トレンド
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トレンド 2008年01月22日 15時00分
渋谷駅前の冬季限定満員電車
渋谷駅前に展示しているレトロな東急東横線車両が“満員電車”になっている。ちょうどハチ公前にあり、凍てつく寒さのなか、「待ち人来らず!」とぶるぶる震える人が耐え切れずに駆け込み乗車する姿が目立つ。 車両内部にはベンチシートがありほぼ満席。冷え込む日には特に乗車率がアップし、一時的に満員状態になることも珍しくないという。若者が年配の女性に席をゆずるシーンも目撃した。 さすがに、混み合ってくると降車する乗客が出るためスシ詰めまではいかないが、まるで冬季限定満員電車の様相だ。座席でメールをカチャカチャいじっていた女性(20)は「友達から待ち合わせに遅れるとメールがあったんですよ。外で待つのはキツいし、あったかそうなので乗ってみたら、座れるし、これは具合いいなと」とすっかり気にいった様子だった。 この車両は昭和29年、超軽量電車5000型として東横線に登場した記念すべき第1号車。シブい緑色のボディーに丸型ヘッドランプ、先端部に掲げたヘッドマークには旧字体で「澁谷⇔櫻木町」とある。車内には渋谷周辺の古い写真パネルがかかり、若者の街にはどこか不釣り合いなレトロな雰囲気が漂う。そんなギャップが物珍しさに拍車をかけているのかもしれない。 いまは「渋谷大好き写真コンテスト」の受賞作も展示中。どうせ人を待つなら、暖かい車内で展示を眺めながら…のほうがイライラせずにすみそうだ。
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トレンド 2008年01月19日 15時00分
SM専門図書館
東京・神楽坂に古今東西のSM雑誌や関連書籍を一堂に集めた「風俗資料館」がある。専門図書館にもさまざまあるが、全国広しといえどもこれだけの蔵書を持つSM専門図書館はほかにない。会員限定という禁断の扉を開き、壮絶な責め絵や羞恥小説にどっぷり浸かった。興味津津なのはドコのどいつだぁ〜い? 閲覧室の書架には「SM…」から始まるタイトルがびっしり。図書館らしい静寂の中、中年男性が「おもらし倶楽部」を熟読していた。変態であることをだれに気兼ねする必要もない。ここでは人目を気にせず、好きなだけSM本やフェチ本に没頭できるのだ。 中原るつ館長は「SMってフェティッシュなものを含めてなんでもありだと思うんです。内面にあるモヤモヤは人それぞれですし、単純に『××マニア』とは括れません。ここは図書館ですから、異なる個々の感性にヒットする本を数多くそろえるのが理想ですが、大抵の本はあると思いますよ」と胸を張る。 一般的なポルノ雑誌の類はない。しかしことSMに関しては、雑誌や書籍、パンフレット、カタログ、個人的な写真集にいたるまで、蔵書は実に1万7000冊以上。もはや入手困難な資料も多く、伊藤晴雨、秋吉巒、観世一則、四条綾らの原画のほか、昭和20年に創刊された「奇譚クラブ」「風俗草紙」「風俗科学」や「風俗奇譚」「裏窓」などはほぼ全号をそろえているという。 映像資料を視聴できる設備も整えており、雑誌の付録を除いた単発DVDだけでも約2000〜3000本を所有。熱心なマニアが撮影した古い8ミリフィルムもある。 SMジャンルは王道(?)のムチ&縄&ローソクを筆頭に、スパンキング(お仕置き)、拘束、切腹、スカトロ、露出、女装、同性愛…などと分類できないほど幅広い。 「単語で言い表せない細かいこだわりがあるんですよ。たとえば同じ拘束にしたって、猿ぐつわかボールギャグ(ピンポン玉)かで分かれます。素材や色、シチュエーションにこだわる人もいますから」(中原館長) 相当マニアックな同人誌や、個人がファイリングしたスクラップブックも少なくない。 なぜ、これほどまで蔵書を集められたのか? 同館は1984年、戦後を代表するSM雑誌「風俗奇譚」の編集長を務めた高倉一氏(故人)によって設立された。作家のひとりが書庫で「みんなが安心してSM本を読める場所があるといい」などと話したのがきっかけという。設立後、個人で所有する“秘蔵コレクション”の置き場所に困った愛好者から寄贈が相次ぎ、瞬く間に蔵書は増えた。 男性ならばエロ本の隠し場所に困った経験があるはず。それがSM系となればなおさらで、保管場所に悩む全国のマニアが貴重なコレクションを共有できる“共同図書館”に飛びついたわけだ。 同館ではこれら貴重な文献を維持管理するために会員制を敷く。遠方に住む会員向け制度や、水曜夜に女性限定の時間帯を設けるなど利用しやすい仕組みになっている。 それにしても古いSM雑誌のなんと淫靡なことか! 独特のタッチで描かれた挿し絵は、数十年を経てもなお生々しく呻き、昭和にタイムスリップしたようだ。 「昨年5月、非会員向けに『伊藤晴雨原画展』を開催したところ、平日夜の2〜3時間だけのイベントだったにもかかわらず、1日20〜30人が訪れる大盛況でした。若い女性は『なんだかこういう絵が好きなんです』と話してくれました。予定は未定ですが機会があればまた開催したい」(中原館長) 恥ずかしがりやの女王様や、発展途上のドM娘でも安心して読書を楽しめそうだ。○初の女性館長・中原るつ氏 初の女性館長となった中原氏は学生時代、ここが図書館であることに感銘を受け、大学卒業後に自ら「就職するにはどうしたらいいか?」とスタッフ入りを志願。昨年5月に3代目館長に就任した。性の話題にあけっぴろげになったといわれる昨今だが、まだまだSMには壁があるという。 「さすがに『あの娘を縛りたい』とか『スカトロしたい』と打ち明けられる人は少ないでしょう? 会員は『人には言えない趣味を持ってしまった』という点で共通しているんです。本でイマジネーションをふくらませる少数派かもしれないけど、多数派を目指しているわけではない。そんな人たちがこの図書館を好きで来てくれるかぎり、期待に応えていきたいんです」と話した。○アクセス「風俗資料館」…東京都新宿区揚場町2-17川島第二ビル5階。東京メトロ、JR飯田橋駅からそれぞれ徒歩約4分。正会員=入会金1万円、月会費3500円。準会員=入会金1万5000円、入館料4000円(連続2日間有効)ほか。有料コピーサービスも充実している。ビジター制度として1日5500円の特別入館制度あり。開館時間は午前10時〜午後6時まで。金曜日は午後9時まで。水曜午後7時〜9時までは女性限定「夜の図書館」。木曜、日曜休館。
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トレンド 2008年01月16日 15時00分
「私、テレビの味方です」フカキョンをもっとVIP待遇せよ
日曜夜に放送されている『新堂本兄弟』(フジテレビ系)を見ていると、常に強烈な違和感にさいなまれる。これから述べる意見は賛同者が少なくないと思われるのだが…それは、深田恭子(25)の出てる意味がない!ということである。 KinKi Kids主役で進むトーク&バラエティー番組だからしょうがない面はわかる。テレビ的に美味しいところはブラザートム(51)か高見沢俊彦(53)が持って行ってしまうのもしょうがない。ただただフカキョンはそれを時に笑顔で見守り、時にキョトンとしている。フカキョンがしゃべらずに終了する回さえある。歯がゆい! 彼女の役割は、ゲストの歌のピアノ伴奏することだけである。フカキョンほどのVIPの扱い方がこれでOKなはずはない! 私の好きなアイドルランキングではすでに殿堂入りを果たしているフカキョンだから、相当ひいき目に見ていることも手伝ってはいるが、これではフカキョンの魅力がまったく伝わらない。彼女の魅力とは、自らを「マリー・アントワネットの生まれ変わり」と喝破する、浮世離れしたファンシーさ加減であり、デビュー当時に「きょうこりん姫」と自称していた、憎めない“わがまま姫”感である(「わがまま」は褒め言葉です)。 そんな扱いをすることで、フカキョンの魅力は引き出される。私のオールタイムベスト映画はフカキョンがゴスロリファッションに身を包んだ田舎少女を演じた『下妻物語』(04年公開)なのだが、あれこそ彼女の浮世離れ感とお姫様感が大爆発した不朽の名作だ。あのキャスティングこそ正解なのである。そうでない使い方ではフカキョンが死んでしまう。『新堂本兄弟』では“ピアノを弾く人”としてしか使っていないため、なんだかもう意味がわからない。 そこで、1月クールの新ドラマ『未来講師めぐる』(テレビ朝日系)である。 久々にフカキョンが重い腰を上げ、主演を張るわけだが、ここでの役柄は満腹になると他人の20年後の姿が見えてしまう才能を持った塾講師。お姫様感こそないが、現実離れ感はある。第1話を見た限りでは、スーツ姿が妙に似合っているので合格点(というか、単に動いているフカキョンを見ることができる喜びをひしひしと感じているだけかも)! でも、本当に見たい番組はフカキョンの頭の中身を“解剖”するバラエティである。ドラマとか映画という見せ方ばかりではないはず。もっとフカキョンをVIP待遇するように!
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トレンド 2008年01月15日 15時00分
京成柴又駅前の土産店で販売されている「寅さんキューピー」は寅さんではない!?
新年を迎えて一段と活気づく寅さんの故郷、葛飾柴又。山田洋次監督の名作映画「男はつらいよ」シリーズで、渥美清さん演じる車寅次郎は正月に実家に戻ったためしがない。テキヤ稼業のかきいれどき、旅先から妹さくらに宛てた年賀状が届くシーンで幕を閉じる。 舞台となった京成柴又駅前には寅さんの銅像が立っている。1996年に急逝した渥美清さんを惜む全国の寅さんファンの募金によるものだ。 柴又帝釈天に参拝する初詣客の記念撮影はいっこうに途切れず、うらやましいモテっぷりだった。 その寅さん像と十数メートルしか離れていない土産店店頭で「寅さんキューピー」(680円)という珍妙なストラップが販売されていた。店員は「以前からあった寅さんキューピーが消滅しそうになったのでメーカーに『待った』をかけて共同開発したんです。以前の商品はお守りもぶら下げていなかったし、シャツの色も青じゃなくて白だった。随分と寅さんらしくなった」と誇らしげに話す。 ところが製造元の玩具メーカー「となりのみよちゃん」(本社川口市)は「それはあくまでキューピーであって寅さんではない。どこにも寅さんとは書いていないし、寅さんに似ているというだけのことでしょう?小売店の要望を受けてウチが製造したものですが、『寅さんキューピー』などと勝手に名前をつけて販売するのはやめてくれと指導している」と警戒心あらわ。 キューピーには版権そのものがないため自由に使えるが、寅さんは…ということのようだ。参拝客には結構な人気だったが、四角い顔がトレードマークの寅さんには、トンガリ頭は似合わない。
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トレンド 2008年01月09日 15時00分
「私、テレビの味方です」夏川純 期待の漢字発表で、まさかの高等テク披露!?
年末年始に相も変わらずテレビばかり見ていたのは当然だが、どうにもこうにも書くべきネタが豊富に詰まった番組は致命的に少なかった。そんな中、夏川純(27)がまたまたやってくれた。 昨年の今頃は「今年は年女でーす!」とか自己紹介していたような気もする彼女、わずか1年で4歳も年をとるという離れ業を演じてみせたことは今さら説明の必要もなかろうが、またまたやらかしていたので新春一発目にご紹介しておこう。 その発言の舞台となったのは12月29日(土)朝の「知っとこ!」(TBS)。オセロ司会の番組なのだが、ゲストに夏川が来るというので、誰からも頼まれたわけではないのに勝手に番記者を自認している私が見ない手はない。EPG(電子番組表)によると、「混迷&激動の今年を振り返る(1)偽装だらけ(2)大注目アノ人に直撃」とある。これはどう考えても、年齢偽装問題で大揺れに揺れた夏川姉さんに真相を再直撃するということだ。それ以外には考えられない。 番組冒頭、2007年を表す漢字「偽」なんてのも紹介されて、ますます夏川への期待が高まってくる。そこで、ゲスト陣が一年を振り返ってみて漢字一文字で表現するとどうなる?という出題がされた。これはもう夏川も「偽」と書いて、「いや〜、偽装ブームの一年でしたけど、私が元祖ですから!」とか堂々とネタにしてくるに違いない。07年最後に改めて懺悔をすることで、翌年からは一切サバ読みネタを封印する。こういう流れなんじゃないかと予想していた。 ところが、だ。夏川が書いた文字は「飲」。…?はて、その心は?彼女の言葉に耳を傾けてみよう。 「ジャジャン!飲酒の飲。今年一年いっぱい飲んだなーと思って」 なんじゃ、そりゃ!どう考えても、そこは「偽」だろ!オセロもゲストの中尾彬もツッコめよ!なんでスルーしてんだよ。 そうか、わかった。これは夏川の“ツッコミ待ち”なんじゃないだろうか?あえてバッシングされるような発言をすることで、視聴者からのツッコミを待つという高等テクニックなのではないか?なんかそんな気がしてきた。バラエティーで芸人と絡むことも多い夏川だけに、そういったボケを習得していてもなんら不思議はない。 聞くところによると、夏川サイドは「あの話はしないでくれ」とか「絶対に活字にしないでください」とか関係者に対して念を押しているという(大物司会者の場合は例外)。そんなことしたって反発されるだけだし、今こうして活字になっているんだし、いい加減に開き直ってほしいものだが、まあ、これからも勝手に番記者として彼女の動向をチェックしていくつもりである。
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トレンド 2008年01月08日 15時00分
大江戸線新宿西口駅のぽっちゃりビルとスリムビル
大江戸線の新宿西口駅から地上に出ると、新宿大ガード西のすぐ脇に出る。ガードをくぐった先は歌舞伎町。背をむけて歩き出せば高層ビルが林立するオフィス街だ。 “新宿副都心”と呼ばれるこの高層ビル群に新しいビルが建つ。西新宿1丁目に建設中の地下4階、地上50階建ての「モード学園コクーンタワー(仮称)」で、専修学校や店舗、ホールなどが入る予定という。 コクーンタワーの特徴はその丸みを帯びたデザインにある。低層建築ならまだしも、高さ203.65mのノッポビルにして中層階部分がふくらむ徳利型なのである。都庁舎やフジテレビ本社ビルなどを手がけた巨匠・丹下健三氏(故人)のご子息・憲孝氏が引き継いだ事務所が建築設計している。 通りを挟んだはす向かいに42階建ての損保ジャパン本社ビルがあるのがおもしろい。旧安田火災ビルといったほうがピンとくるかもしれないが、損保ジャパンビルは上層階に向かうほどスリムになっていくアーティスティックなデザイン。つまり、損保ジャパンビルのやせているところはコクーンタワーでは太っていて、逆に太めな部分はやせているわけだ。 “モード系”のコクーンタワーは、工事現場の外壁にも前衛的な絵画がペイントされている。サッカーでPKの壁をつくる選手が股間をガードしているシーンや、弾丸跡でひび割れた青空、SFチックなバイクにまたがる未来の女性ライダーなど。ちょっとした美術館のようだ。 コクーンタワーは今年10月末に竣工予定。対照的な両ビルが新宿西口で存在感を際立たせる日が近づいている。
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トレンド 2008年01月08日 15時00分
「へぇ〜な話題」リクナビトークLIVE
2009年3月卒(09年度入社)の就職活動が年初早々に本格化しそうだ。08年度入社は学生優位の“売り手市場”。バブル期を上回る求人総数をマークした07年度入社以上になりそうで、この流れは08年度入社でも続くとみられる。 昨年12月18、19日には、大手就職情報サービス企業のリクルートが主催する「リクナビトークLIVE」が東京ビッグサイトで開催され、リクルートからは“採用氷河期”の声もあがった。リクルート広報部の伊東由理さんは「09年度入社の学生は安定志向が高い」と分析している。 会場内を見渡すと、メディアへの露出が高いソフトバンク、KDDIといった学生が飛びつきそうな企業のブースをおさえ、JR、日本郵政といった比較的地味なイメージの企業に学生が群がっていた。防衛庁や自衛隊のブースも学生の波が途切れることはなかった。 学生の安定志向が自衛隊人気に直結しているかは分からないが、会場内に設けられた神社「就職願掛け処」を覗くと、学生が就職活動に込めた願いをつづった絵馬には「銀行、公務員」「公務員になれますように」といった文字が並んでいた。 今の学生は企業に名前ではない本当の安定を求めているようだ。ホリエモンの失脚とともに学生のベンチャー志向は終えんを迎え、新時代に突入したといえる。 世の中のお父さん達、お宅のお子さんはどうですか?
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トレンド 2007年12月26日 15時00分
「私、テレビの味方です」本気のはずが空回り 『アイドリング!!!』はブレイクしない
昨年秋にスタートした『アイドリング!!!』という番組をご存知だろうか?フジテレビのCSチャンネルで月〜金曜の夕方放送中(基本録画でたまに生中継)のアイドル育成番組である。地上波では毎週木曜深夜に総集編を放送している。 内容はというと、本格的なアイドルを目指す彼女たち9人(全員が事務所に所属はしている)に歌わせたり、未知のジャンルに挑戦させたり、ドッキリを仕掛けたりというバラエティーだ。 その9人は写真を見ていただければわかるとおり、確かにかわいいと思う。アイドルとしてのルックスを兼ね備えている。合格点だ。 だが、世間的にはどうなのか?あくまでブレイクする“きっかけ”をつかめればいいのかもしれないが、せっかく地上波でオンエアされているのだから、本来ならばもっと知名度が上がってもいいはずである。 1年以上前の番組開始当日、フジテレビと関係のある某新聞では『アイドリング!!!』の全面広告が掲載された。キャッチコピーは「本気」だった。要は、フジテレビは本気でこの番組に取り組みます、ということだ。 どう本気なのかを確かめるため、『アイドリング!!!』を見てみたのだが、ハッキリ言って従来のアイドル番組の呪縛から逃れていなかった。アイドルをいろんなことに挑戦させたり、ドッキリを仕掛けるという内容はすでに『天使のUBUG』(フジテレビ系)で90年代半ばに取り組んでいるし、それに“本気”で会議を重ねた結果の企画とは到底思えなかった。これでは1〜9号までいるメンバーたちが浮かばれない。 地上波的な観点(特にゴールデンタイム)からいえば、アイドルはメインディッシュではなく、あくまでデザートとしての機能しか果たすことができなくなった。基本的には20年前から変わっていない。そこで「どう味付けをすればいいのか」という問題が浮上してくるわけだが、テレビマンたちは「いわゆるバラエティー」という味付けをしておけばいいと思いこんでいるフシがある。だから、番組として、企画として失敗するのだ。 『ASAYAN』から出たモーニング娘。がなぜに成功したのか?番組関係者はもっと“本気”で考えてから番組を始めてもらいたかった。アイドルが現在置かれている状況についても。 9人の中から将来的に大ブレイクするアイドルが出るかもしれないが、『アイドリング!!!』という番組が大ブレイクすることは、残念ながら、ないだろう。もったいない…。
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トレンド 2007年12月25日 15時00分
りんかい線国際展示場駅は“有明のオペラハウス”
年間を通してさまざまなイベントやビジネスショーが開催される国際展示場(東京ビッグサイト)へ徒歩約3分と便利なのが、りんかい線国際展示場駅だ。台場エリアの東に位置する有明には、高層オフィスビルやシティーホテルのほか、未来の生活を体験できる「パナソニックセンター」や体感ミュージアム「リスーピア」などビジネス色の強い施設が集まる。レジャー色の目立つ台場とは対照的なスポットである。 国際展示場で開催されるイベントしだいで、来訪客数が激しく上下動するのが特徴。たとえば今夏のコミックマーケットなどは最も集客力のあるイベントで、近くを走る新交通ゆりかもめやバス、タクシーもフル回転だった。 3日間連続開催のため、夜になると駅周辺に陣取って夜明かしする人も現れた。ふだんは各業界のビジネスショーに向かうサラリーマンやOLが多いが、このときばかりはアニメキャラなどに扮したコスプレイヤーとカメラ小僧が我がもの顔で闊歩していた。 夜間はライトアップされる同駅は、豪シドニーのオペラハウスのようなただずまいだ。アーチ状の曲線が織りなすデザインは洗練されており、周辺住民には“有明のオペラハウス”と呼ぶ人もいる。「関東の駅百選」にも選ばれ、駅構内に記念スタンプ台が設けられている。それほどハイセンスな駅なのに残念な光景を目撃した。 駅入り口にある高さ5mのひさしの鉄骨に、だれが投げ込んだのか空き缶が挟まっていた。いたずら以外には考えられない高さ。がっかりだった。
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トレンド 2007年12月19日 15時00分
「私、テレビの味方です」3バカで最後に笑うのは里田まい
地球上の誰も覚えていないだろうが、8月下旬に私は次のような主旨の原稿を書いた。バカタレントとしてブレイクしたスザンヌ(21)がバカキャラ返上を目論んで、地球儀を購入して国名を覚えたり、ことわざの勉強をしたりしているという発言を取り上げ、「バカタレントでブレイクしたのにバカを返上しようとはどういうつもりか。そんな地球儀は破壊せよ」とスタッフを猛批判した。 まあ、いくら勉強したところで今さら手に負えないことは自明なのだが、それよりもその人が持つタレント性(それがバカというキャラであっても)をそのまま活かせばいいだけの話なのだ。それで売れれば勝ち。それが芸能界なのだから。 なぜこんなことを書いているかというと、15日放送の「バニラ気分!」(フジテレビ系)にゲスト出演した里田まい(23)の素晴らしい発言を聞いたからだ。里田の実母からのコメントを紹介する場面。里田ママは娘のバカさ加減に呆れ、学習させようと地図帳を片手に娘を追いかけまわしたという。ところが、娘は偉かった。「勉強するとディレクターさんに怒られる」と徹底拒否したというのだ。 向学心あふれるスザンヌとは大違いではないか!いや、勉強しないことがタレントとしての向学心ということを里田は知っているのだ。世間の論理とは正反対だが、まったくもってそれは正しい。 ハッキリ言えば、里田まいなんてついこの間までは誰も知らないタレントだった。一応、ハロープロジェクトのユニット「カントリー娘。」に02年1月に加入。かれこれキャリア6年選手なのだ。アルバムもリリースしていたし、女子フットサルでも北澤豪監督(39)の指示に忠実に従う名選手としてプレイしてきた。ところが、いずれの活動も世間に届くことはなかった。 デビューした以上、芽が出ないことほど辛いことはない。それが昨年初出演した「クイズ!ヘキサゴンII」でまさかの狂い咲き。ほぼすべての解答でボケるという離れ業を演じて(本人的にはすべて本気)、一躍ブレイクを果たしたのである。今やハロプロで最も有名なタレントになった。 事務所的にも里田的にもこの座を守らなくてはならない。つまり、勉強してはいけないのだ。それを忠実に守っている。木下優樹菜(20)も含めた3バカの中で最後まで生き残るのは里田だと確信した瞬間だった。
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JR小岩駅 恋話物語伝説
2007年09月04日 15時00分
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“撮り鉄”初心者は御茶ノ水駅に全員集合!
2007年08月28日 15時00分
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「ほっとクリップ」昆虫写真展9月4日から
2007年08月28日 15時00分
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JR神田駅 トイレ案内看板の謎
2007年08月21日 15時00分
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お父さんのためのコスプレ講座
2007年08月20日 15時00分
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JR東京駅にある日本一のレーズンパン
2007年08月14日 15時00分
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JR巣鴨駅の冷やしおでん缶専用自販機
2007年07月31日 16時00分
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JR鶯谷ホームに散乱していたもの
2007年07月25日 16時00分
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有楽町線有楽町駅 イ・ビョンホン騒動
2007年07月17日 16時00分
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ヒットのヒント拡大スペシャル番外編「ラーメン缶戦争」
2007年07月17日 16時00分