トレンド
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トレンド 2007年12月26日 15時00分
「私、テレビの味方です」本気のはずが空回り 『アイドリング!!!』はブレイクしない
昨年秋にスタートした『アイドリング!!!』という番組をご存知だろうか?フジテレビのCSチャンネルで月〜金曜の夕方放送中(基本録画でたまに生中継)のアイドル育成番組である。地上波では毎週木曜深夜に総集編を放送している。 内容はというと、本格的なアイドルを目指す彼女たち9人(全員が事務所に所属はしている)に歌わせたり、未知のジャンルに挑戦させたり、ドッキリを仕掛けたりというバラエティーだ。 その9人は写真を見ていただければわかるとおり、確かにかわいいと思う。アイドルとしてのルックスを兼ね備えている。合格点だ。 だが、世間的にはどうなのか?あくまでブレイクする“きっかけ”をつかめればいいのかもしれないが、せっかく地上波でオンエアされているのだから、本来ならばもっと知名度が上がってもいいはずである。 1年以上前の番組開始当日、フジテレビと関係のある某新聞では『アイドリング!!!』の全面広告が掲載された。キャッチコピーは「本気」だった。要は、フジテレビは本気でこの番組に取り組みます、ということだ。 どう本気なのかを確かめるため、『アイドリング!!!』を見てみたのだが、ハッキリ言って従来のアイドル番組の呪縛から逃れていなかった。アイドルをいろんなことに挑戦させたり、ドッキリを仕掛けるという内容はすでに『天使のUBUG』(フジテレビ系)で90年代半ばに取り組んでいるし、それに“本気”で会議を重ねた結果の企画とは到底思えなかった。これでは1〜9号までいるメンバーたちが浮かばれない。 地上波的な観点(特にゴールデンタイム)からいえば、アイドルはメインディッシュではなく、あくまでデザートとしての機能しか果たすことができなくなった。基本的には20年前から変わっていない。そこで「どう味付けをすればいいのか」という問題が浮上してくるわけだが、テレビマンたちは「いわゆるバラエティー」という味付けをしておけばいいと思いこんでいるフシがある。だから、番組として、企画として失敗するのだ。 『ASAYAN』から出たモーニング娘。がなぜに成功したのか?番組関係者はもっと“本気”で考えてから番組を始めてもらいたかった。アイドルが現在置かれている状況についても。 9人の中から将来的に大ブレイクするアイドルが出るかもしれないが、『アイドリング!!!』という番組が大ブレイクすることは、残念ながら、ないだろう。もったいない…。
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トレンド 2007年12月25日 15時00分
りんかい線国際展示場駅は“有明のオペラハウス”
年間を通してさまざまなイベントやビジネスショーが開催される国際展示場(東京ビッグサイト)へ徒歩約3分と便利なのが、りんかい線国際展示場駅だ。台場エリアの東に位置する有明には、高層オフィスビルやシティーホテルのほか、未来の生活を体験できる「パナソニックセンター」や体感ミュージアム「リスーピア」などビジネス色の強い施設が集まる。レジャー色の目立つ台場とは対照的なスポットである。 国際展示場で開催されるイベントしだいで、来訪客数が激しく上下動するのが特徴。たとえば今夏のコミックマーケットなどは最も集客力のあるイベントで、近くを走る新交通ゆりかもめやバス、タクシーもフル回転だった。 3日間連続開催のため、夜になると駅周辺に陣取って夜明かしする人も現れた。ふだんは各業界のビジネスショーに向かうサラリーマンやOLが多いが、このときばかりはアニメキャラなどに扮したコスプレイヤーとカメラ小僧が我がもの顔で闊歩していた。 夜間はライトアップされる同駅は、豪シドニーのオペラハウスのようなただずまいだ。アーチ状の曲線が織りなすデザインは洗練されており、周辺住民には“有明のオペラハウス”と呼ぶ人もいる。「関東の駅百選」にも選ばれ、駅構内に記念スタンプ台が設けられている。それほどハイセンスな駅なのに残念な光景を目撃した。 駅入り口にある高さ5mのひさしの鉄骨に、だれが投げ込んだのか空き缶が挟まっていた。いたずら以外には考えられない高さ。がっかりだった。
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トレンド 2007年12月19日 15時00分
「私、テレビの味方です」3バカで最後に笑うのは里田まい
地球上の誰も覚えていないだろうが、8月下旬に私は次のような主旨の原稿を書いた。バカタレントとしてブレイクしたスザンヌ(21)がバカキャラ返上を目論んで、地球儀を購入して国名を覚えたり、ことわざの勉強をしたりしているという発言を取り上げ、「バカタレントでブレイクしたのにバカを返上しようとはどういうつもりか。そんな地球儀は破壊せよ」とスタッフを猛批判した。 まあ、いくら勉強したところで今さら手に負えないことは自明なのだが、それよりもその人が持つタレント性(それがバカというキャラであっても)をそのまま活かせばいいだけの話なのだ。それで売れれば勝ち。それが芸能界なのだから。 なぜこんなことを書いているかというと、15日放送の「バニラ気分!」(フジテレビ系)にゲスト出演した里田まい(23)の素晴らしい発言を聞いたからだ。里田の実母からのコメントを紹介する場面。里田ママは娘のバカさ加減に呆れ、学習させようと地図帳を片手に娘を追いかけまわしたという。ところが、娘は偉かった。「勉強するとディレクターさんに怒られる」と徹底拒否したというのだ。 向学心あふれるスザンヌとは大違いではないか!いや、勉強しないことがタレントとしての向学心ということを里田は知っているのだ。世間の論理とは正反対だが、まったくもってそれは正しい。 ハッキリ言えば、里田まいなんてついこの間までは誰も知らないタレントだった。一応、ハロープロジェクトのユニット「カントリー娘。」に02年1月に加入。かれこれキャリア6年選手なのだ。アルバムもリリースしていたし、女子フットサルでも北澤豪監督(39)の指示に忠実に従う名選手としてプレイしてきた。ところが、いずれの活動も世間に届くことはなかった。 デビューした以上、芽が出ないことほど辛いことはない。それが昨年初出演した「クイズ!ヘキサゴンII」でまさかの狂い咲き。ほぼすべての解答でボケるという離れ業を演じて(本人的にはすべて本気)、一躍ブレイクを果たしたのである。今やハロプロで最も有名なタレントになった。 事務所的にも里田的にもこの座を守らなくてはならない。つまり、勉強してはいけないのだ。それを忠実に守っている。木下優樹菜(20)も含めた3バカの中で最後まで生き残るのは里田だと確信した瞬間だった。
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トレンド 2007年12月18日 15時00分
都営三田線内幸町駅、日比谷公園街灯の巨大テントウムシの謎
日比谷公園の国会通り沿いの街灯に巨大テントウムシが止まっているのをご存じだろうか?都営三田線内幸町駅から国会方面に向かって同公園脇の歩道を進むと、街路樹に交じって16本の街灯が設置されている。そのほとんどに、なぜか大きなテントウムシのイミテーションがある。 公園内は東京都の管轄だが、外周の歩道については千代田区が整備している。同区まちづくり推進部は「あれは光感知センサーなんです。すべてのテントウムシの背中に穴が開いていたのにお気づきでしょうか。夕暮れどきに周囲が薄暗くなると感知して、街灯にあかりが灯るんです」(道路公園課)と説明。光センサー内蔵テントウムシであることが分かった。 確かにむき出しのセンサーだと味もそっけもない。そこで樹木にとまる虫をイメージしたんだろうが、なぜテントウムシでなければならないのか?という疑問が残る。樹木に止まる昆虫はなにもテントウムシばかりではない。むしろカブトムシやクワガタ、セミ、チョウのほうが一般的だ。 同課は「当時の担当者の遊びごころです。『点灯』と『テントウムシ』をかけたダジャレなんですよ。10年以上昔のことなんで詳細は分かりませんが、設置時には子供が喜ぶ仕掛けだろうということで、広報誌などでPRしました。その当時は財政、気持ちに余裕があったんでしょう」と謎解きする。同様の仕掛けは区内の一部公園にもあるといい、テントウムシに続く第2、第3弾としてカブトムシとセミがあるはずという。 日比谷公園脇の歩道で確認すると16本中2本だけがカブトムシだった。理由を知ってみればテントウムシのほうがピッタリくる。
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トレンド 2007年12月15日 15時00分
Xmasイルミネーション特集 台場
高さ約20mの都内最大級ツリーがデックス東京ビーチに登場。レインボーブリッジや東京タワーなども眺めることができ、お台場の冬をロマンチックに盛り上げる。 また2008/1/12(土)までの毎週土曜日の19時より約10分間、『レインボー花火』開催。お台場の夜空に約1500〜2000発のまばゆい光のアートが現れる(荒天時中止あり)■主な最寄駅 ゆりかもめ「台場海浜公園」駅(写真=デックスお台場から見える台場メモリアルツリーとレインボー花火)
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トレンド 2007年12月15日 15時00分
Xmasイルミネーション特集 汐留
汐留シオサイト内のカレッタ汐留には、30万の光の粒による幻想的な大海原が広がる。 雅楽師で作曲家の東儀秀樹氏がプロデュースした約10分間の『光のショー』も開催中。オリジナル楽曲と光による幻想的なコラボレーションは必見。毎日17:30〜23:00まで、30分おきに楽しめる。■主な最寄り駅 都営大江戸線汐留駅(写真=カレッタ汐留のツリー)
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トレンド 2007年12月15日 15時00分
Xmasイルミネーション特集 六本木
初めてのクリスマスを迎える東京ミッドタウン。70万球が織り成す光の空間が訪れる人々を出迎える。『江戸切子』をモチーフにしたツリーも登場。 六本木ヒルズ展望台の東京シティビューでは、眺望を満喫した後、同階の森美術館でアートな世界に浸ってみては? 都心の冬の風物詩として定着した「六本木けやき坂通り」もおススメ。■シティービュー入館時間 9:00〜25:00(最終入館は24:00まで)入場料1500円■森美術館・開館時間 月・水〜日 10:00〜22:00、火 10:00〜17:00※25日、1月1日は22:00まで※いずれも入館は閉館時間の30分前まで(入館料は入場料に含まれる)■主な最寄駅東京メトロ日比谷線『六本木』駅ほか(写真=ミッドタウンのガーデンエリア)
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トレンド 2007年12月15日 15時00分
Xmasイルミネーション特集 丸の内
シャンパンゴールドにうっとり!丸の内一帯はシックな大人のクリスマス。約85万球のLEDを付けたきらびやかな街路樹を抜け、光輝くツリーを見に行こう。丸ビルでは、好みの色に調光して思い出の一枚を。■主な最寄り駅東京駅丸の内南口(写真=丸ビルのツリー)
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トレンド 2007年12月12日 15時00分
「私、テレビの味方です」南明奈の最大の魅力は“憎めない妹感”
前回はアッキーナこと南明奈(18)のバラエティ対応能力について書いたが、今回は同じくアッキーナについて新発見した事柄を提唱してみたい。 主にグラビアとバラエティを主戦場とするアッキーナではあるが、CMにも進出している。彼女の出演CMで真っ先に思い出されるのはやっぱり「アデランス」だろう。過去には吉岡美穂(27)、小阪由佳(22)らのアイドルを起用してきた同社。パターンとしては、アデランスに電話してくれれば、カワイイお姉さんが相談に乗ってくれますよ的なものなのだが、今回はどうも様子が違うことにお気づきだろうか? 現在流れているパターン「カウガール編」は以下の通り。 髪が薄くなった男性がパソコンの前に座っている。デスクトップにはアッキーナだ。男性が「あ〜、こんなアイドルとデートしてみたいな〜」とつぶやくと、画面中のアッキーナが「呼んだ?」と答え、三次元に登場。驚く男性。アッキーナは「そんな夢を見る前に“e-check!”にアクセス!」と満面の笑みで、アデランスのサイトを見てごらんよと誘うのだ。 実はここには残酷なストーリーが隠されている。ハゲを心配するアイドル好きの男性がアイドルとデートすることを妄想していると、アッキーナは「そんなことより、まずはアデランスのサイトを見てみろや」と忠告するということは、つまり、アッキーナは「アイドルヲタが何言ってんだ!まずはヅラでも作れや!」と喝破しているのだ!こんな残酷なCM、見たことない!CMディレクターがどこまで意識的に作っているかは知らないが、アイドルがヲタを直接罵倒するという、史上まれに見るストーリーなのだ。 ところが、CMからはそんな残酷性は感じられない。アッキーナの無邪気さがそれを打ち消しているからだ。そう、これこそが彼女の最大の魅力なのである。 これがアッキーナではなくて、本気でヲタのことを気持ち悪がっていそうなアイドル(誰とは書かないが)を起用していたら、もっとキツイCMに仕上がっていたはず。アッキーナの無邪気さ加減と「コイツに言われたらしょうがねえな」的な“出来は良くないけど憎めない妹感”がこのCMを成立させている。そのイメージを正しく使っていると思う。 CMのエンディングでは椅子を後ろ向きに座ったアッキーナがロデオマシンに乗ったかのように激しく動きながら、「クログロ・ドット・ジェーピーへ!」と訴える。このシーンもまた、アッキーナのバカっぽさがプラスに作用している。実際、思わず私もクログロ・ドット・ジェーピーにアクセスしてしまった。よって、このCMは成功!
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トレンド 2007年12月11日 15時00分
JR亀戸駅前で空飛ぶ亀を目撃!?
JR亀戸駅北口で“空飛ぶ亀”を目撃!視力のいい人は、駅を背に左手方向を眺めると巨大な亀らしき物体が目に入るはずだ。視力2.0以上ならばそれが甲羅に羽の生えた巨大亀とわかるだろう。ネス湖にネッシーがいるように、亀戸にはフライング・トータス(空飛ぶ亀)がいるのだ。 駅から徒歩1分弱、その亀は亀戸駅前公園の人工池で気持ちよさそうに噴水を浴びている。親亀の背中には羽の生えた子亀が乗り、その背中には孫亀が乗る。未確認生物3代そろい踏みだ。まあ、亀といってもモニュメントなんだけど…。 さて、亀戸だから「亀」の像というのは分かりやすいが、なにゆえ羽をつけたのか?その答えを導くプレートを公園内で発見した。1992年4月1日、江東区が設置したもので正式名称は「はね亀」というらしい。ちょうどバブル崩壊が始まった頃だから、庶民はこの先直面する長期景気低迷など思いもよらなかっただろう。 プレートには「亀戸副都心の促進を願って」とある。聞いたことのない副都心だ。都心に限らず地価高騰や大型都市開発が進んだバブル期にあって、この亀戸も例にもれなかったとみられる。 「亀戸の亀も、親亀、子亀、孫亀揃って促進を願って大空に向かい羽ばたいています」と文言は続く。しかし、やはり亀を飛ばすのには無理があった。ガメラにはなれなかったわけだ。 もうひとつ、この公園には奇妙なモノがある。「ロケット館」と名付けられたトイレで「未来を結ぶ発射基地として展開されるのを願って」設置されたらしい。地元の中年男性にたずねると「そりゃあ知らなかった。俺はてっきり用をたすとき“発射”するからロケット館なんだと思ってたよ」と大笑い。やけに悲しい夢の残骸である。
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JR京葉線・葛西臨海公園駅で『愛』を釣り上げる
2007年10月09日 15時00分
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ボランティア公約劇団「女劇(おんなげき)TOKYO23KU」
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大江戸線上野御徒町駅入口に散乱するたばこの吸い殻裏話
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