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T-1二見社長、フタミデーの大激白!「さくらえみ、引退する市井舞なんかどうでもいいから、文句があるならオレと戦え!」

 平成23年2月3日(フタミイヤーのフタミデー)に開催の『T-1興行』(東京・新木場1st Ring)を満員の観衆を集め大成功に収めた、「チケット&トラベルT-1」の二見社長。興行が成功したとはいえ、この人がこれに満足するハズもなく、試合後の独演会でブチ撒けた怒りの炎は、今も渦高く燃え盛っているのだ!
 「独演会の続きがあるから、来い!」と、2月23日(この日もまたフタミデー!)に水道橋「T-1」に呼び出されたリアルライブ記者は、またも二見社長の大断罪大会をナマで拝聴することとなった−−。
 以下、二見社長の大激白を、2・3大会の総括&市井舞問題の前編、そして本題の大断罪大会の後編と、2回にわたりお送りする。ファン・関係者は震えて待たれたし!?

<第1試合 松澤チョロデビュー戦 HGカップ対伝説の記者 シングルマッチ 23分1本勝負>
○キラ☆アン(11分21秒 腕ひしぎ逆十字固め)●松澤チョロ

【松澤チョロを断罪】
 この試合はセコンドに付いたからな。まあ、ひどい試合だった。チョロが悪いよ。確かにドロップキックは上手かったが。でもこの試合は最低。
 何よりもチョロが真剣にやってないのが全て。試合前エラソーに、笑いを取る気はないと言っておいて、安易な笑いを取ったりとか。笑いを取っておきながらテレもあったからな。話にならん。一番悪いのは、相手へのリスペクトが全くなかったところ。キラ☆アンは一生懸命試合を成立させようとしてた。
 しかもチョロのヤツ、試合終わった後に、外で勝手にインタビュー受けて動画を回してたんだよ。主催者に話を通すのがスジだろ。回したヤツが、元kamiproの連中で。オマエら、オレのこと舐めてんの? 常識が分からないなら身体で教えてやろうか? で、その動画を観たら、キラアンを侮辱する発言までする始末。プロレスを貶めるのなら来ないで結構。ツイッターでもエラそうに呟いていたから、それは怒ったし。
 チョロ曰く、猪木vsアリ戦ばりに制約だらけの試合だったとか…。言ったもん勝ちの世界だな。負けて、あんな試合をして、よくここまで吠えることができるわ(呆)。
 チョロの一番いいことは、客を呼んだことだよ。これは主催者目線の意見だけどな(笑)。平日の新木場に20人のチョロファンを集めたのは大したモノ。レスラーとしては使うことは出来ないが、マネージャーとしてならアリ。まあ、出ないと思うけどな(笑)。

<第2試合 アームレスリング世界王者対喧嘩女王 シングルマッチ 23分1本勝負>
○山田よう子(8分15秒 KO)●押野愛子 ※右フック

【賛否両論と女子格】
 この試合は賛否両論。フィニッシュが衝撃的だったので、凄かったという意見と、あっけなくて試合がアマチュア、という批判もあったりと。観客のほとんどはプロレスファンだから、プロレスらしからぬ試合に違和感があったのかもな。
 でもあのフィニッシュ見たら皆恐れて、誰も山田選手と試合やりたくないんじゃないか? ただ山田選手が良かったのは、この試合に対して本気で取り組んでいたこと。チョロとは違う。山田選手には女子格(女子格闘技)のパイオニア的な存在である、藪下めぐみと対戦してほしい。面白いと思うし。あんなバチバチに試合をやっちゃたら、藪下以外女子プロレスラーとは難しいな。おっしー(押野)は、今度はプロレスの試合でチャンスを与えたい。
 あと女子格は興行が減って先が見えないね。実際、ヴァルキリーは今年に入ってから1回も興行が打ててないし、スケジュールも発表できていない。ヴァルキリーだけじゃない、ケージーフォースもDREAMもSRCもK-1も。これだけ試合が組めないというのは異常事態。今年に入ってから、一度も試合ができない女子格の選手が続出している状況もあって、T-1で女子格と女子プロの架け橋ができれば。プロは試合をやってナンボの世界。プロレスラーとは無理でも、女子格同士のプロレスの試合があってもいいんじゃないか。
 女子格の選手で上がって欲しい選手? T-1興行を観に来た、ヴァルキリーフェザー級王者のV.V.Mei(ヴィー・ヴィー・めい)選手や、昨年末にトーチュウの一面を飾った、ヴァルキリー無差別級王者の中井りん選手は、私見になるが向いていると思う。

<トークライブ 10分1本勝負 ターザン山本!(元『週刊プロレス』編集長)vs 草間政一(元新日本プロレス社長)>

【消化不良】
 これ観ていないんだけど、色んな方から聞く限り、草間氏が消化不良だったらしいな(笑)。うまく核心をはぐらかしちゃったとか。それじゃトークライブの意味がないよな。
 「アレじゃ何しに来たのか、意味がわかってない」って、ターザン氏も呆れてたくらいだったし。ターザン氏は一生懸命盛り上げようとしてたみたいで。「新日本の○○の年俸が○万円」とか、ファンは実名でハッキリ聞きたいのに。何でもありのT-1で言わないでどうするんだって話だろ? 
 草間氏も、オレとのトークライブの時はガンガン喋ってくれたのに。リングに上がると警戒しちゃってダメなのか? ターザン氏の相手は、オレしか務まらないと思うな。
 ファンからは「次にトークショーやる時は二見が直々に出てこなきゃダメだ」とか「トークショーや歌のコーナーをなくして独演会を長くしてくれ」と言われまくった(苦笑)。試合以外で何度も出るのはシンドイので、ご期待に応えて、次回大会はトークショー無しで独演会の時間を延ばそうか、と。

<メインイベント お騒がせコンビ対最後のNEO戦士 タッグマッチ 23分1本勝負>
二見社長、ザ・グレート・サスケ(5分5秒 無効試合)勇気彩、野崎渚 ※サバイバル飛田乱入により

<再試合 フタ・ミ式タッグマッチ 23分1本勝負>
○二見社長、ザ・グレート・サスケ(10分49秒 体固め)勇気彩、野崎渚、●サバイバル飛田 ※裏拳

【あゆぷろ田中社長】
 まず感謝したいのが、今回よりスポンサーになってくれた「あゆプロ」の田中忠幸社長が、サスケ選手と二見のコンビを実現させてくれた、と言っても過言ではない。田中社長に、サスケ選手を紹介したら、マット界随一のお騒がせコンビが実現する運びになったんだ。人と人との出会いって、ホント大事だね。

【住宅ローン未払い問題】
 サスケ選手が今回参戦してくれて、本当に良かったと思うよ。プロとは何たるかを、リングの上で周囲に示してくれたしな。T-1のリングに上がる同時期に、ちょうどタイムリーに住宅ローン未払い問題が起こって、そのこともリング上でしっかり話しただろ? あれこそがプロだよ。ファンのニーズに100%応えた。草間さんとは違う(笑)。

【最後のNEO戦士】
 今回は何よりも“最後のNEO戦士”の勇気と野崎をリングに上げたことが大きい。NEO所属の5選手のうち3人が引退し、残った2人こそが最後のNEO戦士なんだ。実はT-1旗揚げ以来参加してない団体がNEOだけだった。だから彼女たちは前々からT-1のリングに上げたかったんだ。
 ちょうどNEO解散とT-1興行開催の時期が重なって、彼女たちが参戦表明した5日後に、井上京子選手がディアナの旗揚げを発表して彼女たちがディアナ所属となった。だから、勇気&野崎の二人を「最後のNEO戦士」と紹介できたのはT-1興行が最初で最後だったんだよ(笑)。サスケ選手の件といい、そういうタイミングが重なる運の良さというのが、T-1興行にはあるな。

【因縁のサバイバル飛田と決着】
 サバイバル飛田が乱入して来るのは、ネットであれだけ予告してたので想定内。はっきり言って、飛田はただのストーカー。ここで決着を付けておかないと、毎回大会を邪魔されるし。あの“CG攻撃”は予想外だった(苦笑)。会場からも厳重注意を受けた。それにしても、「井上京子の了承取った!」とかアピールしていたが、勇気も野崎も聞いていないと言っていたし、京子選手に確認をしたら、連絡なんか来ていないって。ヒドいヤツだよ。
 オレと飛田の絡みは、殺伐したカタい緊張感が漲ってたとファンに言われたよ(笑)。思いっきりアイツの背中に蹴り入れてやったしな。しかし飛田へのブーイングが少なかったな。大ヒールとして客に迎えられると思った。ぶっちゃけ、飛田って誰? みたいな反応だったな(苦笑)。まあ飛田とは決着ついたから、アイツとやるのはもういいだろ。
 しかしサスケ選手が飛田とやりたいと言っているから、次はサスケvs飛田のシングルでもいいかもしれない。状況次第にもよるが、もう一度二見&サスケ組を再結成するかもしれないし。そしたら相手は飛田&市井舞組になるのか? 飛田とやるのは嫌というより、生理的に駄目だな。あと面倒なヤツなんで(笑)。

【トンパチ市井舞乱入とさくらえみを糾弾】
 市井の狂ったマイク、アレは驚いた。飛田の乱入も食われたな(笑)。市井一人が全部持ってってしまった。それに飛田と市井が接点あるのも驚きだな。
 市井が総合ルールで対戦するのもアリだし、オレが女子格の選手と練習積むのも面白いだろう?(笑)。市井とは最初はタッグが妥当かな。できれば、自分以外は女子でカード組めれば理想。二見&山田組vs藪下&市井組とかも面白いと思うし。次のT-1興行は6月頃を考えてるんだけど。

 あれだけデカいことを言ったんだ。何がなんでも市井は、次のT-1のリングに上がってもらわないとな。実は、前々から市井のことは気になっていた。T-1に上げたいと思ってたんだよ。ヨソで活かせない選手をうまく扱うというのも、T-1らしいだろ?(笑)。市井は、T-1興行に出場したことがある長野美香のことを「あの中途半端な女」とか、好き勝手言ってたからな。そのことをオレがブログで批判したのを市井が根に持ってて、それでこの間乱入してきたらしいな(笑)。

 しかしあの「クビだよ!」発言は呆気に取られた。同時に、市井らしくて面白いと思ったよ。
 クビ発言は波紋を呼び、さくらえみ(アイスリボン代表)とのいきさつなんだが、まず2月6日の夕方に、「クビになったんですか?」というファンからのツイッターの質問に対して、さくらは否定したんだよ。しかも、「これからのプロレス人生でそういうことにしていきたいということなら、アイスリボンをどう利用してくれてもかまわない」とか、「他者を貶めたり、決してケンカをしたりしないでください。私たちはそれを望みません」と、さくらは保身と市井がアイスを貶めたかのような書き方をしやがった。
 そしたら同じ日の23時に、市井が自身のブログで謝罪しちゃったわけだ。その日のうちにだぞ。女子の縦社会ならではだな。
 さくらえみに言いたいのは、市井なんか気にするなと。これでは、大御所たちがやってきたことと変わらんぞ。プロレスラーならトラブルをリングの上で解決すりゃいいのに、何故密室で圧力かける形で済ますんだ! さくらは何年プロレスやってんだ! 市井はトラブルメーカーなんだから、クビにしたところでアイスリボンのイメージダウンにならないだろ。過剰反応するってことは、何かヤマしいところがあるんじゃないのか?
 せっかく市井は、T-1で生き返ろうとしているのに、彼女を潰そうとしている。迷惑というより、営業妨害。さくらよ、市井に圧力をかけるのは止めろ! 文句があるならオレに言ってこいや!

 さくらに対する一番の牽制は、T-1で市井をメインで抜擢すること。
 アイスリボンは市井を、前座の第1試合とか、そういうポジションしか与えてなかった。市井は腐っていたからな。市井だけじゃないぞ。女子格の藤野恵実選手も飼い殺し。市井が問題児なことは確かだけど、その問題児をリングで活かせなかったのはさくら、オマエだよ! さくらも、市井も、どっちもプロとして問題があるよ。
 女子の人間関係は難しい。市井も格闘技の下地があって実際は強いからな。その強さのせいで、団体内の人間関係をギクシャクさせてしまうというのがあるし。
 しかしさくらはどうして、週プロにもサムライTVにも扱われないT-1を、そこまで警戒するんだ? 二見を警戒してるんだろうな。それにしてもリング上の敵である市井を、こんなに一生懸命擁護してるんだ(笑)? 新しい断罪パターンだな(笑)。

※ところがこのインタビュー後の2月28日に、4月15日の『Beginning』新宿FACE大会の華名戦をもって引退することが電撃決定! 二見社長に電話取材を試みた。

 −− 市井戦手の引退についてですが。

 二見 最初は、ブラックジョークかと思ったよ。引退報道の第一報が断罪した週プロで、引退試合の相手が同じく断罪中の華名だろ。市井の居場所が無くなったけどな。この引退、裏があるかと思ったが。でも市井には呆れたよ。

 −− 呆れましたか?

 二見 公式発表で、市井が引退のコメントを出していないのが一番の問題。引退するのに、引退理由を述べないなんてあり得ない。一度市井からメールが来たが、1日も早く引退の理由を話すべきと指摘した。遅くなればなるほど、何かあるのかと思われても仕方がない。市井に言いたいのは、このまま辞めたら、本当の意味で中途半端な格闘技人生で終わる。T-1とジュエルスに出てから、辞めるのが筋だ。ただ、結局のところ、こういう不義理なことをする選手なんだなと。

 −− 次回大会はどうするんですか?

 二見 いずれにしても、市井は筋を通さないで辞める。放っておくしかない。それよりもさくらえみ、引退する市井なんかどうでもいいだろ。文句があるならオレと戦え!

 市井舞のT-1参戦は、このまま幻と消えるのか!? どうなる市井舞、どうなるT-1興行!? 次回後編まで待て!!

※このインタビューは、3月11日の東日本大震災以前(2月23日)に行われたインタビューです。震災の諸影響により、掲載が遅れましたことをお詫びいたします。

二見社長、予告通りサバイバル飛田を返り討ちし、週プロ断罪&襲撃宣言! 2・3『二見記念日 T-1スペシャル』(リアルライブ)
http://npn.co.jp/article/detail/52384035/
チケットショップ『T-1』二見社長インタビュー「T-1興行に一番引っ張りたい女子レスラーは、風間ルミ! 最終目標は、大仁田厚とインリン様!」(リアルライブ)
http://npn.co.jp/article/detail/15503228/
なぜチケットショップの社長がリングに上がるのか? 『T-1』二見社長インタビュー「5万のグラサンも割られたし、離婚もした。でもT-1興行を続ける!」(リアルライブ)
http://npn.co.jp/article/detail/45274121/

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