★唯一の重賞3着馬、ラテュロスが千載一遇のチャンスをモノにする★
◎ラテュロス
〇ダノングレース
▲レッドイリーゼ
△ハーレムライン、レッドレグナント
デビュー戦(新馬2着)の馬体重418㌔が、5戦目の前走・あすなろ賞で436㌔まで成長したラテュロス。結果は、初めての2000㍍と出遅れる不利が重なり7着に敗退しているが、地力強化の跡は馬体重が如実に証明している。着差も0秒9なら決して、悲観することはない。今回は、初勝利を挙げた得意の1600㍍。この距離は、アルテミスS、阪神ジュベナイルFで桜花賞最有力候補のラッキーライラック相手に3着(0秒3差)、6着(0秒9差)と健闘しており、ここでは高い評価を与えられる。ケイコの動きからは一段とパワーアップの跡が見て取れるし、ベストパフォーマンスが期待できる。
中山10R「東風S」芝1600㍍
★意外性を秘めた、ムーンクレストがアッと驚く逆転勝利を演出する★
◎ムーンクレスト
○シュウジ
▲ダイワリベラル
△タイセイサミット、ロジチャリス
タフに使い込まれて力を発揮する、ムーンクレストがここで本領発揮だ。ポートアイランド勝ち以降、⑧⑩⑧⑬着と不振に陥っているがこれで見限るのは早計だ。というのも、重賞メンバー相手に着差は0秒6、0秒8、0秒6、0秒5と一度も大負けはしていないからだ。加えて今回は、ここまで3勝を挙げているマイル戦。条件が好転し、チャンスも確実に広がった。
中京11R「金鯱賞」芝2000㍍
★ダービー2着のスワーヴリチャードが、順風満帆のスタートを切る★
◎9スワーヴリチャード
○2メートルダール
▲1ヤマカツエース
△3ブレスジャーニー、5サトノダイヤモンド
有馬記念は王者キタサンブラックの前に4着と後塵を拝したスワーヴリチャード。しかし、大外を回らされる不利が響いたことも確かで、0秒2差なら実力は示したといえる。今回は初めての中京コースだが、500㌔を超す大型馬だけに、中山よりはむしろ競馬はし易い。プラスになってもマイナスになることはない。メンバー的にも、実績では一目置く存在のサトノダイヤモンドの状態に?が付いているだけに、負けは許されない。
阪神11R「フィリーズレビュー」芝1400㍍
★陣営が自信満々のモルトアレグロ。普通に走ってくれば勝てるハズ★
◎7モルトアレグロ
○6アマルフィコースト
▲2デルニエオール
△8ビリーバー、9アンコールプリュ
1400㍍は前走の紅梅S、くるみ賞と2戦2勝のモルトアレグロ。高い距離適性もさることながら、潜在能力は相当高い。そして、完成度の高い外国産馬と、強調材料ばかり目につく。唯一、連対を外したのは、1600㍍の阪神ジュベナイルF5着(0秒7差)だから、条件的に負けは許されない。普通に走ってくれば結果は付いてくるハズ。