スポーツ
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スポーツ 2009年08月05日 15時00分
早大・斎藤佑めぐる争奪戦狂騒曲
来秋のドラフトの超目玉になる早大・斎藤佑樹投手をめぐり、アマ球界関係者の間で怪情報が流れている。「読売新聞社の出向として巨人入りさせる。そうすれば、他球団は手を出せないだろうと、巨人は考えている」という仰天情報だ。 六大学の選手としては、怪物投手として大騒ぎされた、あの法大・江川卓投手以来という注目度を集めている早大・斎藤にはメジャー球団も深い関心を寄せている。日本球界を経ずにいきなりのメジャー入りは、昨年のドラフト1位候補だったのに、日本プロ野球界に背を向け、レッドソックス入りした新日本石油ENEOS・田沢純一の先例がある。 メジャー球団側も注目度と実力を考えれば熱が入るだろう。日米球団入り乱れての前代未聞の斎藤大争奪戦が予想される。それだけに、「読売新聞からの出向で巨人入り」という怪情報は簡単には聞き流せない。 本社から出向で球団入りという具体例はいくつかある。プロ野球界初の東大出身選手として話題を呼んだ元大洋ホエールズ・新治伸治氏がパイオニアだ。 第1回ドラフト会議が行われた1965年に大洋漁業本社から大洋ホエールズに出向して、いきなり5勝。通算9勝6敗の成績で68年にユニホームを脱ぎ、大洋漁業に戻っている。 「新治の場合は野球選手としてよりも本社に必要な人材として採用された。ユニホームを脱いだ後は、本社で秘書室長など重要ポストに就いている。本人は期限付きでフロント入りして球団改革に意欲を示していたが、本社サイドは『本社に必要な人材を球団に行かせるわけにはいかない』と認めなかった」と当時を知る球界OBが述懐する。◎江川事件とは 1978年、巨人は怪物・江川獲得のために、ドラフト前日の空白の一日をついて電撃契約。最終的には金子鋭コミッショナーの強い要望で、ドラフトで交渉権を獲得した阪神に江川が入団し、巨人・小林繁と交換トレードするという異例の決着で、日本プロ野球史上に残る大事件になっている。そんな過去があるだけに、「斎藤を読売からの出向として巨人入りさせる」という仰天情報にも注目が集まるのだ。◎「希望枠の復活」がカギ 斎藤を巡る怪情報は新治氏のケースとは違うし、実現性となると、現状のままでは無理がある。ドラフトにかからなければ、プロ入りはできないからだ。ただし、高校生も大学生も社会人もすべてドラフト会議で指名され、重複すれば、クジ引きという今の制度は今年までの2年間の期限付き。来年以降は見直しが検討される。 巨人は、西武の裏金事件の悪の温床として廃止された希望枠(逆指名制度)の復活をもくろんでいる。 コンプライアンス(法令遵守)の強化が叫ばれる時代だし、100年に1度の世界同時不況だ。となれば、希望枠を復活させることが出来た時には、生涯保証になる「読売から巨人へ出向」というのは妙案になるかもしれない。 それにしても1年以上前の今から斎藤を巡るこの仰天怪情報。来年秋のドラフト本番が近づいたら、どんな奇手情報が飛び出すかわからない。想像を絶する斎藤争奪狂騒曲になることだけは間違いない。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
総合格闘技に“乱入”騒動 ボクシングトレーナー山田武士氏の罪と罰
東日本ボクシング協会(大橋孝行会長)は、JBスポーツジムの山田武士トレーナーがプロ格闘技興行に関わり、K-1に出場した川尻達也選手の公開練習の際にスパーリングパートナーを務めたことや、その場でコメントを出したことを問題視。日本ボクシングコミッション(JBC)規則では、ライセンス所有者が特別な許可無く他のプロスポーツ興行に関わることは禁止されており、これまで再三注意してきたにも関わらず、山田トレーナー側が受け入れなかった。 そこで、同協会は先月13日の理事会で山田トレーナーの処分を求める要望書をJBCに提出することを決定。さらにトレーナーを管理する立場にある森川常次オーナーの監督責任を問うための処分も同時に要望し、17日に書類を提出した。 森川オーナーは「森川ジョージ」のペンネームで、人気漫画「はじめの一歩」の作者としても知られており。JBCに出頭し、事情聴取を行った。 また、同協会としても今回の事態をあらためて調査すべく、10日に行われる理事会に両名を呼び調査することを決定した。 今回の騒動についてあるボクシング関係者は指摘する。「プロ格闘家にボクシングを教えるのは問題ないのですが、そのリングに上がっちゃまずいですね。それに山田さんはボクシングだけじゃなく、格闘技全般を教えていたらしいじゃないですか」 なんと、ここにきてボクシングのトレーナーが総合を教えていたという“疑惑”が持ち上がっているのだ。 「日本と海外では事情が違います。タイでは、ムエタイの選手がボクシングの試合に出場することがあるが、日本はボクシングと格闘技は一線を画しています」 確かに、日本には山田トレーナ以外にもプロ格闘家にボクシング技術を指導している人間はいる。トレーナーライセンスを所有する人間が、他のプロ選手に教えることは何ら問題はない。だが、日本で他のプロスポーツに従事、関与することになった場合は理由が必要となるようだ。 今回の一件で注目を浴びることになったボクシングトレーナー問題。今後はその境界線をより明確にすることが問われそうだ。 今後の処分については、10日の理事会がひとつの“査定材料”になる。大橋会長は理事会での聴取について「我々に処分の決定権は無い。(理事会に)に出席してもらって、2人から経緯などの事情を聞くだけ」と説明。 また、JBCの安河内剛事務局長は「理事会の内容を含めて、JBCの倫理委員会に上申したいと思います」と明かした。同委員会は8月10日以降に開催される予定で、そこで最終的な処分が決定される。 山田トレーナーは7月28日付けのブログで「ライセンス停止処分ではなく、3カ月間の自粛になりました。ボクシング界の規約を反した事になるのは、自分自身の行動によるところなんで、3カ月間の自粛は当たり前です」と猛省しているだけに、重い処分は免れることになりそうだ。<プロフィール> 山田武士トレーナー 日本でのプロボクシング経験はない。プロデビューはアメリカ、メキシコではなくボクシング後進国のインドネシアだったのも面白いキャリア。結果は1R30秒のKO勝ちだったが約半年間で8勝(8KO)1敗のレコードが残っている。 日本に帰国して森川氏がオーナーのJBスポーツクラブのチーフトレーナーとなった。これまでにも同クラブが格闘家に練習場所を提供している関係で秋山成勲(UFC参戦)などとの接点もある。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
メジャーリーグ極秘情報 レッドソックス・松坂編
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2大会連続MVPのツケがまさかこんな形で回ってくるとは、誰も予想すらしなかっただろう。 今、レッドソックス・松坂大輔は四面楚歌だ。地元ボストンのマスコミから大バッシングされ、レッドソックスの首脳陣からも球団批判の疑いで追及されるなど散々な目に遭っている。 レッドソックス首脳陣が「肩を急作りしたWBCの反動による体調不良」と決めつけている長期戦線離脱、再調整中の松坂を襲った新たな騒動。事の発端はこうだ。松坂とレッドソックス首脳陣が今後の調整方法に関し話し合ったが、その内容が一部日本のメディアのネット上に報じられ、地元メディアが球団批判と英訳したことから、大騒動に発展した。 投げ込み制限のあるレッドソックスの方針通りの調整を続けていけば、西武時代の投球ができないと不安を漏らしたところ、これが球団批判として英訳された。ボストンのラジオ局の電子版がいち早く伝え、地元紙電子版、大リーグ公式サイト、米スポーツ専門局でも掲載されるなどして波紋は広がったのだ。 「(監督室で)内密に話し合ったものを、彼が公にしてしまったことがとても残念でならない」とフランコナ監督は機密暴露を重要視。ファレル投手コーチも「話し合いに持ち込まれずに、このような形(マスコミ報道)で出されたことは、ガッカリした」と失望を隠さなかったという。松坂は首脳陣に対し、電話で事情説明し、軽率な発言に関して謝罪。今後も誤解を解いていくというが、松坂を一方的に悪者扱いはおかしいだろう。 メジャー球団の投げ込み制限などの押しつけ調整法は、松坂にとって百害あって一利無しなのは厳然たる事実だ。メジャー流調整のツケが3年目になって積もり積もって、体調不良につながったといえる。WBCのせいにする首脳陣の言い分は一方的すぎる。 WBCで連続MVPを獲得した際にも「松坂は太りすぎだ。下半身を使ったピッチングが全くできていない。あれでは故障する」という声が評論家の間からあがったし、西武入団時の恩師・東尾修氏は「あんなひどい投げ方の松坂は見たことがない」と絶句したほどだ。 元日本人メジャーリーガーの1人は「投げ込みをして肩のスタミナを作る日本流の調整に戻さないと、松坂は絶対に復活しない。首脳陣と話し合って、自分流の調整を認めてもらうしかない」と緊急警告していた。 そういった数々の声を背景に、松坂は首脳陣と今後の調整に関して話し合ったわけだが、今回の騒動のツケで松坂の自己流調整が認められず、改めてメジャー流厳守を申し渡されることになったら、最悪の結果になる。 「昨年18勝したことで、松坂がメジャーで通用することはもう証明されている。『メジャーが一番。すべてこちらの言うとおりに黙って従えばいい』という思い上がったメジャーリーグに対し、松坂の方から縁切り状を突きつけて、日本球界へ帰ってくればいいんだ」と超過激なゲキを飛ばす球界OBまでいる。 それにしても天国と地獄と言うしかない。西武時代の3年前は第1回WBCのMVPを獲得して、ポスティングで総額100億円プレーヤーとして華々しくレッドソックス入りしたのに、今回の落差はどうだ。同じWBCのMVPを獲得しても、首脳陣から「WBCのために肩を急作りして故障した」と言われ、さらには機密漏洩騒動。踏んだり蹴ったりの松坂だ。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
戦極 藤田に非情な通告「もう出なきゃいい」
なんと戦極が藤田和之に非情通告だ。「戦極〜第九陣〜」から一夜明けた3日、都内ホテルで会見が行われ、同大会での判定負けに怒りをぶちまけた藤田に対し、主催者サイドが異例の「不服があるなら文書で出すべき」「嫌なら出なきゃ良い」との厳しい見解を示した。 戦極サイドが怒りの藤田に審判を言い渡した。 事の発端は2日の「戦極〜第九陣〜」さいたまスーパーアリーナ大会。藤田は1年2カ月ぶりのリングに臨み、“ヒョードルを倒した男”ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフと対戦。判定1-2で惜しくも敗れた後に「納得できない。明確にしてもらいたいね。いくら攻めていても、人の感情が入ってくるからしょうがない」「コレが戦極なんじゃない」などと不満をブチまけたこと。 判定結果を糾弾した藤田に大会終了後、戦極サイドの國保尊弘代表は「負けはしましたが、存分にファンを楽しませてくれた。もう一度リングに上がって藤田魂を見せてほしい」としていた。だが、一夜明けて事態は急変。改めて同件について國保代表が「本当に不服があるならコミッショナーに文書で申し立てれば良い」と見解を示したのだ。 それだけではない。藤田の「どうしようもねぇっちゃぁどうしようもない。人が決めることだから。コレが戦極なんじゃない」と話したことには「極端な話、嫌なら出なきゃ良い」と有無を言わさず一刀両断だ。不服判定から始まった両者の溝。このままでは藤田撤退となってもおかしくない。 なお、この日は新ライト級チャンピオンになった廣田瑞人と初代フェザー級王座を戴冠した金原正徳の2大王者がそろい踏み。会見では廣田が第一コンテンダーの光岡映二から挑戦表明され「対戦したことないのでやりたい」と呼応。金原も「チャンピオンらしく強くなって挑戦者をぶっ倒していきたい」と早くも防衛ロードを見据えていた。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
全日本プロレス 小島8・30小橋戦前に“恋人”探し
全日本プロレス・小島聡が大勝負に打って出る。小島は8・30両国国技館大会で、プロレスリング・ノアの“鉄人”小橋建太との剛腕対決を熱望。さらに今シリーズは不参加の最凶軍団ブードゥ・マーダーズ(VM)きっての人気者ゾディアックを勧誘すべく、シリーズ終了後に渡米するという。 小島は7・26後楽園ホール大会で「F4として約1年やってきてKAI、大和をサポートしてきた。だけど、そろそろオレのやりたい主張っていうのをアピールしたい」と切り出し、同じラリアートの使い手であり、同じ症状で右腕を手術したことがある小橋に対し、「勝手に運命を感じさせてもらった」と両国大会での“剛腕対決”を熱望した。 小橋にラブコールを送った小島だが、その前にひとつこなさなければならない仕事が残されている。それはゾディアックをF4のメンバーに加入させることだ。 前シリーズでゾディアックにF4入りを呼びかけ、心を揺さぶることには成功したものの、あと一歩のところで仲間に引き入れることは出来なかった。今シリーズでは、VMの首領TARUの策略によってゾディアックを“隔離”され、接触すら許されない。そればかりか、TARUはお返しとばかりにF4のメンバーであるKAIをVMに勧誘し、引き抜き工作まで始めている。 そんな状況に置かれて小島が黙っているはずも無い。「KAIはあんな悪の軍門に下るような男ではないと信じている。何も心配していない」とズバリ。 ゾディアックに対しても「彼の素質は素晴らしい。その才能を開花させるのはF4しかないと思います。F4に入れば、もっと面白く自由にしていい。一緒にタッグチャンピオンを狙っても面白いんじゃないか」と“VIP待遇”で迎え入れる心積もりだ。 「まずはVMを強行突破して、心意気を伝えないと。ゾディアックは頭を抱えてましたからね。シリーズが終わってから渡米しようと思います。住所と電話番号を調べて直接会いに行きますよ」と直談判しに行くことを明言した。 1日でも早くF4のメンバーに加入させるため、8日、千葉でのシリーズ最終戦終了後に海を渡ってゾディアックに直談判しにいくというのだ。 全日本プロレスの公式サイトによれば、ゾディアックは出身地がアメリカという以外はすべて不明となっている。そんな人間の住所や電話番号が簡単に分かるとは思えないが…。 ただ、小島自身はそんなことは気にしていないようで、早くも下準備のため電話帳で旅行代理店を探し始めていた。果たして小島はアメリカに行き、ゾディアックの心を動かすことが出来るか。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
DDT 8・23両国に進出
DDTプロレスリングが今月23日、男子インディー団体としては10年ぶりに両国国技館へ進出する。 女性向けイケメン興行プロジェクト「BOYS」やビアガーデンプロレス、書店や競輪場プロレスなど様々な企画で新たなファンを開拓してきたDDT。 今回の両国大会は今後の試金石となるが、社長兼トップレスラーとして同団体を率いる高木三四郎代表は「今回は試合の中身で勝負。対戦相手のザ・グレート・サスケは昔からやりたかった相手。一つの時代を築いた人だと思うし、戦わなきゃいけない人。今回当たるのは正統的な系譜だと思う」とし、「相当デタラメな試合になるよ。想像もつかないというか、ファンにとってそれぐらい面白い試合になるんじゃないかな」と、運命付けられていた相手との決戦が迫り、興奮が抑え切れない様子だった。サスケのほか、蝶野正洋など他団体勢も多数参戦する両国大会にインディーとしての期待がかかる。◎コスプレで爆笑の渦に DDTプロレスリングの夏の風物詩「ビアガーデンプロレス」が3日、新木場1stRINGで始まった。 306人(超満員)を集め、熱気が充満する中での試合。コスプレランブルでは飯伏幸太がウェディングドレス姿で登場すると場内は爆笑の渦に巻き込まれた。 メインでは、KOーD無差別級王者のHARASHIMAがケニー・オメガとタッグを組み、安部行洋&石井慧介組を粉砕。目の前で繰り広げられるHARASHIMAと石井の場外戦にファンは大喜びの様子だった。同企画は9日まで毎日同所で行われる。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
えっ!興毅 内外タイムスに入社?
ニ階級制覇を目指すWBA世界フライ級1位の“浪速乃闘拳”亀田興毅が3日、都内で会見を開き、自身の今後について言及。仰天の“未来予想図”とは。 会見では、世界前哨戦第2弾として元北米ライトフライ級王者のウンベルト・プール(メキシコ)との10回戦(9月5日、東京・ディファ有明)を発表した。 前回の試合から半年。またしても同級王者デンカオセーンではなく、ノンタイトル戦となってしまったが「この半年でどれだけ変わったか見てほしい」と意気込んだ。 目標はあくまで先に見据える世界タイトルマッチ。「年内にやらんかったら『この1年何やってたん?』ってなる。二階級制覇に自信はある。それに(タイトル戦が実現できなければ)オレ自身のモチベーションが無くなってしまう」とあらためて年内挑戦を誓った。 もちろんそれで終わりではない。「目指すは三階級制覇やからな。現役は30歳までやりたいな。1年に4試合ずつ」と明かした。 そればかりか、引退後のプランにも触れ「(現役を)辞めたら、将来はナイガイで働く」と本紙記者に宣誓。 30歳まであと7年。本紙に就職する前に幾多の武勇伝を残してもらいたいものだ。
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スポーツ 2009年08月04日 15時00分
全日本プロレス 河野真幸 諏訪魔のバックアップ約束
全日プロの“クラッシャー”河野真幸が、両国国大会で高山善廣の三冠ヘビー級王座に挑む諏訪魔のバックアップを約束した。 河野は先シリーズの7・5金沢大会で武藤敬司と組んで、太陽ケア&鈴木みのるの世界タッグ王座に挑戦するも惜敗。新たな目標として、諏訪魔のベルト奪取のサポート役に名乗りをあげた。 きょう4日の富山大会で河野は諏訪魔、カズ・ハヤシと組んで、GURENTAIの高山、みのる、MAZADAと対戦。 かつて、得意の腕ひしぎ逆十字固めでケアの左腕を破壊した“実績”を生かし、この前哨戦で王者・高山の腕にダメージを負わせて、エベレストジャーマンの威力を半減させることも可能だ。 「三冠のベルトを取り戻して欲しい」。固い決意を胸に諏訪魔の後方支援に徹する。
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スポーツ 2009年08月03日 15時00分
驚異の17歳“新怪物”石川遼 今季2勝目
石川遼が王、長嶋、青木を超えた。石川は2日サンクロレラC最終日、驚異の17アンダー(通算)をマーク、初日から逃げ切りの完全優勝。ツアー4勝目をあげた。この結果、国内賞金王争いもトップに立ったが、この超怪物の注目度は、いまや日本国民すべてが集中するほどの“凄さ”である。17歳の現役高校生が、この先どんな進化をみせるか? 過去のスーパーヒーローを一気に抜き去った男の注目度はさらにアップする。そしていよいよ次は13日からの「全米プロ」である。 遼は近代スポーツ界の歴史に残る超スーパーヒーロー14人を超えた。弱冠17歳の現役高校生が日本国民の注目度ナンバーワンの怪物になったのだ。 力道山(プロレス)、王、長嶋、イチロー(プロ野球)、大鵬、貴乃花(大相撲)、山下(柔道)、高橋(マラソン)、北島(水泳)、そして同じゴルフ界の帝王といわれた青木、尾崎将、中島、丸山茂、片山らそれぞれの時代の超ヒーローたちを遼を超えたといえる。 2日の録画(一部)とわかっていてもテレビ中継に全国民がクギ付けとなってしまったのだから驚きだ。中でも終盤に入って17歳差の“外敵おじさん”B・ジョーンズを最終ホールで劇的バーディーを奪い競り落とし、初日から逃げ切りの完全優勝(ツアー4勝目)を決めた瞬間、街頭でテレビを見ていた人たちが大歓声をあげた。「最終ホールの最終パットで決めるなどは持って生まれたスターの器だね。あのWBCのイチローのように。遼は怪物だよ」(ゴルフ関係者)というほどだ。 前出の超ヒーローたちとは賞金的には、もちろん及ばない(遼はキャリアが浅い)が、年間の契約料、CM料、稼いだ賞金(今回は3000万円)などでは十分に迫る“実力”を併せ持っている。この先どんな怪物に育つか予測もつかない。 それこそ若い時のタイガー・ウッズと比較しても全くそん色ないどころか超えているといっても過言ではないだろう。 13日から開幕するメジャーの「全米プロ選手権」でウッズと対決するが、ここで優勝でもするようなことになると、一気に国民栄誉賞の声も出るだろう。 子供のころから英才教育を受けていた、強い精神力、ゴルフの天才肌などといわれても遼は現役の高校生である。キラ星のように光る前出の日本の国民的ヒーロー14人に迫り、超える17歳が今後どんな進化をみせるか、それこそ日本中が注目している。
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スポーツ 2009年08月03日 15時00分
野口みずき ケガの連続 モチベーション低下 もう走れない!?
昨年まで陸上界話題の中心にいたマラソン女王・野口みずき(31)が「もう走れない」状況に陥り引退を余儀なくされそうだ。次々とスターランナーが消えていくマラソン界に救世主は現れないか? また長生きする秘訣(ひけつ)は何か。野口にスポットを当てながらマラソン女王の今後を追跡してみた。 アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきが引退を模索しているという。北京五輪での直前棄権以降も、ケガの連続で満足な練習すらでき来ていない。「走った距離は裏切らない」を信条としている野口にとっては非常に苦しい状況だ。 さらにメンタル面も追い打ちをかけている。ライバル・高橋尚子の引退で、精神バランスも欠き、とても走る心身状態ではないというのだ。 もともと、マラソン選手は「5年がひと区切り。18歳でマラソンデビューしたら23歳がピーク。25歳で始めたら30歳がピーク」と言われており、五輪2大会連続出場(前回・北京は棄権)の野口は、とっくにピークを過ぎていることになる。 「ピークを過ぎたら、タイムはどんどん落ちていきます。例えば、女子陸上界で男性をうまく使って長く第一戦で活躍していた弘山晴美(現・資生堂コーチ)のケースは適度のセックスコントロールで精神バランスを保ち、日々落ちていくタイムも“それはそれ”として受け止め、下方修正を繰り返し行った結果、40歳まで現役でいられたのです。 しかし高橋尚子や野口みずきのようなトップスピードのある選手はどうしても、それを受け入れられない。そのため、体力が低下しているのにもかかわらず、若手以上の練習をする。そうすると、間違いなく故障する。故障すると、下から上がってくる選手に脅威を覚え、焦る。焦るとまた、故障する…これの繰り返しで、精神的に追い込まれる。そんな時、精神的支えを失うと、一気に気力が低下してしまう」(陸上関係者) 今の野口はまさにその典型で、チームスタッフは、このまま走らせずに引退させるか、レベルの低い大会を一本踏ませて引退するか検討しているという。 既にマラソン人生には絶望感の漂う野口だが、秘策はないのか? こんな意見もある。 「結婚や出産を機に再び輝く選手もいます。野口も結婚して男性ホルモンを注入すれば意外とまたイケるかもしれません。高橋が越えられなかった年齢の壁を越えてロンドンを目指してほしい」(スポーツライター)。 とはいえ、浮いた話もない野口だけに電撃結婚の線は薄い。現状のまま“引退”の路線がかなり濃厚といえそうだ。 これまで地味でメディア露出も控えてきた野口だけに、引退後も高橋のような派手な活躍は見込めない。高橋に次ぐ日本人2人目の女子マラソン金メダリストが、このままひっそりと引退しメディアからも消えてしまうのはあまりにも寂しいが…。
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