昨年の今頃は「今年は年女でーす!」とか自己紹介していたような気もする彼女、わずか1年で4歳も年をとるという離れ業を演じてみせたことは今さら説明の必要もなかろうが、またまたやらかしていたので新春一発目にご紹介しておこう。
その発言の舞台となったのは12月29日(土)朝の「知っとこ!」(TBS)。オセロ司会の番組なのだが、ゲストに夏川が来るというので、誰からも頼まれたわけではないのに勝手に番記者を自認している私が見ない手はない。EPG(電子番組表)によると、「混迷&激動の今年を振り返る(1)偽装だらけ(2)大注目アノ人に直撃」とある。これはどう考えても、年齢偽装問題で大揺れに揺れた夏川姉さんに真相を再直撃するということだ。それ以外には考えられない。
番組冒頭、2007年を表す漢字「偽」なんてのも紹介されて、ますます夏川への期待が高まってくる。そこで、ゲスト陣が一年を振り返ってみて漢字一文字で表現するとどうなる?という出題がされた。これはもう夏川も「偽」と書いて、「いや〜、偽装ブームの一年でしたけど、私が元祖ですから!」とか堂々とネタにしてくるに違いない。07年最後に改めて懺悔をすることで、翌年からは一切サバ読みネタを封印する。こういう流れなんじゃないかと予想していた。
ところが、だ。夏川が書いた文字は「飲」。…?はて、その心は?彼女の言葉に耳を傾けてみよう。
「ジャジャン!飲酒の飲。今年一年いっぱい飲んだなーと思って」
なんじゃ、そりゃ!どう考えても、そこは「偽」だろ!オセロもゲストの中尾彬もツッコめよ!なんでスルーしてんだよ。
そうか、わかった。これは夏川の“ツッコミ待ち”なんじゃないだろうか?あえてバッシングされるような発言をすることで、視聴者からのツッコミを待つという高等テクニックなのではないか?なんかそんな気がしてきた。バラエティーで芸人と絡むことも多い夏川だけに、そういったボケを習得していてもなんら不思議はない。
聞くところによると、夏川サイドは「あの話はしないでくれ」とか「絶対に活字にしないでください」とか関係者に対して念を押しているという(大物司会者の場合は例外)。そんなことしたって反発されるだけだし、今こうして活字になっているんだし、いい加減に開き直ってほしいものだが、まあ、これからも勝手に番記者として彼女の動向をチェックしていくつもりである。