糸井は「サンドウィッチマンさんのこれ見よがしじゃなくて、グルグル回ってる感じ。(チャリティー活動を)普通にやってるじゃないですか?『良いことしましょう』じゃなくて」とサンドウィッチマンのチャリティー活動の熱意や上手さを褒める。
ただ、伊達は「好感度に苦しんでます。そんなにないですよ?好感度。立派な人になる必要はないですからね、芸人は」とチャリティー活動を通じて“良い人”の印象が強くなってしまったことで、芸人としての活動がしづらくなったと苦労を口にする。
続けて、糸井は「“お笑い”ということで、気を使ったことはあります?」と震災後に何か芸人としての変化はあったのか質問。
伊達は「今だから言えることだと、僕らのネタって『死ぬ』って単語が結構出てくるんですよ。それをやめましたね。やっぱり、簡単には出せないなっていうか」とコント中のセリフに気を配るようになったと語った。
また、伊達は震災を経験したことで「友だちと『今度、飯行こうね』っていう、いつ行くかわからないような約束するじゃないですか?そういう時は必ず会うようになりましたね。会えなくなるような気がして、何があるかわからないじゃないですか」と「いつか会おう」ではなく「いつ、どこで会おう」という約束を明確にするようになったと話した。
ネットでは、「確かに何があるか分からないからな」「会いたい人とはちゃんと会うようにしよう」「『また会おうって言ったら必ず会う予定を作る』って言ってて、とても良いなって思った」と伊達の考えに感銘を受けた人は多いようだ。