DeNA
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スポーツ 2022年10月06日 17時30分
DeNA・ソト、CSで貴重なホームランを! 短期決戦で必要な助っ人の一発
セ・リーグ2位のベイスターズが本拠地横浜スタジアムにタイガースを迎えて10月8日、クライマックスシリーズのファーストステージか開幕する。 三浦大輔監督も「ファンの方々の後押しがある」と40勝30敗1分、夏場は17連勝と抜群の相性を誇るハマスタで開催できることは大きなメリット。2年連続で胴上げを見せつけられたスワローズに対しリベンジのチャンスを得るためにも、是が非でも勝ち進みたいところだ。 今永昇太、大貫晋一の2ケタ勝利コンビに、伊勢大夢、エドウィン・エスコバーを中心とした鉄壁の中継ぎ陣、抑えの"小さな大魔神”山崎康晃と安定しているピッチングスタッフはある程度の計算はできそうだが、シーズン通してイメージよりは低調だった打撃面の奮起が、勝利への鍵を握りそうな戦いとなりそうだ。 中でも期待したいのが、長距離砲助っ人、ネフタリ・ソト。9月28日にドラゴンズの柳裕也から頭部にデッドボールを受け、そのまま病院に直行とダメージが心配されたが、抹消されることなく翌日も練習参加。10月1日にはスタメン出場でフォアボール1つを選び元気な姿を見せると、2日にはマルチヒットをマーク。3日にはファイナルステージの舞台となる神宮球場で、バッティング練習中からスタンドへ連発し、そのままの勢いで初回スワローズのエース・小川泰弘からレフトスタンドに豪快な2ランホームランをたたき込むなど、連日のマルチヒットで復活を印象づけた。 ソトの魅力は何と言っても長打力だが、今シーズンはコンパクトなバッティングを心がけ、過去2年と比べて打率、出塁率ともアップ。ツーベースが増したことでOPSも.815の数字を残した。またファーストの守備もそつなくこなし、守備率.995と立派だ。またクローズアップしたいのは貢献度の高いホームランで、17本放ったホームランのうち14本が勝ち試合でのもの。12本は横浜スタジアムで記録している点も頼もしい。 僅差が予想される短期決戦。一発で相手を粉砕させる99番のバットが勝負の決め手となる。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年10月04日 15時30分
ヤクルト・高津監督、最終戦後コメントに「ふざけるな」阪神ファン激怒 CS敗退を決めつけ? DeNAへのエールに批判
3日に行われ、ヤクルトが「8-2」で勝利したDeNA戦。ヤクルト・高津臣吾監督の試合後の発言がネット上で物議を醸している。 この日が今季レギュラーシーズン最終戦だったヤクルトは、試合後に行われたセレモニーで高津監督がスタンドのファンに向けてスピーチ。高津監督は12日から予定されるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへの抱負や、同戦が引退試合となった内川聖一、坂口智隆、嶋基宏への惜別の言葉などを語った。 問題となっているのは、スピーチの終盤で口にしたDeNAファンへのコメント。DeNAはファイナルへの切符をかけ8日から阪神とCSファーストステージを戦うが、高津監督は「これからCS始まりますけども、10月12日、またここでお待ちしております。ぜひ、素晴らしい戦いをしましょう」と、早くもCSファイナルでいい戦いをしようと呼びかけた。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< この高津監督のコメントを受け、ネット上には「これ遠まわしに阪神のこと煽ってるだろ」、「阪神負け前提でDeNAにエールか、馬鹿にしやがって」、「阪神がファースト突破できないって決めつけてるのか? なんかムカつくコメントだな」、「あくまでリップサービスだとは思うが、阪神を見下してるような発言でふざけるなとかしか思えん」といった阪神ファンからの批判が寄せられた。 阪神側を刺激している高津監督のコメントだが、一部からはリップサービスではなく本気なのではという指摘も上がっている。今季のヤクルトはDeNA相手に「16勝9敗」と大勝ちした一方、対阪神は「13勝11敗1分」とかろうじて勝ち越し。チーム(2.67)、先発(2.81)、救援(2.39)防御率でいずれもリーグ1位の阪神投手陣に苦戦を強いられた。ネット上には「相性考えたら阪神に上がって来られるのは怖い」、「ギリ勝ち越しの阪神より、カモのDeNAと戦いたいのは当たり前では」といった意見も散見される。 2位DeNAが順当に突破するのか、それとも3位阪神が下剋上を見せるのか。8日からのCSファーストは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月03日 17時30分
DeNA、“若返った”藤田がポストシーズンのキーマンへ! 日本一経験者へ高まる期待
2位フィニッシュが確定し、クライマックスシリーズに向けて調整試合の続くベイスターズ。開幕投手を務めたがコロナで離脱した東克樹の中継ぎ、今シーズン途中育成から支配下を勝ち取った石川達也らがテスト起用されるなど、着々と日本一への道を模索している状況だ。 そんな中、9月28日に一軍に合流してきたベテラン・藤田一也の存在感が増してきた。29日のドラゴンズ戦で7月3日以来の打席に立つと、山本拓実の投じた6球目のストレートを強振。ボールはライトポール際に伸びていくも惜しくもファールとなったが、次のシンカーをコンパクトに振り抜きセンターにクリーンヒット。 2日の本拠地・横浜スタジアムでの今シーズン最終戦では5回に代打で登場し、森敬斗とのヒットエンドランを敢行。鋭い当たりがセカンド頭上を襲ったが、惜しくもボールは吉川尚輝のグラブに収まる不運に見舞われた。その後はサードに今シーズン初となる守備につき、7回には慣れ親しんだセカンドへ守備位置変更。その裏の攻撃ではチャンスで凡退となったが、しっかりと引っ張りランナーは進めてみせた。8回にはゴロとフライの2回の守備機会をなんなくこなし、9回のワンアウト一、二塁のケースでは昨日手も足も出なかったジャイアンツの抑えの切り札・大勢の153キロのストレートを引っ張り、セカンドゴロに打ち取られるもランナーは進め、一打サヨナラの場面は作った。 三浦大輔監督も「春先は守備にはつかなかったですけど、あえて2つ守ってもらいました。もちろん守備は(うまいことを)分かってますから。でも一応一軍では久しぶりでしたから守ってもらいました。問題なかったです」とニヤリ。「代打でも守備でも。コンディションも良さそうですし、練習を見ていても若返って帰って来たかなってイメージです」とCSでも戦力になるとの考えを示した。 春先は代打の切り札として2回もお立ち台に登った藤田一也。横浜愛にあふれた“ハマの牛若丸”は、楽天時代に培った日本一の経験を胸に、若い三浦ベイスターズをノセていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月29日 18時30分
DeNA・貢献度大のキャプテン・佐野に勲章を! 最多安打ゲットでCSへの勢い加速
チームを2位に引き上げる原動力の一つとなったベイスターズの頼れるキャプテン・佐野恵太に、個人2度目の個人タイトル獲得のチャンスが訪れている。 2020年に首位打者のタイトルをゲットしているが、今シーズンは最多安打のタイトルに手が届くところまできている。佐野はトップのドラゴンズ・岡林勇希とタイガース・中野拓夢の155にわずか1本差に迫る154本と肉薄。3位タイにはタイガースの近本光司も並んでいるが、ドラゴンズは残り試合3、タイガース1に対し、ベイスターズは5と優位な状況で、佐野の逆転の可能性は高くなってきている。 今シーズンの佐野の貢献度はチームでもトップクラスだった。2020年からキャプテンとしてチームを鼓舞し続け、今シーズンも打率は3割超え。ここまでホームランはキャリアハイの21本を放ち、打点70も昨年キャリアハイをマークした72まであと2つと迫っている。5月6日から20日まで背中の張りのためファーム調整していたことを加味すると、これらの数字はすべて過去の数字を凌駕した可能性も高い。 またコロナやけがの影響もありベストメンバーが組めない中、本業のレフトだけでなくファーストにもチャレンジしていたことが功を奏し、手薄な内野を埋める働きを見せた。交流戦では桑原将志の不調と出塁率の高さも相まって、トップバッターの座を務め結果を残すなど、マルチタスクを高レベルでこなしてみせた。 三浦大輔監督も「佐野にはチーム事情で内野、外野を守ってもらったり、打順も1番打ってもらったりを、本当に文句一つ言わずにそのポジションポジションで常に全力を出して、難しいところでもやってくれています」と最大限の敬意を払い「全てにおいてキャプテンとしてよくやってくれています」と、前任の筒香嘉智から引き継いだリーダーシップにも太鼓判を押していた。 佐野キャプテンが誕生してから初のCS進出を果たしたベイスターズ。ファーストステージを突破し、王者・スワローズを撃破するためにも、佐野には最多安打のタイトル奪取でチームに勢いをつけたいところだ。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月29日 15時30分
DeNA助っ人、与死球後の態度に「舐め腐ってる」と批判 悶絶する敵打者を“無視”、同僚のアクシデントの影響指摘も
28日に行われ、DeNAが「0-1」で敗れた中日戦。先発を務めたDeNA助っ人・ガゼルマンの態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた5回表無死でのこと。ガゼルマンは打席の土田龍空に対し、初球にナックルカーブを投じる。ただ、この球は捕手がミットを構えた外角ではなく、土田の足元に向かって変化。土田も予想外だったのかほとんど避けれないまま、右足くるぶし付近にボールを受けた。 死球を受けた土田はおぼつかない足取りで一塁に到達した後、患部を押さえながら地面に左ひざをつくなどかなり痛そうな様子を見せる。ただ、当てた側のガゼルマンは両手を軽く上げながらすぐにバックスクリーン方向を振り向いており、土田に向かって帽子を取る、頭を下げるといった謝罪のジェスチャーは見せなかった。 >>DeNA・桑原に「みっともない」「何回やったら気が済むのか」呆れ声 バットを両手で叩きつけ、三振直後の一幕に批判<< このガゼルマンの姿を受け、ネット上には「何だ今のガゼルマンの態度は、相手のこと舐め腐ってるだろ」、「人の足痛めつけといて何不貞腐れてるんだ」、「土田があんだけ痛がってたのに何も思わなかったのか?」、「死球自体は仕方ないが、その後謝る素振りが全く無かったのはイラっとした」といった批判が相次いだ。 死球後の態度に不満が集まる中、一部からは同戦序盤に同僚・ソトが死球を受けたことが影響したのではと指摘も上がっている。両チーム無得点の2回裏1死二塁、中日先発・柳裕也が投じたストレートがソトの頭部に直撃。この死球でソトは負傷交代、柳も危険球退場となり、直後には審判団が警告試合を宣告した。ネット上には「ソトが死球交代させられた怒りを内心引きずってたのでは」、「見た目は投げミスだけど、報復の意味合いが込められてた可能性もあり得なくは無いな」といった意見も散見される。 ガゼルマンにぶつけられた土田は5回表終了後に治療のためベンチ裏に退いたが、幸いにも交代には至らず出場を続行している。ただ、もし負傷交代となればさらなる批判は免れなかっただろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月26日 18時30分
DeNA・今永、エースの矜持魅せた! 優勝かかるヤクルトに意地の熱投
昨年本拠地・横浜スタジアムで高津臣吾監督の胴上げを許した1年目の三浦ベイスターズ。その敗戦は同時に、最下位も決定した屈辱のゲームだった。悔しさを胸に秘め「横浜反撃」を掲げて戦った2022年シーズンだったが9月25日、またしても目の前で高津監督が宙を舞う姿を見せつけられた。 しかし先発のエース・今永昇太は圧巻のピッチングを披露し、敵地に駆けつけたベイスターズファンの心を撃った。負ければ2位が決定する崖っぷちのゲーム。奇跡の逆転優勝に向けて左腕は初回から飛ばした。2回までで3つのフォアボールを許した反面、三振も4つ奪うなど力で押し、7回1アウトまで打たれたヒットはわずか1本。しかも外野まで飛ばされたボールもそれだけと付け入る隙を与えなかった。エースは「前回登板の悪かったところを修正するという思いで、マウンドに上がりました。たくさん球数を使ってしまいましたが、バックの方々に守っていただいたおかげで試合を作ることができました」とまずチームメイトに感謝する“らしい”コメント。今シーズン最速の153キロのストレートを軸に、強力スワローズ打線相手に7回奪三振11、123球の熱投はエースとしての矜持をまざまざと見せつけた。 6月7日にはノーヒットノーランを達成し、8月は5戦5勝、防御率1.25の成績を残し月間MVPも獲得。ここまで10勝4敗とひとりで6つの貯金を作るなど、ローテーションの軸として君臨した。また毎回本人も口にする「長い回を投げて、中継ぎを休ませる」の言葉通り、胸突き八丁の8月以降9回の先発登板で6回での降板が3回、7回が4回、8回が1回、完投1回でクオリティスタートを達成できなかったことは1回のみと、エースらしく有言実行した。 最後は鉄腕エドウィン・エスコバーが崩れ優勝の目は断たれたが、エースの熱投はここから先のクライマックスシリーズに向けて勇気づけられたことも事実。胴上げが終わった後、神宮のグラウンドに向けて帽子を取り深々お辞儀をした今永の目は、CSに向けクールに燃えたぎっているように見えた。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月22日 17時55分
DeNA、新戦力のガゼルマン&森原が躍動! 超過密日程の中でかかる期待
奇跡の逆転優勝を狙っている三浦ベイスターズ。現在は9月の超過密日程真っただ中で、17日には広島、翌日は東京ドームで連戦後、甲子園で1試合をこなし、当日移動で横浜に帰ってくるという、過酷な状況が続いている。 移動するだけでも疲弊する中、特に投手陣のやりくりは重要課題とされていたが、ここにきて頼もしい2人の右腕が戦力として機能している。 1人目は新外国人のロバート・ガゼルマン。MLB通算184試合に登板した長身右腕で、8月14日での入団会見の際、会見に同席した三原一晃球団代表は「先発・中継ぎともに実績のある投手。どちらも期待している」としたうえで、「シーズン途中で残り試合も少ない。より一軍に上がるスピードが早いということで、リリーフの方から準備してもらいたいと考えています」とブルペン陣の強化が獲得理由としていた。 しかし日本でのデビュー戦となった8月27日のゲームでは中継ぎとして登場するも、1回被安打4、4失点と散々。チーム事情もあり、9月13日には先発起用されると7回被安打3の無失点ピッチングでウイニングボールを手にすることに成功した。21日には横浜スタジアムで初先発し、6回に捕まったものの5回1/3を2失点とゲームメイクした。「ボールとしてはベストな状態ではなかったですが、そのなかで粘り強く投げられたと思います。カウントを悪くしてしまい球数が多くなってしまったので、次回登板までにしっかり修正したいと思います」とクレバーに振り返る点も、日本で活躍してくれそうな印象を残した。 2人目は楽天イーグルスから移籍してきた森原康平。6年目で30歳の右腕は2019年には64試合登板で防御率1.97と活躍し、通算177試合登板の実績を買われての移籍で、7月31日の会見で三原代表も「非常に中継ぎ陣の負担が多くなっている状況。特に今年に関しては、後半に流れた試合が結構ありますので、そちらの方で中継ぎ投手陣の力が必要になってくる」と説明していた通り、中継ぎとして獲得したと明かしていた。しかし8月21日に新型コロナ陽性判定を受けたと発表され、ベイスターズデビューは9月19日までずれ込んだが、その日に1回をパーフェクトで2奪三振と鮮やかな投球を披露。21日には1点ビハインドの2死満塁のしびれる場面で横浜デビューし、ジャイアンツのアダム・ウォーカーを三振に切って取り、地元ファンの喝采を浴びた。 シーズン途中入団選手がもくろみ通りに活躍してくれることは、チームにとって重要なポイント。この先のペナントレース、そしてポストシーズンと戦いが続く三浦ベイスターズにとって、これからも貴重な戦力となることを期待したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月22日 17時45分
DeNA、“黒のカリスマ”蝶野正洋がチームに闘魂注入!「活を入れに来た!」
プロレスラーの蝶野正洋が21日、横浜スタジアムで行われたジャイアンツ戦の試合前に登場。“nWo”のメンバーでもあった三浦大輔監督と鈴木尚典コーチとの縁もあり、逆転優勝を狙うチームに活を入れた。 >>全ての画像を見る<< 日本消防協会の消防応援団も務める蝶野は『I☆YOKOHAMA SERIES』スペシャルユニフォームに「911」の番号を背負い「ガッデム!アイアムチョーノ!」の決めゼリフとともに登場した。「逆転優勝をめざすベイスターズに活を入れに来ました!ガッデムカモン!」と盟友の三浦監督と鈴木コーチをグラウンドへ呼び入れ一球勝負を敢行。ピッチャー・三浦監督のストライクのボールをフルスイングした蝶野だが、バットは無念にも空を切った。「話が違う!速い」とクレームを入れるも「ナイスピッチング」と称えることも忘れなかった。 「解禁する」と公言していた“闘魂ビンタ”の相手はなんとマスコットのDB.スターマン。強烈な一発をお見舞いし闘魂を注入されたスターマンは、もんどりを打ちながらもガッデムポーズを決めてみせた。その後はスターティングメンバーの呼び出しを行い「おい巨人!覚えとけよ」とにらみを利かせグラウンドを後にした。 その後、報道陣の取材に応じた蝶野は「去年腰の手術をしたんで、ここまでちゃんと歩けるか心配だったんですけど、球場来たらちゃんと歩けるようになりました」と告白。三浦監督と鈴木コーチとは「プロモーターからあの2人はプロレス好きと紹介されてからの縁。最初に会ったときは2軍の選手で、彼らがここまできたっていうストーリーがあるんだっていうので、ものすごく応援していた。すごいですよあの2人は。ほんと自分も尊敬するところですね」と高卒のドラフト下位指名からはい上がってきた2人へのリスペクトも口にした。 一球勝負には「昨日家で10回素振りしたんだよ。もうちょいまともに打たなくきゃいけなかったです。観客の前に上がるというのも久しぶりだったんで、ほとんど何も見えていなかったです」と苦笑いで振り返った。 1998年1月の東京ドーム大会では花道を一緒に歩き、セコンドにもついた2人はその年に歓喜の優勝を飾っていることもあり「武藤さんの引退試合が(来年)1月に横浜アリーナであるし、さっき2人も来たいっていってたし、リングにも上がってもらいたい」と験担ぎを含んだオファーも飛び出した。横浜在住の蝶野は「横浜にいると子どもが通う幼稚園、小学校に横浜の選手が来てくれる。横浜ベイスターズは地元密着なので、野球は横浜ベイスターズ」とファンでもあると強調。「逆転優勝はまだできるって監督がさっき言ってたんでね。諦めていないと」と自らも気合いを入れ直した“黒のカリスマ”。強力援軍の闘魂注入で、三浦ベイスターズもラストスパートをかけてくれそうだ。写真・取材・文=萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月17日 11時00分
悪質ヤジで物議のヤクルト・森岡コーチ、2年前は被害者だった?「もう一発はアカンやろ!」乱闘騒ぎ招いた広島とのトラブル
12日に行われたヤクルト対DeNA戦。「1-7」でヤクルトが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・森岡良介一軍内野守備走塁コーチのヤジだった。 同戦のヤクルトは8回表に主砲・村上宗隆が死球を受けて途中交代するアクシデントに見舞われたが、森岡コーチは怒りが抑えられなかったのか、その裏のDeNA主砲・佐野恵太の打席中に「当ててもいいんだぞこっちは!」と死球を匂わせるようなヤジを飛ばす。ネット上には「村上の仕返しするぞって佐野をヤジるのは神経を疑う」、「死球いくぞってヤジにキレた2年前とやってること真逆じゃないか」といった批判が相次いだ。 故意・報復死球を示唆するようなヤジでひんしゅくを買った森岡コーチだが、2年前の2020年10月3日・ヤクルト対広島戦では、今回とは逆に死球を匂わせる敵ベンチのヤジに激怒している。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< 問題が起こったのは、「0-13」とヤクルト13点ビハインドの8回裏。この回ヤクルトは1死一塁の場面で、広島2番手・菊池保則から左ふくらはぎに死球を受けた青木宣親が負傷交代。1死一、二塁となった後に山田哲人が打席に入ったが、この際に広島ベンチから「いったれもう一発、いったれいったれ!」と、山田にもぶつけろと言わんばかりのヤジが飛んだ。 すると、これを聞いた森岡コーチは「もう一発はアカンやろオラ! 当てといてなんじゃコラ!」と激怒しながら、自軍ベンチを飛び出し広島ベンチへ詰め寄ろうとする。後を追うように両軍ベンチから選手・コーチが飛び出すと、本塁後方付近で両チーム入り乱れるなど一触即発の事態に発展した。 場内も騒然としたこの乱闘騒ぎはヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督が1分ほど話し合いの場を持った後に沈静化したが、審判団は両チームがベンチに引き揚げた後に警告試合を宣告。試合は「2-13」とヤクルト劣勢のまま終わったが、両チームに後味の悪さが残る一戦となった。 また、試合後に取材に応じた高津監督が「詳しいことはね」、佐々岡監督も「それはいろいろあること」と詳細をほとんど明かさなかったことから、ネット上では広島側の誰がヤジを飛ばしたのか憶測が過熱。「ブルペンにいた選手は距離的にヤジを飛ばせないだろう」、「ヤジは流ちょうな日本語だったため助っ人の可能性は低いのでは」といった推測を元に勝手に犯人扱いされる選手が相次いだ。 同戦に「6番・左翼」で先発していた広島・長野久義も、野球解説者・井端弘和氏(元中日他)が同年12月23日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に出演した際に“冤罪”をかけられたことを明かしている。動画によると長野は騒動が起こった時はベンチ裏でアイシングを受けていたため、誰がヤジの犯人なのかは全く分からず。ただ、試合後には「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰って連絡してくる知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑交じりに語っている。 2017年からヤクルトでコーチを務める森岡コーチは、中日(2003-2008)、ヤクルト(2009-2016)でプレーした現役時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主として知られている。2年前の件も今回の件も、自軍選手を守ろうという気持ちが少々いき過ぎてしまったようだが、一部からは「昔吹っ掛けられてキレたくせに自分から仕掛けるなよ」といった呆れ声も上がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2022年09月15日 17時30分
DeNA・三浦監督「意識も技術も変わってきている」 外国人頼みからの脱却担う若手の台頭
「最も大きな原因は外国人選手の入国が遅れてしまったことだと思う。本来、三浦新監督を迎え、戦力面、環境面を整えるのがわれわれの仕事。それをできなかったことを大変申し訳なく思います」昨年の4月19日新外国人の獲得会見で、ベイスターズ・三原一晃球団代表が発した謝罪の言葉だ。昨シーズンのその時期は、泥沼の8連敗真っただ中。21試合を消化し3勝15敗3分の借金12で最下位に沈んでいた。 打線の中核を成すタイラー・オースティンとネフタリ・ソトが、コロナ禍によるビザ発行手続きの遅れで来日が開幕に間に合わず、戦力は大幅ダウン。結果1年目の三浦ベイスターズは苦しい戦いを強いられた。 今年もオースティンは右肘手術の影響で未だスタメンはなく、ソトはコロナ感染もあり、絶対的なスタメンには至っていない。しかし昨年とは違い、その穴を埋める若手が頭角を現している。 シーズン中盤は右の大砲・蝦名達夫のスタメン起用で一定の成績を残し、現在は関根大気と楠本泰史が躍動。期待のホープ・森敬斗はスピードと強肩でスタンドを沸かせている。先週の東京ドームのジャイアンツ戦では、ショートゴロの間にセカンドランナーの森がサードを奪い、9日の横浜スタジアムでのタイガース戦では、セカンドにいた関根がサードへスタートし、ファーストにいた佐野もスタートを切り、ダブルスチールを成功してみせた。10日にはソトに代わって6番に入った楠本泰史がタイムリーツーベースで貴重な打点を挙げ、12日のスワローズ戦ではタイムリー、犠打、3四球と活躍。おのおのレギュラーの座を虎視眈々と狙うだけの実力をつけてきた印象だ。 三浦大輔監督もレギュラーとの差に「徐々にですけどね。まだまだもっと上げていかないといけないですけど。去年に比べればもちろん、全体的に良くなってきています。意識も技術も変わってきています」と手応えを口にしている。ヒッターズパークである横浜スタジアムを本拠地に置くベイスターズにとって、外国人のパワーはもちろん魅力。しかし足も使え、守備もこなせる若手の台頭は、得点のバリエーションを増やすこと、失点を防ぐことをも可能にする。豪快さと緻密さを兼ね備える番長野球の完成は、彼ら若手の成長が重要な鍵となる。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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2023年09月13日 18時00分
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2023年09月10日 17時00分