DeNA
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スポーツ 2022年06月06日 18時30分
DeNA・蝦名、外野レギュラー争いに名乗り! きら星のごとく現れた右の大砲が猛アピール中
開幕前はレフトに佐野恵太、センターに桑原将志、ライトにタイラー・オースティンの不動のレギュラーで固定されると思われていたベイスターズの外野陣。しかしオースティンは右肘の手術により長期離脱を強いられ、昨年135試合出場で打率.310と再ブレイクした桑原は、現在打率.205とまさかのスランプに陥るなど、不安定な状況が続いている。 その中で開幕からアピールを続けていた楠本泰史も足のけがのため戦線離脱と、さらにアタマの痛い現状に、きら星のごとく現れたのが3年目の蝦名達夫だ。 貴重な右の大砲としてアレックス・ラミレス前監督に「下位の指名だがいいポテンシャルを持っているしパワーもある。佐野のように機会を与えたい。彼は打つのはいいけどそれ以外はとの評価だったが、今はレギュラーを狙える選手になった。蝦名にも同じような“におい”を感じる」と高く評価されていた蝦名は、ルーキーイヤーはキャンプから一軍に抜てき。順調に成長曲線を描くと思われていたが、昨年は代打で見逃し三振を連発するなど、足踏みしている印象が拭えなかった。 しかし今シーズンはひと味違う活躍を見せている。4月、チーム内に新型コロナウイルスがまん延してしまった際に一軍へ招集されたときこそ結果を残すことはできず、わずか10日足らずで登録抹消となったが、5月6日に佐野のけがにより再び一軍に呼ばれると5月は打率.308と好成績を残すことに成功。交流戦に入った5月31日に代打でヒットと盗塁でアピールすると、2日からの4試合はスタメンに抜擢。6月はホームラン1本を含む打率5割ジャストと好調をキープし、シーズン通算でも打率.364と急上昇した。185センチと大型プレーヤーにもかかわらずバントは確実に決め、フォアボールもしっかりと選ぶなど器用な面も兼ね備える点は、ベンチにとって重宝される存在となっている。 青森大学在籍時には16年秋、17年秋とファーストとしてベストナインにも輝いたが、俊足と強肩を活かすために、3年時には外野にコンバートされるほど身体能力は元から評価されていた蝦名。右の大砲としての希少性とユーティリティ性を武器に、ここから一気にレギュラーの座を狙っていく。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年06月02日 17時30分
DeNA、“得点圏&交流戦の鬼”大和のバットがチームを乗せる! 打線に欠かせぬベテランの味
無類の勝負強さを誇る大和が、得意のパ・リーグ相手にブーストアップ。ベイスターズの強力な武器の一つとなっている。 5月最後の一戦となった横浜スタジアムでのオリックス戦、1対1の同点で迎えた4回のチャンスの場面で登場した大和は、昨年も2打数2安打1ホームランと打ちまくった山岡泰輔のマネーピッチ、縦に鋭く変化するスライダーをレフト前に運ぶ勝ち越しヒットをマーク。この一打が決勝打となり、ヒーローインタビューに上がった際には、「今永大先生が頑張っていたので援護しようと」と振り返り、勝負強さについて「早寝早起き。規則正しい生活」が秘訣とした。また「今日のゲーム展開も、田代さんが作ってくれたのではないでしょうか」とお立ち台で度々出てくる田代富雄コーチとのエピソードも忘れないなど、渋い声でユニークな発言を連発するところも魅力の一つ。1日のゲームでも4回1/3までノーヒットに抑えられていたワゲスパックからヒットを放ちチャンスメイク。そこから味方の連打でホームを踏むなど、随所で存在感を示している。 昨シーズンの交流戦の打率は.306とリーグ戦の.236とは雲泥の差。打率よりも断然高い得点圏打率も、リーグ戦.286に対し交流戦は15打数9安打でなんと.600と驚愕の数字を残した。今シーズンは交流戦の打率.250とリーグ戦の.265よりも低くなっているが、リーグ戦でも.310と高い得点圏打率は.667とさらに高くなっている。 今シーズンはショートのポジションのライバルとなるとみられていた若手のホープ・森敬斗が足のけがで離脱。長年競っている柴田竜拓は開幕から極度の打撃不振の上、4月6日には新型コロナウイルスに罹患しチームを離れた。その間4月2日から14試合連続でスタメンで奮闘。ここまで48試合中34試合スタメンに名を連ね、控えに回っても、終盤の守備固めや代打として存在感を発揮している大和。昨年オフ2年契約を結んだプロ17年目、34歳のベテランは、貴重な経験に裏打ちされた技術とともに、精神的な支柱としてもチームに貢献し続ける。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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芸能ニュース 2022年06月01日 10時35分
DeNA山﨑「試合前にこんなこと…」鬼越トマホークの毒舌にショック? 感無量の金ちゃん「芸人としての目標がなくなった」
日本生命セ・パ交流戦の全9試合を対象に開催するスペシャルイベント『交流戦 SERIES 2022』の応援隊長に就任した鬼越トマホークが、31日に横浜スタジアムで行われたDeNA-オリックス戦の試合前に登場。セレモニアルピッチでおなじみのケンカ芸を披露し、スタンドを大いに沸かせた。 >>全ての画像を見る<< 金ちゃんは"最高”と“息子の誕生日”を意味する315、坂井良多は「成功したロマック」から52とシニカルな背番号の入ったユニフォーム姿でグラウンドに現れた。ビジョンには昔に撮影された三浦大輔監督とのスリーショットが映され、金ちゃんは「夢がかないました」としみじみ。 セレモニアルピッチではピッチャー金ちゃんが、キャッチャーの山崎康晃に向かって投球したが、ボールはバッター坂井の頭上を越えるビーンボールとなり“お約束”の乱闘開始。これまたお約束通り仲裁に入った山崎に対し坂井は「うるせえな!お前アスリートなのに、太ったり痩せたりしてんじゃねえよ」と毒ガスを発射すると、金ちゃんは「すみません、本当は思ってないと思うんですけど」とおなじみのフレーズの後「明らかに痩せてからの方がピッチング良くなってるんで、間食のポテトチップスをやめて良かったなと思ってるだけだと思います」となだめた。 これには山崎も「試合前にこんなことを言われるんですかぁ」とタジタジ。さらに坂井は「とんねるずの貴さんも言ってた。ポテトチップスがダメだったんだなって」と山崎の帝京高校の先輩の名を出して追い打ち。スタンドの笑いを誘ってグラウンドを後にした。 セレモニアルピッチを終えた大のベイスターズファンの金ちゃんは「めちゃくちゃ緊張しましたね」と興奮冷めやらぬ様子で第一声。当初は雨予報だったが「ずっと天気予報を見ていて。遠足の前みたいに。3日前くらいからなんとかできるかもしれないとうれしくなった」と天気の神様も金ちゃんに味方したようだ。 また「中畑清さんが監督になられてから応援していて、生きる糧を頂いています」とベイスターズ愛を吐露。普段2人で考えるネタも、今日は金ちゃんオンリーで仕上げ「愛してるからこそ。山崎選手、痩せてから調子がいいのでそれをお伝えしたかった。全部言えて山崎選手も温かく受け止めてくれた」と感無量の表情。念願がかない「芸人としての目標がなくなった。これから何を目標にすればいいのか…」と語るほどこの日の経験が身にしみている様子がひしひしと感じられた。 相方の坂井は子どもの頃「父親とのキャッチボールが剛速球だった」ことから野球とは距離を置いていたが「あんな神聖なマウンドでケンカするの僕らと(元巨人で気の荒い)ガルベスくらいだと思います」とボケた後「ケンカ芸もやらせてもらって山崎選手が止めに来てくれて、異空間のような、夢のような現場だった」と笑顔。 「想像よりもお客さんが温かくて、めちゃくちゃ僕もうれしかった。今日でベイスターズファンになりました!」とコンビそろってベイ党を宣言した。 ゲームも4−1とベイスターズが快勝し、最後は一緒にネタをしたクローザーの山崎が三者凡退でフィニッシュ。最後まで観戦した金ちゃんも「マジでベストゲーム!!今日のことは二度と忘れないと思う」とツイートし喜びをあらわにした。真のベイスターズファン・鬼越トマホークの後押しで、交流戦のベイスターズの戦いにもいい風が吹いてきそうだ。写真・取材・文=萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月30日 18時30分
DeNA・宮崎、3番でも好調キープ! 稀代のヒットメーカーがチーム浮沈のカギを握る
ベイスターズの誇るヒットメーカー・宮崎敏郎が好調キープ。交流戦に入っても期待通りの活躍を見せている。 昨年オフに三浦大輔現監督に並ぶ球団史上最長の6年契約を結び、今シーズンも開幕から不動のサード、そしてクリーンアップの一角として機能。オープン戦から打率.424と絶好調でシーズンインし、4月23日に左足ハムストリングの炎症で登録抹消されるまでは、打率.351と規定打席に達していればリーグ2位の数字。ホームラン3、打点9、フォアボールも10を数え、出塁率は.449と高く、OPSは1.063とチームに多大な貢献を続けていただけに、チームにとっては大きな痛手となった。 実際、宮崎離脱中の4月23日から5月14日までの期間は5勝10敗と大きく負け越してしまい、改めて存在の大きさを知らしめる結果となった。 しかし5月15日から5番サードの定位置で戦線に復帰すると、そこからも毎日コツコツヒットを重ねる活躍を続け、交流戦前までに打率.350まで上昇させた。5月24日に交流戦の幕が開くと、「牧(秀悟)と(ネフタリ)・ソトの前にランナーをためる」との三浦監督の戦略から、1番に佐野恵太が入り、宮崎も5番から3番へと打順変更。するとその日にいきなりマルチヒットをマークし、翌日も2打席目にヒットと好調をキープしていたが、またしても左ももの張りで試合途中に交代。またもや抹消かと心配させたが、翌日もスタメン出場しマルチヒットと周囲を安堵させた。 29日のライオンズ戦では相手サードの好プレーもあり、久々にノーヒットとなってしまったが、それまでは11試合連続安打とさすがのバットコントロールを見せつけた。ここまでで打率.340、OPS.910とさすがの数字を残している。打順も関係なくチームの期待に応える天才・宮崎敏郎のバットが、昨年と同じく交流戦でベイスターズを上昇気流に乗せていくカギを握っている。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月26日 17時55分
DeNA・嶺井、今年は一味違う? プロ9年目の“島人捕手”が魅せる攻守での輝き
9年目のキャッチャー・嶺井博希。今シーズンは開幕一軍スタートを果たし、4月1日に一度登録が外れるも、同ポジションである伊藤光のけがや、戸柱恭孝のコロナ感染もあり12日には再登録。そこからはここまで15試合でスタメンマスクを被り、扇の要として機能している。 印象的な働きを見せたのは5月4日、先発・大貫晋一を巧みなリードで引っ張り、自らも横浜スタジアムで初のお立ち台に立つ活躍を披露。5月17日にはけがから復帰した今永昇太に対し、ストレート中心の配球でドラゴンズ打線を押し込み完封勝利をアシスト。22日のスワローズに敗れた試合でも、苦しい投球となっていた有吉優樹にカーブを多投させ、相手打線の目先を変える苦心のリードは、経験に基づく熟練の技を感じさせた。 交流戦に入ると初戦先発出場し「嶺井が入りにカーブを使ったり、両コーナーをうまく要求しながらやってましたね」と先発・今永昇太へのリード面が評価された。またタイムリーヒットも放ち「バットでもしっかりと食らいついて逆方向。しぶとさが非常に活きたと思います。いい当たりは全部ファールになってましたけど」と絶賛の中にもイジりが入るところは愛されキャラの証拠。2戦目、沖縄尚学高時代にバッテリーで全国制覇、亜細亜大でもリーグ優勝を果たした一級上の先輩・東浜巨とプロ初対戦で見事にレフト前に運び塁上で笑顔。バント守備でも好フィールディングでピンチの芽を摘むなどキラリと光るプレーが目についた。 今シーズンはここまで打率.275と昨年の.189から大きくジャンプアップ。もともと魅力の打撃は確実性も増し、盗塁阻止率も.273と及第点の数字を残している。2015年にCSでファーストステージを勝ち抜ける決勝打を、ルーキー時代も交流戦でサヨナラヒットを放つなど、ファンの記憶に残る一打を度々魅せてくれる嶺井博希。暑くなる季節とともに、島人キャッチャーの存在感も増していきそうだ。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月23日 17時30分
DeNA・佐野、交流戦のキーマンへ! 故障から復帰のキャプテンがチームを引っ張る
ベイスターズのキャプテン・佐野恵太が満を持して戦線復帰。21日に2番レフトでスタメンに名を連ね、いきなりマルチヒットをマークすると、翌日は4安打の固め打ち。2日間で10打数6安打と打率.600、ヒットはすべてレフト方向に放ち、ツーベースも3本記録。得点も2つ挙げており、2番としてチャンスメイクの仕事を完璧にこなしてみせた。 今シーズンの佐野はキャンプ中に脇腹を痛め離脱したが、開幕にはなんとか間に合わせるとシュアな打撃で打率は常に3割超えと好調をキープ。しかし5月5日のドラゴンズ戦で、一塁からホームまでを駆け抜けてホームインした際に椎間関節炎を発症し、翌日には登録抹消されてしまった。 しかし19日にファームで復帰し、2試合の調整を経て再び一軍に復帰。昨年苦しめられたスワローズの内野手をライト方向に極端に配置するシフトをものともせず、ライナー性の打球を続けて逆方向に放ってみせた。三浦大輔監督も「万全の状態で上がってきています。一軍での試合勘(の問題)もありましたけど、佐野だけあってしっかりとやってくれてます。しっかりとコースに逆らわずにバットが出てきている」とキャプテンの打撃を絶賛。「状態もどんどん上がってきているなと思って見ています」と、さらなる打棒爆発を予言した。復帰2日間のヒット量産もあり、打率はセ・リーグ3位の.331まで上昇させ、上を見るとチームメイトの牧秀悟と、ジャイアンツの吉川尚輝の2人だけとなり首位打者も視野に入ってきた。 昨年はリーグ戦の打率.301に対し、交流戦は.314と数字を上げ、得点圏打率も.353とチームの勝利に貢献。伝統的に苦手としていたパ・リーグ相手に健闘し、結果3位に引き上げる原動力になった。昨年はチーム唯一の全試合出場を果たし、2年連続3割をクリアしているヒットメーカー佐野恵太。キャプテンのバットがパ・リーグ粉砕の鍵となる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月19日 17時30分
DeNA、 “絶対エース”今永が待望の帰還! 圧巻ストレート復活で先発ローテーションの軸へ
17日に敵地・バンテリンドームで行われたドラゴンズ戦。ベイスターズのマウンドに立った今永昇太は、圧巻投球で完封勝ちを収め、今シーズン初勝利を手にした。 この日は13奪三振とドラゴンズ打線をきりきり舞いさせたが、そのうち10個はストレートで仕留めた。過去2年間は左肩不調との戦いが続き、キレが良くホップ成分の多いストレートが本来のモノではなかったが、この日は完全にけがの前の状態に戻ったような内容。復帰戦となった5月6日は6回3失点と及第点ながら奪三振は3と少々物足りなさを感じさせたが、2度目の登板で一気に状態はジャンプアップしていた。 今シーズンの投球内容は半分以上がストレート。大きなカーブで目先を変え、カットボールでバットの芯を外していき、割合は大幅に減ったもののチェンジアップの精度も高い。ストレートの走りが素晴らしいことで、すべてのボールの信頼度も高くなる相乗効果が得られている。 今シーズンも三浦大輔監督が「開幕投手の最有力候補」と推していたが、キャンプ中に左腕肉離れを発症。開幕一軍も逃し、チームも5位に定着してしまうなど選手会長として悔しい状況が続いていた。チームの「中途半端な状態では戻さない」方針のもと、ゴールデンウィークまで戦線復帰は延びていたが、結果的にこの判断は吉と出たようだ。 昨年は濱口遥大、今年は東克樹が開幕投手を務めたが、現在ローテーションの軸となる状況とはいかなかった。勝っているときはさらに勢いを増し、負けているときは嫌な流れをキッチリと断つのがエースの仕事。いい流れを引き継いで19日もベイスターズは勝利した。 かつて2年連続で開幕投手を務め、“絶対エース”の名を欲しいままにしていた今永昇太。復活の左腕が再びローテーションの軸にハマれば、三浦ベイスターズの再発進の大きな推進力となる。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月18日 20時30分
中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は
17日に行われ、中日が「0-4」で敗れたDeNA戦。試合後に伝えられた中日・立浪和義監督のコメントがネット上で話題となっている。 中日はこの日先発・小笠原慎之介が「8回4失点・被安打8・4奪三振」と粘りの投球を見せた一方、野手陣がDeNA先発・今永昇太に「9回無失点・被安打4・13奪三振」の快投を許し完封負け。この敗戦で貯金がなくなり勝率5割(20勝20敗)となった。 中日打線に全く付け入る隙を与えなかった今永について、立浪監督は試合後に応じた取材の中で「(今永が)良かったと思う。初めから『あの真っすぐを捉えないと』というところでスタートして、特に右打者が全く合わなかった」と、速球狙いを指示するもその上をいかれたと脱帽。その上で、「今日は全く歯が立たなかったという攻撃になってしまったので本当に申し訳なかった」と攻略失敗をファンに謝罪したという。 >>中日・根尾、三振直後の一場面に驚き「相当珍しい」 怒りをヘルメットに八つ当たり? コンバートの影響指摘も<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には「完敗を認め素直に謝る姿勢は好感が持てる」、「完封負けに苛つく気持ちもあったけど、監督にこうやって謝罪されたら許さないわけにはいかないな」、「今日の悔しさをバネに次は打ち崩せるよう頑張ってほしい」と称賛の声が寄せられた。 一方、「謝るのはそっちじゃない、牧に好き放題されてることだろ」、「今永よりも牧を何とかしてくれよ、今シーズン打たれすぎだろ」、「牧には今日も1本ホームラン打たれてるし、最優先で対策を考えるべきなのでは」と、DeNA・牧秀悟の名前を引き合いに出し不満を述べるコメントも多数見られた。 「今季の中日はDeNAの主砲である牧に『.375・4本・11打点』と打ち込まれており、17日の試合でも『3打数2安打(うち本塁打1)・2打点』と活躍を許しています。抑えることができていない理由としては“中日投手陣の弱点が牧本人や相手スコアラーにバレている”、“牧の弱点を投手陣がうまく突けていない”ことなどが考えられますが、開幕から約2カ月、牧に分が悪い状況が続いていることを、今永に抑えられたこと以上に問題するべきではと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 17日終了時点で、今季のDeNA戦は「1勝6敗」と黒星が大きく先行している中日。牧に打ち込まれていることも苦戦の一因になっていると思われるが、立浪監督は今後有効な手立てを打つことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月16日 18時30分
DeNA、“開幕投手”東も登録抹消 コロナ・けが・不調の三重苦での借金7をどうみるか
最下位に沈むタイガース相手に、満員のホームゲームで連日の大敗を喫したベイスターズ。借金は今シーズン最多の7まで膨らみ、下を見れば2.5ゲーム差と厳しい現状が浮き彫りとなっている。 日曜日のゲームでは、未だ勝ち星のない開幕投手・東克樹をマウンドへ送ったが3回4失点と結果が出せず「毎回走者を背負っての投球でコントロールも甘く、東らしさは出せなかった」と分析した三浦大輔監督は、試合後すぐに登録抹消を決意した。 開幕時のローテーションは、東克樹、大貫晋一、坂本裕哉、フェルナンド・ロメロ、濱口遥大、石田健大の6人で形成。しかし濱口と石田はコロナの影響で戦線離脱し、オープン戦好調だった坂本は雨とコロナで2回登板が流れ、その後は不慣れな中5日での登板も影響し、現在ファームで調整中。そして東の抹消によりローテーションはすっかり様変わりすることとなった。 それでも大貫は5連続クオリティスタートと“エース”の働きで、上茶谷大河は直近の試合以外は安定感を発揮。復帰した今永昇太と、ファームで調整中の濱口、石田の合流も迫ってきている。雨天中止や比較的ゆとりのある日程も味方し、ローテーション崩壊とまではならなかったことは不幸中の幸い。また三嶋一輝はファームで調整中だが、復活の田中健二朗、覚醒した伊勢大夢、入江大生や宮國椋丞、平田真吾などのブルペン陣の奮闘も見逃せないポイントだ。 攻撃面では右肘手術でタイラー・オースティンは開幕から不在。キャプテン・佐野恵太、ネフタリ・ソト、宮崎敏郎がけがと昨年の主軸が、入れ代わり立ち代わりとなる苦しい陣容。コロナで大量の離脱は野手陣でもあり、昨年しっかりと1番センターの座をつかんだ桑原将志は不調、経験豊富なキャッチャー・伊藤光もけがでファーム調整中など踏んだり蹴ったりの現状。 しかし牧秀悟は不動の4番ですっかりチームの顔となり、楠本泰史の躍進、戸柱恭孝、嶺井博希は攻守で存在感を見せ、ベテラン大和もほぼショートスタメンで踏ん張っている。代打の切り札として機能している藤田一也の存在も心強い。 昨年はコロナの影響とビザの関係で、オースティン、ソトの両外国人の不在だけで最下位独走となってしまったことを鑑みると、チーム力の底上げはできているとみる。まずは連敗を止め、借金を増やすことなく我慢できさえすれば、“反撃”のときは必ずやってくる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月12日 18時30分
DeNA・柴田、5月攻勢のキーマンへ! ドン底から巻き返す7年目の戦い
ベイスターズ好守の内野手・柴田竜拓の調子が急激に回復。苦しむチームに光明が射している。 今シーズンはオープン戦で打撃が絶好調。「石井(琢朗)コーチと取り組んでいたことが結果として表れた」と本人も手応えを感じていたように、34打数12安打、ホームランも1本放ち、打率は.353と結果を残すことに成功。昨年オフに「守りだけではレギュラーは取れない」としていた通り、課題克服の兆しを見せてのシーズンインを果たし、開幕戦は7番ショートの座をつかんだ。 しかし1本の安打が出ない。4月1日までの6試合中、4試合でスタメンで起用されながら15打数でノーヒット。すると6日には新型コロナウイルスの陽性判定と、まさに“泣きっ面に蜂”状態の憂き目に遭ってしまった。 隔離期間を経て17日に合流を果たし26日に一軍登録されいきなりサードスタメンに名を連ねるも、なかなかバッティングは上向かぬまま。5月3日までの5試合で12打席ノーヒットと絶不調は続き、バックスクリーンに.000の数字が変わることはなかった。 だが今月4日、守備からゲームに入り8回の打席でレフトにツーベースを放ち、塁上で安堵の笑顔。ここから急激に調子が上がり、翌日は引っ張ったヒットでチャンスメイクし、7日はしっかりとボールを選びフォアボール。8日にはマルチヒットをマークし、10日には第1打席でフォアボールで出塁すると、2019年以来、自身3本目となるスリーベースを含むマルチヒットと、全打席出塁の活躍でチームの勝利に貢献した。 未だトータル打率は.171と本人の身長をやや超えたところだが、5月に限れば15打数7安打で打率.467。フォアボールも3つあり出塁率は.556と半数を超え、得点圏打率は5割ジャストでOPSは1.289と、一時のスランプからは完全に脱出したようだ。 柴田の不調やホープ・森敬斗のけがもあり、ここまでショートは32試合中25試合で大和がスタメンで踏ん張っている状況。宮崎敏郎が戦線復帰した際には、柴田の復調でショートでの併用も可能となり、ベテランの負担を減らせる効用もある。どこでも高いレベルでこなす守備力が武器のユーティリティプレイヤーのバッティング復調は、けが人続出のベイスターズにとって大きな意味を持つ。取材・文・写真 /萩原孝弘
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