猪狩は、香港紙を元にした韓国・中央日報の記事を引用。記事では、中国の医科大学の男性教授が女性を助けたものの、ネットで批判されている件を報じていた。たまたま通りがかった教授が心肺蘇生を行ったものの、救助した際の動画がSNSで拡散。動画を見た一部のネットユーザーが「胸を触った」などと主張しているそうだ。教授は「非難されると分かっていたら、助けようとは思わなかっただろう」と話しているという。
記事に対して猪狩は、「日本以外でもこの問題起きてるんですね。倒れた女性側が訴えたわけでもなく外野が騒ぐってどうなのでしょうか?救助活動をした教授には賞賛が相応しいと思います」と述べた。続けて、「救命活動を行なった人を非難する人がいるせいで、女性を助ける男性がいなくなり、助かる命が助からなくなったらどうするんでしょう?そもそも心肺蘇生の様子を動画撮影すること自体おかしいです」と疑問を投げかけた。
また、車いすで活動する猪狩は、過去のポストで、「私は脊髄損傷の事故に遭った際、男性に看板の下敷き状態から助けていただき、とても感謝しています」と書いている。
ネットでは、「私はためらわず率先して救命措置を行います」「救命活動は法律的にも保護されている」「難しい問題ではなく、動画を拡散して注目を浴びたい人がいるだけだと思う」といった声が上がった。
猪狩は、先日も、玉川徹氏の投票率上昇に関する意見に対し、「自分は利口な側にいるような言い振り」と批判し話題になるなど、政治や社会の問題に対して積極的に発言している。率直な意見に今後も目が離せない。