ちゃん
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芸能 2018年03月12日 22時10分
「ほんと無理」同年代アンチも多い広瀬すず、また批判される
女優の広瀬すずが11日、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演。東野幸治からの誘いをきっぱりと断り、笑いを誘った。 日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝くなど、大活躍中の広瀬。この日の放送では、NHKの朝ドラのヒロインに決まったことで、祝福を受けた。 すると、広瀬の後ろに座っていた東野が「よかったね、“すずちゃん”」と親しげに声を掛け、広瀬も「うふふ」と笑うなど、なにやら親密な雰囲気に。東野によると、広瀬がまだここまで有名になっていない4、5年前、深夜番組で共演したことがあったようで、「そのときはキャッキャ遊んでた。でも今日、楽屋に来たら、よろしくお願いしますと粛々と…」と感慨深げに語っていた。 これを聞いた広瀬は楽しそうに、「売れたら、『東京のお父さんは俺って言え』って言われてた」と暴露。続けて、「今日、楽屋に挨拶に行かせて頂いたら『売れておめでとうございます』って目をくりくりさせて…すごい嫌な感じで」と話し、スタジオ内を笑わせた。 その後、東野から「終わったらご飯でもいこう」と誘われるも、広瀬は「大丈夫です」と拒否。ここでも再び笑いが起こった。 しかし、ネットではこの広瀬の態度に「大御所とかベテランとかにグイグイいく感じが嫌い」「甘ったれたしゃべり方と性格がほんと無理」と批判的。それもそのはず、広瀬は人気女優でありながらも「10代男女がマジで性格が悪そうだと思う女性芸能人ランキング」ではダントツの1位を獲得するなど、同年代のアンチも多い。 広瀬を嫌う原因の一つが、2015年に出演したバラエティ番組での一コマが挙げられるだろう。「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることにかけてるんだろう」など、裏方スタッフを軽視する発言をし、それが現在まで悪印象として引きずられている。 しかし、同業者からは好かれているようで、「若手俳優たちが集まると『広瀬すずと共演したい、一番かわいい』」だなんて話している」(芸能関係者)ことも多いのだそう。 結局、“悪名は無名に勝る”のが芸能界。広瀬の人気はしばらく続きそうだ。
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スポーツ 2018年03月12日 18時30分
騒動のイメージを払拭?初場所“優勝次点”高安に見え隠れする「綱」の一文字
騒動の影響が番付にも及ぶかもしれない。 今月11日に初日を迎えた大相撲春場所。前売り券は即日完売しており、今場所も多くのファンが足を運ぶことが予想されている。 気になる賜杯の行方だが、今場所は白鵬と稀勢の里の2横綱が欠場ということもあり、群雄割拠の状況。先場所平幕優勝を果たした栃ノ心、横綱陣で唯一出場を決めた鶴竜を筆頭に、ほぼ全ての力士に優勝のチャンスがあるといっても過言ではないだろう。 もちろん、どの力士が優勝しても話題性は十分。しかし、大関高安が優勝した場合に限っては、他の力士とは違った騒がれ方をするかもしれない。 先場所高安は大関昇進後初の2ケタ勝利となる12勝3敗という成績を残しているが、これは初場所においての“優勝次点”。もし、今場所初優勝ということになれば、「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」という横綱昇進の基準を満たすことになる。現に、高安の兄弟子である稀勢の里もこのパターンで横綱に昇進している。 とはいえ、当時の稀勢の里と今の高安では成績面や期待度が大きく異なるため、普通であれば綱取りの話題が出てくることは考えづらい。しかし、現在の大相撲を巡る状況はお世辞にも普通とは言えない。 元横綱日馬富士の暴行に端を発した一連の騒動に加え、立行司式守伊之助のセクハラや元幕内大砂嵐の無免許運転・追突事故、さらには、10代現役力士による強制わいせつなど現在の角界は不祥事のオンパレード。また、今月9日には貴乃花親方が内閣府に告発状を提出しており、更なる醜聞がもたらされる可能性もある。今後もこのような事が続くならば、相撲人気に陰りが出てくるのは時間の問題だろう。 こうした状況に頭を悩ます日本相撲協会や横綱審議委員会にとって、新たな横綱の誕生は騒動のイメージを払拭する格好の話題。そのため、高安の成績次第では急に綱取りを叫び出す可能性も否定できない。今場所の高安は黒星スタートとなっているが、今後の結果によっては再び“4横綱時代”が到来することになるかもしれない。
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スポーツ 2018年03月12日 17時40分
AJスタイルズWWE王座防衛で、レッスルマニアの中邑真輔戦が決定!【WWE】
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間12日、オハイオ州コロンバスで開催された主力ブランド、スマックダウンのPPV『ファストレーン』で中邑真輔がルセフとのシングル戦に挑み、キンシャサを決めて勝利。さらにメインイベントでWWE王者のAJスタイルズはシックスパック・チャレンジで王座防衛に成功し、『レッスルマニア34』(日本時間4月9日、ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)で中邑とWWE王座を懸けて戦うことが決まった。 「“ナカムラデイ”になるだろう」と予告した中邑はPPV『ファストレーン』のオープニングマッチでルセフとのシングル戦に挑んだ。「ナーカームーラー・ルーセフデイ」の大コールの中、試合は白熱の攻防が繰り広げられた。 中邑はスピンキックを決めてキンシャサを狙うと、ルセフのカウンタースーパーキックが中邑の顔面をクリーンヒット。しかし、中邑は辛うじてカウント2.5で逃れると、ここからルセフの後頭部にキンシャサを決めて形勢逆転。最後はとどめのキンシャサを豪快に決めるとルセフから3カウントを奪って勝利した。ルセフを下した中邑はレッスルマニアの王座戦に向けて弾みをつけた。 メインイベントでは、スマックダウンのシェイン・マクマホンコミッショナーが観戦。ロウにもスマックダウンにも属さないジョン・シナの割り込みなどがあり、6人のスーパースターによるシックスパック・チャレンジWWE王座戦が行われた。 最初にシェインのエントランステーマがヒットし、最後にチャンピオンのAJが登場。場内は「AJスターイルーズ」の大合唱。コミッショナーが試合を見守る中、試合が始まるとジョン・シナがいきなりアティテュード・アジャストメントの先制攻撃で幕を開ける。 “ベストフレンド”だったケビン・オーエンズとサミ・ゼインはリング上でだまし合い、さらにゼインがリングサイドのシェーンに因縁をつけると、ゼインを狙ったオーエンズのスーパーキックがシェインに誤爆。するとシェインはオーエンズとゼイン、それぞれのフォールを妨害して報復した。 その後も試合は目まぐるしく攻防が入れ替わるも、最後はオーエンズがシナにポップアップ・パワーボムを繰り出した隙に、実況席へのテーブルに落下し場外でダウンしていたはずのAJが蘇生し、オーエンズをフェノメナル・フォアアームで沈めて3カウント。AJが王座を防衛した。 シェインの思惑が定かではないところが不気味ではあるが、AJの勝利には拍手を送っており、タイタンビジョン(場内スクリーン)にも、『レッスルマニア34』AJスタイルズ対中邑真輔の文字が映し出された。新日本プロレス2016年1.4東京ドーム大会以来、2年3カ月ぶりの2人のシングル対決が、『レッスルマニア34』でWWE王座戦として行われることが最終決定した。 次なる注目点は試合順ということになってくるだろう。レッスルマニアでメインイベントに出場した日本人スーパースターはこれまで1人もいないのだ。今のナカムラ人気を考えればメインイベントも決して夢ではない。文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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芸能ネタ 2018年03月12日 12時40分
居酒屋の迷惑客に元店員の芸人が激怒 ネットでは賛同得られず
3月10日深夜に放送された『俺の持論』(テレビ朝日系)に、ウエストランド・井口浩之が出演。居酒屋で10年間ものアルバイト経験を持つ井口は「(飲食店は)バカなお客さんが多い。なにより自分がバカなお客さんだと気付いてないんですよ」と迷惑行為をしていることに気付いていない客が飲食店には多いので、どういったことが迷惑行為になるのかを店員目線で語った。 まず、井口は「飲み干して空のジョッキを見せて、『すいません、同じのもう一杯』って言いますよね?いやいや、全部同じジョッキ使ってるから。自意識過剰の極みです」と「同じの」と言われてもわからないので、キチンとメニューを言ってくれと話す。 次に、「トイレの行きかけとかに、店員さんとすれ違いざまに、『俺のところにビール』って言いますよね? お前の席どこか知らないから。そんなに注目してないんだから。どこに座ってるか把握しているという勝手な思い込み。自意識過剰になってる」と座席以外でオーダーしてくる客への怒りをぶつける。 また、井口は「若い人が気を遣ってくれることが、逆に店員さんを困らせてることもあるんです」と客の気遣いでも迷惑を感じることがあるようだ。 「例えば、8人、9人くらいのグループのテーブルに、店員さんが(お盆に乗せて)飲み物を持っていきますよね。『重そうに持ってるな』って思うから、お盆から取ってあげようとする人いますよね? あれが一番困るんですよ。絶妙なバランスを保って持ってるから」と勝手に取られるとジョッキが崩れる可能性があるため、余計な気遣いをしないでくれと語気を荒げた。 軽快に客の迷惑行為を語っていた井口だったが、ネット上では、「仕事なら当たり前にこなせよ」「接客業をやってた人の言葉? ありえない」「それも含めてサービスだから。お客様に甘えるのは違うよね」と手厳しい意見が多く寄せられている。 他業種と比較して、飲食店の人手不足は深刻だ。その原因の中には、「お客様は神様だ」「お金をもらってるならちゃんと働け」といった考え方を持ち、店員に対して横柄な態度を取る客が多いからなのかもしれない。 ネットの意見のような考え方は間違いではないが、店員も同じ人間であるので、客側にも配慮は必要なように感じる。
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芸能ネタ 2018年03月12日 12時00分
サンドウィッチマン・伊達“好感度に苦しんでいる”告白でまた好感度上がる
3月11日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)にサンドウィッチマンと糸井重里が出演。サンドウィッチマン・伊達みきおが東日本大震災後の自身の変化を語った。 糸井は「サンドウィッチマンさんのこれ見よがしじゃなくて、グルグル回ってる感じ。(チャリティー活動を)普通にやってるじゃないですか?『良いことしましょう』じゃなくて」とサンドウィッチマンのチャリティー活動の熱意や上手さを褒める。 ただ、伊達は「好感度に苦しんでます。そんなにないですよ?好感度。立派な人になる必要はないですからね、芸人は」とチャリティー活動を通じて“良い人”の印象が強くなってしまったことで、芸人としての活動がしづらくなったと苦労を口にする。 続けて、糸井は「“お笑い”ということで、気を使ったことはあります?」と震災後に何か芸人としての変化はあったのか質問。 伊達は「今だから言えることだと、僕らのネタって『死ぬ』って単語が結構出てくるんですよ。それをやめましたね。やっぱり、簡単には出せないなっていうか」とコント中のセリフに気を配るようになったと語った。 また、伊達は震災を経験したことで「友だちと『今度、飯行こうね』っていう、いつ行くかわからないような約束するじゃないですか?そういう時は必ず会うようになりましたね。会えなくなるような気がして、何があるかわからないじゃないですか」と「いつか会おう」ではなく「いつ、どこで会おう」という約束を明確にするようになったと話した。 ネットでは、「確かに何があるか分からないからな」「会いたい人とはちゃんと会うようにしよう」「『また会おうって言ったら必ず会う予定を作る』って言ってて、とても良いなって思った」と伊達の考えに感銘を受けた人は多いようだ。
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芸能ネタ 2018年03月11日 22時30分
再婚目前の“三十路ヌード”もありそうな沢尻エリカのムンムンボディー
一部週刊誌で女優の沢尻エリカ(31)が、以前から交際中の年上のファッションブランドのデザイナーの男性と事実婚状態であることが報じられた。 沢尻は09年1月、ハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(53)と結婚したが13年末に離婚。 現在の交際相手とは高城氏との離婚成立前の6年ほど前から交際しているというが、、すでに沢尻の母と3人で同居もしており、もはや事実婚状態なのだというから、再婚も近そうだ。 「今のお相手と交際前はは夜な夜な都内のクラブで飲み歩いていましたが、今やお相手にゾッコン。2人でいる時間を大切にしているようです」(週刊誌記者) 沢尻といえば、09年に出演映画の舞台あいさつでの“「別に…」騒動”で大バッシングを浴びてしまいその後は“冬の時代”を過ごすことになってしまった。 「実は沢尻さんの希望でヌード企画が進行していたんですが、どうやら当時の所属事務所には詳しく言っていなかったようです。そのこともあって事務所と揉め、結局は退社してしまいましたが、“幻のヌード”となってしまいました」(出版関係者) もともとお色気ムンムンだった沢尻だが、再婚前がヌードを披露する最後のチャンスか。 ぜひとも思い切って脱いでほしいものだ。
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芸能ネタ 2018年03月11日 22時10分
アンチは今”無視活動” キングコング西野、必死の炎上商法は逆効果に?
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が現在、話題づくりに必死になっている。 芸人の炎上といえば、最近はお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんがもっとも主力。何を呟いても炎上し、批判される日々が続いているが、同時にSNSも注目されるようになり、炎上で再ブレイクを果たすまでになった。る 一方、注目度が低い中でも話題づくりに勤しんでいるのが西野だ。芸人引退宣言をしたり、自身の絵本を自腹で購入したりなど、さまざまな話題を世間に提供。昨年1月にも「お金の奴隷解放宣言」として、自身の絵本をインターネット上で無料公開したことで、クリエイターを中心に批判が起き、「クリエイティブの奴隷宣言」などと揶揄された。しかし、ある程度批判を受けても、炎上にまでは至らず、だだ滑りが続いている。 そんな中、7日には「アンチとの対話」というタイトルで自身のブログを更新。近頃は自身がファンと酒を酌み交わす「交流会」を開催しているといい、その会で、ネガティブキャンペーンを積極的に行っていた元アンチと対話する機会があったことを明かした。 西野はアンチに、どのような活動をしていたのかと問いかけると、「掲示板に集まったアンチの人達に声をかけて、皆でAmazonのレビューの☆を1にして、ボロカスに書いていました」との回答があったといい、西野が「自分は嫌われているほど美味しくなる芸人」とアンチ活動が無駄だということを指摘すると、「ホント、そうなんです。一旦は同じアンチの人達と『ネガティブキャンペーン成功したぜー!』となるのですが、その後、まるまるそれを栄養にされていて…」と語ったと綴った。 結局、アンチ活動が西野に響かないことから、男性はアンチ活動をやめたといい、現在は西野を無視するという“無視活動”を行っているとのことだが、この行動は誰にも評価されなくて苦悩しているのだという。西野はこの元アンチの男性を「ファンに近い」と評していたが、交流会の7000円(3月24日岡山県倉敷市開催の場合)という料金を考えると、むしろコアなファンといっても相違ない。 アンチとファンは似ているということが述べられているこのブログだが、他のアンチからもスルーされ、ネット上にはアンチからの反論なども見当たらず、炎上どころか批判すら起きていない。現在アンチは全員“無視活動”に入ってしまったのかも知れない。記事内の引用について西野亮廣の公式ブログより https://ameblo.jp/nishino-akihiro/
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社会 2018年03月11日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第261回 人手不足と地方再生
最近、全国の経営者を集め、3日間かけて「人手不足問題」について話し合う機会を持った。結果、地方を中心にわが国の人手不足が、本当に洒落にならない状況になっていることが理解できた。 特に失業率が「完全雇用」に達している島根県の状況は、まるで「違う世界」のようだ。島根県の2017年第3四半期の失業率は、モデル推計値で1.1%(!)。1.1%という失業率は、高度成長期を上回るほどの、完全雇用状態を意味する。 筆者が日本の人口構造の変化を受け、 「生産年齢人口比率が継続的に下がっている以上、今後、日本の人手不足は“毎年、深刻化”するという状況になるのでは?」 と考え始めたのが'13年頃になる。'11年の東日本大震災をきっかけに、デフレという「人手過剰」に苦しめられてきたわが国において、建設現場を皮切りに、次第に人手不足が深刻化していった。 筆者が「人手不足問題」に気付いたのと同じ頃、超大手企業T社が、愛知県のみならず、岐阜県や三重県まで手を伸ばし、若者を「青田買い」しているという話を耳にした。さらに群馬県太田市では、地元の巨大企業F社が高校生をやはり軒並み「青田買い」していた。当時は、中小企業に人が来ないとの嘆きを、経営者たちから聞かされたものだ。山形県米沢市では、 「三橋さん、募集をかけてもヒトが来ないんじゃない。ヒトがいないのです」 と、人手不足の現実を知らされ、愕然とした。 岐阜県では、今や行政(市役所など)と中小企業が、人材の奪い合いをしているという凄惨な話も知った。 '18年2月20日、あまりのヒト不足に耐えかねた岐阜県の経済同友会が、知事に対策を求めるとの報道が流れた。具体的には、若者が他県(愛知県など)の企業に流出してしまう現実を受け、小学生や中学生、高校生が地元の企業を見学する機会を増やす、あるいは生産性向上の投資を進めることを盛り込んだ提言を、古田知事に提出するとのことである。 最近では、高崎の講演の際に、中小企業の新卒に対する有効求人倍率が、何と「6倍」に達していることを知り、驚愕した。有効求人倍率6倍ということは、中小企業で新卒を採用できるのは、6社に1社ということになる。もはや中小企業は新卒を「採用できない」と考えるべきなのだろう。 相対的に見ると日本の人手不足は、地方の方が深刻な状況に陥っている。何しろ地方は少子高齢化で生産年齢人口比率が低下していることに加え、都市部(主に東京圏、名古屋圏、大阪圏、福岡圏)に若者が流出してしまうのだ。 最も人口は流出しているが故に、日本で最初に「完全雇用」に達したのが、島根県というわけだ。島根県は、日本で最も人口が流出している県の一つになる。とはいえ、それは「悪いこと」なのか。ただし、島根県など人口流出県から東京などに向かう人口は「若年層」なのである。少子高齢化、若年層流出により、島根県は若い生産者が極端に不足する状況に陥った。 分かりやすく書くと、いわゆる「担い手」が減っているのだ。とはいえ、高齢化の影響で、需要、仕事が大きく減ったわけではない。高齢者は島根県に残るため、各種サービスの需要は、それなりに存在し続ける。とはいえ、需要を満たすためのサービスを生産する担い手は減った。結果、島根県は総需要が供給能力を大きく上回ることとなった。厳密には、総需要も減っているわけだが、それ以上に供給能力の縮小が激しかったわけである。 需要と供給能力のバランスが「逆転」した結果、島根県は完全雇用に至った。島根県では、もはや「地元で新たに雇用する」など全く不可能で、高卒で働く若者が「金の卵」と呼ばれている状況なのだ。本来、金の卵とは未成熟ではあるものの、高い潜在的能力が見込めるものへの比喩表現だ。もっとも、現在の日本では単純に「大変、貴重な存在」というニュアンスで使われているように思える。 それはともかく、現在の人手不足を解消するためには、もちろん「生産性向上」も必要だが、併せて「地域社会」が鍵になるのではないかと考えている。特に地方の人手不足は、一企業で解決できる問題ではなくなりつつある。 意外だろうが、都道府県別の経済成長率を見ると、実は日本の足を大きく引っ張っているのが東京都だ。東京都はGDPが94.3兆円('16年度)と、一都市としては世界最大級の経済規模を誇る。日本全体のGDPの、ほとんど5分の1を占める東京都の経済成長率が、信じがたい話だが'14年度、'15年度、'16年度と、3年連続で「マイナス」に陥っているのだ。現在の東京は日本経済を牽引しているわけではない。むしろ、足を引っ張っている。もっとも、東京一極集中は相も変わらず続いている。'16年、東京には15万人を超す人々が流入した。もちろん、そのほとんどが若い世代であり、本来は地方でサービスの担い手となる人々だ。 経済成長していないにも関わらず、人口だけは増える。当然ながら、東京圏では「貧困」が問題になりつつある。少なくとも現在の日本では、豊かになるチャンスは東京圏にはない。むしろ、地方にある。 だが、貧困化が進む東京圏から地方に人々が移動したとしても、定着してもらわなければ意味がない。Uターン、Iターンで流入した人々に定着してもらう。一企業が各地で努力しても、なかなか難しい課題だ。地域社会や行政との連携は必至だろう。 今後の日本の地方を中心とした人手不足は、ある意味で地方の「再生」のチャンスでもあると理解するべきなのだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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レジャー 2018年03月10日 16時06分
2回中山競馬6日目(3月11日・日曜日)予想・橋本 千春
中山11R「アネモネS」芝1600㍍★唯一の重賞3着馬、ラテュロスが千載一遇のチャンスをモノにする★◎ラテュロス〇ダノングレース▲レッドイリーゼ△ハーレムライン、レッドレグナント デビュー戦(新馬2着)の馬体重418㌔が、5戦目の前走・あすなろ賞で436㌔まで成長したラテュロス。結果は、初めての2000㍍と出遅れる不利が重なり7着に敗退しているが、地力強化の跡は馬体重が如実に証明している。着差も0秒9なら決して、悲観することはない。今回は、初勝利を挙げた得意の1600㍍。この距離は、アルテミスS、阪神ジュベナイルFで桜花賞最有力候補のラッキーライラック相手に3着(0秒3差)、6着(0秒9差)と健闘しており、ここでは高い評価を与えられる。ケイコの動きからは一段とパワーアップの跡が見て取れるし、ベストパフォーマンスが期待できる。中山10R「東風S」芝1600㍍★意外性を秘めた、ムーンクレストがアッと驚く逆転勝利を演出する★◎ムーンクレスト○シュウジ▲ダイワリベラル△タイセイサミット、ロジチャリス タフに使い込まれて力を発揮する、ムーンクレストがここで本領発揮だ。ポートアイランド勝ち以降、⑧⑩⑧⑬着と不振に陥っているがこれで見限るのは早計だ。というのも、重賞メンバー相手に着差は0秒6、0秒8、0秒6、0秒5と一度も大負けはしていないからだ。加えて今回は、ここまで3勝を挙げているマイル戦。条件が好転し、チャンスも確実に広がった。中京11R「金鯱賞」芝2000㍍★ダービー2着のスワーヴリチャードが、順風満帆のスタートを切る★◎9スワーヴリチャード○2メートルダール▲1ヤマカツエース△3ブレスジャーニー、5サトノダイヤモンド 有馬記念は王者キタサンブラックの前に4着と後塵を拝したスワーヴリチャード。しかし、大外を回らされる不利が響いたことも確かで、0秒2差なら実力は示したといえる。今回は初めての中京コースだが、500㌔を超す大型馬だけに、中山よりはむしろ競馬はし易い。プラスになってもマイナスになることはない。メンバー的にも、実績では一目置く存在のサトノダイヤモンドの状態に?が付いているだけに、負けは許されない。阪神11R「フィリーズレビュー」芝1400㍍★陣営が自信満々のモルトアレグロ。普通に走ってくれば勝てるハズ★◎7モルトアレグロ○6アマルフィコースト▲2デルニエオール△8ビリーバー、9アンコールプリュ 1400㍍は前走の紅梅S、くるみ賞と2戦2勝のモルトアレグロ。高い距離適性もさることながら、潜在能力は相当高い。そして、完成度の高い外国産馬と、強調材料ばかり目につく。唯一、連対を外したのは、1600㍍の阪神ジュベナイルF5着(0秒7差)だから、条件的に負けは許されない。普通に走ってくれば結果は付いてくるハズ。
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スポーツ 2018年03月09日 20時40分
新日本の会場に響いたまさかの「レッツゴー!タイチ」大合唱【新日本】
ヘビー級転向を一方的に表明していた鈴木軍のタイチが、6日に開催された新日本プロレス『旗揚げ記念日』大田区総合体育館大会で、新日本で今最も人気があるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也とシングルで対戦した。 両者は1月23日後楽園ホールの『タカタイチマニア』でもシングル対決し、内藤が勝利している。タイチはこの試合を機にヘビー級転向を口に出すようになり、今回の一戦がヘビー級選手タイチとしての初陣となった。 ヘビー級に転向してもタイチはタイチ。いつものようにディーバのあべみほを引き連れて登場し、いつものように入場テーマ曲を“口パク”で歌い、精神的ヒールの極みを披露する。しかしその後、内藤が入場すると、タイチがスタンドマイク攻撃で急襲。そのまま場外戦へ突入し、タイチがパワーボムの体勢に入る。これを内藤が抵抗するも、タイチが顔面にステップキックを浴びせて、赤コーナーの特設花道で投げっぱなしのパワーボムを炸裂。これが花道(セットとして組まれている)の角の辺りにドスンと突き刺さり、タイチの思わぬパワー殺法にさすがの内藤も苦悶の表情を浮かべていた。 この攻撃からタイチの“覚悟”が会場のファンに伝わったのか、場内からは「レッツゴー!タイチ」の大合唱。序盤はそれに対抗した内藤ファンが内藤コールを送っていたが、試合が進み内藤ペースになると、内藤コールが消されてしまうぐらい「レッツゴー!タイチ」のチャントが会場に響き渡った。鈴木軍に入ってからはずっと「タイチは帰れ!」と連呼されていたことを考えると、まさかの光景である。 しかし終盤、タイチはマイクをリング内に持ち込み、内藤を狙うがこれをかわされ延髄斬りを喰らってしまう。内藤はマイクを持つと、注意した浅見レフェリーを突き飛ばして、介入してきた鈴木軍のTAKAみちのくと激突させ、レフェリーはダウン。その直後、タイチがジャンピングハイキックで反撃に出るが、内藤はすぐさま急所攻撃。そして、マイクでタイチの頭を殴ると、さらに、マイクスタンドをへし折り、最後はデスティーノでとどめを刺した。 フィニッシュまでの流れが強烈だったため、最後は内藤に大歓声が送られたが、タイチにとっては何かを掴んだような意義ある試合だったように思う。 試合後に内藤は「覚悟というか『何か変わるチャンスなんだ』と、『変わらなくちゃいけないんだ』って気持ちはね、チラッとは感じましたよ。会場のお客様も感じたんじゃないですか、でも、ただ単に体重を増やせばいいとか、そういう問題じゃないんだよ。そういうのを俺は見たかったんじゃないんだ。お客様もそうでしょう?そういうタイチを見たいがために、今日、大田区総合体育館に来たわけじゃないんだよ。何かちょっと勘違いしてるのかな。せっかくのチャンスなのにねぇ。このままじゃ『ニュージャパンカップ』、復帰明けの棚橋選手に負けて、そのまま存在感なくなって、今まで通りの生活を歩むことになるんじゃないんですか。せっかくのチャンスなんだ、何かもっと思い切ったことを、彼にはしてほしかったっすね。まぁ、最初にも言ったけど、心意気は伝わってきたよ。ダメージもありますよ。でも、その程度じゃ、今の俺には勝てないぜ。そして、今の新日本プロレスには、何のインパクトも残らないぜ。『ニュージャパンカップ』開幕まで、まだちょっと時間があるからね。復帰明けの棚橋ですから、相手は。こんな相手にコロッと負けるようじゃ、もうタイチは注目度、一気に下がるんじゃないんですか? そのへん、大丈夫? 覚悟はできてる? そのへん、俺は、愛知県体育館で、控室のモニターで、しっかり見ときますよ」と、タイチの覚悟は認めながらも、苦言を呈することも忘れなかった。しかし、かつて一緒にメキシコ遠征をしたこともあるタイチへのエールと受け取れる言葉も忘れなかった。 一方でタイチは「内藤、テメェに負けたんじゃねぇ!テメェが持ってきた、あの鋼鉄のマイクにやられただけだ!強烈だなぁ、我がの武器ながら。テメェに負けたんじゃねぇよ、内藤、我がの武器に負けただけだよ」と強がっていたが、「だがよ、内藤、これで分かったよ、これで分かった。響いたよ。闘い、教えてくれてありがとうよ」と内藤へ感謝の気持ちを述べると高笑いしながら、痛めた頭を抱えて、あべみほとバックステージに消えていった。 内藤も話しているように、9日から開幕する春の最強決定トーナメント「ニュージャパンカップ」では1回戦で、復帰戦となる棚橋弘至と対戦(10日 愛知県体育館)する。棚橋は「俺は内藤ほど優しくないんで、けっこうバッサリ行くかもしれない。付き合うつもりはない」と復帰会見で厳しい口調で話しているだけに、タイチにとっては試練の2連戦になるだろう。しかし、ファンがタイチを後押しする流れになってきたことで、結果がついてくればヘビー級のトップ戦線に食い込める可能性は十分にある。内藤はタイチよりも酷い環境から、闘いや言動を通じて今やカリスマ的な存在にまで上り詰めたのだ。 全日本プロレスに入団し、川田利明の付き人を務め、デビューしてから今年で16年。新日本に所属してからは9年目を迎える。鈴木みのるの子分から、“プレイヤー”タイチとして再び始動するキッカケとなった内藤戦。今はまだ高い壁かもしれないが、時代の流れは早い。タイチが内藤に勝った時、新日本の勢力図は大きく変わるだろう。取材・文 / どら増田カメラマン / 萩原孝弘
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ボクシング 最強王者戦に本望陣営弱気
2007年04月25日 15時00分
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芸能
独立したくもなる? 「がばい」成金・島田洋七 印税プラス講演料のすごい中身
2007年04月24日 15時00分
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スポーツ
TAJIRIがまたもや3冠強奪!
2007年04月23日 15時00分
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芸能
藤咲みゆはコスプレが“隠れ趣味”
2007年04月20日 15時00分
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スポーツ
K-1MAX 魔裟斗がロッキーになる
2007年04月20日 15時00分
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レジャー
フローラS 遅れてきた大物ベッラレイアが、勝ってオークスへ
2007年04月19日 15時00分
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芸能
熱海五郎一座 新作の製作発表
2007年04月18日 15時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
