山口敏太郎
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社会 2010年04月07日 15時00分
麻薬はなぜ“魔薬”なんだろう(ヘロイン)
「薬物は人間を破壊する」という話を、あなたも聞いたことがあるだろう。 ではどのようになるのか。あなたは具体的に知っているだろうか。 ヘロインという名前をあなたは知っているだろう。 ヘロインの特徴は、すさまじい禁断症状に特徴がある。 まさにイメージ通りの“魔薬”なのである。 ヘロインは白い結晶で、本当に純度の高い物は、その中心のひとかけらにすぎない。 あとは不純物を含む結晶である。 「モルヒネ+塩化アセチル=ジセチルモルヒネ」。 ヘロインとは、ドイツで発売された鎮痛剤の名前である。 中毒者のほとんどが静脈注射で摂取する。 ドラマによく出る、腕にケロイドがある“あれ”である。 このヘロインを一日に五〜六包取り始めると…。 …よだれを垂らし、くしゃみが続き、寒気動悸。そして食事はとれず、痩せていく。 それを防ぐために十〜二十包取り始めると悪寒、あくび、下痢、意識混濁。筋肉痛に襲われる。 精神に異常をきたし、錯乱状態になる。 禁断症状は、骨がばらばらに砕けそうな全身痛。 色々な場所に体を打ちつけ、自己破壊衝動を起こし転げまわるのだ。 鼻水、よだれ、下痢、ションベン。 色々な体液や血を垂れ流しながら、体を打ちつけ転げまわる。 そして失神。けいれん発作を起こして死亡。 あなたはそれでも薬をやりたいですか? という話になるわけである。 麻薬は異世界の話だと思っている方もいるかもしれない。 しかし麻薬は、「そんなものはやくざや外国の話だけだ」と思っている、平和な一般庶民の傍にも忍び寄って来ている。 都心部でなくても、何年も前から田舎の街角でも、これらの薬は入手できるのだ。 ヘロインじゃなきゃ大丈夫じゃないの? そう思ったあなたは、すでに“魔薬”に囚われているのかもしれない。(立花花月 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月07日 12時30分
墓まいら〜が行く! 木戸孝允(桂小五郎) 幕末編
漫画ファンには、週刊少年ジャンプの看板コミック『銀魂』で「ヅラではない、桂だ!」でおなじみのキャラクター桂小太郎のモデル、桂小五郎こと木戸孝允とその妻幾松(松子)のお墓参りに行って来ました。 場所は京都霊山護国神社。 1868年(皇紀2528年。明治元年)に、明治維新の実現のために倒れた志士たちの御霊を奉祀するために、明治天皇の発案で京都 東山の霊山に創建された神社です。 坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓をはじめ、千人を超える志士たちのお墓があります。 木戸孝允は西郷隆盛、大久保利通とともに“維新三傑”とも評された維新の大物です。 その一方、会津藩兵に捕らえられた時に隙を見て脱走。その後も新選組の追撃を間一髪で振り切るなど、変幻自在に逃げ回り「逃げの小五郎」の異名を得るほどでした。 維新後は自分の立場をわきまえ中立の立場をとり、政府の中心となって版籍奉還や廃藩置県などの実現に尽力しました。 桂小五郎といえば、妻、幾松(松子)のエピソードもたくさんあるのだが本当のところは…ただ幾松も従四位を賜るほどの女傑。昔も今も嫁さんが強いということかな(笑)。 ちょっと親近感をもってお墓参りができました。 お墓がある場所はアップダウンがあり足元も悪いため、動きやすい服装に運動靴をおすすめします。 京都霊山護国神社京都府京都市東山区清閑寺霊山町1一般300円・中学生以下200円 AM9時〜PM17時JR京都駅〜市バス13分、バス停:東山安井下車〜徒歩10分。または京阪電気鉄道四条駅〜徒歩25分名神高速京都東IC5km20分桂小太郎も活躍? 映画情報はこちら「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 」2010.4.24 全国ロードショー公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama/ (すぐれいち 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月06日 16時00分
幻の食材? 天神崎のヒジキ
和歌山県田辺市にある天神崎は、世界的にも有名なナショナルトラスト発祥の地です。桜も咲き始め春本番となると、この海も本領を発揮します。 紀南地方の春の味といえば「ひろめ」と言う海草です。語源は、「幅の広いワカメ」と聞きました。天神崎で採れるものは肉厚で香りが濃く、サックリと歯ごたえが良いのです。残念なことに「ひろめ」は輸送や加工が難しく、他県では滅多に口にすることができないのだそうです。この季節、この土地だけで食することのできる味なのです。 そして、海上では赤い旗を掲げたジャコ(イワシの稚魚)漁の漁船が目立つようになります。地元の魚屋や八百屋などでは、まるで夜店の金魚のようにビニール袋に生きたまま入れられたジャコを見ることができます。やはり新鮮なものはこの季節、この土地だけのものなので貴重です。地元ではお吸い物や卵とじ、かき揚で食べるのが一般的です。お勧めはお吸い物です。柔らかな風味のだしがよく出て、とても美味しいです。 さらに、なんといっても天然のヒジキです。天神崎の観光シーズンはもちろん夏ですし、情報誌などにも紹介されていないので、知る人は少ないと思いますが、春の天神崎は圧巻です。民家の軒先、遊歩道、漁港やダイビングスクールなどの駐車場に「ヒジキ」が干されている景色が広がります。それがすべて天神崎で採られた天然のものというのですから凄いです。未だ冷たい春の風に乗って、海草独特の潮のいい香りに町中が包まれます。誰でも自由に採ることができるのだそうですが、地元の馴れた方々は別ですが、流石に素人には見分けることが難しく、加工も手間が掛かるので、お勧めはできません。 よく乾燥されたヒジキは一時保存され、夏に、薪で火を起こし大釜で茹で、また乾燥させるという昔ながらの製法で作られます。市場に出回ることはほとんどなく、地元の小さな魚屋、八百屋で運が良ければ買うことができます。調理後、市販のものと異なり、色は少し茶色がかった透明感があります。肉厚で柔らかく、しかもコリコリとした心地よい歯ごたえがあり、なんといっても、濃厚で甘く、滋味という言葉がよく似合います。初めて天神崎のヒジキを食べた人は、ヒジキの概念が変わるのだそうです。大袈裟ですけど、その位美味しいのです。目の前にこんなにあるのに、一般では滅多に口にすることができないので、幻の食材になるのでしょうかね? しかし、この海の幸の豊富な海も、年々増える観光客や、ごみ問題、環境破壊などで、徐々にその姿を変えてきています。10年後、20年後も豊かであり続けられるように大切にしていきたいです。(sel 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月06日 11時00分
山口敏太郎のB級グルメ「中年親父が食べる男の焼きそば」
高い対価を支払って美味いものを食べるのは、当たり前の話。先の見えない不況が叫ばれる昨今、「リーズナブルな料金で美味しいものを食べたい!」というのが、今を生きる人々の正直な気持ちであろう。 筆者が地元千葉県の友人から「我々中年の親父が仕事帰りに食べたくなるB級グルメが、船橋にある」と聞いて、一年半前に行ったのがこの店だ。とにかく、焼きそばが美味い上に、酒が豊富に置いてある。神経をすり減らした仕事帰り、同僚や友人と童心に戻り、酒でも呑みながら焼きそばに舌鼓を打つのもなかなか乙なものである。 「30代、40代のおっさんが、焼きそばなんて食うのかい」と思う若い方も多いかもしれないが、夢多き少年時代に想いを馳せながら、日々の仕事で溜まった憂さを晴らし、焼きそばを食べる中年の悲しきダンディズムがわかる日が、誰しもやって来るのである。言ってみれば焼きそばは、懐かしき日々へのタイムマシンなのだ。 焼きそばの味付けも何種類かあり、大人として塩でいくのもよし、昭和への憧憬を込めてオーソドックスなソースでいくのもいいだろう。 もちろん、女性や家族づれも多い店なので、カップルやファミリーで行くのもいいだろう。かくいう筆者も時々同店で焼きそばを食べながら、連載や新刊の構想を練っており、お気に入りの店のひとつだ。 「安くて美味い」。これが、不況日本で生き残るB級グルメの合言葉だ!鉄板焼きそば「はがね家」住所:船橋市芝山6-62-9 カーサプロバンス102最寄り駅:新京成線「高根木戸」駅(山口敏太郎)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年04月05日 13時00分
世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(2)
08年秋に東京・両国国技館で開催された伝説の興行『プロレスEXPO』。このイベントの設立に“重要人物”として深く関わっていたのが、“ネパールの力道山”ことヒマラヤン・タイガーであった。そして『プロレスEXPO』は2年の歳月を経て、ヒマラヤン・タイガーの本国ネパールで、この3月に満を持して開催…というのが、これまでにプロレスファンに伝えられてきた“定説”であった。 しかし、定説は覆された。世界のプロレスの祭典・『プロレスEXPO』と誰もが信じていたイベントの正体は、暗黒渦巻く地下プロレス『EXIT』だったのである! 何を隠そう、当のヒマラヤン・タイガーが、地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)の大幹部だったのだから…! “世界の屋根”ヒマラヤで開催されながら“地下”プロレスであるという、この上ないパラドックスをはらんだ今回の闘い。地下組織WUWの長、イワノフ・ロゴスキーJr.からの招集メールに導かれてネパールへ飛んだのは、富豪2夢路と、“スモー・キク”こと梅沢菊次郎だった。 これまでの地下プロレスの闘いのすべてには、必ず重要な意味が含まれていた。例えば、昨年の春に開催されたオーストラリアでの地下プロレスには、「南半球の最果てに、日本伝統の“サムライ・アート”を伝播する」という目的があったのだ(なぜ、地下組織の長イワノフJr.が日本の伝統にこだわるのかは、後日必ずご説明申し上げよう!)。今回の闘い、そして夢路たちがネパールに召還されたことにも、必ずや重要な意味が隠されているはずなのだが…。 3月11日、富豪2夢路と梅沢菊次郎は、成田空港を出発し、香港、バングラデシュを経由してカトマンズ空港へ降り立つ飛行機へ乗り込んだ。 途中、8千メートル級のヒマラヤの山々が、機上の夢路の眼下にそびえる。 「そこに行けばどんな夢も叶うというよ 誰も皆行きたがるが遙かな世界 その国の名はガンダーラ…」 世界一の絶景を眺めながら、夢路は少年時代に聴いた昔のヒット曲を思い浮かべていた…。 長旅の末、カトマンズ空港に到着した夢路と梅沢。 ネパールで二人は、国賓のような手厚い待遇でもてなされた。 ホテルも食事も、飛びっきりの一級品。“スモー・キク”梅沢は、ネパールの食事とよほど相性がよかったのか、120キロの体重がなんとネパール上陸後5キロ増量し、125キロとさらに貫禄を増していた! 夢路は、ご馳走を食いまくる梅沢を横目で見やりながら、ある言葉を思い出していた。 「食事などは豪華! 食わせて造血し、より地下ファイトギャンブルの血の饗宴を彩ってゆく…!!」 昭和の劇画王・梶原一騎による、闇に埋もれた“地下の大作”『カラテ地獄変 牙』の一説である。 そう、この食事ともてなしにも、必ずや何かの意味が託されている。そしてその糸を引いているのは、“ネパールの力道山”ヒマラヤン・タイガーなのだ…! ヒマラヤン・タイガーのネパールでの威光は、われわれ日本のプロレスファンに想像がつかないスケールのものだった。 夢路と梅沢の宿泊費と食費、その他諸々の滞在費は、すべてヒマラヤン・タイガー持ち。 カトマンズの街の誰もがヒマラヤン・タイガーの名を知り、そして誰もがヒマラヤン・タイガーのことを、目を輝かせて誇らしげに語る。そして街中の至る所に、ヒマラヤン・タイガーのポスターが…。 日本のファンは、「ヒマラヤン・タイガー」と聞けば、一昨年に両国国技館と靖国神社で失笑を浴びた彼の姿しか知らない。 しかし、本国での想像を絶するカリスマぶりこそが、“ネパールの力道山”ヒマラヤン・タイガーの真の姿なのである。 ただ、カトマンズで見たヒマラヤン・タイガーの人気は、彼の凄さを知るにあたっては、ほんの氷山の一角に過ぎなかった。 富豪2夢路と梅沢菊次郎は、3月13日のカトマンズのリングで、ヒマラヤン・タイガーの真の恐ろしさを知ることとなるのである…!!地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/97320773/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(1)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/54205265/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月03日 13時30分
動乱期の作家 夏目漱石に隠された荒ぶる気性
夏目漱石といえば小・中・高校の国語の教科書に必ずといっていい程載っており、テストにも幾度となく登場することから、その名前を知らないものは少ないであろう。 また2004年11月に野口英世に変わるまで、1000円札の肖像は夏目漱石であったため、彼の顔を知らない者も少ないといえる。 日本の文学に大きな影響を与え今なお名を残す明治・大正時代の文豪であるが、そんな偉大な夏目漱石にも様々な逸話が残されている。特に有名なのは、彼が癇癪持ちであったことだろう。それを肯定するエピソードがいくつか残されている。 一つは夏目漱石の弟子であった芥川龍之介が語るエピソードだ。 ある日のこと、彼ら二人は銭湯に行くことになった。 そこで体を洗っていたところ、漱石の隣で激しくお湯を浴びている男がいた。 男の水しぶきは隣に座っている漱石の顔を激しく叩きつけたという。 それが許せなかったのだろう、漱石はその場で「バカヤロウ!!」と叫んだ。 何事かと思い芥川がそちらを向くと、漱石が食いついていたのは非常に屈強な体の持ち主であったという。 この時は男のほうが素直に「すみません」と謝罪したので事なきを得たが、芥川は気が気でなかったという。 後に、漱石自身も怒鳴った後でどうしようかとハラハラしていたことが判っている。 さらに癇癪が向かう先は、自分に害を与えるものだけではなかった。 ある時、彼は自分の書斎に娘を呼び出した。何もしていないのだが、呼び出された彼女は床に正座させられるとすごい勢いで睨まれたという。 それが恐ろしかったのか娘が泣くと、漱石は癇癪を起こして娘をぶったそうだ。現在ならば虐待と認定されて大きく報道されそうなものである。 また彼は自信家としても知られている。代表作「吾輩は猫である」を発表する前は東京帝国大学にて英語の講師として教鞭を振るっていたのだが、その際に彼は辞書よりも偉いといわれていた。彼の記憶力がよく、生徒の質問した英単語を即座に答えるといった芸当ができたのも一つの理由といえるが、大きな理由は辞書に乗っている単語よりも自分が答える単語の方が正しいと生徒に言い切ったところにあるだろう。 また「I LOVE YOU」との文章を前にして、「私は貴方を愛している」と直訳せずに、「日本男児ならば『月が綺麗ですね』と訳すものである」と告げたそうだ。 明治、大正、昭和の文豪たちは早世するものが多かった。漱石の弟子である芥川龍之介も最後は睡眠薬(一説には青酸カリ)を飲んで自殺した。 夏目漱石自身も50歳という若さで世を去っているが、彼は病死であった。しかも最後の言葉は自ら寝間着の胸もとを肌蹴させて「ここに水をかけてくれ、死んでは困るから」だったという。 彼ほどの自信と荒ぶる気性を持ち合わせた人間でなければ、動乱の時代を生きる作家であることは難しかったのかもしれない。(梅季 立風 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年04月03日 12時30分
私が見た「走る枯れ木」の話
今回の話は、私がかつて死神を見たのと同じ道だが、場所は違う。 夫の運転で、私はある川沿いを車で走行していた。時間は深夜。十一時ぐらい。 右手にはゲームセンターやラーメン屋が並んで、明るい光が左手の川の堤防を照らしている。 堤防といっても、土で丘になっているようなもの。 初夏で草はボーボー。だがそれは刈り取られて、見晴らしが良くなっていた。 私は助手席で流れる堤防を見ていた。 反対の道のにぎやかさに比べ、なんてさびしい風景だろう。 それも照らされた光で、より物悲しい。 その時。 車と並行して何か並走している。 それは茶色。私との距離は五メートルぐらい。 二本の木切れだった。細くまっすぐの木切れ。 二本の木切れが交互にものすごいスピードで動いて、車と並走している。 私はふと気になった。 「ねぇ。今車の速度何キロ?」 「50と60の間ぐらいで走ってるよ。どうしたの?」 夫はまだ木切れには気が付いていない。 「ものすごい速さで車と並走してるモノがいるの」 「おばあさん?」 夫は、都市伝説のターボ婆を連想したようだ。 だが、私の目に映る姿は棒だけで、人間の上半身や下半身らしきものは見えない。 とてもおばあさんには見えない。人間にも見えない。 「違う。枯れ木みたいなの」 「へー」 その二本の木切れはすさまじいスピードで、足(?)を交互に動かして車と並走を続けている。 夜目の利かない私にも、それが黒っぽいところと薄い茶色の箇所があるのが判別できた。 突然枯れ木がスピードを上げた。見る見る間に車を追い抜く。 と、それは車を追い抜き、直角に道のほうへ下りてきた。 ヘッドライトに照らされた枯れ木はやはり、ただの木の棒だった。 「あぶないッ」 夫が急ブレーキを踏む。 ヘッドライトに照らされた枯れ木は、急ブレーキに驚いた私たちの前から姿を消した。 あれは何でどこに向かったのか。永遠の謎である。(立花花月 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」 http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年04月02日 16時00分
世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(1)
先日のリアルライブ初レポート以来、マニアの間で「これは何だ!?」「誰か教えてくれよ…」と、謎が謎を呼んでいる地下プロレス『EXIT』。 この闘いを取り仕切るのが、フランスに存在する「地下組織」WUW(World Underground Wrestling)であり、その組織の長が、『空手バカ一代』にて、かのマス・オーヤマと死闘を演じたイワノフ・ロゴスキーの実息イワノフ・ロゴスキーJr.であることは、先日のレポートでお伝えした通り。 そして先のレポートでは、18世紀フランスから禁酒法下のアメリカに伝播し、巡りめぐって東京・新宿に出現した地下プロレスの闘いの輪が、昨年はオーストラリア、タイ、ハワイと、ワールドワイドに拡散していったことまでお伝えした。 この地下世界の拡大は、無論地下組織WUWの長、イワノフ・ロゴスキーJr.の差し金に他ならない。そしてイワノフJr.は、この2010年も、地下世界拡大路線を継続することを決めたのである。 そしてその戦場に選ばれたのが、ネパールと香港。 この3月に、ネパールでは“ネパールの力道山”ことヒマラヤン・タイガーが中心となって『プロレスEXPO 2010』、香港では“黄金色の毒蛇”と恐れられる九龍街のドン・KIM IP(キム・アイピー)による立ち技の祭典『I-1』(アイ・ワン)が行われていた。 しかし地下組織WUWは、ネパールの『プロレスEXPO』2連戦を『地下プロレス EXIT-38 EXPO:D』『地下プロレス EXIT-34 EXPO:E』、香港の『I-1』を『地下プロレス EXIT-36 I-1』と強引に命名! WUWは、他組織の大会を「これは地下プロレスである」と、勝手に都合よく曲解しているだけなのだろうか…!? ところが、答えは否である。 驚くべきことに、“ネパールの力道山”ヒマラヤン・タイガーと、“九龍街の毒蛇”KIM IPは、極秘に裏で、世界的地下組織WUWと繋がっていたのである! そしてヒマラヤン・タイガーとKIM IPもまた、地下組織WUWの長、イワノフ・ロゴスキーJr.の部下であり、イワノフJr.から下される指令の下に動いているのだ…! この闘いの渦に、日本の地下戦士たちも引き寄せられた。「ネパール地下プロレス」には、富豪2夢路と力士ばりの巨体で“スモー・キク”と呼ばれる梅沢菊次郎、「香港地下プロレス」には“人間狂気”紅闘志也が、フランス地下組織の召集メールを受け取り、長い空の旅を経て参戦した。 そして日本のサムライたちが、“世界地下行脚”で出遭い、見たものは…!? 残念ながら、その全容を一度のレポートでお伝えするのは、到底不可能である。 次回より、ネパールと香港で勃発した驚愕の事実の数々を、一つひとつ紐解いていく。それを見た貴方は、きっとこう呟くことになるであろう。 「誰か教えてくれよ」と…。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/97320773/地下世界に新たなるルーキー・SEIKEN登場 いきなりメインで高岩竜一戦に抜擢! 3・28地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』(1)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/29828854/“幻想”の教育を授かって…地下戦士たちの闘いは烈しさを増す 3・28地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』(2)http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/82818271/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月02日 15時30分
山口敏太郎のB級グルメ「龍馬ラーメン」「龍馬ギョーザ」
品川区の立会川駅前に噂のB級グルメがある。坂本龍馬に因んだ鳳明軒の看板メニュー「龍馬ラーメン」、「龍馬餃子」である。現在、立会川駅前は坂本龍馬で“町おこし”が進んでいる。同地は黒船来航時、若き日の坂本龍馬が江戸湾防衛の任に着いた場所であり、いわば坂本龍馬の青春の地である。駅前の神社には(高知から贈られた)龍馬像が鎮座しており、新たなパワースポットとして人気を博している。今や、品川には「品川龍馬会」さえ存在し、龍馬ゆかりの場所なのだ。 以上の経過から、立会川に「龍馬ラーメン」と「龍馬餃子」が生まれたのだが、この味がなかなか良かった。筆者は仕事柄、各地の名物を食っているが、美味しいと感じるものは少ない。俗に“名物にうまいものなし”という法則がぴったり的中することが多い。 だが、今回は違った。餃子はタレが無くとも美味しく食べれるうえ、ラーメンはシャモ肉と塩スープがさっぱりした味を構成している。因みに、シャモ肉とは龍馬が暗殺される前に食べたかった食べ物であり、龍馬ファンには堪らない逸品だ。とにかく、町のラーメン屋さんのような佇まいながらも。味にこだわる鳳明軒の姿勢は立派である。鳳明軒品川区東大井2-25-1811時30分〜14時30分、17時〜21時不定休立会川駅から徒歩2分 山口敏太郎参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年04月02日 14時30分
「ゴジラ」ハリウッドで復活 今度は3D!
「ゴジラ」のスクリーン復活が正式に決定しそうだ。 先月末、アメリカの映画会社レジェンダリー・ピクチャーズが、大手ワーナー・ブラザースと共同で「ゴジラ」の3D映画化を決めたと発表。アメリカの各映画メディアで報じられ、日本の映画関係サイトなどでもニュースが流れた。レジェンダリー・ピクチャーズは、「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」「かいじゅうたちのいるところ」「ウォッチメン」「300 スリーハンドレッド」などの製作会社だ。 さて、ハリウッド版ゴジラと言えば、98年に「インデペンデンスデイ」「2012」のローランド・エメリッヒ監督によ「GODZILLA ゴジラ」としてリメイクされている。だが、その姿や動きはどう見てもティラノサウルス。とても怪獣王とはいえないもので、日本のファンの間では不満の声の方が大きかった。日本の製作者も思いは同じだったのか、その後作られた日本版ゴジラシリーズでは、劇中にハリウッド版をちゃかしたようなセリフがあって、ファンを笑わせてくれたりした。それがなぜ再び? 日本では不評だったとはいえ、全世界では約4億ドル(約360億円)のヒットとなり、その後も映画だけでなくビデオ、書籍などゴジラ人気は健在。また、モンスターを主人公にした「クローバーフィールド/HAKAISHA」 が、製作費2500万ドル(22億5000万円)で約2億ドル(約180億円)稼いだことで、モンスター映画のニーズあり、と見込んだようだ。 更に「アバター」や、今アメリカで大ヒット中の「アリス・イン・ワンダーランド」(4月17日日本公開)で3D人気が定着したと判断、製作に動き出したようだ。監督や脚本家などはまだ未定だが、一部ではアメリカ側と東宝双方の主力級の人材が投入されるとの話も出ている。レジェンダリー・ピクチャーズの会長兼CEOで、製作総指揮にあたるトーマス・タル氏は、「ゴジラは世界でも有数のポップカルチャー・アイコン。我々もその一ファンとして、ファンが見たいと思う映画を作りたいと考えている」と話したという。 日本では東宝が配給し、2012年の公開を目指すという。(横浜 六太 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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2008年05月13日 15時00分
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2008年01月22日 18時18分