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全日8・30両国大会緊急特報 西村“長州征伐”へニンジン作戦

 全日本プロレスの“無我の哲人”西村修が、アジアタッグ王座獲りに向けて、まな弟子に秘策を伝授した。22日の北海道・札幌テイセンホール大会で行われる鈴木みのる&NOSAWA論外組への王座挑戦を控え、パートナー・征矢学に“無我の心得”を伝承。まな弟子の覚醒に勝利を確信した哲人は、初防衛戦の相手に30日の両国国技館大会で対戦する長州力&越中詩郎を指名した。

 7日の後楽園ホール大会で、防衛期限(6カ月)が迫っていた王者組が挑戦者を公募。いの一番に名乗りをあげたのが、かねてより同王座の獲得を狙っていた西村だ。
 「プロレス界の歴史と伝統あるベルト。プライドとドラディションを受け継ぎ、絶対に無くしてはいけないもの、失われつつあるものを吸収していきたい」と日本プロレス界最古のベルト獲りに乗り出すことを決意した。

 22日の札幌大会で挑戦が決定するや、ベルト奪取に向け、まな弟子に念を送り始めた。座禅を組み瞑想にふける征矢に背後から西村が無言で、気を送る。猛暑の中、その儀式は10分、20分…黙々と続いた。
 「ベルトに挑戦するということは、それなりに士気を高め、本番に向けて調整していかなければならない。この経験を生かしてスキルアップしていってほしい。征矢は今、砂漠が水を吸収するかのごとく、伸びに伸びています」と、師匠から無我イズムを伝授された征矢は「僕なりの“無我の境地”を発見しました」と覚醒。ベルト奪取に闘志を燃やした。
 王者となったあかつきには、初防衛戦の相手に西村は「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る。西洋に対する東洋。陰と陽。長州イズムがなければ、無我イズムも生まれなかった。ベルトを獲って、両国で長州と越中を迎え撃ちたい」と“怨敵”をV1戦の相手に指名した。
 まな弟子・征矢との絆をより強固なものにした西村が、日本最古のベルトを手に両国へと乗り込む。

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