない。汚点を残さないようにするためにもきっちりした方がいい。そうでないと、10周年記念ライブも、ただのファンと自分たちだけの自己満足で終わってしまう。