スポーツ
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スポーツ 2009年08月20日 15時00分
沖縄プロレス地元に根づく
スペル・デルフィンが沖縄プロレスを旗揚げしてからちょうど1年が経つ。那覇の中心街にある国際通りの近くに、200人収容できる常設会場を開設。地元ファンだけでなく観光客にもターゲットを絞り、水曜日以外は毎日大会を開く。 地域密着団体として、シーサー王、ゴーヤーマスクなど沖縄をイメージしたキャラクターを登場させ、ハブとマングースの決闘を再現した怪人ハブ男VSミル・マングースという試合も組まれている。近々新キャラも出場予定で、デルフィンは団体のポリシーである「大人だけでなく子供も楽しめるプロレス」を実践。「着実に地元に浸透してきている」と手応えを口にする。 いまデルフィンが力を入れているのが観光客の誘致。地道な活動のすえ「全国で発売されている沖縄のガイドブッグに沖縄プロレスが紹介されるようになった」という。 東京と大阪への進出計画もある。「ほぼ毎日試合をしていて、レベルはトップクラスだと思う」というデルフィンは、試合内容に絶対の自信を持つ。だが、当面は土台固めを優先する意向で、遠征について「まだ先の話になるけど、タイミングを見計らってやりたい」とした。
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スポーツ 2009年08月20日 15時00分
K-1 プロレスが船木の死に場所 谷川EPが猛ゲキ
K-1谷川貞治イベントプロデューサー(EP)があのハイブリッド・レスラーに激励エールだ。19日には都内同事務所でインタビューに応じ、全日本プロレス8・30両国大会でプロレス復帰する船木誠勝に「プロレス界を背負って立て!」と喝を入れた。 2007年大みそか桜庭和志戦で総合格闘技界に復帰した船木。2連敗のあと昨年9・23「DREAM.6」でミノワマンに勝利したが、その後は約1年試合せず、突如、全日本プロレス8・30両国大会でプロレス復帰することを表明した。 そんな船木に谷川EPは「船木はプロレスを張り切っているし、プロレス界を背負って立つくらいの気持ちでやってほしい」と激励する一方「プロレスをやりたいなら継続的にやった方がいい。二束のわらじは無理だと思う。プロレスの流れの中に身を置かないと」と、格闘家としてどっちつかずの状態になることを懸念している。 谷川EPが危惧するのは無理もない。大相撲からプロレス転向した第64代横綱・曙の一件もあるからだ。2003年の大みそかのボブサップ戦でK-1デビューするもその後は連戦連敗。K-1やDynamite!!で実績を残せないままプロレスに参戦したことから、曙の二の舞にならないようハイブリッド・レスラーの身を案じているワケだ。 ハイブリッド・レスラーが二束のわらじを履くか否か。当の本人は「ファン次第」としているが、谷川EPは「まだまだ40歳になったばかり。あと10年はやれますよ」とプロレス界での再生を猛プッシュした。
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スポーツ 2009年08月20日 15時00分
渋谷淳の渾身のローブロー
10月10日、東京・代々木第二体育館で、WBA世界スーパーフェザー級王者のホルヘ・リナレス(帝拳)、WBC世界スーパーバンタム級王者、西岡利晃(帝拳)の両王者によるダブルタイトルマッチが行われる。この2試合についてはいずれ触れるとして、今回はこのタイトルマッチの前座に組み込まれた東洋太平洋フェザー級タイトルマッチの話をしたい。 王者の細野悟(大橋)はここまで無敗。バズーカのニックネームがついているように強打が魅力のボクサーだ。対する榎洋之(角海老宝石)は前王者。昨年、WBA王者のクリス・ジョン(インドネシア)に挑戦するまでは無敗で、世界再挑戦を狙っている。 と、簡単に書いてみたが、これはかなり思い切ったマッチメークである。細野にしてみれば「無敗」の肩書に傷がつく危険性がある。榎は、もし負けてしまうと世界再挑戦の話がしぼんでしまうからだ。 近年のボクシング界で、このようなマッチメークは残念ながら少ない。せっかくいいところまで来たのだから、余計なリスクを冒さず、適当な試合をして世界戦のチャンスを待つ。こうした空気が業界にはびこっているのは事実だ。 しかし、東日本ボクシング協会長でもある大橋秀行会長は「すぐに世界戦ではなく、強い選手同士の試合をたくさん組んで、国内のリングを盛り上げる必要がある」と言い切る。テレビ局が世界戦をなかなか放送してくれなくなった昨今、好カードの実現に二の足を踏んでもマイナス効果しかないというわけだ。 歓迎すべき話だと思う。ファンは好カードを待ち望んでいる。選手もタフな試合をクリアすれば、よりたくましく成長できる。それでつぶれてしまうというのなら、そんな選手に世界挑戦の権利を与えるべきではない。今後も細野VS榎のようなカードが増えることに期待したい。日本ボクシング界がさらなる前進を果たすためにも。
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スポーツ 2009年08月19日 15時00分
新型インフル力士直撃 秋場所ピンチ!?
さあ、秋場所(9月13日初日、両国国技館)は大丈夫か。ついに大相撲界が恐れていた事態が発生した。 東北、北海道を回る夏巡業前半の最後となる15日の岩手県八幡平市で、体調不良を訴えていた十両の光龍と幕下力士、マゲを結う床山の3人が病院で検査を受けた結果、新型インフルエンザに感染していることが判明。 これ以外にも、関脇の鶴竜、幕内の猛虎浪らも、数日前から感染を疑うような発熱、咳などのインフルエンザの症状を見せ、宿舎での休養を指示されている。 沖縄で国内初の死者が出たことから、関係機関は「日本中、どこでも感染する危険がある」と警戒を呼び掛けたが、これまで「団体生活、団体行動をしているだけに、1人でも感染者が出たら危ない」と心配されていた大相撲界も、いよいよ大量発生の可能性が出てきたのだ。 戦々恐々の協会首脳は、さっそく巡業会場で入場者全員に無料でマスクを配り、入口に消毒液を用意するなどの措置を取り、関取とファンとの握手会なども中止になったが、これ以上、力士たちに感染が広がれば、この程度で済むはずがない。 大島巡業部長(元大関旭国)は「まだそういう声は出ていない」と否定したものの、場合によっては埼玉県本庄市などを回る後半の夏巡業が中止になる可能性が出てきた。いや、それどころか、大事な来月の秋場所にも赤ランプがつくことが十分考えられるのだ。 まさに天から降ってきたような大災難。すでに大相撲界はこういう事態を避けるため、5月の夏場所から、力士など協会員全員に1万5千枚ものマスクを配布。同時に、手洗い、うがいなどの励行も呼び掛けてきた。 また、名古屋場所前の力士会では、「万一、新型インフルエンザに感染して休場を余儀なくされた場合、成績はどうなる。ケガや病気の場合と同じように自己責任だと決めつけられ、番付を下げられてはたまらない。これは死活問題だ」と協会に対応を求める声が力士たちの間から相次いだ。 これに対して武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「専門家の意見を聞き、しっかり対応したい」と険しい表情で答えたが、まだ最終結論は出ていない。 力士たちは相撲部屋に住み、団体生活を送っているだけに、患者が出ると蔓延するスピードは早い。この予想を上回る事態発生に大慌ての相撲協会、力士たちは15日の巡業終了後、いったん帰京したが、感染した3人や、鶴竜、猛虎浪ら、感染の疑いのある者はそのまま現地に居残り、体調が回復するまで宿舎で静養させることを決めた。 また、「体調を崩した者は速やかに検査し、感染者は隔離する」ことも合わせて決めている。 果たして秋場所はやれるのか。心配顔なのは右肩痛再発で思うような稽古が出来ない朝青龍だけではない。 今後の成り行き次第では大相撲界に前代未聞の“大事件”が起こることにもなりかねない。
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スポーツ 2009年08月19日 15時00分
全日8・30両国大会緊急特報 船木 新日参戦へ
船木誠勝が古巣・新日本プロレスに参戦する可能性が強まった。 船木は18日、サムライTVの対談番組で獣神サンダー・ライガーと再会した。新日本入門はライガーが1年早く、船木は後輩にあたるが、昔から気の合う2人は気兼ねなく話せる間柄。約20年前のヤングライオン時代のこと、一緒にサーキットをしたイギリス遠征時代のエピソードなど、当時の思い出を語り合った(放送は24日23時〜24時)。 興味深い話としては、船木はイギリス遠征後に新日本からUWFに移籍(1989年4月)しているが、実は遠征前に高田延彦、山崎一夫が開いてくれた送別会で勧誘を受けていたことを告白。その時、イギリス遠征後にUWFに入る約束を交わしたことを明かした。 ライガーは船木が全日本プロレス8・30両国大会でプロレス復帰することについては「すべてに期待する。話題性もあるし、センスもある。船木の復帰は温故知新という側面もあって、一度振り向いて、将来のプロレスがどう進むべきかを見つめ直すタイミングなのかもしれない」と大歓迎の姿勢。 船木は両国大会に向けて、調整は順調に進んでおり「15歳で始めた仕事なので、細胞が覚えていて体が勝手に動く。リングに上がることができれば生きていける」という。 さらにライガーは、船木との再会に運命を感じ、新日本への参戦を要望。「棚橋、中邑、後藤とやってほしい。面白い試合になる。みんな見てみたいはず」とラブコールを送り、自身もライバルであった船木との対戦を希望した。 船木は現在、両国大会に全神経を集中させているが、8月30日以降については「復帰してからは制限をしていない。可能性は広めていきたい」と古巣への参戦に前向きな姿勢をみせた。新日本のいまの選手については、棚橋の試合を見たことがあり「使う技がオリジナルで、けっこう印象に残っている」。船木のプロレス復帰で、マット界は大きく動き出す。
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スポーツ 2009年08月19日 15時00分
全日8・30両国大会緊急特報 西村“長州征伐”へニンジン作戦
全日本プロレスの“無我の哲人”西村修が、アジアタッグ王座獲りに向けて、まな弟子に秘策を伝授した。22日の北海道・札幌テイセンホール大会で行われる鈴木みのる&NOSAWA論外組への王座挑戦を控え、パートナー・征矢学に“無我の心得”を伝承。まな弟子の覚醒に勝利を確信した哲人は、初防衛戦の相手に30日の両国国技館大会で対戦する長州力&越中詩郎を指名した。 7日の後楽園ホール大会で、防衛期限(6カ月)が迫っていた王者組が挑戦者を公募。いの一番に名乗りをあげたのが、かねてより同王座の獲得を狙っていた西村だ。 「プロレス界の歴史と伝統あるベルト。プライドとドラディションを受け継ぎ、絶対に無くしてはいけないもの、失われつつあるものを吸収していきたい」と日本プロレス界最古のベルト獲りに乗り出すことを決意した。 22日の札幌大会で挑戦が決定するや、ベルト奪取に向け、まな弟子に念を送り始めた。座禅を組み瞑想にふける征矢に背後から西村が無言で、気を送る。猛暑の中、その儀式は10分、20分…黙々と続いた。 「ベルトに挑戦するということは、それなりに士気を高め、本番に向けて調整していかなければならない。この経験を生かしてスキルアップしていってほしい。征矢は今、砂漠が水を吸収するかのごとく、伸びに伸びています」と、師匠から無我イズムを伝授された征矢は「僕なりの“無我の境地”を発見しました」と覚醒。ベルト奪取に闘志を燃やした。 王者となったあかつきには、初防衛戦の相手に西村は「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る。西洋に対する東洋。陰と陽。長州イズムがなければ、無我イズムも生まれなかった。ベルトを獲って、両国で長州と越中を迎え撃ちたい」と“怨敵”をV1戦の相手に指名した。 まな弟子・征矢との絆をより強固なものにした西村が、日本最古のベルトを手に両国へと乗り込む。
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スポーツ 2009年08月19日 15時00分
ノア 森嶋、佐々木GHCタッグ挑戦
ノアの森嶋猛が佐々木健介(健介オフィス)と組み9・21名古屋大会で王者バイソン・スミス&斉藤彰俊組の保持するGHCタッグベルトに挑戦することが決まった。 森嶋はこの日に行われたSEM有明大会で宮原健斗をバックドロップ一発で貫禄勝ち。試合後、共に戦う佐々木について「年の差はあるが、わだかまりもなく何でも言える仲」と信頼は深い。佐々木も「心友となってノアで暴れまわりたい」と話しているように二人の連携にさらに磨きがかかってくるだろう。 王者斉藤については「バックドロップを封印してるけど、俺は必殺技のバックドロップは使い続ける。いろんな十字架を背負ってると思うけど、俺が気持ちの面ですっきりさせてあげたい」と話した森嶋。ベルト奪取に向け、全力でぶつかっていく。
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スポーツ 2009年08月19日 15時00分
メジャーリーグ極秘情報 レッドソックス・田沢編
史上初の快挙を演じたボストン・レッドソックスの田沢純一は、大先輩・松坂大輔と正反対の日本人メジャーリーガーとして期待されている。 マック鈴木、多田野数人(現日本ハム)といったマイナーからのメジャー昇格と違って、昨年12月、アマ球界からいきなりメジャー契約。この日本人初の事例に加え、今年8月11日のタイガース戦では初先発で初勝利という画期的な記録を残した。16日のレンジャーズ戦こそ10安打4失点で2敗目を喫したが、田沢の評価は下がらない。この田沢の活躍には、今後の日本球界からのメジャー入りの道を変える重大な意味がある。 「苦しかったが、2Aで教えられたように、初球からストレートを投げ込むことなどを実行した」。5回3失点でメジャー初勝利を挙げた田沢はこう語っている。メジャー契約だが、まずは2Aでみっちり英才教育を受け、3Aでの登板も経験。マイナー合計20試合に先発して9勝7敗、防御率2.25の実績をあげてのメジャー昇格が初先発、初勝利に直結したと認めるのだ。 この点にこそ、これまでの日本メジャーリーガーと違った田沢の大きなセールスポイントがある。メジャーリーグ経験者の球界OBがこう明かす。「メジャーに来る日本のトップ投手は、例外なく素晴らしい変化球を持っているが、それに頼りすぎる傾向がある。日本のプロを経験していない田沢は米国流の育成法で成長していく投手だ」と。 「変化球に頼らず、直球を四隅に投げる制球をつけることが、メジャーでも成功する第1条件と考えている。真っすぐが四隅に投げられるようになったら、次はツーシームにしたり、カット気味に投げたりと、ボールを動かしてみる。ひねる変化球は制球もむずかしく、早いカウントで多投すると、ボールが増え、球数も多くなる」というのが米国メジャー流。 日本プロ野球流を全く知らない田沢だから、素直にメジャー流を一から吸収していく。投げ込みの日本流と球数制限のメジャー流の調整法を巡って大騒動が起こったばかりの松坂のようなことはあり得ない。米国のメディアが「球団批判だ。とんでもない話だろう。松坂はトレードに出されてもおかしくない」と、大騒ぎし、松坂バッシングを展開したのは、何事においてもメジャー流がベストだという強固なプライドがあるからだ。 田沢が今後も勝ち星をあげていくようならば、松坂はますます窮地に追い込まれていくことになるだろう。復帰がスムーズにいかなければ、放出説が再燃する恐れもある。今後、メジャー入りを望んでいる日本のプロ野球選手にも影響が及ぶだろう。ポスティングでの落札金も入れて総額100億円プレーヤーと日米で話題を呼んだ松坂に対し、新日本石油ENEOSから日本プロ野球を経ずにレッドソックス入りした田沢は年俸4000万円にすぎない。 メジャー球団側とすれば、費用対効果、メジャー流への対応など考えれば、日本プロ野球界のトップ選手とアマ球界の逸材のどちらにメリットがあるか一目瞭然だろう。第二の田沢獲得により熱が入るようになるのは、自然の成り行きだ。アマ球界の逸材たちのいきなりのメジャー入りにも拍車がかかる。現に今秋のドラフトの超目玉の花巻東・菊池雄星がメジャーへの関心を示し、プロ球界側は動揺している。
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スポーツ 2009年08月18日 15時00分
2009年火祭り優勝者 プロレスラー・崔領二インタビュー
8日の「火祭り2009」決勝戦(後楽園ホール)で佐藤耕平を倒し、ZERO1最強の男となった崔領二がいまリング内外でブームを起こしている。イケメン選手として女性ファンの熱い支持を受けている『あいのりレスラー』崔にスポットを当てた。 −−「火祭り」初優勝おめでとうございます。 「大谷晋二郎と田中将斗が全9回大会のうち、合わせて実に6回も優勝している。プロレス界は年功序列みたいなところがあるんですけど、若い人にもっとチャンスを与えてもらわないと。伝統を変えるには相当なエネルギーが必要だと思う」 −−決勝は激闘でしたね。 「佐藤と僕の2人にしかできない試合。あの試合がもっと多くの人に届いてほしい」 −−ところで、プライベートに関しては、15歳の時、単身イギリスに渡ったそうですが。 「映画『羊たちの沈黙』を観て『やったれ』って思って(笑)。外国に行ったこともないのにああだこうだ言うのは嫌だったんですよ。二十カ国以上は行ってるんじゃないですかね。小さい国を含めて」 −−すごく海外志向が強いですね。 「世界を股に掛けたいっていうのがありますね。ヨーロッパの人々は表現が豊かで、自分が60億分の1の存在だってことを実感したんですよ。僕は全世界の人にプロレスを観てもらいたい。世界という視点だと、ものすごいマイナーな競技だと思うんですけど、どう実現できるのか考えながらやっていきたいですよね」 −−海外で印象に残っていることは。 「15歳の時にイギリスに着いた当日ですね。一睡もできずにいたら、ホテルの外からパッカパッカ音が聞こえてきて。真夜中なのに馬車が走ってたんですよね。夢なのか現実なのか分からないぐらい不思議な感じでした」 −−今までいろいろ挑戦してきた中で挫折はありますか。 「オランダのジェラルド・ゴルドーのジムに自信満々で乗り込んで行ったらボコボコにされました(笑)。レスリング、空手の選手両方とやってね。格の違いを思い知らされましたね」 −−これまでの経験の中で学んだことは。 「どんなことでも小さいことの積み重ねが大事だっていうことを実感しました。『ステップ・イン・ステップ・バック』っていう地味なステップの練習を何万回ってやったおかげで、今も試合中に無意識に体が動いてステップでかわせるんですよ」 −−海外生活で一番嬉しかったことは。 「ウェルカム精神で受け入れてくれたこと。人にチャンスを与えてあげるっていうことがすごく大事だと思いました。オランダでもイギリスでもすごい練習にも耐えられたし、励みになった」 −−日本に帰ってきて、プロレス界に入るきっかけは。 「とにかく格闘技がやりたくて。ZERO-ONEの『真撃』という日本武道館で行われた大会でセコンドとしてゴルドーに付いてったんです。その時ゴルドーに『お前に会わせたい人がいる』って橋本真也さんの元に連れていかれて、10分後に契約しましたよ(笑)。橋本さんはプロレス界での僕の道を作ってくれた人ですよね」 −−今日は「あいのり」のヒデさんと会って、自分探しの旅を思い出したと思うんですけど。 「旅したことは今年に入っての一番の大収穫でした。お金がないとか、不景気だとか言いますけど、たくさん、いろんな人が応援してくれました」 −−番組の効果でだいぶ有名になりました。 「コスチュームをオークションに出したら12万円の値が付いたんですよ。行った人の特権ですよね(笑)」 −−そもそも自分探しの旅に行こうと思ったきっかけは。 「常識を覆したいってデビューした時から思っていました。先手先手で人とは違うレスラーになりたかったんです」 −−「あいのりレスラー」と言われるのは嫌じゃないですか。 「全然そんなことないですよ。分かりやすいという意味でも。本業のプロレスで確固たる実績を残さないといけないですけどね」 −−最後に一言お願いします。 「とにかく世界を股に掛けてプロレスをアピールしたいですね。人生を賭けて」◎ヒデと“合体” 「レスラー」こと崔と「ヒデ」こと今澤徹男さん(株式会社JAMAA代表)の「あいのり」人気者2人の対面が実現した。 お台場・ヴィーナスフォートで開催中の「あいのり」イベント会場で出店中の今澤さんは「レスラーさん優しそうでオーラを感じた。男の中の男だと思いました。今までプロレスといえば大仁田厚しか知らなかったですけど、これを機にもっと知りたいですね」と絶賛。 それに対し、崔は「他のメンバーから良い人だって聞いていました。ぜひ応援に来てほしい」と、旅を経験した者同士通じるものがあった様子。 突然の2人の“合体”にイベント会場に偶然居合わせたお客さんも大喜びだった。<プロフィール> さい りょうじ=1980年6月3日生まれ。三重県伊勢市出身。188センチ、105キロ。15歳でイギリス留学。その後オランダに渡りジェラルド・ゴルドーの弟子となる。帰国後はZERO-ONEに入団し、01年にイゴール・メインダート戦でプロレスデビュー。04年には佐藤耕平とともにNWAインターコンチネンタルタッグを奪取した。昨年「あいのり」に出演し、「レスラー」として一躍有名になった。帰国後の今年3月、世界ヘビー級王座を獲得したが、同年7月に王座陥落。再起を期した「火祭り2009」で見事優勝した。
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スポーツ 2009年08月18日 15時00分
全日本プロレス8・30両国特報 武藤「奥の手」使う
全日本プロレス8・30両国国技館大会のメーンでは武藤、船木誠勝VS蝶野正洋、鈴木みのるという超豪華タッグ戦が実現するが、いま4人の中で話題をさらっているのは、約20年ぶりにプロレス復帰を果たす船木になる。 そうした現状に武藤がジェラシーを抱いているかと思いきや「それはしょうがない。船木をナビゲートしたのは俺なんだから、彼が注目されることに対しては嬉しさのほうが大きい」という。 ただし、メーンは武藤の25周年記念試合になるだけに、主役の座を譲るつもりはない。25年の一つの集大成として、自身が身につけてきた技をフル活用する気構えだ。 現在の武藤の必殺技といえばシャイニングウィザード、四の字固めになるが、大一番では切り札のムーンサルトプレスを見せ、幾多の名勝負を制してきた。 昨年の新日本10・13両国大会では、中邑真輔とのIWGPヘビー級選手権試合で「とっさに出た技。今まで何回かしか使ったことがない」という“奥の手”フランケンシュタイナーでベルトを死守。両国大会ではチャンスがあれば、それらの技を狙ってくる可能性は高い。 懐が深く、技の引き出しの多い武藤が隠し持つ技は他にもある。ジャーマンスープレックス、弓矢固め、鎌固めなども得意技に挙げられる。しかし、武藤は長年肉体を酷使してきた結果、首と膝の痛みが慢性化。同箇所に負担のかかる前記の技は控え気味となり、最近は使用しなくなっている。 武藤は「だからといってやらないままなら退化してしまう」と両国大会での解禁に意欲的。立ち止まることを嫌い、常に前進し続けることで進化してきた武藤は、25周年記念という舞台で、その生き様を見せつけるつもりだ。 なお、武藤はメーンに関しては「試合をやってみないと断言できないけど、やってみて過去の思い出を箱にしまうのか、自分をさらけ出して何かが続くのか…。それは試合をした4人が感じること。たとえば鈴木と船木は過去の清算になるのか、未来はあるのかは、まだわからない」と気を引き締め直した。
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