スポーツ
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スポーツ 2020年11月03日 06時30分
那須川天心の予想が的中!挑戦者決定トーナメントは志朗が優勝、来春再戦へ!
キックボクシング団体RISEは1日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技で、ビッグマッチ『DEAD OR ALIVE 2020』を開催した。会場は大阪での「那須川天心人気」もあって、「ソーシャルディスタンス仕様の定数ギリギリ」までセットを組み、前売りの段階でチケットは完売したという。 天心と裕樹のメインイベント、女子トーナメントとともに大会の軸となったのは、『DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント』だ。1回戦(準決勝)では、優勝候補の鈴木真彦と江幡塁のドリームマッチと、志朗とシュートボクシングの植山征紀がそれぞれ対戦。鈴木と塁はハイレベルな好勝負を展開したが、押していた鈴木が判定勝ちを収める。また、志朗と植山は、植山が押していたように見えたが、志朗が冷静にポイントを稼ぎ、判定勝ちを収めた。この4人の中で天心と対戦したことがないのは、植山だけだっただけに、無念の敗北だろう。 決勝は鈴木と志朗が対戦。鈴木は1試合目の塁に勝ったことで20連勝中。2015年8月に天心に敗れてから、「打倒天心」一本でここまでやってきた。昨年9月、天心に敗れた志朗は判定負けだっただけに、自身の足りないところを徹底的に磨いてきたという。1R、鈴木が勢いで押していことした矢先、志朗の右ストレートが鈴木の顔面を捕らえた。崩れるように倒れた鈴木は、その後も志朗の攻撃を受けながら、手数を出していくも、この一発がかなり効いたのか下半身に力が入らず、倒れないのがやっと。最終ラウンドのゴングが鳴ると鈴木は泣き崩れ、退場時も号泣。天心戦まで「あと一歩」だっただけに、この負けは悔しい。 志朗は「那須川天心君に負けてから自分の時間は止まったまま。このメンバーの中で優勝したので、みなさん、自分が天心君と戦うことに異論はないと思う。天心君がボクシングに移籍する前に敗北の味を覚えさせるので、来年は楽しみにしていてください」とアピール。関係者によると「来年2月から3月までにはビッグマッチで実現させたい」という。 天心と志朗は同じトレーナーが見ており、練習が重なることがあるようで、お互いに遠目から見合っていることを明かしていた。天心は「ある程度は予想ついていますけど」とトーナメントの優勝者を予想していると話していたが、その選手はまさに志朗だった。「覚悟が違ったので、志朗君だと思ってました」。天心は「ハイレベルな戦いを見せたい」と力強く宣言。次戦は大晦日のRIZIN出陣が予想されるが、来春の大一番に向けて負けられない戦いが続く。◆RISE◆『DEAD OR ALIVE 2020』2020年11月1日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場 観衆 未発表(チケットは全席完売)▼DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント決勝戦〜(3分3R / 延長2R)○志朗(判定 3-0)鈴木真彦●<山口道場>※30-27、30-27、30-27※志朗が来春のビッグマッチで天心と対戦(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 22時30分
新日本オカダ・カズチカ激怒「オーカーン!大阪で終わりだこのヤロー!」
新日本プロレスは1日、『Road to POWER STRUGLLE』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第3試合では、次回ビッグマッチ『POWER STRUGLLE』11月7日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会でシングルマッチが組まれているオカダ・カズチカと、グレート-O-カーンの前哨戦として、ゲイブリエル・キッド、ウィル・オスプレイとそれぞれタッグを結成し、前哨戦を行った。 オスプレイがオカダを裏切りCHAOSを離脱し、O-カーン、ビー・プレストリーとの新ユニットTHE EMPIREを結成したことから抗争に発展したオカダとTHE EMPIRE。オカダとしては、オスプレイと対戦する前に、O-カーンをキッチリ倒しておきたいところだが、ここまでの前哨戦では苦戦を強いられている。 この日もTHE EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けると、ペースを離さない。オカダのリードにより、同士討ちを誘うなど何とかゲイブリエルは奮闘するも、最後はオーカーンがエリミネーターを決めて、ゲイブリエルは万事休す。試合後、オカダはO-カーンを睨みつけてから、ゲイブリエルに肩を貸してバックステージへ。 バックステージで、オスプレイは「1週間ぶりのトーキョーだ。(ビーにキスを何度もしながら)やっと美しいガールフレンドの元へ戻って来られた。と思ったら、またお前らバカの相手をしないといけないのか。1日ぐらい休ませてくれよ。ま、俺は新日本一のスーパースターだから仕方ないな。新日本に最も金を生み出しているのはこの俺だ。いいか、お前ら、よく聞け……オカダがやる気になってくれて俺も嬉しい。俺のハンサムな顔に一発パンチを食らわせたくて必死じゃないか。リベンジしたいんだろ。でも俺には届かないぞ。何故かって?あいつはもうカッコよくて強いオカダじゃないからだ。俺たちが知ってるレインメーカーはもういない。『POWER STRUGGLE』でグレート-O-カーンがオカダを完璧に始末してくれる。そして俺は次に進むだけだ。ビーはどう思う?」と、恋人のビーに振ると「今のオカダは(日本語で)ショッパイ。イチバンショッパイ」とバッサリ。 オスプレイは「俺もそう思う。(記者に向かって)バイバイ、負け犬たち。お前の仕事はなんだ?カメラも持たせてもらえないのか?レコーダーで録音するだけか?今はもう2020年だぞ。未だにそんな機械使ってるなんて信じられない」と続けると、オーカーンは「あと3度、あと3度も蹂躙できるんだな。オカダ、残り3回を大事にしろ。おまえはオスプレイとは戦えない。余が支配するからだ!」と叫んだ。 一方のオカダは「まあまあ、いいんじゃないのオーカーン。まあ、正直オスプレイまでの“前菜”かと思ってたけど、君もメインの料理として認めてあげよう。まあ、オカダ・カズチカというスパイスが君には足りないね。しっかりと味付けして美味しく俺がいただいてやる。それまでしっかり、オーカーン楽しんどけよ。ジ・エンパイア楽しんどけよ。もう、大阪で終わりだぞこのヤロウ!」と完全に火がついた様子。果たして、オカダはオスプレイ戦に辿り着けるのだろうか。◆新日本プロレス◆『Road to POWER STRUGLLE』2020年11月1日東京・後楽園ホール 観衆 696人▼タッグマッチ(30分1本勝負)オカダ・カズチカ&●ゲイブリエル・キッド(12分28秒 体固め)ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 21時30分
巨人の大リストラに「何で野上も切らないんだ」ファン激怒 残留確定とは限らない? 今季未登板のFA投手が含まれなかったワケ
10月30日の対ヤクルト戦に「3-3」で引き分け、2年連続38度目のリーグ優勝を果たした巨人。11月2日、その巨人が支配下選手4名、育成選手10名の計14名を戦力外としたことを発表した。 以前から今オフ、来シーズンに向け、“血の入れ替え”を行うことを球団上層部などが示唆していた巨人。14名中12名は20歳代と、若手を中心に容赦ない大リストラを敢行した。なお、報道ではどちらも支配下選手である加藤脩平、村上海斗はシーズンオフのトライアウトを受験するとされているが、その他の選手の動向については伝えられていない。 >>ソフトB・内川、新天地はパ球団か巨人?予想外の転落劇もあるか、実績の裏でくすぶる懸念とは<< 優勝から3日後に断行された大量解雇を受け、ネット上には「大規模な人員整理あるとは言われてたけど、ここまで若手をバッサリ行くとは」、「素人目で見るともったいないなと思う選手も何人かいるけど、球団が切る判断をしたってことはもう伸びしろは無いってことなんだろうな」、「ドラフトで19人も指名したのは大リストラの布石だったのか」、「若いうちにクビにするのは当人の将来を考えたらいいだろうが、今後入ってくる選手には悪影響にならないのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「野上が入ってないのが意外過ぎる、まさかこの期に及んで残そうとしてないだろうな」、「何で野上も切らないんだ、成績考えたら真っ先に切るべき選手だろ」といった、現在二軍の野上亮磨を絡めたコメントも複数見受けられた。 「名前が挙がっている野上は、2017年オフに3年4.5億円(推定)の契約で西武から巨人へFA入団した33歳の投手。ただ、入団翌年から昨シーズンまでの2年間は、通算で『38登板・5勝6敗・防御率4.53』とサッパリ。今シーズンは昨年10月にアキレス腱を断裂した影響もあり一軍登板すらない上に、二軍でも『18登板・0勝3敗・防御率4.98』と全くといっていいほど結果を残せていません。その野上が支配下・育成の若手を差し置いて戦力外とならなかったことに不満を抱いているファンは少なくないようですね」(野球ライター) 成績的には真っ先にクビ候補に挙げられてもおかしくないといえるが、今回の発表には名前が含まれていなかった野上。ただ、一部では「毎年日本シリーズ後くらいに発表されてる戦力外第2弾でクビだろ」と、発表の時期が違うだけで戦力外自体は決定的だろうとも予想されている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月02日 20時30分
元日本ハム・岩本氏、楽天入り断念→引退の秘話を明かす 不義理を詫びたノムさんからまさかの“金言”
元日本ハムで野球解説者の岩本勉氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元プロ野球選手・監督の野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代は日本ハム(1990-2005)一筋で活躍した49歳の岩本氏。今回の動画では2005年オフに日本ハムを退団してから翌年1月に引退を決断するまでの経緯を語ったが、その中で当時楽天監督だった野村さんとの知られざるやりとりを明かした。 >>野村克也さん、斬新なトレーニングを行っていた?「これが一番科学的」江本氏を驚かせた強靭なリストの秘訣とは<< プロ16年目・34歳だった2005年シーズンオフに日本ハムを自由契約となったが、楽天を率いる野村さんが自身の獲得に興味を持っていたという岩本氏。オフ期間中に行われた日本ハムの球団納会を途中で切り上げ野村さんと会食の場を持った際も、「ちょっと一緒に苦労するか」と誘いの言葉をもらっていたという。 しかし、翌年の自主トレ中に足首をねんざするアクシデントに見舞われた岩本氏は、この負傷を「野球の神様が現役を退けと言ってるんだな」と考え現役引退を決断。すぐに前所属球団である日本ハムに引退の旨を伝え、その後野村さんにも「縁がありかけた話ですけど、ユニフォームを着て野球をご一緒することはなくなりました。大変申しわけございません」と謝罪の電話を入れたという。 岩本氏によると、当初契約についての連絡だと思っていた野村さんは「悪いけどまず(春季)キャンプに参加してくれるか?(契約の話は)そこからにしよう」と楽天の春季キャンプ参加を誘ってきたが、引退の旨を伝えると「そうか、俺も力になれなくて悪かったな」と岩本氏の決断を尊重。続けて、「じゃあ1つだけ、君にアドバイスを言わせてもらっていいか?」と言ってきたという。 「はい、何でしょうか」と答えた岩本氏に対し、野村さんは「本をたくさん読みなさい。文字を読みながらいろんなヒントを野球知識に加えていったら、もっともっと野球の知識や視野が広がるんだよ」と、読書をして幅広く知識や教養を身に付けるようにとアドバイス。こうした言葉を伝えた後、最後には「頑張れよ」と引退後の活躍を願ってくれたという。 野村監督も含め、自身のことを思ってくれている人はたくさんいるんだと引退後に感謝の思いが強くなったという岩本氏。「野球界にどうやって恩を返していこうか」という思いを胸に、野球解説者に転身したと語っていた。 岩本氏はこの他にも引退を伝えた際の日本ハム側の反応や、解説者転身1年目の2006年シーズンにあったという印象的なエピソードについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「約束を反故にされたようなものなのにこんなこと言えるノムさんは器が大きい」、「知識や理論がちゃんとしてれば解説なりコーチなりがやりやすくなるって意味なのかな」、「そういや古田(敦也/元ヤクルト)も昔ノムさんから『知識がピンチを救う』と教わったって言ってたな」、「岩本は今や人気解説者の1人だけど、ちゃんとノムさんの言葉を守ってるから仕事途切れないんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 引退後現在に至るまで、野球解説者として様々なメディアで活躍している岩本氏。今も第一線で活躍できているのは、野村さんの“金言”のおかげでもあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg
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スポーツ 2020年11月02日 17時30分
DeNA・石川、ベイスターズラストゲームで魅せた! 同点、サヨナラに絡む勇姿に横須賀が揺れた
10月29日、ファーム最終戦となった埼玉西武戦。ベイスターズの2軍本拠地である横須賀スタジアムには、平日の昼間にも関わらず大勢のファンでごった返していた。チケットは試合開始前にはソールドアウトし、球場に入れないファンは駐車場の脇から覗き込もうと試みるなど、ちょっとしたフィーバー状態となった。 多くのファンのお目当ては、今シーズン限りでベイスターズを退団することになった石川雄洋。スタンドには52番、7番、42番の歴代ユニフォームや、1000本安打記念のTシャツが目を引く。 出番は6回、セカンドの守備から登場。第1打席、第2打席とも凡打に終わったが、9回には先頭打者として12球粘りフォアボールをもぎ取り、同点のホームを踏む。延長10回には3ー5の劣勢ながら、1アウト1ー3塁とホームランでサヨナラの場面で登場し、スタンドは大きく盛り上がる。結果は11球粘ってフォアボールで出塁すると、ルーキー田部のヒットでサヨナラのホームイン。打ち取られた2打席は共に初球を迷いなく振り抜き、3ー4打席はファールで粘る。どちらも“雄洋らしさ”が凝縮された打席だった。ベイスターズラストゲームで「チームの役に立ちたい」と常に語っていた石川は2得点で勝利に貢献し、拍手で祝福するファンの中には、目を赤くする者も多く見られた。 地元の名門、横浜高校出身で2010年には打率.294、盗塁36を記録。2012年にはベイスターズ初のキャプテンに就任し、発展途上のチームをまとめた。ここ数年は出場機会が限られる中、昨年は10連敗と泥沼に嵌るチームを救う2ランを放ち存在感を示すと、8月4日には1000本安打を達成。まだまだチームに必要だと思われていたが、今シーズンは一軍昇格は無しで無念の戦力外。16年間ベイスターズ一筋の生え抜きスターは現役続行を希望し、慣れ親しんだユニフォームを脱ぐ。暗黒時代から陰に日向にチームを支え続けた石川雄洋。憧れるヤクルト坂口智隆のように、もう一花咲かせて欲しい。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年11月02日 17時05分
広島・森下の新人王は「間違いない」? 元阪神・江本氏の“当確宣言”に賛否、シーズン終了前に太鼓判を押したワケは
元阪神で野球解説者の江本孟紀氏が、1日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上のプロ野球ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の放送に電話で生出演した江本氏は、同日に行われ「3-0」で広島が勝利した広島対中日戦について解説。議論のきっかけとなったのは、同戦に先発し「8回無失点・被安打7・四球1・7奪三振」で10勝目を挙げた広島・森下暢仁の新人王についての発言だった。 同戦を含めここまで「10勝3敗・防御率1.91・124奪三振」といった成績をマークしているプロ1年目・23歳の森下は、「8勝6敗・防御率2.92・97奪三振」といった数字を残す巨人のプロ2年目・20歳の戸郷翔征と新人王争いを展開中。だが、江本氏は同戦の投球を受け「新人王に“近づく”ではなく、新人王は“獲った”(と言っていい)」、「内容的にも、今時(ルーキーが)10勝するのは大変ですから。やっぱり今年は森下でしょう。間違いないでしょう」と、森下の新人王は当確と強く主張した。 また、対抗馬の戸郷については「ちょっと(調子が)下がってきましたよね」とコメント。戸郷は9月27日対中日戦を最後に現在まで4戦連続勝ちなしと苦しんでいるが、この点も踏まえて森下がかなり優位な状況だと指摘した。 江本氏のコメントを受け、ネット上には「戸郷は8勝で森下は10勝、勝ち星を考えたら森下に分がある」、「白星以外の数字も軒並み上回ってるから確かにもう当確と言ってもいいかもしれない」、「規定投球回もクリアしてるしさすがに森下で決まりだと思う」といった反応が多数寄せられている。 一方、「エモやんがここまで言ってくれるのは嬉しいけど、やっぱりタイトル獲らないと確定ではない気がする」、「獲れるかどうかはタイトル次第だろ、佐々岡(真司)監督もそれで新人王譲ってるし」との反発も複数寄せられるなど議論が飛び交っている。 >>広島・石原が“死んだふり”で相手をかく乱!本人も「普通に言えばボーンヘッド」、現役引退で思い出される衝撃の頭脳プレー<< 「新人王は“支配下に初めて登録されてから5年以内”、“投手なら前年までの一軍投球回数が30イニング以内、野手なら60打席以内”といった条件を満たす選手のうち、記者投票で最も多くの票を獲得した選手がセ・パそれぞれ1名ずつ選出されるタイトル。森下は現在勝ち星をはじめ防御率、勝率、奪三振などで戸郷を上回っていますが、“戸郷の方が3歳若い”、“戸郷は優勝争いの中で白星を挙げ続けた”、“両者は援護率(森下5.09/戸郷3.62)に差がある”といった部分が記者投票で不利に働く可能性もゼロではありません。そのため、何らかの投手タイトルを獲らない限り確定とはいえないと危惧しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 新人王については、現在広島を指揮する佐々岡監督が新人時代の1990年に『13勝11敗17セーブ・防御率3.15』といった成績を残すも、『4勝5敗31セーブ・防御率3.26』で最優秀救援投手に輝いた中日・与田剛(現中日監督)が選出されるなど、成績以上にタイトルが得票数に影響を及ぼしたケースもある。今回の森下についても、タイトルの有無が戸郷との明暗を分ける可能性はありそうだ。 現在トップの中日・大野雄大と0.002差で、防御率2位につけている森下。最優秀防御率のタイトルは十分射程圏内なだけに、残りの試合では佐々岡監督の起用法にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月02日 11時30分
オリックス最下位確定も、山本由伸らタイトル争いなどまだ楽しみが残されている!
オリックスが5位の北海道日本ハムに3連敗した10月29日、2年連続の最下位が確定した。2年連続最下位は近鉄との球団統合後初めてとなる。<オリックス戦績 10月27日〜11月1日>対北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪10月27日●オリックス(榊原)3-5(西村)北海道日本ハム○10月28日●オリックス(増井)0-1(バーヘイゲン)北海道日本ハム○対北海道日本ハム北海道・札幌ドーム10月29日●オリックス(田嶋)3-4(吉田輝)北海道日本ハム○10月30日○オリックス(山岡)3-2(マルティネス)北海道日本ハム●10月31日●オリックス(アルバース)1-6(河野)北海道日本ハム○11月1日●オリックス(本田)1-7(有原)北海道日本ハム○(カッコ)内は先発投手。 115試合42勝66敗7分、順位はシーズン最下位確定。 最下位が確定したこともあり、オリックスは一気に2021年の戦いへ向けて舵を切った。中嶋聡監督代行になってから、若手の登用は目立っていたが、あくまでも勝負を最優先させた昇格だったのは確かだ。しかし、1日にはファンから待望論があった高卒3年目の本田仁海を先発で起用。4回を102球、7失点という内容だったが、デビューから100球以上投げるのは高卒では異例である。山本由伸も80球が最初の目安だったことを考えると、本田に対する期待が窺える。この日、本田の後を、齋藤綱記、吉田凌、鈴木優、漆原大晟という昨年までファームの本拠地、舞洲を賑わせていた投手が無失点リレーを見せたのも大きいのではないだろうか。 もう一つのポイントはタイトル争いだ。投手では山本由伸が2年連続の最優秀防御率のタイトルに加えて、最多奪三振もほぼ確実な情勢である。初の二桁勝利は来年にお預けとなってしまったが、“エース”ヨシノブのイメージはこの2年間で完全に定着したと言ってもいい。野手では吉田正尚が打率を逃げ切れるのかが注目すべき点だろう。最多安打は1日現在、ソフトバンクの柳田悠岐に並ばれており、死球の影響から2試合連続でスタメンから外れた正尚にとって、残り5試合でどんな起用をされるかで、タイトルにも影響が出て来る可能性がある。 来年に繋がる点としては、山岡泰輔が10月30日の試合を完投勝利という形で今シーズンの“投げ納め”をしたのはポジティブ要素だ。怪我により途中離脱をした山岡だったが、最後は完投出来るところまで持ち直してくれた。来年はヨシノブとのダブルエースが1年通じて機能することを願うばかり。また、中嶋監督代行から「リードは悪くない」と評価された頓宮裕真が「打てるキャッチャー」として伏見寅威の後に出てきたのも好材料。 残り5試合は、山本由伸、山崎福也、田嶋大樹、榊原翼、宮城大弥の先発が予想される。ヨシノブ、正尚のタイトル、田嶋の規定投球回到達、宮城のプロ初勝利などなど、最下位が確定してもオリックスファンが楽しめる要素はまだあるのだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 11時10分
阪神、今オフ守護神がメジャー流出か 矢野監督は危機感MAX? 藤浪のコンバート案も急浮上
阪神の補強ビジョンが見えてきた。中日・大野雄大が国内FA権を行使した場合の“交渉一番乗り”はかねてから伝えられていた。ここにきて、新たな投手も浮上してきた。埼玉西武の守護神・増田達至。増田は昨季に続いて30セーブを挙げている。 チームの精神的支柱でもあった藤川球児の引退、左の先発投手が少ない事情からして、補強ポイントの着眼点は間違っていない。しかし、交渉は必ず成功するものではない。失敗した時の“リスクマネジメント”がされていないのだ。本当に、大丈夫か? >>阪神、V逸の原因は“マスコミと解説者”?エモやんが一喝、長年続く“甘やかし体質”でチームは低迷か<< 「増田はパ・リーグを代表するリリーバーです。昨年オフ、西武球団が今季の国内FA権取得を見越して、複数年契約を提示したものの、増田の強い意思により、単年契約となりました。今オフも西武は必死で説得するつもり」(スポーツ紙記者) 阪神以外の球団も、増田の動向に注目しているという。 「今季、藤川不在の間にクローザーを務めたスアレスなんですが、米球界に復帰するとの情報も交錯しています。ある意味、大野以上に増田を欲しいのでは」(在阪記者) 藤川の引退、流動的なスアレスの去就問題。こうした状況を矢野燿大監督も把握していたのだろう。新クローザーとして、藤浪晋太郎をコンバートさせるプランも検討していたという。 「救援登板させたら、160キロを連発したこともありました。短いイニングで全力投球させたら、『ノーコン病』は出ませんでした」(球界関係者) 藤浪にもメンツがある。先発への執着も強く、何よりも、スアレスの流出、増田との交渉が失敗した後、クローザー転向を打診することになれば、「自分は期待されていない。誰かの代役」という思いにかられるだろう。 「増田の獲得、スアレスの残留交渉に失敗した時は外国人投手を見つけてくるしかありません。繊細な藤浪の性格は、矢野監督もよくわかっているので」(前出・同) ルール上、FA取得選手が権利行使する前に、他球団が「獲る」と明言することはできない。「動向に注目している」という報道になるのはそのためだが、これは「ウチは獲るよ」という当該選手へのシグナルにもなっている。選手の側にすれば、移籍の確証がないのに権利行使することはできない。ヘタをすれば、来季の所属球団を失い、現役を続けられなくなるからだ。 大野、増田らには十分なアピールができたようだが、福留、能見らのベテランに続いて、「今オフは大量解雇がある」とも伝えられている。中堅以上の選手は戦々恐々となっており、先に獲得を狙う選手名が出たことに「なぜ?」の声も聞かれた。 「選手の大量解雇と言えば、02年オフの星野仙一氏が監督だった時代が思い出されます。星野監督は強いリーダーシップで反対意見を封じ込め、かつ優勝という結果も出しました」(前出・在阪記者) 矢野監督はどちらかと言えば、選手と同じ目線に立ち、二人三脚で進んでいくタイプだ。「続投の方向」と言われるが、補強の話が出ても安泰とは行かないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月01日 17時00分
ソフトB・内川、新天地はパ球団か巨人? 予想外の転落劇もあるか、実績の裏でくすぶる懸念とは
これまで横浜(2001-2010)、ソフトバンク(2011-)でプレーし、昨シーズンまでに「1977試合・.303・196本・957打点・2171安打」といった数字をマークしている38歳の内川聖一。28日、そのチームの主力である内川の退団が決定的であることが報じられ多くのファンに衝撃を与えた。 今シーズンはオープン戦・練習試合での打撃不振や、本職の一塁で栗原陵矢が台頭した影響で開幕二軍スタートとなった内川。その後二軍で「.340・1本・17打点・32安打」と打率3割超えの数字をマークしたが一軍から声がかからなかったため、球団と話し合った上で退団を決断し、他球団での現役続行を模索することになったと伝えられている。 >>ソフトB・内川、一時は引退も考えていた?「やっぱり野球がしたい」OB池田氏に語った二軍での葛藤とは<< 現役選手の中では最多の安打数を誇っている内川の退団報道を受け、ネット上では早くも「現役としてはまだまだやれる可能性は十分だと思う」、「右の代打に困っている球団が動くのでは」と新天地候補を予想する声が白熱している。多くのファンが球団はどこであれ新天地自体は見つかると予想しているが、移籍に向けては懸念材料も少なくない。 今回ソフトバンクを退団とする流れとなった内川はもともと内外野の複数ポジションを守れる選手だったが、2017年を最後に一塁以外での出場はない選手。一般的に一塁にはチームを代表する強打者や助っ人が据えられることが多いため、既に一塁にめどがついている球団からすると“一塁専”の内川を獲得するメリットは薄いといえるだろう。 それでも成績が良ければ「獲得して主力と競争させよう」という球団が現れてもおかしくはないが、今シーズンの内川は二軍では打率3割超えの一方、一軍では1試合も出場がなく、昨シーズン以前を見てもここ3年はいずれも一軍では打率3割以下。また、この期間は年齢の影響からか頸椎捻挫、左手剥離骨折、右ひざ痛と故障に見舞われ度々離脱しているため、故障や不振のリスクを負ってまでレギュラー候補として迎え入れる球団があるとは考えづらい。 レギュラーは無理でも代打・バックアッパーとしてなら価値があるという見方もあるが、そうなると今度は年俸面が障壁となる。資金力のあるソフトバンクで長年主力として働き続けていることもあり、内川の今季年俸は2億5000万円(推定)と高額。今年はコロナ禍の影響で各球団は財政面で大ダメージを負っているため、内川は大幅減俸を受け入れない限りなかなか買い手が見つからないことは想像に難くない。 過去の球史を振り返ると、「まだやれる」と考えられていた選手にどこからも声がかからず、独立リーグへの移籍や現役引退に至ったケースは少なくない。今回の内川も新天地探しはかなり難航する可能性はあるが、それでも、一部からは「年俸下げる前提なら、DHがあるパ・リーグ球団は手を挙げるのではないか」、「WBCで一緒に戦った原(辰徳)監督の巨人はどうだろう、中島(宏之)や岩隈(久志)を獲った実績もあるし」といった声も挙がっている。 これまで残してきた実績を考えると、本来の力が出せるなら非常に魅力的な選手であることは間違いない内川。果たして、今オフ獲得に手を挙げる球団は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月01日 11時00分
阪神・大山、タイトル獲得に黄信号? “神様”以来の偉業達成へ、大混戦から抜け出す鍵は
セ・リーグのタイトル争いが熾烈を極めている。 各チームとも、残り試合数が一桁となる中で、本塁打王争いが各チームの4番打者によるデッドヒートとなってきた。10月28日終了時において、トップは巨人・岡本和真の27本、さらに5本差の中にヤクルト・村上宗隆、広島・鈴木誠也ら5人がひしめく大混戦となっている。 その中の一人、阪神・大山悠輔が26本で食らいつており、虎視眈々と初タイトル獲得を狙っている。 だが、およそ2週間前、10月13日のドラゴンズ戦で26号を放ってから、現在まで本塁打が遠のいている。安打は重ねているものの、他球団のライバルの活躍とは裏腹に、大山のバットから快音が鳴り止んでしまった印象だ。一時はトップに立っていたものの、見えない重圧が25才の鋭利なスイングを鈍らせてしまっているのだろうか。 さらに気になるのが、今季、対ヤクルト戦での打率が.211、本塁打は僅か1本に抑えられていること。ヤクルトとは3試合を残している中で、村上との「直接対決」の様相も呈している。来月、シーズン最終盤で迎えるスワローズ3連戦、タイトル争いに果たしてどのような影響を及ぼすのだろうか。 念願の本塁打王獲得となれば、阪神の選手としては1986年の「神様」バース以来であり、さらにそれ以前にも掛布雅之や田淵幸一という、往年のミスタータイガースの名も刻まれている。大山のホームランキング獲得は、虎党の期待が絶大であることは言うまでもないだろう。 近年、阪神は球界ではFAでの選手獲得の機会も少なくなく、特に打線の中心を外国人を含めた補強選手に頼る傾向が強い。今季も開幕当初は外国人やベテラン選手が軸として打線が組まれていた。だが、入団4年目、生え抜きの大山の台頭により、その流れももはや変わりつつあるだろう。 折しも、先日のドラフト会議、1位指名で今回の最大の大物であり大学No.1スラッガー、佐藤輝明の交渉権をタイガースが獲得している。今後、入団が決まれば、阪神打線は今まで以上に注目を集めることは必至。もちろん、その打線の中心は大山が担うことが前提だ。 2020年、類を見ない程激しさを極めている本塁打王争いを制し、球史に名を刻むことが出来れば、タイガースの4番として、よりスケールの大きな打者として成長出来ることは間違いない。猛虎打線の象徴的存在となるべく、若き主砲・大山悠輔は早くも正念場を迎えている(佐藤文孝)
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