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K-1 プロレスが船木の死に場所 谷川EPが猛ゲキ

 K-1谷川貞治イベントプロデューサー(EP)があのハイブリッド・レスラーに激励エールだ。19日には都内同事務所でインタビューに応じ、全日本プロレス8・30両国大会でプロレス復帰する船木誠勝に「プロレス界を背負って立て!」と喝を入れた。

 2007年大みそか桜庭和志戦で総合格闘技界に復帰した船木。2連敗のあと昨年9・23「DREAM.6」でミノワマンに勝利したが、その後は約1年試合せず、突如、全日本プロレス8・30両国大会でプロレス復帰することを表明した。

 そんな船木に谷川EPは「船木はプロレスを張り切っているし、プロレス界を背負って立つくらいの気持ちでやってほしい」と激励する一方「プロレスをやりたいなら継続的にやった方がいい。二束のわらじは無理だと思う。プロレスの流れの中に身を置かないと」と、格闘家としてどっちつかずの状態になることを懸念している。
 谷川EPが危惧するのは無理もない。大相撲からプロレス転向した第64代横綱・曙の一件もあるからだ。2003年の大みそかのボブサップ戦でK-1デビューするもその後は連戦連敗。K-1やDynamite!!で実績を残せないままプロレスに参戦したことから、曙の二の舞にならないようハイブリッド・レスラーの身を案じているワケだ。
 ハイブリッド・レスラーが二束のわらじを履くか否か。当の本人は「ファン次第」としているが、谷川EPは「まだまだ40歳になったばかり。あと10年はやれますよ」とプロレス界での再生を猛プッシュした。

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