林家こぶ平改め9代目・林家正蔵襲名興行の際、ヒイキ筋から受け取った祝儀の一部を申告していなかったことが発端となって、05年までの3年間で総額約1億2000万円の申告漏れが明らかになった長男・林家正蔵。
「今回、問題になったのは、自宅地下室の段ボール箱に入れてあった“空のご祝儀袋”。釈明会見で正蔵は『うっかりミス』やら『古いしきたり』やらなどと言い訳し、最後は三平師匠の十八番『どうもすいません』とやってとぼけていたけど、うっかり忘れたといいながら中身は抜いていたのですから、確信犯でしょう。弁解の余地はないですよ。おそらく、正蔵のことを快く思っていない人間が税務署に情報を提供したのでしょう。正蔵は人望があるとは言いづらいですからね」(女性誌記者)
舌足らずな話し方と赤ちゃん言葉で人の良さを強調する正蔵だが、普段は意外に無愛想だという。
「三平さんは、普段も腰が低く面白かったけど、正蔵は隣り近所の住人とすれ違ってもあいさつもしないそうです。昔、ある民放局の廊下で、“お父さんには大変お世話になりました”と当時のこぶ平に声をかけたら、無視されたことがありました。父親の威を借りて、人の目につかないところでは結構お高くとまっている男です。弟の方が芸に対しても熱心だし、腰も低い。いっ平が正蔵を継げばよかったなんてカゲ口も聞かれますよ」(お笑い関係者)