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WWEリコシェがUS王座奪取!チャンピオンで日本公演“凱旋”へ!戸澤はまたもや…

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リコシェ(c)2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間24日、ワシントン州タコマのタコマドームでPPV『ストンピング・グラウンズ』を開催した。

 日本人スーパースターの戸澤陽が、王者トニー・ニースと、ドリュー・グラックを相手にクルーザー級選手権試合(トリプルスレッド戦)に挑んだ。自身2度目となる王座戴冠のチャンスをたびたび逃してきた戸澤だが、序盤からニースにトペ・スイシーダを、グラックにエプロンからのトペ・コンヒーロを決め、2人に向けてコーナートップからダイビング・セントーンで攻め込むなど試合のペースを握った。

 しかし、終盤で戸澤がグラックに放ったドロップキックがニースにクリーンヒットすると、その隙にグラックのネックブリーカーが戸澤に決まり3カウント。グラックが新クルーザー級王者となった。

 試合後、戸澤は「また取れなかった。クソーッ、悔しい。まだ、諦められないんだけど、今はまだ頭の整理がついてないので、ちょっとゆっくり考えさせてください。また必ず上を目指していきますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。現在軽量級ブランド205Liveでは、ヒデオ・イタミことKENTAが退団し、新日本プロレスへ戦場を移したことで、日本人は戸澤1人となった。元新日本で元IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDAが加わる可能性もあるだけに、戸澤にとっては巡ってきたチャンスを逃したくないところである。

 NXTからロウに昇格して以来、首脳陣から高く評価されている“ハイフライヤー”リコシェが、サモアー・ジョーのUSヘビー級王座に挑戦した。お互いに日本マットを経験した者同士の対決だが、リコシェは軽量級、ジョーはヘビー級。パワーでは圧倒的にジョーが勝る。

 ジョーは序盤からパワーでリコシェを苦しめた。エプロンにたたき付け、串刺しのエルボー&延髄斬りで攻め込むと、リコシェも延髄斬り&オーバーヘッドキックの連続蹴りやスワンダイブ式のミサイルキック&ムーンサルトと、立体殺法を次々と放ち反撃した。

 リコシェはジョーの必殺技コキーナ・クラッチに捕まったが、リコシェはロープを使って回避。すかさずダブル・ニーから必殺の630°スプラッシュを炸裂させて3カウント。リコシェがロウ移籍後、初タイトルとなるUS王座を戴冠した。

 このベルトは中邑真輔も巻いていたベルト。リコシェは28、29日の日本公演『WWE Live Tokyo:』(東京・両国国技館)に凱旋することが発表されている。新日本やドラゴンゲート時代からのファンにベルト姿を披露することができそうだ。

文 / どら増田
写真 / ©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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