社会
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社会 2019年05月27日 13時30分
「痴漢に安全ピン」に対し「子供の産めない体に…」漫画家の風刺漫画が物議 シヤチハタは対応策考案で称賛
電車内の痴漢に対するある対処法がネット上で話題になっている。 発端となったのは、今月中旬頃、ツイッターにアップされたある漫画。その中では、漫画の作者が中学生のころに2人の男性から身体を突かれるという痴漢に遭ったことが描かれており、養護教諭に相談したところ、安全ピンを手渡され、「次痴漢が出たらそれで刺しな」とアドバイスを受けたことなども記されていた。 公開後、この「痴漢に安全ピン」というアイディアについて、「早速持ち歩こう」「痴漢する側は刺されても文句言えないくらいのことしてる」といった賛同の声のほか、「普通に傷害罪でしょ…」「冤罪だったら取り返しのつかないことになる」という指摘が殺到する事態になっていた。 また、これを受け漫画家の「スルメロック」が24日にツイッターで「悪い女はレイプしよう」という漫画をアップ。その中には「『性的加害をしてくる男には傷害行為をして良い』という言説を見かけこれに感銘を受けました そうです、痴漢やレイプをするような最低ゴミカス人間は傷つけられても文句は言えないのです」「男も女も同じ人間です(中略)気弱で善良な男性を狙い暴言・暴力を振るい性暴力と同等またはそれ以上の心の傷を負わす 魂の殺人者と言える女性は間違いなく存在します」「女性が男の悪人に攻撃していいのなら男性も女の悪人に反撃してもいいのです」「顔面をボコボコにしましょう 二度と子供の産めない体にしましょう これで男性に対する加害の抑止となり男女共に幸せになりますね いやー私刑って最高ですね」と記されていた。 私刑の危なさを描いた風刺画であるこの漫画についてネットからは、「男性だって女性からの加害に怯えるのは当然ですよね。腕力に違いがあろうが刃物使えば男性を傷つけるなんて簡単なんで」「目には目を歯には歯を理論がいかに暴力的かわかる」という声が寄せられ、「皮肉」に対して称賛が集まった一方、「安全ピンを痴漢の抑止材料にしようという話にレイプを持ち出してくるのはおかしい」「レイプしたり顔がわからなくなるくらい殴ったり子供が産めない身体にすることは正当防衛じゃないから議論として成立しない」「風刺なのは分かるけど流石にどうなのこれ」「なぜ痴漢すること自体はスルーされているの」という批判も殺到。炎上する事態に発展し、いまもなお議論が続いている。 一方、文具メーカーの大手、シヤチハタは21日に公式ツイッターで、「今現在Twitterで話題になっている社会問題の件ですが、早期に対応ができるようにします。ジョークではなく、本気です」とツイート。ネットからは、「摩擦や水で落ちにくいインクが良いです」「いじめなどで悪用されない仕様でお願いします」といった声が多く寄せられており、他人に危害を加えることなく痴漢を抑止できるアイテムの開発に多くの期待が集まっていた。記事内の引用についてスルメロック公式ツイッターより https://twitter.com/surumelockシヤチハタ株式会社公式ツイッターより https://twitter.com/ShachihataBS
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社会 2019年05月27日 12時40分
『意味はあるのか』玉川氏、安倍総理のトランプ大統領“おもてなし”を批判 羽鳥アナ「やんなきゃいいのか」と対立
27日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が来日中のドナルド・トランプ大統領に対し、安倍晋三総理大臣を中心に「おもてなし」をしていることについて独自の理論で苦言を呈し、物議を醸している。 番組では、トランプ大統領が来日後、六本木からヘリコプターで千葉県内のゴルフ場でゴルフを楽しみ、安倍総理がカートを運転するなどしてもてなしたこと、そして昼食にアメリカ産の肉などを使った特製ハンバーガーを出したことなどが紹介される。 これについて玉川氏は、まずトランプ大統領がヘリで千葉に向かったことに触れ、「六本木にヘリポートがある。あそこはカリフォルニア州。アメリカの軍隊のヘリで日本の国内で移動する。それを日本の総理が現地でお迎えする。ここにすべてのことが象徴されている」 などと、不満を見せる。発言に司会の羽鳥慎一は露骨に嫌悪感を顕わにし、ゲストの田崎史郎氏が「それを否定すると日米安保条約を否定することになる」と制す。しかし、玉川氏はこの後も基地などについて不満を述べた。 見かねた羽鳥が話を先に進めるが、玉川氏は安倍総理がトランプ大統領に対し、大相撲観戦や炉端焼き店でもてなしたことについて、 「これだけおもてなしをして、仮に日本が思うように進むのなら税金使ってやるのも意味があるのかと思うけど、トランプ大統領ってそういう人じゃないですよね」 と噛み付く。これに羽鳥が「そこは難しい。じゃあ、やんなきゃいいのか」と反論すると、 「だったら、やるべきことはそこじゃなくて、タフな交渉をやるべきじゃないのか」 と批判する。羽鳥は「交渉方法の1つでは」と食い下がると、玉川氏は「それが効くか?」と笑う。「ゴルフやって相撲見せて炉端焼きを見たからよろしくねというわけではない」と反論した。 コメンテーターの石原良純はおもてなし手法に疑問を示しながらも、「トップ同士の信頼関係が外交に反映されないことはない」と話し、田崎氏が「今回の来日された目的は天皇陛下の即位に伴ってお祝いに来られたということで、国賓としてもてなしている。貿易の話をしに来たわけではない」とコメント。貿易の話をトランプ大統領がツイートしていることについては、実際は話をしていない可能性が高く、「大統領選再戦へのアピールではないか」とし、玉川氏を「黙らせる」形となった。 玉川氏の「本当にもてなしに意味があるのか」発言に、ネットユーザーは「日本人の心を持っているとは思えない」「天皇陛下をお祝いに来ているのだからもてなすのは当然」と怒りの声を上げる。また、「外交する上でトップ同士の信頼関係は必要」「いい印象を積み重ねることは決して無駄にならない」と反論が上がり、中には「人をもてなしたことがないから平社員なのでは」という厳しい声や、「韓国のムン大統領が完全無視されたから嫉妬しているのでは?」と穿った見方をするネットユーザーもいた。 一方で、安倍総理に常日頃から批判を浴びせている層からは「その通りだと思う」「税金の無駄にしか思えない」「政権しか得をしない」など、擁護の声が上がった。 様々な声があるが、国賓として迎えている友好国の大統領をもてなすことは、日本の国民性を考えると当然のこと。タフな交渉をやるべき相手であるからこそ、信頼関係を深めておくことも重要だろう。 それを「外交で有利にならないのなら意味はない」とバッサリ切り捨てしまうのは、批判されても致し方ないだろう。文 神代恭介
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社会 2019年05月27日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(2)母・田中フメ(下)
「アニ(田中のこと)は越後の出稼ぎだでなァ。国のために東京に働きに行って、意見をくれてるんでございますだ。しくじったら、いつでも帰って来いや。おらは、それまでの留守番だ」 昭和47(1972)年7月5日、田中角栄が自民党総裁に選出された日、田中の母・フメはメディア、地元の田中支持者でごった返す新潟県刈羽郡西山町の総ヒノキ造りの実家で、こう呟いたものだ。「今太閤」誕生と湧き上がるのとは裏腹に、「浮かれたところは微塵もなかった」と、筆者はこのときの状況をのちに地元記者から聞いた。豪雪の越後で「辛抱」とともに生きた女の、“人生訓”がうかがえたのであった。 政治家となった田中に対し、フメは一貫して、こうした姿勢を崩すことがなかった。息子が出世していく姿を母親の感慨で受け止めながらも、一方でその立ち居振る舞いには冷静だったということでもある。 例えば、昭和32(1957)年7月、田中が岸信介首相の内閣改造で、時に39歳、尾崎行雄(咢堂)以来、30代で郵政大臣に就任したときも、また同様であった。「おらが大臣」の誕生に、新潟の支持者は歓喜の声を上げ、大挙して東京・目白の田中邸へ駆けつけての祝賀会が行われた。やはり上京したフメは、「みなさんのおかげで大臣にしてもらって…」と短いあいさつをしたあとは、人前から姿を隠すように、裏方として台所での料理づくりなどに徹したものだった。 そしての天下盗り、自民党総裁選で福田赳夫を制しての勝利であった。総裁選の模様は、NHKをはじめ民放テレビで全国に同時放送された。新潟の実家で、結果を見守るフメの姿も映し出された。 このときの模様を、当時、田中の秘書だった早坂茂三は次のように記している。フメの母親としての高ぶりが伝わってくるのである。 「西山町の田中邸で、新総理の顔がテレビにクローズアップされる。汗、汗、汗。田中の顔にとめどなく汗が滴り落ちて、精悍な新指導者が目をしばたかせている。 角栄の母フメさんは、羽織紋付きでテレビの真ん前に正座していた。倅の顔を凝視したが、汗びっしょりである。フメさんは黙って袂から日本手拭いを取り出し、画面に映る息子の汗を拭きはじめた。部屋に溢れた人たちは、初め笑い出した。ところが、女衆を皮切りに無遠慮な笑いは、しのび泣き、すすり泣きに変わっていった」(『男たちの履歴書』クレスト社) その直後の『文藝春秋』9月号に掲載された「角栄よ デカいこというでねぇ」と題するインタビュー記事では「総理大臣がなんぼ偉かろうが、あれは出稼ぎでござんしてね」と、冷静な“息子観”を取り戻したものである。 また、田中内閣ができて、初のお国入りのときも同様だった。田中は田中番記者らと2台のヘリコプターに分乗、出身校である西山町の二田小学校の校庭に降りた。歓迎の小旗を振る黒山の人の前で、小さな木箱に乗った田中のあいさつが始まった。 「総理大臣になると、なかなか帰って来られません。ばあさんでも、死んだときでないと…」 「ばあさん」とされたフメは、この田中の声を羽織紋付き姿で、教室のガラス戸のうしろで聴いていたそうである。地元記者が言っていた。「息子に真っ先に会いたいだろうが、あえて人前には出なかった。子供たちを引率してきた先生たちに、丁寧におじぎをして見送っている姿が印象的だった。いかにも“明治の母”らしく、控え目で凛としていた」★イワシで弔った母の死 しかし、田中の天下に陰りが出るのは早かった。金脈・女性問題を引き金の首相退陣、追い討ちをかけるようなロッキード事件の発覚、そして逮捕であった。 フメの心痛は、相当のようであった。周囲への気配りにたけていたフメだったが、この頃は人目を避けるように外出も控えていた。そして、ついには次のような言葉も口にしたのだった。 「おらは百姓、働く一方の人間ですけ。政治家は、もうコリゴリだで。こんだの世には、政治家には関係しません。働く一方の家さ、嫁にいきてぇもんだ」 そのフメが86歳で亡くなったのは、昭和53(1978)年4月18日であった。前年1月から、すでにロッキード裁判の東京地裁での審理が始まっていた。心痛、癒えぬ中での死であった。 筆者は、5月の連休になって西山町の実家で営まれた法要を取材している。折りからの「スト権スト」で鉄道が全面的にストップの中、「闇将軍」として君臨していた田中は、田中派議員100人超を召集してみせた。おそらく、筆者同様、前日から新潟に乗り込んでいたものと思われた。家の前に立てられた政界人、経済人などの花輪の列は、じつに300メートルもあったのである。 驚いたのは部屋での読経のさなか、家の裏庭に“七輪”がズラリと並び、大ぶりのイワシを焼いて客に振る舞っていたことだった。焼いているのは、近所の田中支持者の女性たちであった。田中は、客の一人にこう言っていた。 「どうだ、うまいだろう。精進料理などつまらん。とれたての春のイワシがいいんだ」 フメは田中を15歳で上京させて以来、田中が首相の座に就くまでの間、会うたびにこう言っていた。 「人様に迷惑をかけちゃなんねぇ。これだけありゃ、世の中そうはしくじりはござんせんよ」 「辛抱」に生きた母に、春まだ寒かった新潟の地で、田中によるイワシの弔い演出は、妙に似合っていたのを覚えているのである。(文中敬称略)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年05月26日 22時00分
オーストラリア政府のトンデモない野良猫200万匹駆除作戦は「自然保護」か「動物虐待」か
オーストラリア(豪)政府は、固有種を保護するため、2020年までに野良猫を200万匹を駆除する計画を立てているが、その駆除方法として毒入りソーセージを食べさせ、服毒死させることに批判が集まっている。これを報じた『ニューヨーク・タイムズ』によると、そのソーセージはカンガルーの肉、鶏の脂肪、スパイスやハーブから作られ、食べると15分以内に死に至る。野良猫の生息地で1キロメートル間隔で、この毒入りソーセージ50個を飛行機からバラまくという。 この野良猫を駆除する政策に対し、16万人以上がオンライン署名で反対を表明し、英国のミュージシャン、モリッシーやフランスの女優であるブリジット・バルドーも批判を展開している。 「豪州の猫は2世紀前、入植者によって欧州から持ち込まれたものです。それ以降、約20種の動物を絶滅させてきたため、動物保護団体は、国を象徴する動物(有袋類など)を守るために、『苦しい選択をしなければならない。野良猫が固有種にとって最大の脅威であるから駆除以外に選択の余地はない』と述べています」(在米日本人ジャーナリスト) 豪州は、お世辞にも野生動物保護の優等生とは呼べない国だ。それだけにクジラは、そんな豪州が自然を保護していることを示す実例になると同国は期待を寄せている。 「17世紀以降の世界の哺乳類絶滅の3分の1は豪州で起きています。多くの日本人の目には、捕鯨に目くじらを立てる一方で、毎年3万〜7万頭のカンガルーが射殺されたり撲殺されたりしている豪州人の態度は、二枚舌に映るでしょう。何しろ10年1月に1万人を対象に行われた世論調査では、94%が捕鯨反対と答えています。その理由は、捕鯨問題は豪州国民が党派の枠を超えて結束できる数少ないテーマだからです」(同・ジャーナリスト) 反捕鯨は、党派の枠を超えた政策になっており、環境保護派の「緑の党」に始まり、左派の「労働党」、保守派の「自由党」と「国民党」に至るまで、あらゆる政党が捕鯨中止を訴えてきた。 そして今やクジラ関連の観光収入は年間3億豪ドルにも上り、巨大なビジネスになっている。金のなる木のクジラに、金にもならない野良猫では勝ち目がない。哀れネコちゃんはソーセージが最後の食事となり昇天させられるのだ。
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社会 2019年05月26日 18時00分
地域に恩返し ふるさと納税の“遺産寄付版”
人生最後の社会貢献として、「世の中の役に立ちたい」と考える人向けの“遺産寄付”の制度をご存じか。奈良県生駒市では、『ふるさとレガシーギフト』を4月1日から全国で初導入。ふるさと納税の遺産寄付版として、高齢者や全国地方自治体から注目が集まっている。 「ふるさとレガシーギフトは、遺言代用信託を使って生前に運用、配当も得ながら、死亡時には遺産の一部を自治体に確実に寄付するという金融商品。生駒市に続き、北海道上士幌町も導入しました」(金融関係者) 日本の遺産相続は年間約50兆円規模といわれる。配偶者や子供、兄弟といった親族などに相続されるのが一般的だが、人生の終わり方を考える“終活”の広がりや、子供のいない夫婦の増加により「遺産の一部を地域に寄付したい」という社会貢献意識の高まりが背景にあるという。2016年11月には、弁護士、司法書士、税理士、金融関係者ら遺贈寄付に関わる実務家らによって『全国レガシーギフト協会』も発足した。 「日本財団が行った'17年の調査では独身子供なしの世帯で42・6%、夫婦2人のみの世帯32・8%が遺贈寄付を希望している。しかし、実際には遺言書に遺贈寄付を記載するのは、独身子供なしで1.3%、夫婦2人のみではほぼ0%です」(レガシー協会関係者) 寄付に結びつかない要因の一つは遺言作成の煩雑さやコストにある。「その点、ふるさとレガシーギフトの手数料は無料。また遺言代用信託を使うことで煩雑な遺言書作成は必要なくなる。寄付先も教育・子供・文化・スポーツ、福祉・医療、環境・自然保護など6分野から選べるんです」(同) 生駒市の場合、遺贈寄付は100万〜2000万円まで。契約後の解約も無料だ。「ふるさと納税と違って返礼品はありませんが、生前に自治体から感謝状が贈られます。今後、導入する自治体の増加が予想されます」(同)
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社会 2019年05月26日 06時00分
ゴミだらけでトイレにたどり着けず代用したものに驚愕 “ゴミ屋敷”が原因のありえない事件
イギリス在住の47歳の女性が、トイレにたどり着けないほどの"ゴミ屋敷"に住んでいたと、ニュースサイト「The Daily Mirror」が20日に伝えた。 ウェストミッドランズ州のダドリーに住んでいるサリー・アンさんはいわゆる「ゴミ屋敷」の住民だという。2年間、蓄積された大量の汚れた紙皿やゴミは床から天井に向かって高く積まれ、無数のウジがわいている状況。しかも彼女は猫を飼っており、猫の排泄物も放置されていたという。大量のゴミやたまりにたまった猫の排泄物のせいで足の踏み場もなくなった結果、ついにトイレまでたどり着くことさえできなくなった彼女は、ボトルに排尿するまでになってしまったそうだ。 近所住民の苦情もあり、自治会から呼ばれた清掃業者が6日間かけて片付けを行い、サリーさんは今までゴミであふれていたベッドルームに入ることができた。 同記事によると、「ため込み症」はイギリスで約120万人存在するといわれている。彼女は母親の死と、父親の世話で苦労し、そのために物が捨てられなくなってしまったという。そのせいで「地獄の住居を作ってしまった」と振り返ったという。 同記事によると、その後サリーさんは18カ月治療カウンセリングを受けたが、残念ながら効果はなかった。またゴミをため込んでしまい、またもや清掃業者が4日かけて家をきれいにしたそうだ。 ネットでは「気持ち悪い」「怠惰なだけ、助ける事はない」「猫がかわいそう…」と、否定的なコメントが多く見られたが、「精神疾患だからきちんと治療を続けたほうが彼女のため」「病気との考え方もあるのか」「この先、誰か面倒みないと」などサリーさんをおもんばかる書き込みも見られた。 ゴミ屋敷がもたらしたニュースはまだある。 イギリス・リンカシャー州のグリムズビーで、ゴミ屋敷に住み、ネグレクト(育児放棄)同然の母親から5人の子供たちを救おうと祖母が立ち上がった。ニュースサイト「メトロ」などが今年3月に報じた内容によると、母親の実母で子供たちの祖母に当たる人物が、家の惨状を児童福祉局に送った。さらに地元メディアにも公開し、孫が置かれている窮状を訴えて助けを求めた。 新しい恋人に夢中の母親は、妊娠中ではあったが一日中遊び歩くこともしばしばで、1、2、4、6、7歳の子供たちの面倒は実父に任せっぱなしだったという。祖母によって公開された部屋は、おもちゃ、ペットボトル、汚れた衣類などが散乱していた。祖母いわく「子供たちはシャワーを浴びることも歯磨きをすることもまれで、満足に食事も与えられていない。孫たちも私と一緒に暮らしたいと言っている」と訴え、母親に代わって親権を取得したいと希望した。 一度は福祉局から祖母の家に連れて帰ることを許可されたが、数日後には母親のもとに子供たちを帰すように連絡が入ったという。その後、この件は州議会で調査されているそうだ。 アメリカではゴミ屋敷ごと燃やしてしまう豪快な事件があった。 「WANDTY.COM」などが2010年11月に報じたところによると、「事件」はアメリカ・イリノイ州のパナ市にある空き家で起きた。所有者不明の家屋には洗っていない食器や、食品が大量に置き去りになっており、ゴキブリが大量発生。近隣住居に侵入する事態になり、市も殺虫剤や補虫器を使って駆逐を試みたものの効果がなかったそうだ。最終手段として、市は家ごと燃やすことを決断。結果、近隣からゴキブリは消え、大成功に終わったという。 日本でも問題となっている"ゴミ屋敷"。悪臭や火事の心配も尽きないこの問題は、自分の家の隣に突然現れる可能性がある。自分から避けられるケースではないだけに、なおさら怖いものだ。記事内の引用についてExtreme hoarder lived with maggots, cat poo and had to urinate in bottles「The Daily Mirror」https://www.mirror.co.uk/tv/tv-news/extreme-hoarder-lived-maggots-cat-16174657Mum living in squalid home 'reeking of faeces' with FIVE kids admits her shame「metro」https://theworldnews.net/gb-news/mum-living-in-squalid-home-reeking-of-faeces-with-five-kids-admits-her-shamePana Roach House Burned Down「WANDTY.COM」https://www.wandtv.com/news/pana-roach-house-burned-down/article_3f07bcb2-0789-5bce-b760-c84f88bdaa03.html
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社会 2019年05月26日 06時00分
大学職員が提訴へ(2)背任罪で刑事告発検討
「世間の常識が通用しないのが私学の世界です。しかも、田中理事長はJOC(日本オリンピック委員会)副会長も務めていたが、反社会勢力との黒い交際疑惑が発覚し辞任した過去がある。日大からは東京五輪に出場する学生も何人かいるので、これ以上、責任の取り方をめぐって追及されることはないと判断したのではないでしょうか」(同) いくら日本一の学生数を誇る日大とはいえ、田中理事長が居座り続けることで「将来的に経営環境が傾くのではないか」という疑念もある。 「このままでは日大は大学、付属高校ともに志願者が減少する可能性が少なくありません。日大の総収入は平成28年度で約2700億円あり、そのうち約1100億円が学費や受験料で占められている。しかし、田中理事長が自身の進退も含め何の改革もしないのであれば、志望者が減り続け、収入が大幅に減る恐れさえある」(教育関係者) これからの私立大学にとって、本当に重要なものとは、学生、教授、職員を含めた人材や、寄付金などを集める源泉となる「ブランド力」と「組織力」だ。 「不祥事、その後の対応で後手後手に回った日大のブランド力が著しく低下したのは間違いありません。経営トップの田中理事長が地位にしがみつけばしがみつくほど、組織力も減退する一方です。不透明な学校経営が改善されなければ、銀行も融資を躊躇するでしょう。つまり、日大は抜け出すことのできない負のスパイラルに陥ることもあり得るのです」(同) 人の噂も七十五日。いずれ事件は忘れ去られるとばかりに事態を軽く考えているフシのある田中理事長。これだけガバナンスの問題が指摘されても、執行部の体質は変わりそうにない。日大に関わる多くの関係者が「組織の健全化は望めない」とソッポを向くのは目に見えている。 ノンフィクション作家の織田淳太郎氏がバッサリ切り捨てる。「誰が見てもおかしいと思うことであっても、それを発言すると、自分の立場が悪くなってしまう。長い物には巻かれろで、口をつぐんでしまうのはワンマン経営にありがちなことです。トップはポストを守りたい、配下の取り巻きは甘い汁を吸いたい。しかし、問題提起すべき時に何もしないと、取り返しのつかないことになってしまいます」 日大の付属校には、難関国立大学にも進学できる優秀な生徒が少なからずいる。「これまでの日大は付属高校の優秀な生徒が内部進学して力を発揮し、大学を支えてきた。今後はそんな優秀な生徒が日大を見限るでしょう。大学の偏差値は下がり、さらに優秀な受験生からは敬遠される。ここでも負のスパイラルが起きるはずです」(事情通) 日大を取り巻く環境からして、それが現実のものとなる可能性は少なくない。「相撲界は八百長問題や力士の稽古不足などが問題山積なのに、長らくほったらかしにしてきた。この10年来、積もり積もった膿で本場所が中止になり、相撲協会の倒産まで噂された。横綱輪島の先輩であり、学生横綱に輝いたこともある田中理事長は相撲協会とのつながりが深い。そして、臭いものにはフタという体質まで染みついているのではないか。令和の新しい時代に同じことを繰り返していると、行きつく先は倒産です」(スポーツ紙記者) 日大アメフト部員による悪質タックル問題が起きてから1年。前述の牧野元副総長は会見でこう訴えた。「昨年度の私学助成金が35%減額され、今年の入試で志願者が減少するなど事態は深刻だが、理事長は説明責任を果たしていない」 また、『新しい日本大学をつくる会』のメンバーが背任罪で刑事告発を行う考えも示した。「会のメンバーは日大の教職員OBら約25人。OBでは大学のイメージ悪化を理由とする慰謝料請求が難しいため、日大の複数の現役教職員が原告となるほか、大学院生にも参加を呼びかけます」(日大関係者) 私学助成金カットというペナルティーが加えられたのに、頑として辞任しない田中理事長。一方、日大職員らの今回の提訴について疑問を呈する意見もある。漫画家のやくみつる氏だ。「田中氏が責任を取る取らないというのは、日大内部で相談することです。責任を取るなら、あそこまで社会問題になった時点で辞めるべきだった。あくまで私学ですから、田中氏に反対派の人が世間様に向かって発表することだろうか」 日大で学生相撲、相撲部監督など半世紀以上に渡り密接に関わってきた田中理事長には、とてつもない忍耐力があるという。「JOC副会長はいわば公職です。そのため、黒い交際疑惑ではさっさと辞めたが、日大理事長の座は簡単に投げ出すはずがない。ここは我慢のしどころと思えば、世間の批判などどこ吹く風です。ヘタに会見し墓穴を掘ることは避けたいのが、田中理事長のスタンスです」(スポーツ紙デスク) 政財界を見渡しても、潔く責任を取らない権力者が溢れている現代ニッポン。田中理事長はその鏡か…。
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社会 2019年05月25日 22時30分
「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」惨殺された主婦のポケットに残された謎のメモ【未解決事件ファイル】
ワラビ採りに出かけた主婦二人組が山中で惨殺された不可解な事件があった。現場に残されていたメモが余りに奇妙な内容だったため、事件から40年たった現在でも、度々ネット上で話題に上がっている。しかし、有力な情報も得られないまま、捜査は難航し、1994年5月24日に公訴時効が成立し、未解決事件となった。 1979年5月23日、京都府長岡京市内にあるスーパーでパートをしていた当時43歳のAさん(仮名)と当時32歳のBさん(仮名)は、この日一緒に近くの山にワラビ採りに行くことを決めていた。午前10時頃、午前6時からの仕事を終えた二人は、自転車を使用して近くの山にワラビ採りへ出発。しかし、二人は夜になっても帰宅することはなかった。 同日夜、帰宅しない妻を心配したBさんの夫は、一人で山に捜索に向かうも発見できず、翌24日の午後2時50分、向日町署に捜索願を提出。警察官や地元消防団など、計100人以上が集まり、警察犬3頭も合わせて捜索にあたったが、25日に二人は遺体で発見された。 見つかった二人の遺体の損傷は激しいものだった。Aさんは肋骨を骨折し、肝臓は破裂、体内からは犯人のものと思われる体液が検出され、殴打の跡は30か所以上にも及んでいた。Bさんは更に酷く、50か所以上も殴打の跡が残されていた。包丁が体に突き刺さったままの状態で、下着は引き裂かれ、首は絞められた跡がくっきりと残されていた。 警察は包丁を調べてみたものの、指紋は検出されず、販売ルートも不明。ただ、犯人の血液型がO型であることは判明している。しかし、血液型以外犯人に繋がる手掛かりは見つからず、犯人を特定することは出来なかった。 そして、この事件の謎を深める奇妙なメモが発見された。Aさんのジーパンのポケットから「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」と走り書きされたメモが見つかったのだ。 筆跡鑑定の結果、Aさんの文字であることが判明したと、1979年5月28日の中日新聞が報じた。更に、同記事では、Aさんがメモを書く隙があったことから、犯人は一人。犯人はBさんを暴行している最中に、Aさんに対して“逃げたらお前を殺す”と脅し、その後に、Bさんを殺害。Bさんが暴行されている傍で、ばれないように、Aさんはメモを手のひらで隠しながら書き、「オワレている」という文面は、Aさんが隙を見て逃げ出し、メモをどこかに落として誰かに見てもらおうと考えていた事を表すと、警察が断定したと報じた。 1994年の時効を迎える前、この事件から5年後に起きた別の殺人事件が、何らかの関連があるのではないかと噂された事もあった。 同市の当時48歳の主婦Cさんが殺害された事件だ。1984年5月15日、Cさんの自宅が出火し、焼け跡から刺殺されたCさんの遺体が発見された。警察が、この事件とAさんとBさんが殺害された事件の関連性を調べていたことが判明。その事から、「二人のパート仲間であるCさんもワラビ採りに出かけていた」「二人より早く帰宅したから難を逃れたが、真犯人に殺された」などの噂がネット上で流れた。 しかし、1984年5月16日の毎日新聞の記事によると、Cさんは二人とは別の工場のパートをしていたと報じられているため、二人と面識があったのかは謎である。なお、Cさんの事件の犯人も、AさんとBさんの事件の犯人もいまだに捕まっていない。 2つの事件に関連性はあるのか、猟奇的な殺人を犯した犯人の目的は一体何だったのか。野放しになっている真犯人はどこで何をしているのだろうか。
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社会 2019年05月25日 22時00分
10連休明けに依頼が殺到! “退職代行サービス”が大人気
会社を辞める際は、本人が会社に申し出て、退職手続きするのが当たり前の流れである。 しかし、最近は退職手続きを本人の代わりに行う「退職代行サービス」を利用して会社を辞める人が急増しているという。「このサービスを利用すれば、上司に『会社を辞めたい』と直接申し出る必要もなく、翌日から会社に出社する必要もありません。『退職したいことを上司に言い出しにくい』という人や、『人手が足りなくて辞めさせてくれない』という悩みを抱えている人が主な利用者です」(退職代行業者) 実際に退職代行業者を利用した20代の男性会社員はこう話す。「会社に辞めたいと伝えても聞き入れてもらえませんでした。そこで、退職代行サービスにすべてをお願いして、翌日から出社拒否を強行したら、あっさり辞められたんです」 かかった費用は3万円。会社側と交渉する労力や、精神的な負担を考えると、“安い”と思ったそうだ。 一方、企業側は退職代行サービスを利用して辞める社員に困惑している。「突然、退職代行を名乗る業者から連絡があり、若手社員の『退職願いを送りました』と言われた。その社員は有給消化を理由にその日から欠勤し、結局、仕事の引き継ぎもできずに退社していきましたよ」(大手商社の人事部課長) 退職代行業者によると、10連休となった今年はGW中にメンタルのバランスを崩して“五月病”に苦しむ若手社員からの依頼が殺到しているそうだ。しかし、早くも怪しい業者が出始めているという。「本来は弁護士が会社と依頼人の間に入って退職の交渉をしますが、無資格者を交渉人とする怪しい業者もありますから注意が必要です」(前出・退職代行業者) 悪質な業者に頼むと、依頼者から料金を受け取って放置したり、「会社との交渉が難航している」と難癖をつけて追加費用を求めてくることもあるそうだ。 いずれにせよ、昭和世代には思いもつかないサービスだが、令和ではこれがスタンダードになるのかも…。
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社会 2019年05月25日 21時30分
宮崎・日向灘地震は南海トラフ巨大地震の前触れなのか
「先日、宮崎県で発生した地震は、南海トラフ地震の震源域の中で起こっただけに、とても心配です。フィリピン海プレートの中で、何かが起こりつつあるのかもしれない」(武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏) 5月10日の朝、南海トラフの西端にあたる宮崎県沖の日向灘で、M5.6とM6.3の比較的規模の大きい地震が発生し、その後も地震が続いた。 「10日はM3.5以上の地震が7回発生。翌11日午前9時前にはM5.0、12日にはM4.3と、3日連続で比較的規模の大きな地震が相次ぎました」(サイエンスライター) 気象庁は10日の地震について、「震源の深さが25キロのフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界で発生した」と分析。「南海トラフ想定震源域で、巨大地震につながる異常が観測されたわけではない」として、注意を喚起する必要はないと判断した。 「気象庁は南海トラフ想定震源域で、M6.8を上回る地震や異常が観測された場合、臨時情報を発表するとしています。今回は地震の規模から見て、プレートに特段の変化が起きたとは言えないとして、関連も調査しない方針です」(担当記者) 日向灘沖では、南海トラフ地震とは別に、M7.6前後の地震が約200年間隔で発生し、M7.0程度の地震は約20〜27年間隔で発生している。直近では1984年に発生しており、それから35年が経過。日向灘沖で、今回より大規模な地震がいつ発生してもおかしくない状況だが、冒頭の島村氏のように南海トラフ地震のほうを心配する専門家も少なくない。 そんな中、14日にはパプアニューギニア付近を震源とするM7.7の巨大地震が起こった。 「パプアニューギニアは遠隔地だけに日本への影響はよく分かりません。ただ、現在は環太平洋造山帯が活発に活動していることは確かです」(島村氏) 備えだけは万全に。
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