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厚生労働省がミスを連発するさなか、室長が酔って駅員に暴行

 たがが緩んでしまったか?

 厚生労働省では、国会に提出した法案で条文ミスを犯したり、参院本会議で、地域医療・介護総合確保推進法案の趣旨説明に関する資料でコピペ(コピーアンドペースト)ミスが発覚。

 度重なる失態に、田村憲久厚労相は5月22日には全職員を集めて訓示し、「許されないミス。組織として、ミスをチェックして直せないのは省全体の問題。皆でチェックし、是正できる仕組みを作るのが大事」と叱責した。

 そんななか、厚労省の職員が酔っ払って、とんだ暴走をしてしまった。

 警視庁三田署は21日、酒に酔って、JRの駅員に暴行を加えたとして、暴行容疑で、厚労省の医系技官で再生医療研究推進室長の男(38=千葉県松戸市)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前1時10分頃、東京都港区のJR田町駅のホームで、20代と30代の男性駅員2人を蹴るなどしたとしている。

 同署によると、男がホームで寝ていたため、駅員が注意したところ、怒って駅員を蹴ったり、足を踏みつけたりした。男はその場で取り押さえられ、駆けつけた同署員に引き渡された。

 呼気からはかなりの量のアルコールが検出され、男は「酔っていたので覚えていない」と話しているという。

 男は医師免許を持つ医系技官で、課長補佐クラスの職員。

 厚労省医政局総務課は「事実であれば誠に遺憾。早急に事実関係を確認し厳正に対処したい」としている。
(蔵元英二)

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