アームブリーカーや腕ひしぎ逆十字など、KAZMAの右腕一点集中攻撃に苦しめられた森嶋だったが、持ち前のパワーで試合の流れを引き寄せると、強烈なラリアート2連発から、最後は必殺のバックドロップ一閃。超豪快なフィニッシュで6度目の防衛に成功した。
前回の米国遠征では現地時間4月27、28日と2日間連続、そして、今回の防衛と、日米を股にかけ、王者にとっては厳しい日程での防衛ロードが続くが、森嶋は「ROHがOKを出す相手なら誰とでも、どこでもドンドン防衛をしていきたい」と意欲満々のコメント。
「アメリカは面白い」と米国での戦いにも充実感を覚えている様子の森嶋。次回の米国遠征となる現地時間11日のROH主催興行では対戦するブリスコ・ブラザーズが王座を奪取していた場合、ROH世界タッグ挑戦の挑戦する秘めており、一気にROH2冠達成の可能性もある。さらに現地時間15日のニューヨーク大会はPPV(有料放映)で全米に中継されるとあって、森嶋の名が全米中に浸透するチャンス。森嶋自身も「米国で名を上げたい」と闘志全開だ。