−−まずは追い切り(5F66秒8→50秒2→36秒0→12秒2=馬なり)の感想と、仕上がり状態を聞かせてください。
黒田助手「実戦を想定して三分三厘から仕掛けたが、反応のいい動きでした。日曜日にも坂路でラスト1F12秒6というところをやっているし、状態に関して心配な点は何もない」
−−プロキオンSを除外になり、1カ月ちょっと間隔が開きましたが。
黒田助手「関西の安田隆厩舎から転厩以来、使い詰め(今年7戦)できていたので、除外はむしろいい休養になったかもしれない。食欲もおう盛で、食べ終わってからカイバ桶を舐め回している(笑)」
−−前走のバーデンバーデンC(5着)を振り返ってください。
黒田助手「芝のレースだったからエンジンの掛かりが遅く、正味競馬をしたのはラスト1Fだけ。完全に脚を余して負けた。それでも、着差(0秒3)はわずかだったし、悲観はしていない」
−−後藤騎手とは初コンビになります。
黒田助手「(主戦の)江田照騎手がケガで休んでいるため、後藤さんに白羽の矢が立った。他に乗る馬がいなかったのも、ウチにとってはラッキーだった。運が向いてきたかもしれない(笑)」
−−理想のレース展開は。
黒田助手「競り合う形。普段のケイコでも併せ馬をすると強い。理想としては内外2、3馬身離して叩き合う形に持ち込みたい。そうなれば突き抜けてくる脚はある」
−−最後に意気込みをお願いします。
黒田助手「自在に動けるので、誰が乗っても乗りやすい。自分の型に持ち込めれば、チャンスはある。勝ってゆっくり休ませてやりたいですね」