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芸能ニュース 2018年02月28日 12時00分
熱愛報道相手の母から批判された西川貴教、自身も妹の旦那に抗議した過去?
2月23日発売の『フライデー』(講談社)が、T.M.Revolution・西川貴教と、長身美女のお泊り愛をスクープした。記事では女性の名前は明かされていなかったが、一部スポーツ紙にて美女の正体は、フリーアナウンサーの伊東紗冶子だと発覚。2人は過去にラジオ番組などで共演しており、そこから親交を深めていったと思われる。そして今回、熱愛騒動以上に注目を集めているのが、伊東の母が雑誌発売後に更新したブログである。 伊東の母と思われる人物は、自身が経営する質屋サイトのブログにて、「私、次女紗冶子がこのような騒動を起こし大変ご心配を迷惑おかけしました。伊東家始まって以来の恥さらしで先祖に対して申し訳ないです」と謝罪。そして、西川については「だいたいこの相手の方、どこの誰だか私は全く知りません。一言の詫びも挨拶もこの雑誌が出た今でさえ一切ありません。社会人として終わっています」「スキのある女性に相談に乗るのではなく肉体関係だけ目的で近づくとはええ社会人のすることではない」と激しい怒りをぶちまけ、ネット上を騒がせている。今回の熱愛記事によって、相手の身内から痛烈批判されている西川だが、彼自身も過去に、家族の恋人に怒りを向けたことがある。 西川は2015年に出演したラジオ番組で、8歳下の妹に関する熱い思いを語っている。その妹は短大の卒業と就職先が決まりかけた頃に、妊娠が発覚したという。その時のことについて、西川は「ある時、泣きながら妹が電話してきて。それで『実は結婚しようと思ってて』って。『ああ、そっか……。うん、OK。それで幸せやったら、全然かまへんし。どんな人なん?』って話して」と明かした。そして、「これから家族になるわけやから、一応、彼の連絡先だけ聞いといていいかな?」と妹に尋ねたとの事。電話をしている最中は冷静に話を聞いていたというが、時間が経つにつれ、段々とデキ婚にイライラしてきたという西川は、深夜にもかかわらず、妹の交際相手に電話。その内容は明かされなかったものの、「俺、ほんま反省してる」と語っており、多少キツめの電話をかけたのかもしれない。 また、西川は2013年も、ツイッター上での激怒が話題になった。当時、「#やーいお前の母ちゃんに続く言葉で一番斬新なフレーズにしたやつの優勝」というハッシュタグを使ったツイートが流行っていた時、歌手の水樹奈々のファンと思われる人物が、西川に「やーいお前の母ちゃん自分の息子が奈々さんと結婚すると勘違いwww」というリプライを送りつけた。すると、西川はこのリプライを引用し、「今まで我慢してきましたが冗談でも家族をバカにされるのは許せません。本当に失礼です。」と激怒ツイートを投稿。そして、「ここ数か月同じようなツイートを繰り返されてきて、ずっとスルーしてきました。しかしながら、自分だけなら我慢出来ますが、家族のことは許せませんでした。ご理解下さい」と、スルーできなかった理由を明かしている。 西川だけでなく、今回の伊東の母なども、大切な家族のこととなると、やはり、怒りを抑えることができなくなるようだ。
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スポーツ 2018年02月27日 08時10分
【日本ハム】荒木大輔新2軍監督率いるファームのチームスローガンが決定!
北海道日本ハムファイターズは、2018年シーズン、球団としては初めてファームチーム限定のチームスローガンを『HEAD NORTH(北を目指せ!)〜夢の舞台へ〜』に決定したと発表した。 今季から就任した元ヤクルトスワローズの荒木大輔ファーム監督が発案したもので、「強い気持ちで鎌スタから北海道を目指して欲しい」という願いが込められているという。 ロゴマークは、3月20日(火)からファイターズ鎌ケ谷スタジアムで始まるイースタン・リーグ本拠地開幕戦(対読売ジャイアンツ戦)より三塁側ダッグアウト内、また球場の正面玄関などにも掲示する予定とのこと。 今年はゴールデンルーキー、清宮幸太郎内野手が鎌ヶ谷でデビューする可能性もあり、札幌だけではなく、鎌ヶ谷も大谷翔平のルーキーイヤー以来の盛り上がりを見せる可能性が高いだけに、後輩の斎藤佑樹投手の再生とともに荒木新監督の手腕にも注目だ。■荒木大輔ファーム監督のコメント立ち止るな、頂点を見つめろ、その想いを『HEAD NORTH(北を目指せ!)〜夢の舞台へ〜』に込めました。球団初のファーム・チームスローガンです。選手たちが何を見て、この先に何を描くのか、ここ鎌ケ谷から北(北海道)へ、強い気持ちで前に進むための指標としていきたいと思います。◆荒木大輔(あらきだいすけ)1964年5月6日 東京都調布市出身。早稲田実時代は甲子園に春夏5大会連続で出場し、甘いマスクから“大ちゃんフィーバー”という社会現象を巻き起こした。これは後に後輩の斎藤佑樹が巻き起こした“ハンカチフィーバー”と似ているが、当時の方が凄まじかった。1982年秋のドラフト会議で、ヤクルトにドラフト1位指名され入団。あまりの人気ぶりから、神宮球場とクラブハウスを結ぶ荒木専用の地下道が作られ、現在もヤクルトの選手が使用している。現役時代は怪我に悩まされたが、日本シリーズで先発勝利を挙げるなど、チームに貢献した。横浜に移籍後、1996年に現役を引退。西武、ヤクルトで投手コーチを務め、解説者を経て今季から日本ハムの2軍監督に就任した。文・増田晋侍カメラマン・舩橋諄
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スポーツ 2018年02月27日 07時05分
傷心・高橋監督が若手にキツイ当たり方をするのはあの人のせい?
ヨシノブ采配に影響が出そうだ。 去る2月24日、横浜DeNAベイスターズとのオープン戦(沖縄セルラー那覇)が行われ、先発マウンドのチャンスをもらった3年目の中川皓太(24)が「5回無失点」と結果を出した。「昨秋、斎藤(雅樹=53)投手総合コーチがこの中川の飛躍を予言していたんです。故障で出遅れている投手もいるので、その中川が使えるとなれば、頼もしい限り。若い左の先発候補が頭角を現したのは大きい」(プロ野球解説者) しかし、打線のほうはかなり調整が遅れているようだ。DeNA投手陣の投げるボールに差し込まれるシーンも多く、期待の岡本和真(21)、吉川尚輝(23)は全くいいところがなかった。今後、主力選手が試合に出てくるので、若手はこの時期に結果を出しておかなければならない。投手陣はともかく、野手陣の世代交代が進まない巨人は、今年も苦しいペナントレースとなりそうだ。数少ない有望株の中川をどう使っていくかが、高橋由伸監督(42)の腕の見せどころである。「高橋監督は中川に限らず、若手をセーブしながら使ってくるのではないか…」 先のプロ野球解説者がそう予想する。その根拠は、長嶋茂雄終身名誉監督(82)のキャンプ視察にあるという。「長嶋氏は選手たちに檄を飛ばしていました。その後、『松井(秀喜=43)氏の監督姿が見たい』とする氏の発言が報じられるようになりました」(前出・同) その発言は、いつ、どんなシチュエーションで出たものなのか、よく分かっていない。また、先に、巨人の宮崎キャンプ60周年を記念し、ホークスとのOB戦も行われている(同10日)。教え子・松井氏との再会に感激し、その席上で出たリップサービスかもしれないが、メディアを介して高橋監督にも届いていたようだ。「高橋監督も長嶋氏が松井氏を鍛え上げていた時期に、同じく薫陶を受けていました。一方を応援するような内容になってしまえば、高橋監督も気になってしまいます」(取材記者) 長嶋氏は現役選手からいきなり監督になった高橋監督の境遇を、誰よりも気に掛けていた。長嶋氏もいきなり監督就任を命じられた経緯があり、その苦労を分かっているからだ。 しかし、こんな見方もされていた。「高橋監督は今季が3年契約の最終年だということを強く意識しています。優勝への思いは人一倍ですが、同時に、自身の契約任期とチームのことは関係ないとも考えています。特定の選手を酷使することはしない、自分が退団したとしても、主力選手を欠くことなく、次の監督にバトンタッチするという考えです」(球界関係者) 松井氏は巨人監督就任の話を振られる度に、「高橋監督を応援していく」といった主旨のコメントに徹してきた。自身の発言が一人歩きし、高橋監督が采配に集中できなくなることを恐れているからだという。 24日の試合後、高橋監督はDeNA投手陣に散発3安打に抑え込まれた打線について聞かれ、岡本を名指しで叱っていた。7番一塁でスタメン出場し、3打数1安打。数少ないヒットを放った一人だが、内容がないとし、「もうひとつどころではない! 練習するしかない」と言い放った。 岡本は前政権時から将来の大砲候補として期待されてきた。「レギュラーポジションを奪ってみせろ!」の厳しい姿勢で高橋監督は接してきたが、まだその才能は開花していない。「今の技術では、シーズンを通して、一軍レベルの投手を相手に戦っていけないと判断しています。そのレベルアップがなければ使えないというのが高橋監督の考え方」(前出・同) 高橋監督はどちらかといえば、ギャンブル的な采配は執らない。1点を争う場面では単独盗塁やエンドランなどのサインを送るのも好まない。失敗したときのリスクを恐れるからで、常に安全策をとる。今の岡本をスタメンで使い続ければ、技術不足で潰れてしまうとも考えているとすれば、「レギュラー定着」という育成の最終仕上げは、次の指揮官に託そうとしているのかもしれない。
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スポーツ 2018年02月26日 22時50分
【KNOCK OUT】「KO勝ちの次に評価が高いのはKO負け」木谷オーナー持論爆発!
キックボクシングイベント『KNOCK OUT』は23日、東京・秋葉原で戦略発表会を開催した。発表会には花澤勇佑代表取締役、小野寺力大会プロデューサーとともに、同イベントを運営する株式会社キックスロードの親会社、ブシロード取締役の木谷高明オーナーも出席した。 発表会ではまず、2017年の総来場者数が17,300人となり、2018年最初の大田区総合体育館大会を4,000人(超満員札止め)で終えたこと、4月からサンテレビと北陸放送でのレギュラー放送が開始すること、ブシモのゲーム『しろくろジョーカー』の実写CMに選手を起用し制作することが報告された。また、「プロレスラーのように話し上手になってもらいたい」(木谷オーナー)という狙いもあり、4月から選手がパーソナリティを務めるKNOCK OUT公式ラジオ(響ラジオステーション)の開始されることと、ぴあとのコラボでファンクラブの開設も決定した。 続いてKNOCK OUTの2018年、年間スケジュールを発表。4月14日 カルッツ川崎5月3日 エディオンアリーナ大阪・第2競技場6月8日 後楽園ホール8月19日 大田区総合体育館9月8日 エディオンアリーナ大阪・第2競技場<NEW>10月上旬 都内12月上旬 都内大規模会場 全大会で、2.12大田区大会で好評だったPeriscope(ツイッターのタイムライン上でのライブ配信)にて無料ライブ配信が行われる。2月大会ではタレントの有吉弘行など、芸能人や著名人もPeriscopeで観戦してツイートしており、KNOCK OUTの公式アカウントのフォロワーが1日で4,000人も増えたというから驚きだ。 大阪大会が増えたことについて、花澤代表は「サンテレビさんの放送が決まったことや、2020年の会場問題なども考えて、大阪はやるべきだと判断した。当然、名古屋など他の地域での開催も考えている」とコメント。地方大会もKNOCK OUT本編として開催するとし、昨年好評だった『ROAD TO KNOCK OUT』シリーズも行うとのことから、さらに日程は増える可能性が高い。木谷オーナーも「今は毎月1回でも忘れられてしまう時代。場所や内容を変えて月2回開催できるようになりたい」と大会数増加に意欲を示した。 そして、2月大会で石井一成が提唱していた、初代フライ級王座決定トーナメントの開催が6.8後楽園大会から開幕することが決定。ライト級の白いベルト、スーパーライト級の赤いベルトに続いて、黒いベルトもお披露目された。小野寺プロデューサーは「最軽量階級であるフライ級は、石井、タネ(ヨシホ)、能登(龍也)といい選手がたくさんいる。参加選手は6人が決定。残る2選手と交渉中」と明言。さらに、10月からライト級アジアトーナメントの開催が発表され、スクリーンに日本、タイ、韓国、中国の4か国の国旗が映し出されたが、木谷オーナーは「小野寺さん!もっとアジアには国があるでしょう。アジアトーナメントと名乗るなら7、8か国出さないと。僕は弱い国の選手が出てもいいと思う」と注文。小野寺プロデューサーは「交渉します」と即答した。 ここで、4月大会で現ムエタイ世界王者・ヨードレックペット・オー・ピティサックとの対戦が決定した、初代ライト級王者・森井洋介が登場。森井は「この試合に早速タイトルをかけてベルトの価値を高めたい」と発言。小野寺プロデューサーは困惑の表情を浮かべたが、木谷オーナーが「チャンピオンが言ってるんだから、交渉してください」と森井の気持ちを後押し。タイトル戦実現に向けて前向きに交渉することになった。森井は「僕はポイント取りのゲームは苦手なんで、勝つとしたら倒してだと思うんで、世界王者を倒す瞬間を見に来てください」と力強く語った。また、木谷オーナーはタイ人の名前の長さについても言及。「ヨードレック…ペット…。ヨードレックの方がいいですよね。ミルコ・クロコップだってリングネームで変えたわけで、そこは覚えやすい名前を考えてもいいと思う」こちらも今後交渉していくことになった。 最後に行われた質疑応答でも、木谷オーナーの持論は止まらず。 KNOCK OUTにとってライバルになる団体について、「RIZINさんでもK-1さんでもなくONE Fighting Championship(シンガポールの総合格闘技団体)ですね。あそこの代表のビクターは凄いですよ。今度立ち技をやるという話もあって、脅威だと思ってます」とコメント。新日本プロレス買収時に国別対抗戦であるワールドリーグ戦の復活を提唱していた木谷オーナーだが、アジアトーナメントから国別対抗戦に発展する可能性について質問が飛ぶと、「まさにその通りで。日本対他国というのがどのジャンルでもいちばんわかりやすい。いろんな国の国旗が掲げられることが重要。プロレスでは実現が難しかったけど、キックならできると思います」と語った。 最後に今後の課題については、「KO率が下がってきたのが気になりますね」とした上で、 「段々勝ちに走って来ちゃったかなと。でも、森井選手の『ポイント取りは苦手なんで』という発言。これはいいですよね。僕の中ではKO勝ちがいちばん評価が高いです。次はKO負けですよ。その次が判定勝ち、判定負けの順番です。だってKO負けするというのは、前に出てってるからされるんだと。もちろん判定でも本当に満足できる面白い試合もありますよ。昨年12月の両国でも小笠原瑛作選手の試合は引き分けでも、彼のKOしようという気負いが見られて面白かった。お互いに攻めて、結果引き分けになるのはいいんですよ。でも、ポイントを取って後は流してるなと見えた瞬間、冷めると思うんですよね。一般の人はやっぱり倒す倒されるなんですよ。格闘技見たことない人は判定のポイントがどこかなんて、わからないでしょう。ポイントにこだわったり、ルール変更の多い競技ほどダメなんです。倒したら勝ち、倒れたら負けってわかりやすいじゃないでしょ。初見の人でもスゲェなとなるわけで。だからイベント名もKNOCK OUTなんですよ。ここはKOを目指す団体なんだって誰が見てもわかる。団体名に説明が必要じゃダメなんです。だから正直言って、判定が続く選手はあまり出てほしくないですね」 と最近の大会への苦言を混じえながら、改めてわかりやすさの追求と、KO至上主義を推進していくことを断言。これには会場に集まったファンからも拍手が送られた。 KNOCK OUTは、格闘技業界では異例といえる、選手が“手売り”をせず、試合毎にギャランティが支払われるシステム。これは木谷オーナーの「手売りをしているうちはプロとは言えない」という方針のもと、旗揚げ時から徹底されている。「ハッキリ言って赤字です」と木谷オーナーは現状を明らかにしていたが、キックに可能性を感じているが故の投資なのは、言うまでもない。森井や那須川天心のように、木谷オーナーの期待に応えられる選手が増えていけば、KNOCK OUTのみならず、キック界の未来も明るくなるだろう。取材・文・カメラマン / どら増田
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スポーツ 2018年02月26日 17時45分
【新日本】飯伏幸太&ケニー・オメガ、ヤングバックスと“世界最高”タッグを決める!
『HONOR RISING:JAPAN 2018』新日本プロレス▽24日 後楽園ホール 観衆 1,714人(札止め)◎スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)ケニー・オメガ&○飯伏幸太(20分15秒 片エビ固め)Cody&マーティー・スカル●※ゴールデン☆トリガー 新日本プロレスとアメリカROHの合同興行2日目。後楽園ホールは当日券があっという間に完売し、札止めとなった。注目すべき点は、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、内藤哲也の新日本スリートップが出場していないこと、さらに、後藤洋央紀(23日には出場)、鈴木みのる率いる鈴木軍もマッチメイクには入っていなかった。 ファンのお目当ては、3年半ぶりに再結成する飯伏幸太&ケニー・オメガのゴールデン☆ラヴァーズであることは言うまでもない。極端な話、この2人だけで後楽園を札止めにしてしまったと言ってもいいだろう。前日に6人タッグ戦で“試運転”したとはいえ、大会オープニングのカード発表の際に起こった歓声は凄まじいものがあった。“あの頃”と違うのは、飯伏&ケニーという表記が、ケニー&飯伏になっていること。これはケニーが新日本所属、飯伏がフリーということもあるが、新日本マットでの実績はケニーの方が上回っている。しかし、飯伏もフリーになってから様々な試合を行っており、大きくなった2人が再結成するにはベストなタイミングだったのかもしれない。 一方で、バレットクラブの内紛劇に飯伏が巻き込まれる形での再結成とあって、飯伏以外はバレットクラブのメンバーというカードが組まれたことで、ケニーの裏切りを心配する声があったのも事実。大きな期待と少しの不安を持ちながら迎えたメインイベント。ゴールデン☆ラヴァーズはオリジナルの新テーマ曲に乗って、“あの頃”と同じように笑顔で現れ、2人で二方向に分かれ、リングサイドのファンとハイタッチしながら入場。コール時にケニーのキャッチコピーが“ザ・クリーナー”から“ベストバウトマシン”に変更されたことで、ほとんどのファンの不安は一掃したのではないだろうか。ケニーのタイツは昨年のG1クライマックス決勝戦で飯伏を意識して作られたもの。場内はゴールデン☆ラヴァーズの大チャント。 試合はスカルの粘りに手を焼く場面や多少のミスは見られたものの、3年半ぶりの再結成とは思えない、クロスラッシュなどかつてのムーブメントや、新しい連携技も披露し、最後はカミゴェとVトリガーを合体させて開発した新技ゴールデン☆トリガーをスカルに決めて再結成を勝利で飾った。 試合後、ケニーがマイクを掴み日本語を解禁!「もうバックステージで言ったんですけども、会場で言いたいことがある。ゴールデン☆ラヴァーズの復活ができました!」。その後、ROHのファンに向けて英語でゴールデン☆ラヴァーズへの思いを語ると「俺たちこそが、世界最高のタッグチームだ!」と言ったところで、マット&ニックのヤングバックスが登場。場内はヤングバックスの大チャントに包まれる。そして、マットがケニーからマイクを奪い、マイクアピールを敢行。 これを聞いたケニーは日本語で、「ヤングバックスが、ヘビー級のタッグチームになりたいって。だから、なんか『待った』みたいなことを言いました。それは、挑戦か? 挑発か? どうかわからないんですけど、いつかはゴールデン☆ラヴァーズと闘うはずじゃないですかね?それはドリームマッチじゃないですか? みんなの見たい試合ですか? だから、飯伏さん。もし、いつかヤングバックスとやったらどう思いますか?」と飯伏にマイクを振る。すると飯伏は、「ケニー。絶対にいい試合になるから。組んで下さい。お願いします」と即答。ケニーは「しかも、ベストバウトを取る可能性が高いから。久しぶりに飯伏さんとベストバウト取りましょう!」と宣言した。 ゴールデン☆ラヴァーズは2010年にプロレス大賞の最優秀試合賞(10.11両国 対田口隆祐&プリンス・デヴィット)を受賞している。また、ヤングバックスとの試合は、ケニーがDDTから新日本に移籍した際にもファンから「見たい」という声が多かった。しかし、ケニーがバレットクラブ入りし、ヤングバックスと合体したことで、こちらも“寝かされていた”黄金カードとなっていた。実現すれば、配信などを通じて世界中が熱狂するのは間違いない。 バックステージで飯伏は「ヤングバックスとやることで、ゴールデン☆ラヴァーズが世界最高ということを証明したい。最終的にはIWGPヘビーのタッグのベルトが獲りたい。それまでにも、各自なにか獲るモノがあると思うので、それを達成しつつ、タッグのベルトも獲りたい」と語れば、ケニーは「正直、私にはベルトとか関係なく、ホント“世界のベスト”を証明して見せたいです。それはベルトを持つか、持たないか、ホント私には関係ないです。We can change the world」とコメントした。 バレットクラブの内紛劇に決着はついていないが、ケニーは試合後も「バレットクラブを乱しているのはCodyだ」とバレットクラブのリーダーとしての発言をしており、ヤングバックスもゴールデン☆ラヴァーズの再結成を容認した上での対戦表明だっただけに、当面の間、飯伏はケニーとユニットの枠を超えた“超党派タッグ”としてゴールデン☆ラヴァーズの活動を続けていくものと思われる。 ゴールデン☆ラヴァーズが新日本タッグ戦線を世界一に押し上げていく。取材・文・カメラマン / どら増田
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スポーツ 2018年02月26日 16時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ザ・デストロイヤー」国民的関心事だった“白覆面の魔王”の足4の字固め
昨年、外国人叙勲者として旭日双光章を受賞したザ・デストロイヤー(本名:ディック・べイヤー)。日本プロレス史上に輝く力道山との熱戦、その白覆面と必殺の足4の字固めは、まさに世界遺産と呼ぶにふさわしい。 プロレス特有の技の中で、足4の字固めは最もポピュラーなものの一つと言えよう。 少年時代のプロレスごっこでも真似がしやすく、よほど無茶なことをしなければケガの心配もない。4の字を仕掛けたことのある人、掛けられたことのある人、いずれも多くいるはずだ。 この技の元祖とされるのは、戦後アメリカマット界のスーパースターとして知られる“ネイチャー・ボーイ”バディ・ロジャースで、NWA世界王座を獲得したときのフィニッシュホールドであったとも伝えられる。 だが、日本でこれを広めたとなると、やはりザ・デストロイヤーということになろう。 アメリカ修行時代のジャイアント馬場とWWA(かつてロサンゼルスを本拠地に活動していたプロレス団体)王者であったデストロイヤーの闘いが日本で報じられると、覆面王者の珍しさもあって一躍注目を集めることになる。 そして、1963年5月に初来日を果たすと、力道山を相手に日本初公開となる足4の字固めで勝利を収めてみせた。 ワールド大リーグ戦5連覇を成し遂げた直後で、まさに絶頂期にあった力道山が敗北を喫したことで、4の字固めはまさしく必殺技として認知されることになったのだった。 続いて行われた、力道山にとってはリベンジマッチとなるWWA王座戦は、日本プロレス史上に残る大熱戦となる。力道山が渾身の空手チョップでデストロイヤーの前歯をへし折ると、デストロイヤーも4の字で逆襲。これに対して力道山は、秘策“逆4の字”を披露する。 「実のところ“足4の字を裏返すと掛けていた方が痛い”というのは、力道山考案のアングルで、裏返っても攻守逆転するほどのダメージの変化はないようです。しかし、この一種の“決まり事”によって、地味な寝技になりかねない4の字固めが、試合のクライマックスにまで昇華する。今でもこのアングルは、見せ場の一つになっています」(プロレスライター) 互いの体を表裏と回転させながら延々と続く攻防に、結局、ノーコンテストの裁定が下されたが、試合後も両者の脚は絡み合って解けず、リングシューズのひもをハサミで切ってこれをほどいたという。 なお、このときのテレビ生中継は、驚きの平均視聴率64%。日本のスポーツ中継では東京五輪の女子バレーボール決勝や、日韓共催となった2002FIFAワールドカップの代表戦に次ぐ歴代4位の数字で、およそ7000万人がこの試合をテレビ観戦したとも言われる。 デストロイヤーと4の字固めは、まぎれもない国民的関心事だったわけだ。 「ちなみにWWAの記録によると、デストロイヤーは来日直前に王座から陥落したことになっており、公式にはタイトルマッチではなかったようです。だから、力道山は勝つこともできたわけですが、そうしなかったのはデストロイヤーに対するファンからの評判が高かったからでしょう」(同) デストロイヤー自身も後に初来日時を振り返って、「高校時代に太平洋戦争があったため、訪日以前は反日感情を抱いていたが、日本のファンの温かさに感激した」と述懐している。 外敵は絶対的なヒールとして扱われるのが当然だった米国マット界に比べて、日本のファンは良いものは良いと認める。そんな観戦スタイルが新鮮に映り、このことが今に至るまでの親日感情につながっているのだという。 '72年に全日本プロレスが旗揚げされると、デストロイヤーは同団体の所属となり、以後、およそ6年にわたって日本勢の助っ人として活躍する。 すでにこの頃は40歳をすぎ、当時のレスラーとしてはキャリア晩年にあたるものの、それでも元来は米国のトップ選手。いくら親日家とはいえ所属するには、莫大なギャラがかかったことは想像に難くない。 日本テレビ系のバラエティー番組『金曜10時! うわさのチャンネル!!』にレギュラー出演していたのも、そのギャラの一部を日テレの負担とするためだったと類推される。 それでも馬場がデストロイヤーにこだわったのは、そのレスリング技術の高さから、若手日本勢のコーチ役を期待してのことだった。所属を離れてからも、全日には年1回の特別参戦を続け、還暦をすぎた'93年に正式引退となった。 デストロイヤーは引退後も、自身の名を冠したレスリング大会を日本で開催するなど、日米間の友好や青少年交流に尽力。その功績から昨年、外国人叙勲者として旭日双光章の受賞が決定し、この2月にはアメリカ・ニューヨークで叙勲伝達式が行われた。 御年87。全盛時と変わらぬ青い縁取りの白覆面をかぶったデストロイヤーは、覆面越しにも分かる満面の笑みで「これ以上の幸せはない」と語ったのだった。ザ・デストロイヤー1930年7月11日、アメリカ・ニューヨーク州出身。身長183㎝、体重120㎏。得意技/足4の字固め、ドロップキック。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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アイドル 2018年02月26日 12時45分
総勢10名!平昌五輪で活躍するジャニーズ勢、東京五輪への布石?
テレビや新聞は連日、平昌五輪の熱戦を伝えている。地上波全6局は、選ばれしアナウンサーや主要競技のOGやOBなどが現地から、アスリートの最新情報を届けている。そんななかで目を見張るのは、ジャニーズタレントの多さである。 NHKは、3名のアナウンサーと、ナビゲーターが上村愛子(元モーグル選手)。テレビ朝日は、メインキャスターが松岡修造(元テニスプレイヤー)、フィールドレポーターは織田信成(フィギュアスケート選手)。フジテレビは、キャスターが高橋大輔(フィギュアスケート選手)と野村忠宏(柔道家)、さらにフリーアナウンサーの加藤綾子だ。 異質なのが、テレビ東京、TBS、日本テレビ。テレ東は、俳優の小泉孝太郎がメインキャスターで、フィールドキャスターは荻原次晴(元スキーノルディック複合選手)、キャスターはアナウンサーが2人。TBSは、メインキャスターが中居正広で、スペシャルキャスターは高橋尚子(元マラソン選手)。日テレは、メインキャスターが荒川静香(プロフィギュアスケーター)で、スペシャルキャスターが嵐・櫻井翔と4名の局アナだ。 小泉は、テレ東で2度も大人気ドラマシリーズに出演しており、現在は夕方の情報番組『よじごじDays』の金曜MCを務めているのが、起用の理由。中居の場合は、90年代に開始した歌番組『うたばん』から現在の『なかい君の学スイッチ』にいたるおよそ20年間、TBSでレギュラー番組を抱えているため、信頼と実績が抜群。04年アテネ五輪以来、夏・冬合わせて8大会連続のキャスター就任だ。櫻井は、08年の北京五輪から6大会連続。今年で13年目に突入する報道番組『NEWS ZERO』の月曜キャスターを継続させていることが、最たる理由だ。さらに単発では、KAT-TUN・亀梨和也も、日曜ニュースキャスターとしてレギュラー出演中の『Going!Sports&News』で、現地に赴いている。 驚くべきは、平昌五輪が終わってからも、ジャニーズタレントの猛攻が続いているということだ。V6・三宅健は、16年9月の『リオデジャネイロパラリンピック』に続いて、3月に始まるピョンチャンオリンピック/パラリンピックのユニバーサル放送のメインパーソナリティーを務める。これは、障害を持つ人にもわかるよう、手話や字幕、音声などを工夫する形式。三宅は、14年4月から『NHKみんなの手話』に出演しており、手話検定3級を取得。日本テレビ系『24時間テレビ』でも披露されたその腕が買われて、続投が決定した。 また、TOKIOは『東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー』のスペシャルアンバサダーを務めており、20年の東京五輪を視野に入れた動きをすでにはじめている。さらに、“ジャニーズの帝王”東山紀之は昨秋から、テレ朝系の情報番組『サンデーLIVE!!』のメインキャスターを務めている。東京五輪で重要なポジションに就く可能性が、俄然増す。 30代から50代まで。現役ジャニーズと五輪の関係は、ますます強固になりそうだ。
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社会 2018年02月24日 22時00分
睡眠不足の経済的損失は3兆4694億円!?企業は昼寝を導入すべきか
2月22日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)では、昼寝を推奨している企業のダイドードリンコを特集した。 同社では、昼休みにコーヒーを飲んだ後、約20分昼寝することを全社員に推奨する取り組みを2017年11月から行っている。 人事総務本部長の濱中昭一氏は「カフェインによる覚醒と仮眠によるリフレッシュのダブル効果を期待して、午後からの生産性を上げるために実施しております」と、取り組みの狙いを語った。昼寝前にコーヒーを飲むのは、カフェインを摂った20~30分後に覚醒効果が現れるのが理由のようだ。 さらに、同社の小高幸太郎シニアマネージャーは「この取り組みをお取引先様にも広くお伝えしながら、自販機の導入や商品の拡販につなげていくことができれば」と新たなビジネスチャンスへの可能性を口にした。 ネット上では「うちの会社でもやってくれ」「弊社にも導入してくれ」「電話さえ鳴らなきゃ寝たい」などと、昼寝の導入を望む声が多く寄せられた。 日本大学医学部内山真主任教授らは、睡眠不足は作業効率の低下や遅刻などを引き起こし、年間3兆4694億円もの経済損失につながると報告している。日本は先進国の中でも睡眠時間がかなり短い。日本の労働生産性が低いと言われるのも、睡眠不足が要因の一つになっているのかもしれない。 GMOインターネットグループやYahoo!は、社内に昼寝スペースを設置した。昼寝を推奨する企業は増えているようだ。眠そうな社員に「気合いが足りてないんじゃないの?」「ボーっとしている暇があるなら仕事しろ」と考える人も多いが、睡眠の意識を変えることも働き方改革を進めるにあたり、重要なポイントになってきそうだ。
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レジャー 2018年02月24日 16時17分
2回中山競馬2日目(2月25日・日曜日)予想・橋本 千春
中山11R「中山記念」芝1800㍍★GI馬の仲間入りをした、ペルシアンナイトが皐月賞2着の雪辱を果たす★◎4ペルシアンナイト○5ウインブライト▲10アエロリット△3ヴィブロス、8マルターズアポジー 水曜日の午後、厩舎取材の移動中に不注意で商売道具のボールペンを下水溝に落としてしまった。途方に暮れているところに、救いの神が現れた。その人は施設課の職員、水上さん。「仕事が終わったら、何とかやってみますよ」。その一言に感激した。そして、後日、事務所に行くと諦めていたボールペンを渡された。更に、感激。胸が熱くなった。有難う水上さん。閑話休題。本命にはペルシアンナイトを推す。マイルチャンピオンシップで百戦錬磨の古馬勢を撃破しているように、地力強化が目覚ましいからだ。成績を見ると、マイラーのイメージが強いが、中距離適性も高い。皐月賞のクビ差2着がそれを証明している。これから、まだまだ強くなる無限の可能性を秘めているのも魅力だ。中山10R「ブラッドストーンS」ダ1200㍍★この条件のエキスパート、アシャカダイキが勝利をゲットする★◎アシャカダイキ○スズカグラーテ▲ハットラブ△スミレ、レレマーマ 中山1200㍍のエキスパート、アシャカダイキをイチ押し。全3勝をこの条件で挙げているのはアドバンテージ。遠征競馬の山科Sで5着に粘った内容も評価デキ、メドは立っている。出走頭数も10頭と手頃で、捌きやすい。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。阪神11R「阪急杯」芝1400㍍★未完の大器、モズアスコットがついに初重賞制覇を達成する★◎17モズアスコット○6レッドファルクス▲16アポロノシンザン△4ペイシャフェリシタ、15カラクレナイ 未完の大器、モズアスコットでいける。5連勝(初重賞制覇)を目指した、阪神カップは4着と返り討ちにされたが、イスラボニータのレコードに0秒4差なら悲観することはない。やはり力はある。まだ、成長段階だがその分、プラスアルファは大きい。強敵のレッドファルクスとは斤量差2㌔あり、チャンスは十分考えられる。小倉11R「関門橋ステークス」芝1800㍍★良血馬のタニノアーバンシーが、順当にチャンスをつかむ★◎タニノアーバンシー○レトロロック▲プロフェット△オブリゲーション、メイショウフェイク 歴史に残る名牝・ウオッカ(10勝)の娘、タニノアーバンシーに期待する。重賞初挑戦の愛知杯は17着と惨敗を喫しているが、自己条件に戻れば度外視して良い。鬼門の左回りから、右回り1800㍍(3勝)とMAXの条件に替わるのも強調材料。チャンスは大きく広がった。
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社会 2018年02月23日 18時00分
三角関係64歳女が傷害逮捕 老いらくの性愛トラブル時代到来
和歌山県警は2月3日、同県御坊市に住む谷本マチ子容疑者を、80歳になる圦本晃さんに対する傷害の容疑で逮捕した。同容疑は1月22日夜から23日未明にかけ、同市内に住む栗田ヨシ子さん(67)宅でトラブルになった際に殴ったことによるものだが、事はそう単純なものではなかった。 「県警が逮捕に踏み切ったのは、前日の2日に栗田さん宅で栗田さんが着衣のない状態で死亡、圦本さんが意識不明の重体で発見されたためです。圦本さんには妻子がいるが、谷本容疑者、栗田さん双方と交際するという三角関係にあったという。そうした状態からまず、傷害の件で谷本容疑者の身柄を押さえたのですが、栗本さんの死因は低体温症で、圦本さんは脳内出血を起こしていた可能性が高い。谷本容疑者が事件に関わっていたとは一概には言えず、慎重に捜査を進めている」(捜査関係者) 谷本容疑者は調べに対し、「私以外の女の人の家に行かないでと言うたのに、行ったので腹が立った」と、傷害については容疑を認めているが、栗田さんが死亡した件については口を閉ざしているという。 いずれにせよ、80歳の妻子ある男性を2人の60代の女性が取り合うという色恋トラブルが起きていたことは間違いなさそうだが、65歳以上の人口が3000万人を超えた今、こうした高齢者が引き起こす暴行や傷害事件自体が増加の一途をたどっている。 「2017年版の犯罪白書によれば、'16年の刑法犯検挙者のうち、65歳以上の高齢者は全体の20.8%も占め、犯罪種別で見ると暴行・傷害が20年前と比較して17.4倍にまで跳ね上がっている。その原因の内訳についての統計はありませんが、根本には核家族化によって孤立し、寂しさから攻撃的になり、感情が制御できなくなってしまうといったことがあるようです」(社会部記者) '16年版の厚生労働省国民生活基礎調査によれば、65歳以上の人がいる高齢者世帯(熊本県を除く)のうち、単独者世帯は49.4%(655万9000世帯)に上り、そのうち男性は31.9%、女性は68.1%で、女性が圧倒的に多い。 「これは女性の平均寿命が男性より6歳程度長いことも反映されていますが、孤独な高齢者が増える中で、婚活パーティーや婚活ツアーなどに参加して熟年婚活をする人は増えています。その理由の大半は“残りの人生を新たなパートナーと一緒に充実させたい”といったものです」(婚活サイト運営者) そうした一方、やはり男女間のこと、時にトラブルが起きることもあるという。 男女問題専門家の露木幸彦氏は、こう言う。 「高齢者の場合、それでも出会いの場は圧倒的に少ないため、一度の出会いを千載一遇のチャンスと思い込んでしまいがちなのです。例えば今回の事件の場合も、女は必死になって引き留めたのでしょう。しかし、これ以上つなぎ止めることが難しいことが明らかになった途端、カッとなって自分が抑えられなくなってしまった。そんな状況だったのではないでしょうか」 また、若い頃にいい恋愛ができなかったとして、高齢になってから急に色恋に目覚めるパターンも多いという。とはいえ、もともと異性の経験が少ない高齢者は、どうすれば異性に声をかけることができるのか分からずに苦しんでしまうこともある。 東京都内のケアハウスに勤める、30代女性職員はこう言う。 「私のところは男性25人、女性30人が入所していますが、男女から“異性の入所者と近づきたいがどうしたらいいのか”といった相談事をしょっちゅう受けます。女性同士、男性同士で取り合いの喧嘩になってしまうことも多い。この前も、新たに入った女性入居者を巡って2人の男性が取っ組み合いの喧嘩をして、一方の男性が軽いケガを負ったばかりです。男性2人には他の別々の施設に移ってもらうことになりましたが、この仕事を始めた当初は、高齢者の方々があれほど異性に積極なこと自体に衝撃を受けました」 またこんな話も。 「私が勤めるケアハウスでは昨年、70代の男性入居者が60代の女性入居者を押し倒すという騒動がありました。ただ、よくよく話を聞くと、女性がその男性に恋愛感情を抱いていて、どうやら男性の気を引くために言いがかりをつけたようなのです」(20代男性職員) こうした女性側が問題を引き起こす例は、施設内で意外にも多いのだという。 その背景について、本誌で『昭和のおんな』を連載する性愛学研究者の色川わたる氏は、こう話す。 「女性の場合、閉経によって女性ホルモンは減少するのですが、男性ホルモンは残る。この逆転が、高齢者の女性の攻撃性を強め、性欲の減退とともに独占欲を強くさせる。65歳以上の高齢者世代が若かった頃は、女性たちが一気に社会進出を果たし、専業主婦も外へ出てパートなどで働き始めた時代でした。それまで控え目だった恋愛感情も、どんどんオープン化されたのです。そんな彼女たちが核家族化、夫に先立たれることにより、1人になってしまえば、寂しさと不安は増幅し、男性を取り合うようなトラブルを起こしてしまう。今後、そうした例はさらに増えていくでしょう」 平和な老いらくの恋をしたいものだ。
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