「ダブルインパクト」は今年から始まった漫才・コントの二刀流コンビを決める大会で初回はエントリー2875組の中で吉本興業所属のコンビ「ニッポンの社長」が優勝した。初めての大会という事でお笑いファンの間でも注目度は高く、放送直後にはSNSなどで「ダブルインパクト」がトレンド入りするなどした。
内容、注目度ともに新参のお笑いコンテストとしては大成功と言ってもいい「ダブルインパクト」だったが、一部視聴者の間ではスタッフに対しての批判の声もあった。その多くはカメラワークによるもので、特に「審査員の表情の抜き撮り」に対し否定的な声が相次いだのだ。
例えば、ある出場芸人のコントや漫才の最中、カメラが切り替わったと思ったら「ダブルインパクト」の審査員(田中卓志、塙宣之、後藤輝基、中川家剛、千原ジュニアの5名)の笑っている表情やジッとネタを鑑賞している姿が断続的に差し込まれたのだ。
番組スタッフとしては審査員の表情が見える事で、お笑いコンテストとしては「真剣試合」「後輩を見守る先輩たち」という演出を狙ったのかもしれないが、審査員の一部には笑顔ではなく真顔でネタを見ている人も多くネットでは「真顔の審査員映さなくていいのでは」「面白くないように見えてしまう」「舞台だけでいいじゃん」「真顔は映さないであげて」といった声が多くあった。
第1回目から高い注目を集めた「ダブルインパクト」。だが、2回目に向けて改良すべき課題は多そうだ。