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「私、テレビの味方です」フカキョンをもっとVIP待遇せよ

 日曜夜に放送されている『新堂本兄弟』(フジテレビ系)を見ていると、常に強烈な違和感にさいなまれる。これから述べる意見は賛同者が少なくないと思われるのだが…それは、深田恭子(25)の出てる意味がない!ということである。
 KinKi Kids主役で進むトーク&バラエティー番組だからしょうがない面はわかる。テレビ的に美味しいところはブラザートム(51)か高見沢俊彦(53)が持って行ってしまうのもしょうがない。ただただフカキョンはそれを時に笑顔で見守り、時にキョトンとしている。フカキョンがしゃべらずに終了する回さえある。歯がゆい!
 彼女の役割は、ゲストの歌のピアノ伴奏することだけである。フカキョンほどのVIPの扱い方がこれでOKなはずはない!
 私の好きなアイドルランキングではすでに殿堂入りを果たしているフカキョンだから、相当ひいき目に見ていることも手伝ってはいるが、これではフカキョンの魅力がまったく伝わらない。彼女の魅力とは、自らを「マリー・アントワネットの生まれ変わり」と喝破する、浮世離れしたファンシーさ加減であり、デビュー当時に「きょうこりん姫」と自称していた、憎めない“わがまま姫”感である(「わがまま」は褒め言葉です)。

 そんな扱いをすることで、フカキョンの魅力は引き出される。私のオールタイムベスト映画はフカキョンがゴスロリファッションに身を包んだ田舎少女を演じた『下妻物語』(04年公開)なのだが、あれこそ彼女の浮世離れ感とお姫様感が大爆発した不朽の名作だ。あのキャスティングこそ正解なのである。そうでない使い方ではフカキョンが死んでしまう。『新堂本兄弟』では“ピアノを弾く人”としてしか使っていないため、なんだかもう意味がわからない。
 そこで、1月クールの新ドラマ『未来講師めぐる』(テレビ朝日系)である。
 久々にフカキョンが重い腰を上げ、主演を張るわけだが、ここでの役柄は満腹になると他人の20年後の姿が見えてしまう才能を持った塾講師。お姫様感こそないが、現実離れ感はある。第1話を見た限りでは、スーツ姿が妙に似合っているので合格点(というか、単に動いているフカキョンを見ることができる喜びをひしひしと感じているだけかも)!
 でも、本当に見たい番組はフカキョンの頭の中身を“解剖”するバラエティである。ドラマとか映画という見せ方ばかりではないはず。もっとフカキョンをVIP待遇するように!

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