新日本
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スポーツ 2019年06月24日 22時00分
WWEリコシェがUS王座奪取!チャンピオンで日本公演“凱旋”へ!戸澤はまたもや…
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間24日、ワシントン州タコマのタコマドームでPPV『ストンピング・グラウンズ』を開催した。 日本人スーパースターの戸澤陽が、王者トニー・ニースと、ドリュー・グラックを相手にクルーザー級選手権試合(トリプルスレッド戦)に挑んだ。自身2度目となる王座戴冠のチャンスをたびたび逃してきた戸澤だが、序盤からニースにトペ・スイシーダを、グラックにエプロンからのトペ・コンヒーロを決め、2人に向けてコーナートップからダイビング・セントーンで攻め込むなど試合のペースを握った。 しかし、終盤で戸澤がグラックに放ったドロップキックがニースにクリーンヒットすると、その隙にグラックのネックブリーカーが戸澤に決まり3カウント。グラックが新クルーザー級王者となった。 試合後、戸澤は「また取れなかった。クソーッ、悔しい。まだ、諦められないんだけど、今はまだ頭の整理がついてないので、ちょっとゆっくり考えさせてください。また必ず上を目指していきますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。現在軽量級ブランド205Liveでは、ヒデオ・イタミことKENTAが退団し、新日本プロレスへ戦場を移したことで、日本人は戸澤1人となった。元新日本で元IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDAが加わる可能性もあるだけに、戸澤にとっては巡ってきたチャンスを逃したくないところである。 NXTからロウに昇格して以来、首脳陣から高く評価されている“ハイフライヤー”リコシェが、サモアー・ジョーのUSヘビー級王座に挑戦した。お互いに日本マットを経験した者同士の対決だが、リコシェは軽量級、ジョーはヘビー級。パワーでは圧倒的にジョーが勝る。 ジョーは序盤からパワーでリコシェを苦しめた。エプロンにたたき付け、串刺しのエルボー&延髄斬りで攻め込むと、リコシェも延髄斬り&オーバーヘッドキックの連続蹴りやスワンダイブ式のミサイルキック&ムーンサルトと、立体殺法を次々と放ち反撃した。 リコシェはジョーの必殺技コキーナ・クラッチに捕まったが、リコシェはロープを使って回避。すかさずダブル・ニーから必殺の630°スプラッシュを炸裂させて3カウント。リコシェがロウ移籍後、初タイトルとなるUS王座を戴冠した。 このベルトは中邑真輔も巻いていたベルト。リコシェは28、29日の日本公演『WWE Live Tokyo:』(東京・両国国技館)に凱旋することが発表されている。新日本やドラゴンゲート時代からのファンにベルト姿を披露することができそうだ。文 / どら増田写真 / ©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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その他 2019年06月24日 18時00分
「蝶野正洋の黒の履歴書」★おいオヤジたち、一緒に立ち上がるぞ!
今回から『週刊実話』に連載させてもらうことになった、蝶野正洋だ。 俺を知らない読者もいると思うから、まずは自己紹介しようと思うんだけど、そもそも今の俺の肩書は何なんだっていうのがある。 プロレスファンは俺のリングでの活躍を覚えてくれてるけど、若い世代には、年末にビンタするオジサンだと思われてたりするんだよ(笑)。 いま俺は東京MXテレビの『バラいろダンディ』という番組でMCをやらせてもらってるから、テレビタレントという部分もあるし、20年前に妻のマルティナと立ち上げた「アリストトリスト」というアパレルブランドの代表取締役という立場もある。他にも講演活動や、地域防災・AED救急救命の啓発活動なども行っている。様々な顔を持ってるけど、俺の根本はやっぱりプロレスラーだよ。 俺は1984年に新日本プロレスに入門した。武藤敬司選手、橋本真也選手とともに「闘魂三銃士」として売り出され、1991年に開催された真夏のビッグイベント「G1クライマックス」で優勝して、トップレスラーになることができた。 だけど、俺は元・不良の血が騒いだのか(笑)、反体制側にまわって悪役になった。蝶野=黒い服でサングラス、というイメージになり、ヒール軍団「nWoJAPAN」を結成してブームを巻き起こしたんだ。 2010年には新日本プロレスを離れて、フリーとして活動している。いまもプロレスに関わることがあるけど、もう5年ほど試合はしていない。 プロレスラーとして正式な引退試合を行っていないし、セレモニーもやっていない。だけど、もうリングに上がることはない。体がボロボロになってしまって、試合ができないんだ。 俺は現役時代、受け身に自信があった。でも、どんなに上手くて頑丈なレスラーでも、試合を続けていけばダメージが蓄積されて、どこかが壊れる。普通の人なら、後ろから打撃を受けるなんて人生に1回あるかないかだろ? そんなことを毎日バンバンやってたら、それは脊椎を痛めるよな。 いまも座骨神経痛を抱えているし、ヒザも両ヒジも、肩の腱も切れてしまっている。左目の焦点も合わなくなってきた。体のメンテナンスはしてるけど、プロレスは実質的に引退したといっていい。 俺はいま55歳だ。『週刊実話』の読者なら分かってくれると思うけど、今の時代、50代がいちばんキツいよな。体にはガタがくるし、その肩には様々なものがのしかかっている。会社員なら、出世競争のイスは決まってくるし、下からは突き上げもある。 いままで社会や組織に対して、体を酷使して頑張ってやってきたのに、なんでだよって気持ちになるよな。 でも、いざ何かあったときに上も下もカバーできるのは、この世代なんだよ。体を張ってきたぶん、まだまだやれることはあるし、そういう役割は絶対に出てくるから、その時のためにも刀を錆びさせずに磨いておいてほしいよな。 今回は控えめにしておくが、次回からは俺の“生き様”をやりたい放題に語らせてもらうから覚悟しとけ。 最後にこれだけは言っておく。おい親父たち、立ち上がるぞ。俺たちに明日はない! おい親父たち、一緒に立ち上がるぞ!********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2019年06月24日 11時30分
“過激な仕掛け人”新間寿氏の殿堂入りセレモニーをWWE東京公演で開催!
世界最大のプロレス団体WWEは、今年4月にニューヨーク/ニュージャージー地区で開催されたWWE名誉殿堂セレモニー『WWEホール・オブ・フェーム』において、新日本プロレス営業本部長、WWF(WWE)会長などを歴任し、長年に渡る、日本のみならず世界のレスリング界への功績を讃え、レガシー部門への殿堂入りを果たした新間寿氏について、WWE東京公演『WWE Live Tokyo:』(28、29日 東京・両国国技館)初日の28日に、『WWEホール・オブ・フェーム』殿堂入りセレモニーを行うと発表した。WWE日本公演開催に際し、日本のWWEユニバース(ファン)の前であらためてセレモニーを執り行い、その偉大なる功績を祝福するという。 アントニオ猪木氏の右腕として、プロボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリとの“世紀の一戦”など、実現不可能と言われた試合の数々を実現に導いてきた新間氏は、藤波辰巳(辰爾)、(初代)タイガーマスクなど、新日本プロレスの絶対的エースである猪木に続くスターを生み出すことで、80年代の新日本プロレス黄金時代を築いた。WWEとはWWWF、WWFの名称時代から、ビンス・マクマホン・シニアと太いパイプを持ち、新間氏が新日本を退社し、(第1次)UWFを旗揚げした際には、新日本と業務提携中にもかかわらず、エースの前田日明がWWFインターナショナル・ヘビー級王座(後にUWFヘビー級王座に改名)をマディソン・スクエア・ガーデンで獲得するなど、マクマホン家との親交が深いことが窺える。 日本では20日に、(初代)タイガーマスクこと佐山聡がプロデュースしたリアルジャパンプロレス『ストロングスタイルプロレスVol.2』東京・後楽園ホール大会で、新間氏がファンの前で殿堂入りの挨拶をすると、多数の関係者、そしてファンから大きな祝福を受けた。今回のWWE東京公演には、初日のみビンス・マクマホン会長兼CEOの娘婿であるトリプルHの来日と試合出場が発表されており、マクマホン家を代表して新間氏の殿堂入りを祝福するようなセレモニーになれば、ファンは歴史を学ぶことが出来るだろう。両国国技館でどんな“新間節”が聞かれるのか期待したい。※文中敬称略文 / どら増田写真提供 / WWE JAPAN
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スポーツ 2019年06月18日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ストロング小林」再評価されてしかるべき日本屈指のパワーファイター
1974年、団体の垣根を越えたストロング小林vsアントニオ猪木の“昭和の巌流島決戦”では、チケットを入手できなかった約3000人のファンが会場の蔵前国技館を取り囲んだといわれる。だが、小林を語るには、この一戦だけでは不十分。世界的大スターになる可能性を秘めた名選手だったのだ!※ ※ ※ しばしば都市伝説的に語られるのが、プロレスラーの同性愛にまつわる話である。ただし、これは誤解に基づくものも多い。 巡業中の全日本プロレス一行が宿泊していたホテルで、小火騒ぎが起きた際に「避難してきたジャイアント馬場が女性もののネグリジェを着ていた」と、ファンの間でまことしやかに語られたりもするが、実際のところは「馬場の巨体に合う日本製の寝間着がないため、アメリカ製のパジャマを着ていただけ」だったりする。 それが日本では見慣れない形状だったことから話に尾ひれがつき、また、当時は元子夫人の存在が公表されていなかったために、ホモ疑惑として広まることになってしまった。 馬場の弟子である小橋建太もホモ説が流布したが、これは女遊びに目もくれず練習に励んでいた、あまりのストイックさに起因する。その実、10年以上にわたる交際相手がいたのだから、噂というものは当てにならない。 元IWAジャパン社長の浅野起州氏は、メディア対応のときオネエ言葉を駆使していたが、これは新宿2丁目でいくつもの店を経営していたため、そういうキャラ設定をしただけのこと。 「実際には礼儀正しく男気のある方で、三沢光晴をはじめプロレス界の多くから信頼を得ていました」(プロレスライター) では、日本のプロレス界に同性愛者はいないのかというと、そういうわけでもないようだ。「ゲイビデオ数本に出演した剛竜馬は『カネのため』と弁明していましたが、さすがにノンケの人間にはハードルが高いようにも思います。性的な意味で髙田延彦に憧れUWFインターナショナルに移籍したといわれる選手が、別の選手と実際、コトに及んでいる現場を目撃したとの話も耳にしたことがあります。あとはやっぱりストロング小林ですよね」(同) 小林本人はこれについて明確に否定しているが、それでも噂は後を絶たない。 ボディスラムを受ける際に相手選手の股間をつかむというのは、スタン・ハンセンが著書に記しているところ。若手時代に小林から「粉をかけられた」という選手の証言も少なくない。 ただし、昔の体育会系集団においては、いわゆる“かわいがり”の一環として、先輩が後輩に性的奉仕を強要することもあったようだから、それをもって同性愛者だと断じることはできない。 日々の言葉遣いや仕草はいかにもそれっぽかったが、逆に「女好きだった」(マイティ井上談)という証言もある。★世界王者として25回連続防衛! 「ただ、ホモ話ばかりで小林が語られるのは不本意ですね」(スポーツ紙記者) むろん猪木との世紀の一戦は歴史的名勝負として今なお語り継がれているが、それでも国際プロレス時代からの活躍を知る者からすると、小林に対する評価は物足りないという。 ボディビルダーからスカウトされた小林は、1966年の入団後に日本初のマスクマン“覆面太郎”としてデビュー。言ってしまえば色物的な扱いだったが、1968年にマスクを脱ぐと欧州遠征を経てトップレスラーへ成長する。 「1971年のアメリカ遠征では、バーン・ガニアの持つAWA王座に再三挑戦していて、これは本場でメインイベンターとして認められた証拠です」(同) また、日本においても団体の看板であるIWA世界王者となり、約2年半にわたって都合25回の防衛を果たしている。 挑戦者の中には、ビル・ロビンソンやホースト・ホフマンなどのテクニシャン、マッドドッグ・バションやクラッシャー・リソワスキーのようなラフファイター、さらにはラッシャー木村との日本人頂上決戦まで、あらゆるタイプの強豪たちの顔が並び、それをことごとく退けたのだから、この価値は高い。「一流どころを相手に受けに回る場面が多かったものの、外国人関係者からの評価は高かった。ガニアにAWA定着を勧められたりもしています」(同) 猪木戦後には馬場から、全日入りを誘われたという。長身とマッチョマンという東洋人としては異色のコンビが実現していたなら、世界的人気を得る可能性も十分あったに違いない。 それを思うと猪木戦後、新日本プロレスが小林の待遇を下げていったことは、日本のみならず世界中のプロレス界にとって損失だったと言えるだろう。ストロング小林***************************************PROFILE●1940年12月25日、東京都青梅市出身。身長187㎝、体重125㎏。得意技/カナディアン・バックブリーカー、ベアハッグ、ブレーンバスター。
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スポーツ 2019年06月18日 20時00分
新日本YOSHI-HASHIが仰天提案!アーチャーがダラスを意識、EVILはロスインゴと距離
新日本プロレス『KIZUNA ROAD 2019』▽17日 東京・後楽園ホール 観衆 1,689人(満員) 真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』の出場選手、ブロック分け、大会別の全公式戦も発表された。例年であればこの時期からG1開幕までは、同ブロックの選手との前哨戦に全力を注ぐ選手たちが見られるのだが、今年はまだまだG1出場を諦めていない選手、鈴木みのるのように選ばれなかったことに納得していない選手がおり、一筋縄ではいかなさそうだ。 同じく出場を逃したYOSHI-HASHIはこう言った。「ザック・セイバーJr.がそれだけ俺に余裕で勝つっていうのであれば、ベルトとG1クライマックスの出場権をよこせ。そして次の仙台で俺があいつからベルトを奪えばチャンピオンとしてG1クライマックスに臨む!と言いたいところだったけど、俺が思うに、今回選考から漏れた人いるでしょ?仮に俺が勝って俺だけ出たらその人達は不満でしょ?俺が仙台でもしアイツに勝って、アイツの出場権をいただくとしたら、今度のG1クライマックスの開幕戦、ダラス、第1試合前のバトルロイヤルで決めたらいいんじゃない?不満ある人が出て。俺はそう思うけどね」 この日、メインで行われたCHAOSと鈴木軍の5対5のイリミネーションマッチで、YOSHI-HASHIは1対2の不利な状況から、タイチとザックをオーバー・ザ・トップロープで場外に落として勝利に貢献した。25日(宮城・仙台サンプラザホール)にザックのブリティッシュヘビー級王座を奪取した場合、ザックのG1出場権を剥奪し、鈴木みのるら“落選組”を集め、開幕戦(現地時間7月6日、アメリカ・ダラス)で出場者決定バトルロイヤルを行うという仰天プランを提案したのだ。ザックはダラス大会でSANADAと対戦することが決定しており、もしYOSHI-HASHIが描いているプランが実現した場合、出場権を得た選手は2試合行うことになるだろう。 鈴木みのるはこの日も大荒れ。オカダ・カズチカの入場パフォーマンスを妨害、場外でもオカダをイスで滅多打ちにするなどやりたい放題だった。最後はレフェリーに暴行を加え、イリミネーションマッチを失格に。タイチ、ザック、アーチャーといったG1出場組を置いたまま控室に戻っている。 オカダが「しばらくやってないうちに強くなってたね。G1でやるのが楽しみ」と認めていたほど、好調さをアピールしていたのがランス・アーチャー。もともとアーチャーも元WWEスーパースターとしての実績が認められ、現在まで新日本マットで活躍し続けている人物だ。今シリーズは、G1がダラスで開幕するとあって、ダラス地区をテリトリーとしていた“エリック・ファミリー”の代名詞であるアイアンクローを使用。この日もSHOから3カウントを奪った。ダラス大会ではウィル・オスプレイ相手に鉄の爪がさく裂するのか注目したい。 前日、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーの中で、内藤哲也が掲げた拳の輪に唯一加わらなかったEVILは、この日も試合開始直前の拳タッチには加わらず。1人リングを降りて、ロスインゴ勢と距離を置いた。しかし、試合では内藤のピンチをカットするなど、いつもと変わらないスタイルを見せた。試合はSANADAがタイガーマスクをSkull Endで試合を決めロスインゴが勝利した。 試合後も1人ずつ拳を突き上げ輪を作りタッチをするが、EVILはコーナーにうずくまり加わらない。ロスインゴ勢を指しながら、ひと言ふた言話すとEVILは先に引き揚げた。その後、内藤はG1の公式戦で対戦する鷹木信悟と会話してからリングを降りている。EVILはタッグパートナーであるSANADAと同ブロックだが、「闘いはすでに始まっている」と強調。16日の後楽園大会から不穏な動きを見せている。この姿勢がG1以降も続くようなら、ロスインゴの結束力はもちろん内藤の統制力も問われてくるだけに注視したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年06月18日 19時00分
新日本G1クライマックス各大会の全公式戦を発表!今年はドリームマッチ連発!
新日本プロレスは18日、東京・後楽園ホール大会の第3試合終了後、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』各大会の全公式戦を一気に発表した。 まず開幕戦となるアメリカ、ダラス大会(現地時間7月6日)では、Aブロックのオカダ・カズチカ対棚橋弘至、飯伏幸太対KENTAの2大カードが実現する。 オカダ対棚橋は昨年のG1で、日本武道館大会初日に組まれたカードだった。新日本プロレスの試合をアメリカに“直輸入”するには最高のカード。飯伏とKENTAはお互いにヘビー級になってからは、肌を合わせてない。日本でも見たいドリームマッチだ。新生KENTAの新日本デビューがアメリカというのは面白い。 公式戦はA、Bブロックの公式戦が1大会おきに5試合ずつ行われ、公式戦がないブロックの選手は基本的にアンダーカードに回ることになる。 日本の開幕戦となる東京・大田区総合体育館2連戦初日(7月13日)はBブロック。後藤洋央紀対ジェイ・ホワイト、ジョン・モクスリー対タイチが行われる。2日目(7月14日)では、棚橋弘至対KENTAが初対決!飯伏幸太はEVILと初シングルを行う。 続く7月15日の札幌大会では、内藤哲也対タイチが北の大地で再び激突。前回は引退した飯塚高史に襲撃され、苦戦をしいられた内藤だが、今回はどうなるか?ジョン・モクスリー対ジェフ・コブの初対決はアメリカのファンがうらやむドリームマッチだろう。 今年も開催される後楽園ホール3連戦初日(7月18日)は、EVIL対SANADAのタッグパートナー対決、飯伏幸太対ウィル・オスプレイの1.4東京ドーム大会以来の再戦が組まれた。2日目(7月19日)は、石井智宏対ジョン・モクスリー、鷹木信悟対タイチという異次元対決が実現。3日目(7月20日)はオカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイの同門対決と、KENTA対EVILがそれぞれ組まれた。後楽園3連戦はその他の公式戦も注目の組み合わせが目白押しとなっている。 7月24日の広島大会では、石井智宏と内藤哲也が顔を合わせる。NEVER無差別級とIWGPインターコンチネンタルの王者対決。この2人は毎回好勝負を見せているだけに、今年も期待したい。またジョン・モクスリーは鷹木信悟と対戦する。 また中盤戦の注目は7月27日、28日の愛知2連戦だ。初日はオカダ・カズチカがKENTAを迎え討つ。KENTAにとってIWGPヘビー級王者との対戦は、今後新日本プロレスで闘っていく上で試金石になる。また棚橋弘至対SANADAという好カードも組まれた。2日目は、内藤哲也がジョン・モクスリーと対決。クリス・ジェリコとはまた違うスーパースター相手に内藤がどんな闘いを見せるのか注目だ。後藤洋央紀と矢野通によるCHAOS同門対決にも注目したい。 7月30日の高松大会ではKENTA対SANADAの全日本プロレス出身対決が実現。ウィル・オスプレイはザック・セイバーJr.とイギリス対決を行う。8月1日の福岡大会では、タイチ対ジェイ・ホワイトの最凶ブーイング対決と、ジョン・モクスリー対矢野通が実現。矢野はいわゆる“外タレ”系の相手には何かしてくれるだけに、見逃せない。 愛知に続いて重要な大会となる8月3日、4日の大阪2連戦は、初日にオカダ・カズチカ対SANADA、棚橋弘至対飯伏幸太の2大カードを惜しみなく出してきた。オカダとSANADAは今年3度目の対戦。同い年ということもあり、お互いにライバルとして認めている。棚橋と飯伏は昨年の決勝カードだ。2日目は、内藤哲也対鷹木信悟の同門対決、ジョン・モクスリーはジェイ・ホワイトと注目の初対決。モクスリーは新日本プロレスナンバーワン外国人選手であるジェイを相手にどんなスタイルで闘うのだろうか。浜松大会(8月7日)では、オカダ・カズチカ対EVIL、ウィル・オスプレイ対KENTAが、毎年恒例の横浜大会(8月8日)では、石井智宏対鷹木信悟の初シングル、矢野通はタイチとのクセ者対決がそれぞれラインナップされている。 終盤には日本武道館3連戦がある。初日(8月10日)はAブロックの最終戦。オカダ・カズチカ対飯伏幸太、棚橋弘至対ウィル・オスプレイ、KENTA対ザック・セイバーJr.、EVIL対ランス・アーチャー、SANADA対バッドラック・ファレが実現。初日から札止めを狙う。2日目(8月11日)はBブロックの最終戦。内藤哲也対ジェイ・ホワイトがついに実現する。ジョン・モクスリーはジュース・ロビンソンとの再戦が組まれた、その他、石井智宏対タイチ、後藤洋央紀対鷹木信悟、矢野通対ジェフ・コブと好カードが続く。 8月12日に日本武道館で行われる優勝決定戦を制し、“令和初”の夏男として『G1クライマックス』覇者になるのは誰なのか?大物の初出場選手が多数エントリーし、今年のG1はドリームマッチの連発となった。世界で一番熱く光る夏がやってくる!取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2019年06月17日 22時30分
新日本G1出場選手発表!真壁刀義、鈴木みのるらが外れ、ジェリコの名前はなし!
新日本プロレスは16日、東京・後楽園ホール大会の第4試合終了後、今年の真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』に出場する10選手を場内のスクリーンで発表した。 今年出場が決まった選手とブロック分けは次の通りだ。<Aブロック>オカダ・カズチカ(8年連続8度目、12、14年優勝/IWGPヘビー級王者)、ザックセイバーJr.(3年連続3度目/ブリティッシュヘビー級王者)、棚橋弘至(18年連続18度目、07、15、18年優勝)、飯伏幸太(3年連続5度目)、EVIL(4年連続4度目)、SANADA(4年連続4度目)、バッドラック・ファレ(6年連続6度目)、ランス・アーチャー(5年ぶり5度目)、ウィル・オスプレイ(初出場/IWGPジュニアヘビー級王者)、KENTA(初出場)<Bブロック>内藤哲也(10年連続10度目、13、17年優勝/IWGPインターコンチネンタル王者)、石井智宏(7年連続7度目/NEVER無差別級王者)、ジュース・ロビンソン(3年連続3度目)、矢野通(13年連続14度目)、後藤洋央紀(12年連続12度目、08年優勝)、ジェイ・ホワイト(2年連続2度目)、ジェフ・コブ(初出場)、鷹木信悟(初出場)、タイチ(初出場)、ジョン・モクスリー(初出場/IWGP USヘビー級王者) 昨年出場した選手で今年エントリーから外れたのは、真壁刀義、マイケル・エルガン、YOSHI-HASHI、ハングマン・ペイジ、鈴木みのる、ケニー・オメガ、タマ・トンガの7選手。アーチャーが返り咲き、6選手が初出場だ。6.9大阪城ホール大会で出場をアピールしていたクリス・ジェリコの名前はなく、同様に同大会でアピールしたモクスリー、鷹木、KENTA、オスプレイはノミネート。コブとタイチも初出場を果たした。 近年のG1はさながら、プロレス版『NHK紅白歌合戦』。出場することに意義がある大会として、選手にとってもモチベーションになっている。その証として、数日前から“落選”を悟っていたのか、鈴木みのるはSNSで新日本を批判。後楽園ホール大会では、マイクをつかみ「なぜ俺をG1に出さない」とアピール。希望している獣神サンダー・ライガーとの対戦も決まらず、みのるのイライラは募るばかり。試合後もSNSで新日本批判を展開するなど、今後のみのるにはさらに気をつけておいた方がよさそうだ。 『G1クライマックス29』は、7月6日にアメリカン・エアラインズ・センター(米テキサス州)で開幕。Aブロックの公式戦が行われるとみられる。優勝決定戦は、8月11日に東京・日本武道館大会で開催。気になる各会場の公式戦のカードは、17日の後楽園大会で発表される。取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2019年06月14日 07時00分
新日本次期シリーズ後楽園2連戦で『G1』概要発表!6.25仙台でブリティッシュW王座戦
新日本プロレスは14日の静岡・キラメッセぬまづ大会から新シリーズ『KIZNA ROAD 2019』を開催する。25日の宮城・仙台サンプラザホール大会まで計10大会のミニシリーズで、16、17日には東京・後楽園ホール大会2連戦を開催する。 ビッグマッチとしては珍しくエンディングなきバッドエンドで終わった『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール大会だが、いくつかの因縁も生まれた。大阪城大会の結果を踏まえて、シリーズ最終戦の6.25仙台大会ではメインイベントでザック・セイバーJr.対YOSHI-HASHI(ブリティッシュヘビー級選手権試合)、エル・ファンタズモ対田口隆祐(同クルーザー級選手権試合)のブリティッシュ王座2大選手権が実現する。 クリス・ジェリコとの再戦を狙うIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカとNEVER無差別級王者・石井智宏は、鈴木みのる率いる鈴木軍と対戦。IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也はタッグで飯伏幸太らの組と激突。棚橋弘至は、ジェイ・ホワイト率いるバレットクラブと連日タッグマッチによる対戦が組まれている。7月6日にアメリカ・アメリカン・エアラインズ・センターで開幕する真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』に向けた前哨戦が全国各地で繰り広げられそうだ。 気になる『G1』の概要だが、今年も会場のスクリーン映像で発表されることが明らかにされた。16日の後楽園大会で出場選手とブロック分けが、17日の後楽園大会では各大会での対戦カードがそれぞれ一気に発表される。KENTA、ジョン・モクスリーといったWWE離脱組や、ジュニア勢も参戦を表明しているだけに見逃せない。オカダはIWGPジュニアヘビー級王者で弟分でもあるウィル・オスプレイを要注意選手としている。両者が同じブロックに入るのかも気になるところ。斬新な組み合わせに期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年06月13日 22時30分
影響力は健在?元WWE戦士たちの動画が高再生数を記録
大阪城ホールを舞台に、9日に行われた新日本プロレス『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』。この大会に登場した3名の元WWE戦士たちに、日本国内だけでなく海の向こうからも熱い視線が注がれている。 新日本プロレスの英語版公式YouTubeチャンネル『NEW JAPAN PRO-WRESTLING』(登録者数約24万人)には、今大会に関連する動画が8本アップされており、そのうちの5本は6月13日時点で5万〜7万回の再生回数を記録している。 一方、元WWE戦士であるクリス・ジェリコ、ジョン・モクスリー(元ディーン・アンブローズ)、KENTA(元ヒデオ・イタミ)がそれぞれ登場する残り3本は、いずれも先述の5本を優に超える再生回数をマークしている。 それぞれの再生回数は、大会途中にサプライズで登場し『G1 CLIMAX』参戦を表明したKENTAが約24万回。IWGPヘビー級タイトルマッチ後にオカダ・カズチカを襲撃したジェリコが約46万回。そして、試合で一蹴した若手の海野翔太を引き連れてインタビューに応じたモクスリーが約335万回となっている。 加えて、この3名の動画は再生回数だけでなく、それぞれ約800件、約1000件、約4000件のコメントも記録。そのほとんどが日本語ではなく、海外のファンによる英語のコメントが占めている。 彼らが以前所属していたWWEは世界最大規模のプロレス団体で、昨年の売り上げは約1000億円。約49億円の新日本プロレスから、およそ20倍もの差をつけている一大組織である。また、公式YouTubeチャンネルの登録者数は約4500万人にのぼり、ツイッターのフォロワー数も1000万人以上。経営規模だけでなくファンの数も、プロレス界では一番と言える極めて大きな数字を持つ。 その団体に長年身を置いていたジェリコ、モクスリー、KENTAの3名が、団体を離れた後も多大な影響力を保持していることが浮き彫りとなった今回の一件。アメリカ進出への道を歩む新日本プロレスにとって、彼らの参戦は今後の展開やプロモーションを考える上で非常に大きな“買い物”となるかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNEW JAPAN PRO-WRESTLINGのYouTube公式チャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC1lgJkpCx_0SMzsvrTCdxPw/featured
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スポーツ 2019年06月11日 22時30分
WWE現場監督トリプルHが11年ぶりに日本公演参戦!元バレットクラブ勢と合体!
これはビッグニュースだ。 世界最大のプロレス団体WWEは、今年のWWE日本公演『WWE Live Tokyo』(28、29日、東京・両国国技館)に、ビンス・マクマホン会長兼CEOの後継者として最有力とされる幹部の1人、トリプルHタレント部門兼ライブ・イベント部門兼ストーリー部門最高執行役員が来日し、試合を行うと発表した。 トリプルHの日本公演出場は、2008年以来実に11年ぶり。トリプルHは、28日の初日にAJスタイルズ、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソンの旧バレットクラブ勢とタッグを組み、ドリュー・マッキンタイア、バロン・コービン、ボビー・ラシュリー、サモア・ジョー組と対戦する。29日は今のところ出場予定はない。 トリプルHは、ハンター・ハースト・ヘルムスリーの略で、師匠は昭和のプロレスファンにはおなじみの“殺人狂”キラー・コワルスキー。日本の団体に参戦した経験がないまま世界のトップに上り詰めたまれな選手だ。デビュー当初は当時WWEのライバル団体で、後にWWEにより買収されるWCWのエース候補だった。トリプルHがWWEのトライアウトに合格していなければ、当時WCWと友好関係にあった新日本プロレスに入っていた可能性はある。 WWEに移籍後は、ショーン・マイケルズ率いるユニット、D・ジェネレーションXに入りブレイク。シングル転身後は、マイケルズ、ジ・アンダーテイカー、スティーブ・オースチン、ザ・ロック、カート・アングル、クリス・ジェリコ、ブロック・レスナー、ダニエル・ブライアンらスーパースターと名勝負を繰り広げ、2003年の日本公演では日本人スーパースターTAJIRIを相手にタイトルマッチを行い日本のファンの心をつかみ、その実力が本物であることを証明した。今年4月にD・ジェネレーションXとしてWWE殿堂入りを果たしている。 ビンス会長兼CEOの実娘、ステファニー・マクマホンと結婚してからは、ビンスの後継者候補として、WWE内でポジションを高めており、殿堂入りする選手やOB、OGなど、ビンスと“揉めて”WWEを去った人物とも交渉し、次々と和解に成功している。また先日は新日本を退団したKUSHIDAの公開契約にも同席。レジェンドの訃報が入ると真っ先にツイッターを更新するなど、現場監督と会社の最高執行役員、そしてレスラーという3つの顔をうまく使い分けている。 今回の来日は11年の間に変わった自身の立ち位置から、進化しているアジアのマーケットを自分の目で見ておく(または感じておく)狙いもあるのだろう。文 / どら増田写真 / ©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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