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スポーツ 2019年02月03日 17時30分
過熱する報道陣に苦労しそうな中日・根尾昂 「長い目で見るべき」との指摘もメディアはお構いなし
2月1日からプロ野球各球団は一斉にキャンプイン。報道陣も現地に駆けつけ、取材体制に入っている。取材陣が多いほど注目度が高いといわれるが、一挙手一投足をマークされることで、練習に集中できないと言う弊害もある。 そんな記者たちの対応に苦労しそうなのが、大阪桐蔭高校から2018年ドラフト1位で中日に入団した根尾昂だ。 根尾は中日のお膝元岐阜県出身で、中学時代からその名を全国に轟かせ、高校でも活躍しスターダムにのし上がった選手。スター不在の中日としては喉から手が出る程欲しい存在だった。それだけに、ドラフト会議で与田剛新監督がクジを引き上げた瞬間、ファン・関係者は歓喜の声を上げた。 それと同時に、名古屋圏のメディアは異常とも思えるほどの「根尾フィーバー」をスタート。高校生であるにもかかわらず、連日テレビ出演させ、11月には1日で5番組をはしごしたほど。 番組や新聞紙上では「1年目からレギュラー」「立浪和義(元中日)超えは間違いない」などと美辞麗句が並べ立てられており、OBの立浪和義氏が「この段階でレギュラーとして期待されていることがちょっと気の毒」と慮ったほど、名古屋圏マスコミの報道は過熱している。 どこに行っても報道陣の目を気にしなければいけない根尾はオーバーワークになったのか、23日の合同自主トレで下半身に違和感を訴え、病院で検査を受けた結果、右足の肉離れを起こしていることが発覚。以降の合同自主トレは別メニューとなり、2月1日のキャンプも、2軍スタートとなった。 それでもマスコミは根尾を追いかけ、連日のインタビューを敢行しており、自主トレ後に囲み取材を受けることもしばしばだ。医師を目指していたという根尾は極めて大人の対応をしているが、一部ファンからは「ストレスを掛けるな」「無理矢理スター選手に仕立て上げるな」など批判の声が上がっている。 プロ野球記者は、現在の状況をこう分析する。 「中日には全国に通用する生え抜きスター選手がおらず、全盛期を過ぎた松坂大輔を前面に出さねばいけない状況だった。甲子園のヒーローで知名度の高い根尾は喉から手が出るほど欲しかった選手ですから、名古屋圏のメディアはこぞって持ち上げています。しかしかなり露骨で、京田陽太や高橋周平など若手選手は面白くないと思いますよ」 さらに、前出のライターは続ける。 「根尾が素晴らしい才能を持った選手であることは明らかですが、1年目から立浪のような成績を残せるとは思えません。(日本ハムの)中田翔や清宮幸太郎でも1年目はプロのスピードと変化球に苦しみ、成績を残せていない。高校とプロでは投手のレベルが違います。 しかし、それは当然のことで、ゆっくり実力をつけていけば良いと思いますが、名古屋圏のメディアとファンが許さないでしょう。持ち上げるだけ持ち上げて、ダメと見るやボロクソに責め立てるのがやり方です。また、二軍の本拠地ナゴヤ球場は不甲斐ない選手に厳しいヤジが飛び交う球場。根尾が餌食になる可能性も十分あります。 中日に限らず、ドラフト1位で指名され、メディアからいろいろと書きたてられ、実力を発揮できず球界を去った選手はかなり多い。特に高校生は若いうちから持ち上げられると勘違いし、天狗になり遊んでしまう。根尾もそうなる可能性はあります。話題がないのでしょうが、メディアはもう少し冷静になるべきでしょう」 まだ18歳と若く、将来が嘱望されている根尾昂。「1年目からレギュラー」を期待するのではなく、将来を背負って立つ存在として長く温かい目で見るべきだろう。文・櫻井哲夫
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スポーツ 2019年02月03日 15時00分
ジャイアント馬場最後の弟子、丸藤正道のカードが決定!ドラゴンゲート勢と対戦!
2月19日に両国国技館で開催される『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』の第7弾の参加選手と決定カードが発表された。 今回発表されたのは、既に参戦が決定していたプロレスリング・ノア丸藤正道のカード。丸藤は馬場さんとも対戦経験がある、新崎人生(みちのくプロレス)とタッグを結成し、望月成晃、シュン・スカイウォーカーのドラゴンゲート勢と対戦することが決定した。望月も全日本のジュニア戦線に参戦した経験があるが、この組み合わせは新鮮。オールスター戦ならではのカードと言ってもいいだろう。 丸藤のキャリアスタートは馬場さんが社長時代の全日本プロレス。馬場さんが存命中、最後にデビューを果たした選手ということもあり、「ジャイアント馬場最後の弟子」と呼ばれている。実際には、故・三沢光晴さんに師事し、全日本時代は付き人を務め、三沢さんが全日本を退団し、ノアを設立した際には行動をともにしているが、ノア移籍後も全日本マットにはたびたび上がっていた。所属時代には手が届かなかった世界ジュニアヘビー級王座も獲得しており、ノアのGHC、新日本プロレスのIWGPとともにメジャー団体のジュニア王座を完全制覇する偉業を成し遂げている。 人生は、1997年に全日本マットに突如現れ、馬場さんに合掌すると継続参戦。馬場さんの付き人だった大仁田厚とのホットラインから、全日本参戦が実現した“盟友”大仁田の弟子である故・ハヤブサさんとタッグを組んだ。2人はアジアタッグ王座を獲得するなど活躍。東京ドームで馬場さんと対戦した際には、馬場さん相手にロープの拝み渡りを成功させ、その後、馬場さんとタッグを結成するなど、高く評価されていた。 また、ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤルに、故・馬場元子さんが社長の時代、全日本マットに上がっていたヤス・ウラノの参戦が決定。また追突事故の被害に遭った折原昌夫は全治2ヶ月と診断されたため、正式に欠場が決定した。実行委員会は「現在は意識もはっきりしており、自宅療養中ですが、担当医師から全治2ヶ月との診断をされたことから、本大会を欠場となります。折原選手の試合を楽しみにされていたファンの方々にはお詫び申し上げるとともに、ご理解のほどよろしくお願い致します」と述べている。 これで7試合が決定。アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーも開催されるだけに、残り試合は1〜2試合とみられる。メインを務めるのは棚橋弘至か?宮原健斗か?どちらも防衛戦を控えているだけに、その結果を待って、カードが発表される可能性が高い。まだまだ楽しみは残されているようだ。取材・文・写真 / どら増田
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芸能ネタ 2019年02月03日 12時20分
今や“日テレの朝の顔”にも黒歴史? ブレーク芸人たちのおもしろ迷曲
テレビ業界を支えるお笑いタレントは、マルチプレイヤーだ。役者として大ヒット映画・ドラマに相次いで出演するのは、もはや当たり前。ワイドショーや情報番組で司会、コメンテーターとして博学の一面をのぞかせるのも、珍しくなくなった。音楽アーティストとして、“迷曲”を世に送ることもある。日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』でサブMCを務めるハリセンボン・近藤春菜にも、そんな赤面過去がある。 近藤が「角野卓造じゃねぇよ!」などのフレーズでブレイクしたのは、およそ12年前。相棒の箕輪はるかと「よしもとのPUFFY」を掲げて、ジーンズにTシャツ、お下げ髪の容貌で完コピ。07年2月、『ともだちのうた』でCDデビューしている。映画『超劇場版ケロロ軍曹2』の短編「ちびケロ ケロボールの秘密!?」の主題歌で、合コンの心得を説いた内容だ。 ビデオクリップの振り付けは、南流石さん。サザンオールスターズやSMAP(解散)、嵐ほか多くの一流ミュージシャンのコリオグラファーだ。さらに、KAT-TUNや関ジャニ∞などに楽曲提供している音楽プロデューサー・蔦谷好位置さんが作曲を担当。お笑いテイスト満載のデビュー曲だったにもかかわらず、一流がそろった。 いっぽう、独自のフレーズで有名アーティストに加わってしまったのは、好感度№1漫才師のサンドウィッチマンだ。伊達みきお&富澤たけしは、4人組・MONKEY MAJIKとコラボソング『ウマーベラス』を昨夏、完成させている。 同曲は、伊達がつねに提唱している“ゼロカロリー理論”をベースにした歌詞。MONKEY MAJIKとは、宮城県に縁があるつながりで親交を深めた。地元のレギュラー番組『サンドのぼんやり〜ぬTV』(TBCテレビ)のテーマソングを依頼したことに端を発し、最終的にはサンドみずからが作詞に加わることとなった。昨年10月19日には、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)2時間スペシャルに出演。今年3月6日にリリースされるMONKEY MAJIKのコラボアルバムに同曲が収録されることが決定し、オリジナルウマーベラスTシャツも制作されている。 ハリセン、サンドに共通しているのは、親しみやすい等身大のキャラクター。ネタの性能が人柄とのパッケージで売れ、ロングセラーの座を堅持している。そして、ハリセンは近藤、サンドは富澤が役者としても花開いたところまで同じだ。 芸人、歌手、役者としても結果を生んだ両コンビ。次に目指す頂はどこだ!?(伊藤雅奈子)
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芸能ネタ 2019年02月03日 12時10分
透明感のあるCMで一世を風靡した一色紗英、現在はビバリーヒルズでセレブ生活?
『三井のリハウス』や『ポカリスエット』など、90年代に話題となったCMに次々と出演していた一色紗英。透明感のある女優として人気を集め、ドラマや映画に出る他、数々のバラエティ番組でも存在感を示していた。しかし、2000年代に入ると露出が一気に減少し、最近ではテレビで見ることはほぼない。そんな彼女は現在、何をしているのだろうか。 「一色さんは2002年に元モデルで実業家の男性と結婚し、現在はアメリカのビバリーヒルズでセレブな生活を送っています。旦那さんがアメリカ人のハーフということと、一色さん自身も東京に執着がなかったようで、迷いなく移住を決めたそうですね。2002年に長女、その2年後に次女、そしてまたその2年後に長男を出産し、現在は子育てにも追われているようです。一色さんのInstagramでは、子供たちのお弁当を作ったり長男をサッカースクールに通わせたり、いい意味で普通のママという感じ。『負けから始まる初めの一歩が大切』と息子さんを鼓舞することもありますよ」(芸能記者) さらに、自らのアパレルブランドも立ち上げている。 「一色さんは結婚以前にもアメリカやイギリスに留学したことがあるのですが、その経験を生かして『archi(アーキ)』という海外の伝統的なデザインを取り入れたアパレル&雑貨ブランドを立ち上げています。値段は少々お高めですが、通販では売り切れの商品があるほど人気の様子。日本でも展示会を開くほどの反響があるようです。他にもエコ活動やチャリティ活動も積極的に行っていますよ」(前出・同) ちなみに、いまだに芸能界に友達は多い。 「仕事で日本に帰った際には、同じ年代に活躍した矢田亜希子さんや小沢真珠さん、瀬戸朝香さんらと会っているようです。数年ぶりの再会になることもあるそうですが、いまだに連絡を取り合うほど仲がいいんですね」(前出・同) 現在の暮らしについては、「東京と真逆で追われている感じもなく、自分と向き合う時間が増えた」と語っている一色。シンプルな生活を楽しんでいるようだ。記事内の引用について一色紗英の公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/this_is_sae/
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アイドル 2019年02月03日 12時00分
活動休止で悲鳴をあげる、“アラシック”20年のお騒がせ史
嵐の2020年末での活動休止表明を受けて、ファンから悲鳴が相次いでいる。中でも嵐の熱狂的ファンはアラシックと呼ばれ、何かとお騒がせな存在といえる。 今回の活動休止は実質的な解散ともいえるため、アラシックの間では、現実を認めたくないのか、さまざまな「正常化バイアス」が登場している。ツイッターには「#大野くんの夏休み」なるハッシュタグが登場。これは芸能活動の休止を表明しているリーダーの大野智が、必ず戻ってくることを願ってのものだ。さらに、あるテレビ番組でコメンテーターの発した言葉尻をとらえて「嵐デビュー25周年イヤーとなる2023年復帰説」を信じる声も見られる。アラシックはこのような、自己中的な行動を常に起こしてきたといえる。 「2017年に『週刊ポスト』(小学館)櫻井翔がテレビ朝日アナウンサーの小川彩佳アナウンサーとの密会が報じられた時には、当然ながら小川アナのSNSアカウントに『売名行為やめて』を始めとする非難が殺到しました。さらに、『撮られたのは櫻井本人とは限らず、ただのそっくりさんではないか?』といった珍説も登場しました。そして、2018年に女子大生との密会が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられると、一般人である彼女の身元調査に乗り出すアラシックがいました」(ネットウォッチャー) アラシックの特徴としては「常に嵐優先」があり、人の迷惑に意を介さない点があげられる。 「2015年に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に嵐が出演した時には、二宮和也の腕に触れた女性ファンの個人アカウントがアラシックによって特定され、総攻撃を浴びせました。ファン同士でも攻撃し合うのです。また、チケットが取れない場合、アラシックは会場の外で音を聴く『音漏れ参戦』もよく行います。これはほかのジャニーズグループでも行いますが、アラシックの場合は、ゴミ捨てなどのマナーが特になっていないといわれていますね。さらに、アラシックの名前が独り歩きしてしまい、ネット上でも煽りの対象になっています。煽る方も悪いですが、それに本気で怒ってしまうアラシックが多いのも事実でしょう」(前出・同) 突然の活動休止報告に悲しむ気持ちはわからなくもないが、アラシックには節度を守った行動を心がけてもらいたいものだ。
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芸能ネタ 2019年02月03日 06時30分
「せっかく芸人になれたのに」又吉直樹、芥川賞受賞後も文化人枠に憧れなし 現在の悩みも明かす
ピースの又吉直樹が作・演出を務めるコントライブ『さよなら、絶景雑技団2019本公演』(東京・三越劇場にて3月22日〜3月24日開催)の公演を前に、ライブの見所や、今後の芸人活動の展望などを明かした。 ふらりとある町を訪れた旅一座が、自身が“絶景”だと思う瞬間を切り取り、コントにしていく本公演も今回で4回目を迎える。出演するのは又吉ほか、グランジ・五明、しずる、ライス、サルゴリラ、囲碁将棋・根建、ゆったり感・中村、井下好井・好井、パンサー・向井、スパイク・小川ら。 派生ライブとして『さよなら、絶景雑技団主宰「日本の表現者』も三越劇場で23日と24日開催される予定で、こちらも又吉が作・演出を担当。又吉ほか、竹内健人、フルポン・村上、サルゴリラ・児玉、ライス・関町が出演する。―― 今回の公演ですが、改めて見所などを教えてください。又吉:僕が作ったコントを、僕が普段面白いと思っている芸人たちと一緒にやろうと呼びかけて始めたライブなんです。2009年に一番最初にやったんですけど、あいだが空いたりして去年からまたやり始めたものです。日常の中の忘れられない風景や絶景を切り取ってコントに出来たら良いなと考えています。いろいろ言うてますが、簡単に説明すると、コントを沢山やるライブと思っていただけたらわかりやすいと思います。――又吉さんが「普段面白いと思っている芸人たち」が今回の出演者ということですね。又吉:そうです。スパイク小川は去年から入ってもらったんですけど、もともとみんな2009年頃、ちょうど10年くらい前に渋谷の「∞(無限大)ホール」という若手が出演する小屋で活動していたメンバーなんです。その時になかなかみんな、自分たちでライブをやらせてもらう機会が持てなくて、ある日、一緒にやっていた 後輩のしずるやサルゴリラの児玉から「自分たちで考えた面白いライブができる場があったらいいですね」って言われたのがきっかけ。じゃあ、そのメンバーでやろうかっていうことでやり始めたんです。――ピースとしてもまだブレイクする前ですね。又吉:僕だけでなく、パンサーの向井とか、井下好井の好井、まだ一年目とか二年目。その二人は志願して参加してくれたんです。僕たちも出してくれって(笑)――スパイクの小川さんはどういう経緯で参加することになったんですか?又吉:スパイク小川は女性が出てくるコントが一本できた時に、それは他のライブだったんですけど、このコント誰ができるかなと思って、思い付いたメンバーだったんです。スパイクとしてのコントも、いい意味での、すごい変な気持ち悪さ、怖さがあって、面白いんです。それで初めて声掛けさせてもらったんですけど、やってみたらめちゃくちゃ良くて......。ほかの出演者もみんな「すごいですね」 という雰囲気になって、「もう一回手伝ってくれへん?」とお願いしまして、前回から出演してもらうことになったんです。小川の おかげでこのライブのコントの幅が広がったと思います。もう今は小川がおらな困りますね。エースになってきています(笑)――(コンビの相方の)綾部(祐二)さんは今回のライブは見に来るんですか?又吉:綾部はアメリカにいてますから、地元茨城の友達の結婚式の日程とかぶってたりしない限り、絶対に来ません。アメリカから当分帰ってこないと思いますよ。綾部が英語を勉強する邪魔はしたくないので、アメリカに行ってから連絡はとってないんです。連絡したら気を遣ってすぐ連絡返してくれるタ イプですからね。――このライブが行われることも知らないんですね。又吉:まだ東京に綾部がいた時に、今後のライブの展望は話していたので把握してるとは思いますけど、ニューヨークで忙しいでしょうからね。――綾部さんがアメリカに行かなければ、今回のライブに出演者として綾部さんが出るなんてこともあったんでしょうか?又吉:それはないです。綾部が出演できるならピースとしてやるとおもうので。これはあくまで別のライブで、僕が個人的に小説書いてるのと同じですね。いつか、コントに無関係の綾部さんが、舞台をバイクで通り過ぎるような演出ができたら嬉しいですけどね。――綾部さんがアメリカに行った今、又吉さんは今後の芸人活動についてどのような展望を持っているのでしょうか?又吉:三十代のうちにコントを量産したいと思っています。毎月ライブもやらせてもらっているので、いろいろ挑戦もしたいですね。好きなことがコントや物語を作ることなので、基本的にはそのスタンスでと考えてます。 ライブをやってきた数だけでいうと、芸人の中でもかなり多いと思うのですが、最近は「又吉さん、もう作家になられたんですか」って芸人辞めたような言い方をされることもあって、ライブをやっていることを僕自身が世の中に発信しきれていない、僕が小説書いたら「新作が出ました」と報道してもらえるけど、ライブでコントの新作を一本書いても報道されないですからね(笑)だから、お笑いはやらないんですかと聞かれると返事に困る。毎月やってるねんけどなって……。 そこを改善できたらいいなと思います。もしかしたら、メディアの方もそうかもしれませんけど、バラエティ番組に出ている人以外を芸人として認識しないという世間の風潮があるんです。劇場にしか出ていない人は芸人見習いみたいなとらえ方。その感覚のずれが今は悩みでもあります。――芥川賞作家になったことによって、又吉さんのお笑いに対する見方が世間では変わってしまったということはありませんか?又吉:小説を読んで、ライブに来てくださるお客さんもいるんですけど、僕がやってるので小説もライブも本質はそんなに大きくは変わらないと思っているんです。前から僕のライブを見ていた人の中には「本なんて読んでいないよ」って言う人もたくさんいるし、コアなお笑いファンは芥川賞とか純文学なんて全く面白いと思っていない人も多い。 もちろん僕は文学も大好きですが、現実として、文学よりお笑いのほうが世間的に浸透としているし、圧倒的に流行ってますからね。「又吉、いいかっこうすんなよ。今まで通りやれよ。急に文学的なこと言い出すなよ」と思う人もいるんじゃないですか。一方で、昔からライブに来てくださるお客さんは、「ずっとこんな感じやったで」と言う人もいるでしょうね。そこは、それぞれ好きに楽しんでいただけたらと思っています。小説の読者が僕の作るコントを面白 いと思ってくれるかはわかりませんが、やっぱり観ていただきたい。――又吉さんは文化人枠に行ってしまったのではと勘違いしている人も中にはいるのでは?又吉:「文化人枠に行ってしまった」って思う人はどこか潜在的に芸人より文化人のほうが偉いと、世の中の価値基準を設定しているんでしょうね。僕は文化人に憧れたことは一度もないし、テレビに出てる文化人と呼ばれる方々も、なにかの専門家、スペシャリストであって、そこに誇りはお持ちでしょうけど、「私は文化人だ」と自覚して活動している人っていないんじゃないですか?便宜的に「文化人」という言葉を周囲が使っているだけで。子供の頃から、お笑い芸人が一番か っこいいと思って育ってきました。文化人らしき人がテレビ出てきても、どうせ難しい話すんねやろなとチャンネル変えてましたからね。 せっかく芸人になれたのに何で文化人にならなあかんねんとは思いますね。そこまで言うと角が立ってしまうかもしれませんけど、基本的にはアホなことしか言えないので。でも、今この瞬間もちょっと真面目なこと言ってしまってますよね。二十年も芸人としてやってきて、今また芸人に憧れてるという複雑な状況です(笑)でも、声を掛けていただいた仕事はなんでも挑戦したいです。―― ピースの時は綾部さんがそういう部分をイジって笑いに変えていったところがあると思うんですけど、 今はいないので又吉さん自身がそういう部分を崩していかないといけないのでは?又吉:崩していってもいいし、崩さなくてもいいのかなとも思っています。コントのなかで、芸人よりも文化人がゴリラに襲われたほうが、衝撃が大きくて笑う人もいるかもしれないですし。「賢ぶってる奴が頭噛まれてるぞ」とか。 個人的には肩書きで活動するのは詐欺師だけだと思ってるので、むしろそういうことは気にせず、とにかく楽しいコント、ライブをやりたいです。この理屈っぽいインタビューを読んでライブ行こうと思う人がいるのか疑問ではありますが(笑)まだ見に来たことがない人たちにも、ぜひ一度見に来て欲しいです。(取材・文:名鹿祥史)<公演概要>さよなら、絶景雑技団 作・演出:又吉直樹出演:又吉直樹、グランジ五明、しずる、ライス、サルゴリラ、囲碁将棋根建、ゆったり感中村、井下好井好 井、パンサー向井、スパイク小川日程:3/22(金)18:30開場 19:00開演 3/23(土)18:30開場 19:00開演 3/24(日)18:00開場 18:30開演チケット料金:前売り6000円 当日6500円場所:三越劇場(銀座)<派生ライブについて>さよなら、絶景雑技団主宰「日本の表現者」作・演出:又吉直樹 出演:又吉直樹、竹内健人、フルポン村上、サルゴリラ児玉、ライス関町 日程:3/23(土)14:30開場 15:00開演3/24(日)14:00開場 14:30開演 チケット料金:前売り4500円 当日5000円 場所:三越劇場(銀座)
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スポーツ 2019年02月03日 06時00分
「圧倒して勝つ」シュートボクシングの“若きイケメンエース”海人の2019年がはじまる!
2月11日に東京・後楽園ホールで開催するシュートボクシング『SHOOT BOXING 2019 act.1』のメインイベントに、シュートボクシングの“若きエース”海人(かいと・TEAM F.O.D)が出場する。大会ポスターには海人がメインでデカデカと掲載されており、大阪が生んだ21歳のイケメンエースに対する期待の高さがうかがえる。 今回の対戦相手は、元ルンピニースタジアム認定ウェルター級王者ポンシリー・ポーシリポン。タイの強豪だ。ザカリア・ゾウガリーと、チャムアトーン・ファイタームエタイへのリベンジを誓う海人にとっては負けられない闘い。昨年11月から12月にかけて両国国技館という大舞台を続けて経験しただけに、この経験をプラスにしたいところ。 「今回もタイ人選手で強い人なので、どんな展開になったとしても圧倒して勝ってシュートボクサーの強さを見せたいと思います」 今大会でチャムアトーンへのリベンジ戦を希望していたが、チャムアトーンのスケジュールが調整できず、ポンシリーとの対戦が組まれただけに、負けられない気持ちはさらに強くなっている。ただ勝つのではなく「圧倒して勝つ」という発言は、そんな気持ちの表れなのだろう。 「取り組んでることは、しいて『この技を鍛えてる』っていうものはないですが、全体的なレベルアップを意識してます!」 海人といえばヒジのイメージが強いが、ボクシングジムへ出稽古するなど、パンチにも磨きをかけており、もちろんキックも鋭さを増している。「調整は順調」と本人は話しているが、まだまだ成長期で可能性を秘めているのが、海人の魅力であるのは言うまでもない。 「シュートボクシング(SB)を改めて背負って戦うことになるので、これからもタイ人に限らず世界の強い選手と闘ってSBの強さを見せていかなければいけないという気持ちがさらに強くなりました。一般的にムエタイは世界最強の立ち技格闘技と言われているので、僕がヒジ、ヒザなど、どの技でもムエタイ選手を上回って勝つことでSBが最強ということを証明していきます」 昨年11月に開催された『S-cup 65kg 2018』に優勝し、世界王者になった。シュートボクシングの“エース”としての意識も芽生え、明確なビジョンも描けるようになった。昨年はRIZINやKNOCK OUTなど、SB以外の格闘技イベントにも出場。S-cup優勝後に出場したKNOCK OUTでは、KNOCK OUTの番人・水落洋祐を相手に激闘の末、3RTKO勝ちを収め、「これが立ち技最強のシュートボクシングです」と高らかに叫んだ。初めて海人を見たKNOCK OUTファンの心をつかんだことだろう。 プライベートでは「メガネやサングラスが好きなのでいろいろ見て買ったりしてますね」と話す海人だが、特にサングラスにハマっているそうで、「40個以上はありますね」という。甘いマスクに177cmと長身で。スタイルもいい。格闘技界のファッションリーダーの一人として、SBや格闘技を見るキッカケになるような存在になれる逸材でもある。 「今回のポンシリー戦で去年よりもっと強くなった姿をお見せしたい」 “SBの若きイケメンエース”海人の2019年が2月11日から始まる!取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年02月02日 21時10分
【DeNA】“マルハ” IS BACK! 再び横浜に帰って来るインパクト
ベイスターズは「70th ANNIVERSARY PROJECT」のスポンサーとして、マルハニチロが就任すると発表した。1949年から2002年にTBSへ譲渡するまでの53年間球団経営をしてきた、ファンには馴染み深いあの「マルハ」がDeNAとタッグを組むこととなった。 スポンサードされる内容も様々で、大洋ホエールズ生誕の地、山口県・下関で、更に生誕の日の3月10日にオープン戦を開催。その際には当時のユニフォームの一日限りの復活や、当時の“ベビーハム”の復刻などが用意される。 そして、“70th ANNIVERSARY GAME”も開催。その際のスペシャルユニフォームが、とても特徴的なデザインとなっている。 ベースの青を基調に、胸の“B”は初代ホエールズの“W”を反時計回りにしたもの。横の“YOKOHAMA”のフォントは初代、レイアウトは1998年優勝時のビジターユニフォームにちなんでいる。袖とパンツのラインは川崎時代に静岡県出身の山下大輔氏の入団にちなみ変更された“お茶とみかん”のカラーリングを採用。背番号は横浜大洋時代の字体を使用し、その上のネームは、1964〜1972年の川崎時代に選手名ではなく本拠地の“KAWASAKI”と記してあったことから“YOKOHAMA”にモディファイして採用。ベイスターズ岡村信悟社長は「下関・川崎への敬意と感謝の念」をもっての言葉通りのデザインといえる。 マルハニチロ株式会社伊藤滋代表取締役社長は「社内には1998年の優勝時に、ベイスターズが縁となって結婚した社員がいる」とのエピソードを披露し、自らもベイスターズファンで去年も観戦した際は3戦全勝と、熱い思いを語るなど、大洋時代に愛のある経営で有名だった名物オーナー“中部一族”のDNAが感じられた。 中部オーナーといえばメジャーリーグに倣い、日本球界初となるチーム名から親会社名を外し、より一層の地域密着を掲げた功労者。マルハの大洋漁業は神奈川の地方局TVKのホエールズ、ベイスターズ戦中継でのCMで“パッ缶”、“牛丼・中華丼“や“ちくわ”などの商品を盛んに宣伝していた事を思い出されるファンも多いだろう。そんなマルハが70周年のメモリアルイヤーに、再びベイスターズにエールを送りに帰ってきてくれた。心強い援軍を得て、2019年シーズンのベイスターズは悲願のペナントを獲りに出航する。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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芸能ネタ 2019年02月02日 21時00分
“恐妻”イメージが強いジャガー横田は、妊活中の「夫の浮気」に耐え忍んだ苦労妻?【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】
プロレスラーでタレントのジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏が、1月も連日自身のブログを更新し、超難関中学『広尾学園』への受験を控える長男・大維志くんの様子を報告している。現在、大維志くんは2月1日の中学受験に向けて猛勉強中。情報番組『スッキリ!』(日本テレビ系)では以前から「スッキリお受験企画」として、大維志くんの中学受験に密着している。 木下氏はというと、女子総合格闘技、スマックガールのリングドクターを務めていた際に、ジャガーがトレーナーを務める“亜利弥’”が出場した大会で知り合い、2004年7月に結婚。他に例を見ない職業の組み合わせに、大きな話題となった。 その後は、“気弱で頼りない恐妻家”というキャラで人気を博し、バラエティ番組ではおなじみの顔となり、夫婦そろって出演することが目立った。2006年11月には、不妊を克服して大維志くんが誕生。ジャガーとの“おしどり夫婦”ぶりは一躍有名となり、07年4月に講談社の『ナイス・カップル大賞』を受賞した。 ところが14年3月、沖縄で愛人を作っていたことを『フライデー』(講談社)が報じた。同誌は女性とのツーショット写真や、生々しいLINEのやり取りも掲載し、不倫の決定的な証拠を突き付けた。 記事によると、木下氏は13年9月に東京から通っている勤務先のクリニックがある沖縄で、30代で一児のシングルマザーの女性と知り合ったようだ。知人を介して出会った木下氏は、女性が働くラウンジに出向いて交際が始まったという。さらに、女性に夜の仕事を辞めさせる代わりに、木下氏がクリニック名義で同年11月から月20万円を女性に手当てとして支払っていたことも明かされた。 「その頃ジャガーは、第2子を希望し不妊治療に再度取り組んでいたようだ。しかし木下氏は、女性に『男の子を作って医者にさせたい』と学費の全額支払いを条件に“隠し子”を作るよう要求したという。そして木下氏は、沖縄に行くたびにホテルで女性と関係を持つようになったそうだ」(芸能関係者) また、木下氏の言動を不審に思った女性が、同年末に誘いを断ると、木下氏からLINEで「(関係を)終わりにしよう」というメッセージが送られたという。ところが、14年1月になっても誘いの連絡が来ていたようだ。 夫妻が所属する事務所は、記事の内容について「まったくの事実無根です」と全面否定した。木下氏自身も「ありえない」とコメントしたという。 LINEのやり取りについては、怒ってよくキレる女性に対し、木下氏が話を合わせようとしていただけだと説明。メッセージの一部だけを抜粋して物語を勝手に作っていると主張した。 また、月20万円の振り込みに関しては、女性を雇ったクリニックが支払った給料だとした。女性から生活に困っていると相談を受けた木下氏が、自らのクリニックで働くことができるよう仕事を紹介しただけだと言い、「女性に利用されてしまった」と激怒したという。 とはいえ、木下氏の“女グセ”の悪さは今に始まったことではなく、07年にも一部週刊誌で浮気が報じられていた。14年の報道は、ほとぼりが冷めた頃合いを見計らってか“病”が再発し、今度は愛人まで作ってしまったようだ。 「テレビでは恐妻家のイメージが強いが、実際は真逆のようだ。亭主関白の夫に献身的な妻なのだとか。温厚そうに見えて、キレやすいあげくに女グセも悪く、結婚当初から愛人を囲っていた噂もあったそうだ。今回は、さすがのジャガーも激怒したのだが、長男のことを考えて離婚は回避したようだ」(芸能ライター) エリート医師の一過性の“火遊び”は、妻の寛大な許しを得て騒動は一件落着。木下氏の“病”も完治したのか、その後は浮いた話もないようだ。 「息子を医者にさせたい」という切なる親心は、“合格”という形となって実るのか。大維志くんの結果に期待がかかる。
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芸能ニュース 2019年02月02日 18時10分
バッドナイス解散の理由はコンビ格差? 克服したできた芸人・できなかった芸人
お笑いコンビ、バッドナイスの内田英輔が1月27日に芸能界引退を表明した。内田はバッドナイス常田の相方として知られるが、知名度はいまいちであった。いわゆる“じゃない方芸人”といえる。 ネット上でも「そもそもバッドナイスってコンビだったのかよ」「解散で初めて存在知るって珍しい芸人だな」といった声が並ぶ。お笑い芸人の中にはコンビ格差が開くものが少なくない。活動を継続するコンビもいれば、そのまま解散や実質的に活動休止に至るパターンもある。 「コンビ格差が開いてもコンビを継続するパターンとしては、DonDokoDonがいますね。ぐっさんこと山口智充はマニアックものまねで『エブナイ』(フジテレビ系)でブレークを果たしました。相方の平畠啓史は地味キャラを明石家さんまなどにイジられていましたが、最近では趣味のサッカー関連の番組などで活躍していますね。現在コンビ共演はほとんどありませんが、解散は明言していません」(芸能ライター) 一方で、コンビ格差が開いて、そのまま解散へ至ってしまったコンビもいる。 「Wコロンは、ねずっちの“謎かけ”でブレークしましたが、このころからコンビ仲が悪くなっていったようです。相方の木曽さんちゅうは芸歴が長いため、謎かけをしない“じゃない方芸人”として扱われることをよく思わなかったようです。一時期は不仲を売りにテレビに出ようとしましたが、それすらできないほど関係が悪化してしまったそうです。結局、2015年4月に解散しました」(前出・同) このほか、アンタッチャブルは柴田英嗣が休業中に、相方の山崎弘也が「世界のザキヤマ」として人気者となり、コンビ格差が開いてしまった。柴田がコンビ再開を望むも山崎が応じていないともいわれている。格差コンビにはそれぞれの事情があるようだ。
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