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超ラッキー! “なでしこ効果”で小栗旬主演「BORDER」の視聴率が奇跡的アップ

 ベトナムで開催されている「AFC女子サッカー・アジア杯」準決勝・日本対中国が5月22日に行われ、日本が2-1で勝利した。なでしこジャパンは25日、オーストラリアとの決勝戦に臨み、優勝を目指す。

 同試合はテレビ朝日が中継(午後7時11分〜10時)し、その視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は、女子サッカーでは異例となる18.5%の高い数字を記録した。瞬間最高視聴率は試合終了直後の午後9時56分と9時58分の31.4%で、先制点を挙げた澤穂希がインタビューに答える場面などだった。

 この恩恵を最大限に受けたのが、女子サッカー中継に後に放送された小栗旬主演の連続ドラマ「BORDER」だ。

 試合が延長戦に持ち込まれ、サッカー中継が延長となり、同ドラマの放送が始まったのは、通常より1時間遅れの午後10時。本来なら、人気報道番組「報道ステーション」がオンエアされている時間だ。

 女子サッカー中継を見て、そのままチャンネルを替えなかった視聴者も多かったようで、「報ステ」の時間と思って、チャンネルをテレ朝にした人も少なくなかったのだろう。同ドラマ第7話の視聴率は16.7%まで跳ね上がり、前週の第6話(15日)の11.6%から、実に5.1ポイントもアップした。この視聴率は今クールの民放連ドラでは、杏主演「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)初回(4月16日)の17.2%に続く2番目の高い数字。

 同ドラマの最高視聴率は第5話(8日)の13.1%で、それと比較しても大幅増。裏にかぶってしまったフジテレビ「続・最後から二番目の恋」(小泉今日子主演/木曜日午後10時〜)第6話は11.2%で、前週より1.6ポイント下がる影響を受けた。

 「BORDER」と、木曜夜9時の刑事ドラマ対決で注目を集めているTBS「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜」(西島秀俊主演/木曜午後9時〜)第7話は、女子サッカー中継の高視聴率のあおりを受けてか、過去最低の8.7%だった。

 もし、女子サッカーが延長戦になっていなければ、おそらく、「BORDER」の視聴率が、ここま高くなるとは思われず、まさしく“たなぼた”ともいえる。次回は、その真価が問われることになりそうだ。
(坂本太郎)

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