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西島秀俊vs小栗旬 木曜夜9時の刑事ドラマ対決に異変

 木曜日午後9時の刑事ドラマ対決に異変が生じている。

 同時間でしのぎを削っているのは、西島秀俊主演のTBS「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜」と、小栗旬主演のテレビ朝日「BORDER」。

 西島主演の「MOZU」は、「ダブルフェイス」に続くTBSとWOWOWの共同制作ドラマの第2弾で、原作は直木賞作家・逢坂剛の代表作。巧みなトリックや激しすぎるアクション、生々しい警察内部の描写など、映像化は不可能とされてきた伝説のハードボイルド小説「百舌」シリーズをドラマ化した作品で、共演は香川照之、真木よう子ら。

 一方、小栗主演の「BORDER」は、「GO」や「SP 警視庁警備部警護課第四係」などの原案・脚本を手掛けた直木賞作家・金城一紀の書き下ろし作品。死者と対話できる特殊能力を持つ刑事・石川役を、小栗が演じている。共演は青木崇高、波瑠、古田新太ら。

 両ドラマは、4月10日に同時スタート。初回は豪華キャストへの注目度からか、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は「MOZU」が13.3%、「BORDER」が9.7%で、「MOZU」の圧勝。

 第2話(同17日)も、「MOZU」が12.8%、「BORDER」が9.7%で、情勢は変わらなかった。

 ところが、第3話(同24日)になると、「MOZU」が10.9%、「BORDER」が10.1%で、ほぼイーブンに。

 そして、第4話(5月1日)では、「MOZU」が10.3%、「BORDER」が12.0%で、ついに「BORDER」が逆転。

 第5話(同8日)では、「BORDER」が13.1%と過去最高を記録。「MOZU」は女子サッカー・なでしこジャパンのニュージーランドとのW杯アジア最終予選壮行試合の中継により、通常より30分遅れで放送が始まったが、10.1%と過去最低で、「BORDER」の完勝となった。

 「BORDER」のように、1ケタで発進しながら、ジリジリ視聴率を上げていくのは異例だが、ドラマの内容が評価されて、この逆転現象につながったようだ。第6話以降、両ドラマの数字がどう推移していくか注目が集まる。
(坂本太郎)

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